人生初の「ハーフマラソン」の大会は気温6度で雨

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1月8日(日)の昨日、去年の7月からマラソンの練習を始めて半年、ちょうど10回目の練習を記念して、ハーフマラソンの大会に出場しました。

人生初のタイムレース、できる限りいいタイムでゴールしたいので、数か月前から準備をしてきました。
毎日の家トレはスロートレーニングでのスクワットと、体感トレーニングで基礎筋力up。
大会1カ月前にはランニング用GPSを購入して一定のペースで走れるように練習しました。

最後は大会数日前から体調管理と栄養管理にも気を付けました。

1月5、6、7日の3日間は朝ご飯にパンを食べずに青汁のみで体重減少と、炭水化物を欲する身体になればとやってみました。
そして夜は「鶏の胸肉」を100gほど食べてたんですが、これにも意味があって、鶏の胸肉100gほどを3日ほど続けて食べると、疲れにくい身体になるらしいってことでやってみました。

マラソン当日の朝ご飯は7時半、パンよりもゆっくりと消化吸収される「ご飯」を食べて、スタートする頃に血糖値が上がればなって。
そして9時ごろに着替える時、更衣室で「塩アンパン」を食べました。

スタート直後のエネルギーは朝のご飯、中盤のエネルギーは塩アンパン、汗をかいて不足する塩分は塩アンパンで先に摂取、カンペキな管理じゃないですか?
しかも、3日ほど炭水化物を控えてたので身体は炭水化物が欲しくて欲しくてしょうがない…ってね。
さらにレース直前とレース中の栄養補給は「レーズン」でカリウムを摂取できるように用意。

このカンペキな体調管理と栄養管理で迎えたハーフマラソンの大会がいよいよスタートです。
目標は2時間20分、1km6分半のペースを維持できれば達成できるタイムです。

数日前から取り組んだ体調管理でボディコンディションは最高なのに、何という神様のイタズラ、レースコンディションは最悪でした(涙)

気温6度でパラパラと小雨が降る中、レーススタート!!
気温6度の寒空の下で走るのは初めて、もちろん雨の中を走るのも初めてです。
ホントまぁ…、とにかく寒い!!
この寒さでスタート直後は足の指の感覚がありませんでした。

パラパラから、時々強く降る雨の中、2周半(7km)ほど走ったころには身体も温まり、足の指の感覚も通常に戻ってホカホカしてきました。
序盤の7kmはハーフマラソン21kmの3分の1、給水なしで走ったタイムは「45分」と、1km6分半をキープ!!

そこで給水して中盤戦に突入、身体も温まって身体がスムーズに動きだし、ランニング・ハイっていうんでしょうか、全く疲れを感じることがなく、自然とペースが上がって1km6分くらいまでスピードアップ!!
スピードアップすると後半戦でバテるので、ペースダウンして1km6分半に…。

やっぱり寒さですよね、14km目前という時にオシッコに行きたくなりまして、コースわきにあるトイレに入ってもらって用を足し、レーズンを食べてカリウム捕球。

さぁ、残り7km、終盤戦の始まり!!
ここまでの14kmは給水1回とトイレ休憩をしたけど、タイムは1時間30分、きっちり1km6分半をキープできてます。
よしっ、頑張るぞ!!と走り出したら…、膝が痛い!!

トイレ休憩で数分泊まってただけで膝が固まり、走り出したら膝に痛みが出てきだした!!
レーズンの甘みが効いたのか、身体には疲労を感じないのに、膝だけがスムーズに動かない!!
寒いとこういうことがあるらしいですね。

この膝の違和感を感じた時から、今までのランニング・ハイが切れたのか、走る事を意識しないと走れないようになってきた。
意識しないと走れないようになってきたら精神的にも疲れてきて、いろんなところが気になってくる…。

今までよりも雨が強くなった…、風が強くなった…、寒さで手が痺れてる…、道路の水たまりを踏んだ…、靴が濡れてる…。急に身体に疲れが出てきた!!

残り2周(5.6km)を切ったところで最後の給水、今回はすぐに走り出してリズムを立て直そうと必死…。
でも意識に上るのはネガティブなものばかり…(汗)

服がボトボト…、ズボンもボトボト…、パンツもボトボト…、ソックスもボトボト…、靴は水を吸い過ぎてグジュグジュ…。足の裏が冷えて感覚がない!!
足が着地する度に足の裏の違和感が頭の中を駆け巡り、全くリズムを取り戻せない…。
雨風はさらにひどくなって薄暗くなり、寒さと疲労で目が見えなくなったのかと思うくらいのキモチ…。

「周回コースならいつでもリタイヤできるから気が楽」なんて気持ちでエントリーしたこの大会、寒さと疲労のピークの中でゴールを通り過ぎないと本当のゴールにたどり着けない…。
自分の石でリタイヤを拒んでゴールを通り過ぎないといけないこの状況、なかなか過酷です。

気合でゴールを通り越し、最後の1周、ペースはどんどん落ちてくる…。
最後はペースを上げて…とか思うけど、まったくペースが上がらない…。
「足を前に出してさえいれば必ずゴールできる!!」と声をかけられて最後のチカラを振り絞り…、走って…、走って…、ゴール!!

