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解剖学ノート03「筋系」

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1.筋の生理作用
①運動
②体温の発生
③筋ポンプ

2.筋の分類
1)筋腹、腱
・筋腹
筋の中央部
・腱
筋の両端で骨につく部
密生結合組織よりなる
・腱膜
腱が平たく膜状になったもの
他の筋の腱膜につく
ex.上腕二頭筋は橈骨粗面に停止するが、一部は上腕二頭筋腱膜となって前弯腱膜に移行する(p102)

2)起始・停止
・筋の両端のうちで収縮のとき固定されているか、または動きの少ない端を起始、大きく動く端を停止という

3)筋頭・筋尾
筋の両端のうちで、起始する方を筋頭、停止するほうを筋尾という
起始=筋頭
停止=筋尾

4)作用する関節の数による分類
①単関節筋(一関節筋)
一個の関節に作用する筋
ex.大腿四頭筋(大腿直筋を除く)・・・膝関節の伸展
②二関節筋
2個の関節に作用する筋
ex.上腕二頭筋:肩関節と肘関節
③多関節筋
3個以上の関節に作用する筋
ex.指伸筋…橈骨手根関節、CIP、MP、DIP、PIP、肘関節

5)形態による分類(p98)
①紡錘状筋
ex.腕橈骨筋
②二頭筋
ex.上腕二頭筋
③三頭筋
ex.下腿三頭筋、上腕三頭筋
④四頭筋
ex.大腿四頭筋
⑤二腹筋
・中間腱:二つの筋腹の間の腱(折り返し地点の腱)
ex.顎二腹筋
⑥多腹筋
ex.腹直筋
腱画:筋腹の間の腱(腹筋を割る横筋)
⑦羽状筋
ex.大腿直筋
⑧半羽状筋
ex.長母指屈筋
⑨多羽状筋
ex.三角筋
⑩多尾筋
ex.指伸筋

3.筋の名称
教科書参照

4.筋の補助装置(p100)
①筋膜
筋を包む袋(教科書参照)
②滑液包
関節などで、筋や腱と骨の間にあって、動きを円滑にする粘液伊犁の袋
③滑液鞘(腱鞘)
滑液包が長く腱をとりまいたもの
④種子骨
腱の中にできた豆状の骨
⑤滑車
筋肉の方向を転換するポイント、骨の隆起や靭帯の環

5.筋の作用
主力筋
拮抗筋:主力筋と逆の動きをする
協力筋:主力筋の動きを助ける(骨を固定したり):個提筋

7.筋の神経支配
運動神経と感覚神経がある
運動神経:60%
感覚神経:40%
運動単位

7.人体各部の筋
1)頭部の筋
・浅頭筋:表情筋
・深頭筋:咀嚼筋

(1)浅頭筋(表情筋)
皮筋である
起始:頭蓋骨
停止:顔面の皮膚
支配神経:顔面神経
分類:資料を参照
★眼を閉じる筋肉は眼輪筋のみ
★えくぼを作る筋肉は笑筋
★眼輪筋の生体観察
中年以後の弾性で、まれに視察できる
★頬筋が麻痺すると(p108)
★頭蓋表筋の生体観察
前頭部に手掌をあて、眉を上げると帽状腱膜が移動するのがわかる

(2)深頭筋(咀嚼筋)
支配神経はすべて三叉神経第3枝下顎神経
下顎の運動に作用する
咬筋と側頭筋は生体観察できる
①咬筋
起始:頬骨の頬骨弓
停止:下顎骨の咬筋粗面
②側頭筋(垂直線維、水平線維)
垂直線維:耳の前上方(頭頂骨より)
下顎骨の挙上
水平線維:耳の後上方(側頭骨)
下顎骨の後方移動
③外側翼突筋
起始:側頭下窩
停止:関節突起
④内側翼突筋
起始:翼突窩
停止:下顎骨の下顎角内面
作用:下顎骨の挙上

