スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ノート・テスト科目一覧
ブログランキング
★にほんブログ村」のランキングに参加中!!
このサイトが役にたったら、1日1クリックの応援をお願いします。

衛生学ノート03「生活環境と公害」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

A.環境と保健の意義
1.環境と環境保健の意義
2.環境の分類
・環境の分類
物理的
化学的
生物学的
社会・経済学的

B.物理的環境因子とその影響
・物理的因子の例
温熱
気候
気流
放射線
振動
騒音など
1.温熱条件と健康
■1)温熱条件と健康
・温熱に関与する因子
気温
気湿
気流
輻射熱
1)温熱指数
・温熱指数とは
気温、気湿、気候、輻射熱などを組み合わせて、数量的に測定して表したもの
・温熱指数の例
感覚温度
不快指数
(1)感覚温度(等感温度、実効温度)
・感覚温度算定に用いられる因子
気温、気湿、気流
(2)不快指数
・不快指数算定に用いられる因子
気温、気湿
・不快指数算定に直接用いられる温度2種
乾球温度、湿球温度

2)異常温度
・異常温度による障害
熱中症
凍傷

■2)気候
1)気温
・快適な温度
23度前後
2)気湿
・好適な湿度
45~70%
・水分蒸発が角となって粘膜に障害を起こす湿度
30%以下
・湿度30%以下で感染しやすい疾患
インフルエンザ
・皮膚呼吸ができなくなり不快感を感じる湿度
80%以上
・湿度の種類
絶対湿度
飽和湿度
相対湿度
飽差
・絶対湿度
空気1立方メートル中に含まれる水蒸気重量(グラム)
・飽和湿度
空気が含むことのできる最大水蒸気量
・相対湿度
飽和湿度に対し現在含まれている空気中の水蒸気量を割合で示したもの
・飽差
飽和湿度と絶対湿度の差
・相対湿度の計算式
絶対湿度/飽和湿度×100(%)
・飽差の計算式
飽和湿度-絶対湿度

3)気流
外気では1.0m/秒が快適(体幹温度を1度下げる)
・不感気流の秒速
0.2~0.5m/秒

4)輻射熱
・輻射熱の種類
太陽光線に含まれる赤外線
暖房器具などから人への加熱
人の熱を低音物体へ移すこと

■3)気圧
・1気圧とは
=760mm/Hg=1013.25hPa
・高度の上昇と気圧の低下
11メートル上昇するごとに1mmHg増加
・水圧
10メートルごとに1気圧増加
1)異常気圧における健康障害
(1)異常低気圧
・異常低気圧によって起こる疾患
高山病、航空病
(2)異常高気圧
・異常高気圧による疾患
潜函病

■4)気象病
気衝の変化によってある種の疾病が多発したり、症状が悪化したりすること
1)前線の通過
・前線の通過による気象病
リウマチ、神経痛、関節痛、半根痛
自殺、脳卒中
胃・十二指腸潰瘍の出血
気管支喘息、狭心症、心筋梗塞
2)気切病
・冬の気切病
脳卒中、血管障害
気管支喘息、気管支炎
インフルエンザ、肺炎
乳児下痢症(ロタウィルス)
ウィルス性食中毒
・夏の気切病
消化器感染症(腸チフス、赤痢など)
細菌性食中毒
日本脳炎、ポリオ
アデノウィルスによる風邪(プール熱)
衛生害虫の繁殖
☆衛生害虫:衛生上の害を与える昆虫(病気を伝播したり、値を吸ったり、毒素を出したり)
・春の気切病
花粉アレルギー(杉、松、)
・秋の気切病
花粉アレルギー(ブタ草、ススキ)

