怪我した時はRICE(ライス)で応急処置

おはようございます。あんり治療院の藤井です。

5月も下旬となり、もうしばらくすると梅雨入りですね。
この春から運動を始めた、再開したという方もおおいと思いますが、梅雨入りしてウォーキングなどができなくなる前に、しっかり運動して体力をつけ、暑い夏に備えてくださいね。

私の子供が通う小学校では6月上旬に運動会があるのですが、うちの子も毎日、運動会の練習をがんばっています。

健康のための運動や、運動会の練習に付き物なのが怪我。

ということで、今日は怪我した時の応急処置法の「RICE(ライス)」をお伝えします。

「RICE」とは

もちろん、怪我した時にはご飯(RICE)を食べよう…ということではありません(笑)

ご飯を作っていて熱い鍋を触ってしまった…。
慣れた家なのに階段を踏み外して足をぶつけた…。
運動会の練習で頑張って走っていて転んだ…。

RICE(ライス)は、そういった時の適切な応急処置の法則で、4つの対処法の頭文字をとったものです。

1つずつ説明していきますね。

「RICE」の『R』

『R』は「Rest」の頭文字で「安静」という意味です。
炎症や出血がひどい場合に動くと、筋肉や関節の運動により血行が促進されて心拍数が上がり、それに伴って出血量が増してしまいます。
炎症や出血がひどい場合には『R:安静』にしてください。

「RICE」の『I』

『I』は「Icing」の頭文字で「冷却」という意味です。
ひどい炎症が起こっている状態の時、患部の血管が開いて血液が集まってきます(充血)。
炎症部位の充血がひどくなると炎症が広がりやすくなってしまうので、炎症・充血を抑えるために患部を冷やします。
ここで注意しないといけないのが「冷やし過ぎ」です。
氷や保冷材などを患部に直接当てると、冷やし過ぎて凍傷になる恐れがありますので、氷水などが理想です
氷水であっても長時間冷やし過ぎるのもまた逆効果なので、「氷水で15分程度」を目安にしてください。
※氷や保冷剤なら患部に当てたり離したりして冷やしすぎないように工夫してください。

「RICE」の『C』

『C』は「Compression」の頭文字で「圧迫」という意味です。
出血した際の止血法にも「圧迫止血」というものがあるように、出血部位を圧迫することで出血を止めることができます。
腕や足からの出血がひどく圧迫による止血でも止まらないときは、腕ならチカラコブの場所、足なら股間のすぐ下辺りをタオルなどで縛って
血行を遮断します。
ロープなどで縛ると血行が完全に遮断されてしまいますが、タオルなどを使えば適度な血行の遮断が可能です。
それでも血流不足で壊死してしまう恐れもありますので、定期的に縛りを緩めるようにしてください。

「RICE」の『E』

『E』は「Elevation」の頭文字で「挙上」という意味です。
心臓よりも低い位置の出血は重力の影響で出血量が増しますので、心臓よりも高い位置に持ち上げることで出血量を減らします。
足から出血がある場合は寝転んだりして心臓の位置を低くし、足をイスなどの上に置いて挙上を安定させます。
足のチカラで持ち上げてしまうと「R:安静」にできませんので、その点にも注意してください。

怪我は老若男女問わず、誰でもいつでも遭遇してしまいますが、その時に「RICE(ライス)」の処置をすることで症状の悪化を防ぎ、治癒までの時間を短くすることができますので覚えておいてくださいね。

ちょっと役に立つプチ情報

家庭の東洋医学として効果的なツボをお伝えしたいところですが、外傷に対しての効果的なツボというのはありませんので、「内出血(青タン)」を小さく薄くする方法をお伝えします。

ぶつけたりして内出血(青タン)ができることがありますが、これはマッサージすると小さく薄くすることができます。
マッサージといっても、あんり治療院でしてるような揉み方ではなく、お風呂で身体を洗う時に石鹸や泡が付いている状態で行います。

内出血(青タン)がある場所に石鹸や泡を付け、抑えて痛みのない程度のチカラで摩ってください。
リンパの方に向かって…など、難しいことは考えず、手のひら全体を患部に当てて広い範囲を摩ってください。時間はしんどくない程度の時間で結構です。
これだけで内出血(青タン)は小さく薄くなっていきます。

1日でひどい内出血(青タン)が消失するというほどの効果はありませんが、きれいに治るまでの時間は短縮できますので、薄着になる夏、内出血(青タン)ができてしまった時はお試しください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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