ウ.下顎の運動
a.挙上
咬筋、側頭筋、内側翼突筋
歯を噛み合わせるときは:
顎関節では下顎頭が後方に移動し、オトガイが前方に移動して下顎全体としては舌根を通る横軸を運動軸として回転する
(下顎角を中心軸に回転する)
・大きく開かれた口を閉じるときは:
側頭筋の後部線維(水平線維)が下顎頭を後方に引く
→咬筋と内側翼突筋が下顎を挙上する
→歯が噛み合わさると側頭筋の前部線維(垂直線維)が加わり、最も大きな力を発揮する
b.下制(開口運動)
舌骨筋(群)が働く(
小さく口を開けるとき以外は、下顎頭の前方移動伴うため、外側翼突筋が補助的に働く
c.前方移動
両側の外側翼突筋が同時に収縮する
d.後方移動
(両側の)側頭筋の後部線維(水平線維)
e.左右運動
例えばオトガイを左方へ移動する時は、右の外側翼突筋と左の側頭筋の後部線維(水平線維)が収縮
☆歯ぎしり、咬筋の間代性痙攣(寒い吐気にあごががたがた鳴ったり)、コメカミ(p110)

2)頸筋
・浅頸筋(広頸筋)
・側頸筋(胸鎖乳突筋)
・前頸筋(舌骨筋群)
舌骨上筋群:顎二腹筋前腹、顎二腹筋後腹、茎突舌骨筋、顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋
舌骨下筋群:肩甲舌骨筋上腹、肩甲舌骨筋下腹、胸骨舌骨筋、胸骨甲状筋、甲状舌骨筋
☆肩甲舌骨筋の上下は胸鎖乳突筋の上を走るか下を走るかで区別
・後頸筋
椎前筋:頸長筋、頭長筋、前頭直筋、外側頭直筋
斜角筋:前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋

(1)浅頸筋(=広頸筋)
人体中最大の皮筋である
・起始:下顎骨の下縁
・停止:鎖骨周辺、口角周囲の表情筋(下唇下制筋)
・支配神経:顔面神経
下側:頚部の皮膚にしわを作り、頚部の皮膚を情報に引く
上側:口角、下唇を下方にひく
・生体観察
オトガイ下部の皮膚を緊張させると喰殺で切る

(2)側頸筋(=胸鎖乳突筋)
・起始:胸骨頭(胸骨柄上縁)、差骨頭(鎖骨内側3分の1)
二頭筋
・停止:乳様突起
☆二つの停止部の間のくぼみを小鎖骨上窩
・支配神経:副神経外枝、頸神経叢の筋枝(C2、C3
・作用
両側同時:頭の前屈
1側のみの作用:同側への側屈と、反対側への廻船(オトガイ部が上に上がる)

(3)前頸筋(=舌骨筋群)
①舌骨上筋群
・起始:さまざま(資料参照)
・停止:すべて舌骨
・神経、作用:資料参照
②舌骨下筋群
・起始:さまざま(資料参照)
・停止:舌骨(胸骨甲状筋を除く)
・支配神経:頸神経わな(ワナ)(p351、355)
・作用:舌骨の下制(引き下げる)

(4)後頸筋
①椎前筋
椎体の前にある筋肉
a.頸長筋)
b.頭長筋
c.前頭直筋
d. 外側頭直筋

・起始、停止:資料参照
・支配神経:頸神経叢の枝(頸長筋は腕神経叢の枝にも支配される)
・作用:
両側の場合:頭部と頚部の前屈
1側の場合:頭部と頚部の同側への側屈

②斜角筋
a.前斜角筋
b.中斜角筋
c.後斜角筋
・起始、停止、作用:資料参照
・支配神経
前・中斜角筋:頸神経叢の枝、腕神経叢の枝
後斜角筋:腕神経叢の枝のみ

★斜角筋隙(p426、5427)
前斜角筋、中斜角筋、第1肋骨の間隙
斜角筋隙を通るもの…
鎖骨下動脈、腕神経叢
鎖骨下静脈は通らない
☆斜角筋症候群
30歳胃上のなで肩の女性に多い

★※頚部の凹窩(p421)
①頚窩
胸骨の上で左右の胸鎖乳突筋の起始部の間のくぼみ(天突穴)
②前頸三角
正中線、下顎骨、胸鎖乳突筋に囲まれた三角
a.顎下三角
顎二腹筋前腹、顎二腹筋後腹、下顎骨に囲まれた三角
底(深部)には顎下腺がある
b.頚動脈三角
顎二腹筋後腹、肩甲舌骨筋上腹、胸鎖乳突筋に囲まれた三角
底には総頸動脈がある(拍動部)
③後頚三角(外側頸三角)
胸鎖乳突筋、僧帽筋(前縁)、鎖骨に囲まれた三角
a.後頭三角
胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲舌骨筋下腹に囲まれた三角
b.肩甲鎖骨三角(大鎖骨上窩)
胸鎖乳突筋、肩甲舌骨筋下腹、鎖骨に囲まれた三角
c.小鎖骨上窩
胸鎖乳突筋起始部二頭の間のくぼみ
④オトガイ下三角
左右の顎二腹筋前腹、舌骨に囲まれた三角