タイムは、『2時間25分』と、目標には5分届きませんでした(ザンネェーン)

ゴール後に受付にいったら小さいアンパンをくれたのでクチにほうばり、完走証としてタイムとか順位とかを書いてある紙を頂きましたが、雨でぬれてボトボトになっちゃいました(汗)

寒さで凍えて感覚がないままセンターに戻ってシャワーを浴びようと更衣室に…、でも手がかじかんで服を脱げない!!
しょうがないので、ボイスコーチのついた帽子とズボンを脱いでロッカーの脇に置き、他のウェアはキタママシャワーへ!!
熱いシャワーを浴びて感覚が戻ってきたらウェアを脱ぎ、次は身体を温めて…、大変な1日でした(笑)

持って行ってたアクエリを4クチほど飲んで服を着替えて地下鉄の電車に乗った時、なぜか急に汗が噴き出してきまして…。
多分、走ってたから身体の中は暑かったけど表面だけが冷えてたんですよね、その表面を熱いシャワーで無理やり温めちゃったんで、うちも外も熱くなって汗が…。
ホント大変、汗が止まりません!!

タオルで拭きながら天王寺に付いてホームに出たら、メチャんこ涼しい!!
かいた汗がスーッと引いていく…。

続いて近鉄に乗って…、汗が冷えて寒くなってきた…。
藤井寺について外に出たら…、汗が冷たくてもはや極寒!!

ブルブル、ガタガタ震えながら家に帰り、お風呂にお湯を入れても溜まるまで待ってられない!!
ほとんど溜まってない浴槽に座り、頭から熱いシャワーを浴びて過ごし、湯が溜まったらゆっくり温まりました。

そしたらね、急に胃の辺りがキューン、コロコロ、コポーンって動き出したんです、
10分くらいで3回、同じように動いて…、何やろう…と思ってたら、急に気持ち悪くなってきた!!

トイレにいって吐いたら、ゴール直後に食べたアンパンと帰る前に飲んだアクエリでした。
寒さと疲労で内臓がちゃんと動いてなかったのかな?、動き出したらリバースしてきました(笑)

その後は2時間ほど昼寝、起きたらスッキリ!!

昼ご飯も食べずに寝てたのでお腹も空き、晩ご飯はチヂミと唐揚げ、ビールで乾杯です!!

いやぁ~、ホントに寒かったなぁ…。
こんな寒さと雨の中、目標には5分及びませんでしたけど、よく頑張ったと自分を褒めてあげたいです。

そういえば、大会前に取り組んでた栄養管理、効果はあったんだろうか…。
普段の練習とレースコンディションが違い過ぎて…、全く効果を実感できませんでした(笑)

さぁ、2カ月後の3月5日、長居公園のフルマラソン、どうしようかなぁ…。
晴れると分かってれば…、走りたいなぁ…。

広告
★楽天人気No1の家庭用高性能フラッシュ式脱毛機【ケノン】
これ1台で全身の脱毛から美顔機まで使える優れもの。
購入特典はケノン公式HPがイチバンお得♪

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ケロウ より:

    まずは、完走おめでとう
    悪天候の中だから、タイムはヨシでしょう

    私が、走り終えた頃から、雨脚が激しくなってきて
    大丈夫かな?と心配してたよ

    色んな経験をつんで、、次にいかせばいいんだからね
    読んでいて、おいらと同じように、戻したんだね
    でも、悪天候の中、ある数に、、走りきったのは立派だね。

    それと同じ経験だけど、立ち止まると、次の始動するときにどこかが痛くなるよね
    最近、私は、エイドでも、足踏みをしてるけどね

    何度も、電話しようと思ったけど、日記ガアップされるまで、待っていましたよ(笑)

    • りゅうさん より:

      わーわーずの練習会では2時間で17km走ってたので、あと1周半走るだけなら平気だと思ってたんですが、やっぱり寒さと雨ですね、後々になってきいてきました。
      寒いだけならまだマシなんでしょうけど、雨は厳しかったです。

      エイドで給水する時は20秒足らずしか休憩してないから固まらなかったんですが、トイレはどうしてもしばらく止まっちゃいますもんね(汗)
      トイレの後にレーズンを食べようとして手こずったのも痛かったなぁ。

      小さいビニール袋に入れてたんですが、手がかじかんで袋を上手に開けられへんし、手が濡れてるから袋の中に手をちゃんと入れれませんでした。
      駄菓子のチョコレートの容器みたいに、ワンタッチでパカッて開けられるところに入れとけばよかったです。

      何事も経験ですね。

      フルマラソンを完走するには、走る以外の経験も必要だってことがよく分かりました。