■5)放射線
1)放射線の分類と生体作用
(1)非電離放射線
・非電離放射線に含まれるもの
紫外線、可視光線、赤外線
高周波、短波、マイクロ波、レーザー
①紫外線
・紫外線の波長の範囲
400~10ナノメータ
・太陽から地球上に到達する紫外線の割合は1%
・280ナノメータ以下の紫外線はオゾン層に吸収される
・波長の短いものほど有害
・紫外線の波長の長さによる分類(波長の長いものから)
A紫外線、B紫外線、C紫外線
近紫外線、遠紫外線、局外紫外線
・290~320ナノメータの紫外線
ドルノ線(良くも悪くも生体に対する作用が強い)
・ドルノ線の作用
生体に有用に作用する
低い波長では細胞を破壊するなどの有害な作用
・紫外線(ドルノ線)の全身作用
血液の増加
凝固作用促進
新陳代謝促進
・紫外線の局所作用
日焼け、皮膚癌
雪眼炎
くる病予防(プロビタミンDをビタミンDに転換)
消毒
・紫外線の生体外の作用
螢光作用
殺菌作用

②可視光線
・太陽光線の約39%を占める
・可視光線の波長の範囲
380~780ナノメータ
・可視光線の色を波長の短い順に
紫、青、緑、黄、赤
・可視光線の有用な作用
自然照明
赤色、青色照明
・可視光線(直射日光)の有害作用
近視、眼精疲労、精神作用(てんかん発作など)
・可視光線(照度不足)の有害作用
視力低下、近氏、眼精疲労
③赤外線
・太陽光線の約60%を占める
・赤外線の波長の範囲
780ナノメータ~1ミリメータ
・赤外線の主な作用
熱作用(地表、空気を暖める)
・熱線とも呼ばれる
・赤外線の生体への有用作用
表皮、真皮を通過して臓器に達して暖める
毛細血管拡張、皮膚温上昇
・赤外線の生体への有害作用
脳内温度上昇(日射病)
熱性白内障
温熱紅斑、火傷
熱中症
・赤外線は皮膚を1.5~4センチ透過する
・赤外線を用いた治療
皮膚炎
関節リウマチ
④極超短波(マイクロ波)
・極超短波の波長の範囲
1ミリメータ~1メータ
・極超短波の応用分野
電子レンジ
ラジオ
通信用レーダー
医療
・赤外線より深部に達し、組織温を上昇させる(5、6センチ程度)
・極超短波の生体への局所作用
水晶体混濁、白内障
無精子症(一時的)
・極超短波の生体への全身作用
体温上昇(筋、深部臓器の障害)
リンパ球の減少
⑤レーザー光線
・レーザーとは
誘導輻射による光の増幅(人工的に作り出された光)
・レーザーの波長の範囲
300ナノメータ~30マイクロメータ
紫外線と赤外線の間
・強いエネルギーのレーザーの作用
凝固、壊死、炭化、切断
・弱いエネルギーのレーザーの作用
レーザー鍼など
・レーザーの眼への作用
網膜に作用()火傷、剥離)
・レーザーの皮膚への作用
色素脱失
熱凝固
炭化
壊死
火傷など

(2)電離放射線
・電離放射線の種類
α線、β線(透過性弱)
中性子線、γ線、X線(透過性強)
①医療領域での
・電離放射線の医療分野での利用
X線診断
医療機器の滅菌
コバルト60照射治療など
②生体への影響
・放射線被爆の早期障害の内容
皮膚炎、脱毛、皮膚海洋
白血球減少、貧血、不妊
・放射線被爆の晩期障害の内容
各部位、臓器の発ガン
白血病、白内障など
・放射線被爆による遺伝障害
染色体異常、奇形、胎児障害

■6)騒音
・音の大きさの単位
デシベル
・可聴範囲
20~2万ヘルツ
0~130dB

■7)振動

2.化学的環境因子とその影響
■1)ガスと蒸気
1)空気
・空気の後世成分
窒素:78%
酸素:21%
その他(二酸化炭素、アルゴン等):1~4%
・地球温暖化の原因
二酸化炭素の増加(化石燃料の増加による)
(1)空気の自浄作用と環境破壊
・空気の浄化作用に働くもの
酸化作用
降雨による浄化
植物による炭酸同化
(2)酸素
・空気中の酸素が希薄になることで起こる病気
高山病、航空病、工事現場などでの酸素欠乏症
・労働衛生環境基準で定められている酸素濃度
18%以上
・死に至る酸素濃度
7%
(3)二酸化炭素
・人体に影響をきたす二酸化炭素濃度
4%
・二酸化炭素の室内環境基準濃度
0.1%」以下
(3)窒素
・潜函病とは
急激な減圧によって、血液中の窒素が気体化し塞栓を引き起こす
(4)蒸気