4)胸筋
・浅胸筋(大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋、前鋸筋)
・深胸筋(外肋間筋、内肋間筋、最内肋間筋、肋下筋、胸横筋、肋骨挙筋)
・横隔膜
★吸気筋:肋間筋、肋骨挙筋、横隔膜

(1)浅胸筋
①大胸筋
・起始:鎖骨内側2分の1、腹直筋鞘前葉、胸骨、2~7肋軟骨
・停止:上腕骨の大結節稜
・作用:上腕の内転、内旋
・神経:内側・外側胸筋神経
・生体観察:腋窩前壁をつかむ
②小胸筋
・起始;第2~5肋骨前面
・停止:烏口突起
・神経:内側胸神経
・作用:略
・生体観察:不可能
③鎖骨下筋
・起始:第1肋骨上前面
・停止:鎖骨下面
・神経:鎖骨下筋神経
・作用:略
・生体観察:不可能
④前鋸筋
・起始:1~9肋骨
・停止:肩甲骨内側縁
・神経:長胸神経
・作用:肩甲骨の外転、上方回旋
・生体観察:腋窩内側壁で触察

☆⑤胸骨筋
・胸骨の前面、出現率8%

<肩甲骨の上方回旋と下方回旋>
・上方回旋:肩甲骨の下角が外へ、肩峰が上内方へ動く
・下方回旋:内側縁が上へ、外側縁が下へ動く

<腋窩の構成>
・前壁:大胸筋
・後壁:広背筋(大円筋)
・内側壁:前鋸筋
・外側壁:上腕骨

(2)深胸筋
・外肋間筋、内肋間筋、最内肋間筋、肋下筋、胸横筋、肋骨挙筋

(3)横隔膜
・起始:1~4腰椎椎体の前面、12肋骨先端、7~12肋軟骨の内面、剣状突起内面、腹直筋鞘前葉
・停止:腱中心
・横隔神経(頸神経叢の枝)
・作用:呼吸筋
・位置
胸腔と腹腔の境
食道裂孔:第10~11胸椎の高さ
・形態
ドーム状

<横隔膜を貫く孔と中を通るもの>
(1)大動脈裂孔
下行大動脈(胸大動脈と腹大動脈の移行部)
胸管
動脈周囲交感神経叢(大・小内臓神経)
奇静脈(実際には腰肋三角)
(2)食道裂孔
食道
左右の迷走神経
左横隔神経
(3)大静脈孔
下大静脈
右横隔神経

<胸式呼吸と腹式呼吸>
深胸筋を収縮させ、肋骨を上下させることにより行われる呼吸を胸呼吸(胸式呼吸)という
横隔膜を上下させることにより、行われる呼吸を腹呼吸(腹式呼吸)という
<呼吸の仕組み>
・肋骨が上がる、横隔膜が下がる
→胸腔が広がる
→胸腔内圧が下がる
→肺に空気が入る(吸気)

・肋骨が下がる、横隔膜が上がる
→胸腔がせばまる
→胸腔内圧があがる
→肺から空気が出る(呼気)

★呼吸運動に作用する筋
(1)呼気を行う筋
ア.収縮により肋骨を引き下げ胸郭(胸腔)を狭める
内肋間筋、最内肋間筋、肋下筋、胸横筋
イ.弛緩により胸空を狭める
横隔膜
(2)吸気をお子なる筋
ア.収縮により肋骨を引き上げ胸郭(胸腔を広げる
外肋間筋、肋骨挙筋
イ.収縮により胸腔を広げる
横隔膜

4)腹筋
・前腹筋(腹直筋、錐体筋)
・側腹筋(外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋)
・後腹筋(腰方形筋)
(1)前腹筋
①腹直筋
・神経:肋間神経
・作用:体幹の屈曲(主な筋肉)
・生体観察:前腹部で触察、腱画も触察できる
②錐体筋
・神経:肋間筋、腸骨窩服神経
・作用:腹直筋の働きを助ける
・生体観察:不可能
(2)側腹筋
③外腹斜筋
・作用:側屈、反対側への回旋
・生体観察:側腹部で触察(側腹筋で生体観察可能なのは外腹斜筋のみ)
④内腹斜筋
・作用:肋骨を引き上げ、体幹を…
・生体観察:不可能
⑤腹横筋
・作用:骨盤を引き上げ、腹圧を高める
・生体観察:不可能
(3)後腹筋
⑥腰方形筋
・作用:腰椎の後屈、腰椎の側屈、骨盤の引き上げ
・生体観察:腸骨稜の上で、脊柱起立筋の外側に指をあて、骨盤の引き上げを行うと収縮を触れる

