頭痛の種類とツボ療法

おはようございます。あんり治療院の藤井です。

ここのところは寒さも少しマシな日が続いておりますが、あっ!?という間にもう2月、今年も残り11カ月となりましたね。
1月行って、2月逃げて、3月去るとは言いますが、本当に月日の経つのは早いですね(汗)

さてさて、今日、2月2日はゴロ合わせから「頭痛の日」とされています。
あんり治療院にお越しの方の中にも、頭痛を訴えられる方がたくさんおられますので、今日は『頭痛』についてお伝えさせて頂きます。

ズキンッズキンッ!!
ガーンッガーンッ!!
ギュウゥ~ッ!!
ドガァーンッ!!

頭痛と一括りにいっても、様々な症状、痛み方があり、頭痛の種類や原因としても様々なものがあるのですが、数ある頭痛は「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2つに大別されます。

『一次性頭痛』とは機能性頭痛とも言われ、頭痛を誘発させる、脳などの疾患が無い場合に起こるもので、片頭痛(偏頭痛)、群発頭痛、緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)などがあります。
一次性頭痛で医療機関を受診して、頭部CTや血液検査などをしても著名な検査結果が出ないことが多く、痛み止めを処方されるだけということもあるようです。

『二次性頭痛』とは器質性頭痛、症候性頭痛とも言われ、クモ膜下出血、髄膜炎、脳出血、硬膜動静脈瘤という、命に係わる重大な疾患に伴う頭痛をいいます。
二次性頭痛の特徴は、頭を硬い物で殴られたような痛みといわれています。
二次性頭痛ではないかと感じるほどの頭痛が起きた場合には、早急に医療機関を受診してください。

一次性頭痛、二次性頭痛で挙げた例以外にも、月経による頭痛、アルコールの多飲による頭痛、風邪による頭痛高血圧による頭痛など、たくさんの頭痛があります。

上記のように頭痛といってもたくさんあるのですが、一般的な「頭痛持ち」とは一次性頭痛(機能性頭痛)のことを指し、日本では約3000万人が頭痛持ちであり、840万人が片頭痛(偏頭痛)、1万人が群発頭痛、200万人が緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)といわれています。
また、男性よりも女性の方が頭痛を訴えることが多く、片頭痛(偏頭痛)の8割、緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)の6割が女性といわれています。

では、片頭痛(偏頭痛)、群発頭痛、緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)をみていきましょう。

片頭痛(偏頭痛)の特徴的な症状は、片側もしくは両側に起こり、ズキンッズキンッや、ガーンッガーンッといった脈打つ痛みです。
起床時から頭痛を感じていたり、光や音で頭痛を感じたり、悪心、おう吐などを伴うこともあります。
原因は明らかにはなっておりませんがいくつかの説に共通して、血管が拡張したことを頭痛として感じる…とあります。

群発頭痛の特徴的な痛みは片側の眼の奥に起こり、痛みのレベルは他のものとは比べられないほど激しい物で、スプーンで目玉をエグられる程の痛みと例えられたり、こんな凄まじい痛みなのに死なないのが不思議と言われたりします。
群発頭痛の最大の特徴は1年から3、4年に数回程度の「群発期(1~3カ月間)」があり、期間中は毎日のように決まった時間に発症する場合が多いです。
群発頭痛も発症のメカニズムは未だ明らかにはなっておりませんが、頭部の血管の拡張や、眼の後ろを通っている血管の拡張が眼をえぐられるような痛みと感じるのではないかとされています。

緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)の特徴的な症状は、頭を締め付けられるような痛みで、症状は緩やかに進行して数日間持続することが多いようです。
発症する原因として考えられているものは、悪い姿勢や長時間のパソコン作業、肩こりなどの身体的ストレス、心配事や不安、悩み事などに伴う自律神経の不調といった精神的ストレス、それらが複雑に絡み合って発症すると言われています。

一次性頭痛はどれか1つだけを持っている場合もありますが、片頭痛(偏頭痛)と緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)の2つを持っていたり、緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)と月経時の頭痛の2つを持っていたりと、複合しているケースも多いようです。

>頭痛を感じたらどうする?< 一次性頭痛は医療機関を受診してもなかなか診断とはいかないかもしれませんが、脳に疾患があれば命の危険、重篤な障害の危険がありますので、「二次性頭痛ではない」という『除外診断』を受けてください。 その上で鍼灸やマッサージ、市販の飲み薬、温泉療法など、ご自身に合った療法をお選びいただくのがいいかと思います。 <適した施術>

一次性頭痛の根本的なメカニズムが明らかになっておりませんので、頭痛の根本を治療するのはなかなか難しいことですが、日々の生活を楽にするため、頭痛の対症療法(症状を抑えること)は大切です。

片頭痛(偏頭痛)は東部の血管が拡張することで頭痛が現れますので、頭部に集まった血液を手足に導いてあげるように施術し、逆に、緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)では首肩の筋肉が硬くなって頭痛が現れますので、首や肩を中心にしっかりと揉んで血液を導いてあげるように施術します。

首の後ろの脊柱起立筋という筋肉は骨盤まで続いており、頭や首の後ろを通っている経絡は足先まで続き、型周囲を通っている経絡は手先まで続いておりますので、全身を施術することで最大限に効果をだすことができた時、片頭痛(偏頭痛)や緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)単独の方も、2つ以上の一時性頭痛を併せ持つ方でも、頭痛が軽減した、頭がスッキリしたという感想をよく頂きます。

※群発頭痛も片頭痛(偏頭痛)と同じように血管の拡張で現れますが、痛みの度合いが違いますので同じ効果が出る事は少ないです。

<家庭の東洋医学>

今回から始まりました、ちょっと役に立つ『家庭の東洋医学』です。
お伝えしている健康情報に役立つ「ツボ」を紹介します。

今日のツボは『列缺(れっけつ)』です。

列缺は、図項(頭と首の後ろ)の病に効果がある代表的なツボです。

経穴「列缺」の場所手首で脈を診るところに親指を当ててください。
親指のすぐ肘側にプクッと骨の膨らみがありますが、その膨らみを越えると骨が平らになるところがあります。
その骨の際を親指の先で押して、ジ~ンと感じたらソコです。

頭項の病に効果があるというのはツボの本にもよく書いてありますが、それだけではありません。

手首近くを刺激することで東部の血液を手先へ導くことができるので片頭痛(偏頭痛)を軽減させる効果もあります。
さらに列缺は肺の経絡に属する重要なツボでもありますので、肺の領域である背中の上部(肩甲骨の間付近)の緊張(こり)を緩める作用もありますので、緊張型頭痛(筋緊張型頭痛)を軽減させる効果もあります。

さらにさらに、肺の経絡を刺激して肺の機能を高めることで、この時期に猛威を奮う「インフルエンザ」の予防としても働きます。

列缺を上手に使って頭痛の軽減、インフルエンザや風邪の予防に努めてくださいね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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