■2)金属
1)金属の有用性
・人体に有用な金属
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム
鉄など
(1)主な有害金属
・主な有害金属
鉛、カドミウム
水銀、クロム、ヒ素
ベリリウム、マンガン、など
・水俣病の原因金属
有機水銀
・イタイイタイ病の原因金属
カドミウム

3.生物学的環境因子
■1)生物の環境依存性と環境因子
1)生物の環境依存性
2)生物環境の有害因子
・有害動物の例
毒蛇類
カ、ダニ、シラミ、ハチ、毒グモ、誘いrなど
・有害植物キノコ類
ベニテングダケ、ツキヨダケなどの毒キノコ
・有害草類
毒セリ、トリカブトなど
・有害木類
毒ウツギ、ウルシ
・作用別有害動植物
摂取:毒キノコ、フグ、青梅
触れて:くらげ、ウルシ
咬まれて:毒蛇、狂犬
刺されて:カ、アブ、ハチ、毒グモ
寄生して:病原寄生体、病原微生物

3)病原体媒介動物
(1)病原体保有動物
・カによって媒介される疾患
日本脳炎(ブタから)
マラリヤ(マラリヤ原虫)
デング熱
黄熱
※マラリヤは原虫、それ以外はウィルス。
・ダニによって媒介される疾患
ツツガ虫病(ツツガ虫・リケッチア)
ロッキー山紅斑熱(ロッキー山紅斑熱・リケッチア)
ワイル熱(レプトスピラ)
ペスト(ペスト菌)
野兎病(野兎病菌)
疥癬(ヒゼンダニ)
・シラミによって媒介される疾患
発疹チフス(発疹チフスリケッチア)
回帰熱(回帰熱ボレリア)
・ヘビやミドリガメが媒介する疾患
サルモネラ食中毒(サルモネラ菌属)
・ニワトリが媒介する疾患
サルモネラ食中毒(サルモネラ菌属)
・オウムが媒介する疾患
オウム病(クラミジア)
・コウモリが媒介する疾患
狂犬病(狂犬病ウィルス)
・ネズミが媒介する疾患
ペスト(ペスト菌)
鼡咬症(鼡咬症スピリルム)
ワイル病、レプトスピラ症(レプトスピラ)
ツツガ虫病(ツツガ虫リケッチア)
サルモネラ食中毒(サルモネラ菌)
発疹熱(発疹熱リケッチア)
・野うさぎが媒介する疾患
野兎病(野兎病菌)
・イヌが媒介する疾患
狂犬病(狂犬病ウィルス)
トキソプラズマ症(トキソプラズマ)
・ネコが媒介する疾患
トキソプラズマ症(トキソプラズマ)
・ブタが媒介する疾患
トキソプラズマ症(トキソプラズマ)
日本脳炎(日本脳炎ウィルス)
インフルエンザ(インフルエンザウィルス)
・ウシが媒介する疾患
結核(結核菌)

(2)原虫類
・原虫の種類、その疾患
赤痢アメーバ アメーバ赤痢 経口感染
マラリア原虫 マラリア 経皮感染
腟トリコモナス トリコモナス症 接触(性交感染)
トキソプラズマ トキソプラズマ症 経口感染、
ニュウモチスチス・カリニ 肺炎、日和見感染 飛沫感染
トリパノゾーマ アフリカ睡眠病(参考)

(3)寄生虫
・寄生虫の種類(線虫類)
回虫
アニサキス
ぎょう虫
・寄生虫の種類(吸虫類)
日本住血吸虫 経皮感染
肝吸虫
肺吸虫 経口感染
・寄生虫の種類(条虫類)
広節裂頭条虫
無鉤条虫
有鉤条虫

4)節足動物
(1)ダニ類
①ヒゼンダニ
・かゆみを伴う性感染症の一つである疥癬症
・感染経路
性行為、寝具、室内塵
②イエダニ、ヒョウダニ
・感染経路
室内塵の吸入による
・イエダニ、ヒョウダニによって引き起こされる疾患
喘息

(2)シラミ
・シラミの種類
頭ジラミ
衣ジラミ
毛ジラミ
・頭ジラミの洗浄剤
ミスリンパウダー
・衣ジラミの引き起こす疾患
発疹チフス
回帰熱
(リケッチアを媒介)
・毛ジラミの治療法
剃毛

■2)衛生環境の有害生物の制御(対策)
1)病原体保有動物対策」

4.社会的環境因子と健光
・社会的環境因子の種類
技術文明
人間関係
経済
社会保障
■1)技術文明
■2)人間関係
■3)経済
■4)社会保障
・社会保障の4分類
社会保険
公的扶助
社会福祉
公衆衛生と医療
(1)社会保険
・社会保険の対象者別分類
職域保険
地域保健
老人保健
・社会保険の機能別分類
年金保険
雇用保険
労働災害補償保険
医療保険
②国民医療費
・国民医療費は平成17年現在、平成11年度からほとんど横ばいで約31兆円
・一人当たりの医療費は約24万円
・医療制度に含まれない医療費
正常分娩
健康増進のための健康診断、予防接種
義眼、義肢
老人健康施設などの利用

(2)公的扶助
・公的扶助の種類
生活扶助
教育扶助
住宅扶助
医療扶助

(3)社会福祉

(4)公衆衛生と医療
・公衆衛生の分類
一般保健サービス(サーズ、アスベスト症など特定の疾病への行政対策)
医療の供給(医療施設など)
生活環境対策(食品衛生など)
環境保全(公害対策など)
学校保健
労働衛生

3)介護保険制度
介護を必要とする人、将来の不安要因を持つ人のための保険
医療サービスと福祉サービスとを統合された仕組み

C.住居
1.住居の衛生的条件
■1)意義
・衛生的にみた一人あたりの住居スペース
10立方メートル、2.1m以上の天井高

■2)採光と照明
1)自然照明
(1)窓
昼光率は1%以上
居室の窓面積は床面積の5分の1以上

2)人工照明
・望ましい均整度
30%以内
・居間の照度
500ルクス程度

■3)換気
(1)自然換気
・換気用の窓面積は床面積の何分の1が望ましいか
20分の1
2)換気の衛生的意義
・環境基準における室内二酸化炭素濃度の上限
0.1%

■4)温度と湿度調整
1)暖房
・適当な暖房の温度
18~23度
湿度を下げすぎない
(1)衛生学的にみた暖房
①加湿
・加湿する際に注意すべきこと
カビやレジオネラ筋の繁殖
2)冷房
(1)衛生学的にみた冷房
・適当な冷房温度
外気温との差を5~6度程度
25度±1度

■5)室内の疾病対策
1)シックハウス症候群
・シックハウス症候群に含まれるもの
化学物質過敏症、アレルギー
・シックハウス症候群の主な原因化学物質
ホルムアルデヒド、キシレン、トルエン
・シックハウス症候群の対策
新建材や接着剤の使用を避ける、
窓を大きくし換気しやすくする
2)カビやダニに対する対策
・除カビ剤の例
次亜塩素酸ソーダ
(産生洗剤と併用しない)

D.衣服
1.衣服の意義
・衣服の種類
内衣、外衣
1)目的及び条件
・内位の目的
体温調節、身体の清潔
垢の除去
・外位の目的
体温調節、身体の清潔
身体の保護
身体の防御
容姿の美化

3)衣服気候
・衣服気候とは
皮膚表面と衣服との間に生まれる空間の気候
・衣服気候によって保たれている温度と湿度(外衣を着ることによって)
32±1℃
50±10%
・衣服気候を快適に保つことができる気温
18±8℃
4)衛生条件

2.衣服による障害
■1)直接障害
1)厚着
2)圧迫
3)加工に伴う化学物質
・ホルムアルデヒドを含む衣類
おむつ、オムツカバー、肌着、靴下
・発がん性防炎架工剤を含むもの(アスベスト)
寝具、カーテン、敷物

■2)間接障害
■3)衣服の清潔保持と消毒
・衣服の特別な消毒に用いるもの(感染症患者の用いたものなど)
高圧蒸気滅菌
ホルムアルデヒドガス消毒
次亜塩素酸ソーダに浸す

E.地域の環境衛生
1.上水道
■1)水の生理的意義
・人体の3分の2が水
・10%を喪失:口渇、疲労感、不安感
・20%を喪失:生命の危機
2.水の必要量
・一人1日あたりの生活水の量
380リットル

1)上水道の機構
水源より取水・貯水施設→
導水管→浄水場(沈殿池、濾過池、消毒)→
送水管→配水管→
給水(家庭、学校、工場など)

(1)水源
・水源の種類
天水、地表水、地下水
・最も多く利用される水源
地表水(河川、湖沼、ダム)
(2)浄水法
・浄水法3種
沈殿、濾過、消毒
①沈殿
・沈殿の種類
普通沈殿
薬品沈澱
・薬品沈澱に用いられる薬品
硫酸アルミニウム(硫酸磐土)
②ろ過
人工的に作った濾床を通顆させて微生物を取り除く
③消毒
・消毒に用いられる物質
塩素
・塩素消毒の方法
5%の塩素ガスをろ過水に注入
・塩素ガス注入によって消毒に働く物質
次亜塩素酸、塩酸、塩素
・水道水の遊離残留塩酸の基準量
0.1ミリグラム/リットル以下
・塩素と有機物とが反応して発生する発癌物質
トリハロメタン
・トリハロメタンの年間摂取量基準
0.1ミリグラム/リットル以下
・塩素消毒以外の消毒法
オゾン殺菌法
紫外線
煮沸消毒

④自浄作用
・地表水の自浄作用の内容
希釈、沈殿、日光、曝気、生物作用

2)硬水と軟水
・軟水硬水の判別は何の料を基準とするか
炭酸カルシウム(Ca+、Mg+)
・軟水、硬水のどちらが炭酸カルシウムを多く含むか
硬水(日本の水は軟水)

■4)上水道の不及
・上水道の普及率
96.4%
・簡易水道事業で供給される人口
5000人以下

■5)水質基準
・平成5年の改訂で、水質基準の項目が大幅に増やされた
・新たに追加された項目
快適な水質に関する項目
健康に関する項目
(「水道水が有すべき性状に関する項目」に加えて)
・水質基準の主な内容
一般細菌 100個/ミリリットル以下
大腸菌群 検出されてはならない
総トリファロメタン

■6)飲料水の衛生的条件
・飲料水の条件
無職統名、無味無臭
適度な硬度
中性または弱アルカリ
有害物質を含まない
温度が適当(7~11℃程度)

■7)上水の衛生学的意義
・水系感染症とは
水源や水系に消化器感染微生物が侵入して起こる
2~3日の間に多数の患者が発生する
・最近の水系感染症の原因
クリプトスポリジウム(生越市)
O157(幼稚園の簡易水道から)

2.下水道
■1)下水の意義
1)下水道の排水の方式
・現在はほとんどは合流式だが、分留式に変わりつつある
2)下水道の普及率
・日本の下水道普及率
65.2%(平成14年)
3)下水処理法
(1)下水終末処理
・処理の流れ
物理的処理→
生物的処理→
化学的処理→
放流
・物理的処理とは
沈殿など(80~90%除去)
②生物学的処理
・生物学的処理2種
嫌気性菌を利用した処理
好気性菌を利用した処理
・嫌気性菌利用の処理で用いられる槽
腐敗槽、イムホフ槽
・好気性菌利用による処理法を
活性汚泥法(最もポピュラーな処理法)

(2)放流下水の水質基準
・活性汚泥法の場合の水質基準
pH:5.8~8.6
BOD:20mg/リットル以下
浮遊物質量:70mg/リットル以下
大腸菌群:3000個/ミリリットル 以下
☆BOD:生物化学的酸素要求量
BODが大きいほど水が汚れている

(3)再利用
・中水道
下水を簡単に処理して、工業用水や車の洗浄などに利用する水

■3)廃棄物
・廃棄物を2種に大別
一般廃棄物
産業廃棄物
・一般廃棄物の処理責務を負うもの
市町村

1)一般廃棄物
・一般廃棄物の分類
ごみ、し尿
(1)ごみ処理
・ごみには動物の死体なども含まれる
・厨芥とは
台所のごみ
・ごみの1年あたり排出量
5200万トン
・ごみの1人1日あたり排出量
1124グラム
・最も用いられているごみ処理法
焼却
・再資源化は増加傾向
(2)糞尿の処理
①水洗化人口
②非水洗人口

2)産業廃棄物
・産業廃棄物の排出量は増加していない
・特別官吏廃棄物とは
廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性、その他人の健康や生活環境に被蓋を及ぼすおそれのある廃棄物
・特別官吏廃棄物の分類
特別官吏一般廃棄物(感染性一般廃棄物)
特別官吏産業廃棄物(感染性産業廃棄物)
・特別官吏廃棄物とは
医療機関などから排出される人への感染の恐れのある廃棄物
(使用後の鍼はこれに含まれない)
・非感染性廃棄物とは
医療機関などから排出される一般ごみ
・感染性廃棄物の処理
非感染化してから排出するのが望ましい
(焼却、高圧蒸気滅菌、乾熱滅菌、煮沸・化学的消毒などで処理、特にB型肝炎ウィルスに効果のある方法で行う)

F.公害
1.公害の定義と特徴
■1)公害と環境基本法
・公害には自然の力による環境変化は含まれない。人の活動によるものだけをさす
・発生源が特定しにくい
・人への健康被蓋だけでなく、経済的被害、生態系への被蓋も引き起こす
2)公害対策
・典型7公害
大気の汚染
水質汚濁
土壌汚染
騒音
振動
地盤の沈下
悪臭
・その他の公害
放射能、動物、日昭、電波障害など

2.環境の保全と公害対策
■1)環境保全の必要性
・1997年に制定された法律
環境アセスメント法(環境影響評価法)
・環境アセスメントとは
環境に強い影響を与える事業を行う際
その環境に与える影響を十分に調査し、評価した報告を公表して十分な対策を講じようとすること

■2)循環と自浄作用
■3)環境基準の設定

3.公害の現状と対策
・最近問題になっている典型7公害以外の公害
ダイオキシン(廃棄物の焼却時に発生)
内分泌撹乱物質(環境ホルモン)
・ダイオキシンに関しては規制する法律が制定されている
・内分泌撹乱物質に関しては法律は未整備

■1)大気汚染
1)大気汚染物質の発生源
・大気汚染に関する法律
大気汚染防止法
・発生源3種
移動性発生源、固定性発生源、特定発生源
・移動性発生源の例
自動車、船舶、航空機
・移動性発生源から出される汚染物質
一酸化炭素、炭化水素
窒素酸化物、光化学オキシダント
・固定性発生源の例
工場、火力発電所、家庭暖房
・固定性発生源から出される汚染物質
硫黄酸化物、煤塵、窒素酸化物
カドミウム、塩素など
・特定発生源の例
建築現場、化学工場
・特定発生源から出される汚染物質
浮遊粉塵、降下粉塵
アンモニア、一酸化炭素
ホルムアルデヒド、硫化水素など

2)主要大気汚染物質
・主要大気汚染物質5種
(一次汚染物質4種)
一酸化炭素
二酸化窒素
二酸化硫黄
浮遊粒子
(二次汚染物質)
光化学オキシダント
・主要大気汚染物質のうち二次汚染物質とは
窒素酸化物、炭化水素が紫外線と反応したもの
・新たに加わった汚染物質
ベンゼン
トリクロロエチレン
テトラクロロエチレン
ダイオキシン類
・光化学オキシダントの基準値
0.06ppm
(1)一酸化炭素
・主な一酸化炭素の排出源
自動車の排気ガス
(タバコも問題視されている)
・現在国産車では10%以下(基準に達している)
(2)窒素酸化物
・主な発生源(化石燃料の燃焼)
(化石燃料の燃焼)
火力発電所、ボイラー
自動車など(近年は自動車が主)
・環境への影響
光化学スモッグ、酸性雨
・環境基準はほぼ達成している(98.9%)

(3)硫黄酸化物
・発生源
化石燃料の燃焼(火力発電所、ボイラー、石油精製工場など)
・平成11年度には99.7%&まで基準を満たすようになった
・自然界への影響
酸性雨、酸性霧の原因
(4)浮遊粉塵
・浮遊粉塵とは
粒子径10μm以下の浮遊物質
・浮遊物質の発生源と物質(アスベストやスパイクタイヤ以外は重要でない)
自動車:ディーゼル車の黒鉛、スパイクタイヤ
建築物:ボイラー、建築物、試剤の破砕(特にアスベスト)
自然環境:花粉、カビの胞子
特定粉塵:アスベスト、スパイクタイヤ
・スパイクタイヤは規制され、状況は改善された
・ディーゼル車は規制されたが、都市部では改善があまりみられない

(5)光化学オキシダント
・光化学スモッグを構成する物質
・光化学オキシダントの成分
多くはオゾン、PAN、アルデヒド類
…強酸化物
・オゾン等が発生する過程
窒素酸化物、炭化水素類が紫外線の作用で変成する過程で生まれる
・口下顎スモッグの人体への影響
眼、呼吸器粘膜、植物への影響
・改善傾向ではあるが、基準には達していない

3)平成9年以降の大気汚染物質
・ベンゼンの特徴
発がん性がある
化学工業製品の合成原料、ガソリンに含まれる
・トリクロロエチレン
発がん性がある
溶剤、洗剤に含まれる
・テトラクロロエチレン
トリクロロエチレンと同じ
・ダイオキシン
発がん性がある
廃棄物の処理(焼却)、煙草の煙などで発声

■2)水質汚濁
1)水質汚濁の指標
①大腸菌
し尿の汚染の指標となる
2)水質汚濁による健康障害
・基準達成率は45%に過ぎない
・水質汚濁の主な生物学的化学的指標
生物化学的酸素要求量
化学的酸素要求量
溶存酸素量
浮遊物質
・生物化学的酸素要求量の別名(BOD)
好気性微生物の作用によって押す委中の有機物質を分解するのに必要な酸素量
主に河川の汚染状況を調べるのに用いられる
・化学的酸素要求量(COD)
化学的酸化剤によって、汚水中の有機物、鉄塩、硫化物を直接酸化するのに必要な酸素量
主に湖水、海域の汚染状況を調べるのに用いられる
・溶存酸素量(DO)
水に溶け込んでいる酸素量
大きいほど清浄度が高い
・浮遊物質の別名(SS)
水に溶けない懸濁性の物質の総称
高いほど汚濁が強い

■3)土壌汚染
・最近問題になっている土壌汚染の原因
ダイオキシン
環境ホルモン

■4)騒音
・日常生活において最も苦情の多い公害
・騒音規制法によって規制されている

■5)振動
・振動規制法によって規制される

■6)地盤沈下
・地盤沈下の原因
地下水のくみ上げ
天然ガスの採取

■7)悪臭
悪臭防止法によって規制される
騒音に次いで苦情が多い
最近苦情の件数が増えている
☆メチルメルカプタン:にんにくの臭い

■8)放射能汚染
1)放射能障害の防止対策
・放射能障害の防止対策のための法律
原子力基本法
(1)医療分野における放射線利用
・放射線利用の例
RIA検査
X線検査
悪性腫瘍の治療
滅菌

G.地球環境問題
・平成9年に京都議定書採択
・核拡散防止条約(IAEA)

・地球環境対策として問題になっているもの
地球温暖化
オゾン層保護対策
酸性雨対策
熱帯雨林の保全
野生動物の保護
潰瘍環境保全対策
砂漠化対策
有害廃棄物の越境維道

■1)地球温暖化
・温室効果ガスの例
二酸化炭素、メタン、フロンガス
・気温の上昇、海綿の上昇などが危惧される

■2)オゾン層の破壊
・オゾン層破壊の原因
フロンガス
・オゾンガスによって遮断されていたもの
有害紫外線(280~320ナノメートル)

■3)酸性雨
・酸性雨の原因物質
硫黄酸化物
窒素酸化物
・硫黄酸化物や窒素酸化物は大気中で何に変わるか
硫酸、硝酸
・酸性雨の基準pH
5.6以下

■4)熱帯林の減少
・熱帯林は地球上の森林の何%を占めるか
44%
■5)砂漠化
・砂漠化の主な原因
人口の急激な増加と、それに伴う家畜の過剰な放牧
森林の伐採や無計画な農業
気候の変化





スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.