<用語>
①腹直筋鞘:
腹直筋を鞘状に包む腱膜
側腹筋の腱膜よりなる
前葉と後葉に分けられる
・前葉:外腹斜筋腱膜と内腹斜筋腱膜前葉よりなる
・後葉:内腹斜筋腱膜後葉と腹横筋腱膜よりなる
・臍輪の下数センチで後葉が弓状に終わる部を弓状線という(P122)
②白癬
左右の腹直筋鞘が正中で交錯、癒合したもので、剣状突起から恥骨結合にいたる強い紐状をていする
臍の部では臍輪となり、円形に腱を欠く
この部は抵抗が弱く、臍ヘルニアを起こしやすい(p121)
③鼠径靭帯
外腹斜筋の停止腱膜の下縁が厚くなり、靭帯となったもので、上前腸骨棘と恥骨結節の間に張る
鼠径靱帯の部は、皮膚面に鼠径溝を作る
④鼠径管
鼠径靱帯の中を後上外方から、前下内方に貫く、長さ約4センチの管である
腹腔側(奥)の入り口を深鼠径輪といい、鼠径靱帯のほぼ中央にあり、出口を浅鼠径輪といい、恥骨結合のすぐ上方にある
鼠径管の中を、男は精索、女は子宮円索が通る
浅鼠径輪は抵抗が弱く、鼠径ヘルニア(男は陰嚢ヘルニアともいう)を起こしやすい
⑤腹圧
前腹筋、側腹筋、後腹筋、横隔膜、の収縮により生ずる腹腔内圧をいう
腹圧が加わることにより、起こるもの
・排尿
・排便
・咳嗽(せき)
・噴嚔(くしゃみ)
・嘔吐
・分娩
などがある
⑥腰三角
腸骨稜と広背筋と外腹斜筋に囲まれた三角
この部は抵抗が弱く、腰ヘルニアを起こしやすい

5)背筋
・浅背筋(僧帽筋、広背筋、肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋)
・深背筋
1層〔棘突肋骨筋=棘肋筋〕(上後鋸筋、下後鋸筋)
2層〔固有背筋〕
板状筋(頭板状筋、頚板状筋)
脊柱起立筋〔☆体幹起立筋〕(腸肋筋、最長筋、棘筋)
横突棘筋(半棘筋、多裂筋、回旋筋)

(1)浅背筋
①僧帽筋
・上部線維:外後頭隆起、上項線、項靱帯などから鎖骨外側1/3
・中部線維:頚と胸の棘突起から肩甲骨
・下部線維:胸椎から肩甲骨
・生体観察
上部線維:肩をつかむ
中部線維:肩甲骨を内転すると、肩甲間部で収縮をふれる
下部線維:肩甲骨を内転すると中部線にの下で収縮をふれるが、中部線維ほどはっきりしない
②広背筋
・作用:よくでるのでチェック
・生体観察:腋窩後壁をつかむ
③肩甲挙筋
・生体観察:不可能
④小菱形筋
⑤大菱形筋
・菱形筋の生体観察:肩甲骨を内転すると肩甲間部、僧帽筋中部線維の深部で収縮をふれる

(2)深背筋
<1層>(棘肋筋)
①上後鋸筋
②下後鋸筋
・生体観察:不可能
<2層>(固有背筋)
A.板状筋
①頭板状筋
・生体観察:乳様突起の後下部に指をあて、頭頚の同側への回旋を行うと収縮をふれる
②頚板状筋
★頭板状筋は頭部の運動に関わるが、頚板状筋は頚までしか関わらない
・生体観察:不可能
B.脊柱起立筋
※外側から順に
①(頚、胸、腰)腸肋筋(頚、胸、腰)
②〔頭、頚、胸〕最長筋
③〔頭、頚、胸〕棘筋
・起立筋の生体観察:脊柱両側で触察
C.横突棘筋
①半棘筋〔頭、頚、胸〕
②多裂筋
③回旋筋
★横突棘筋や棘肋筋の起始停止、作用などはあまり重要でない
・横突棘筋の生体観察:固有背筋としてできる。固有背筋は脊柱量側の筋隆起を作る

<肩甲骨の運動に関する主動作筋>
・挙上
僧帽筋上部線維、肩甲挙筋
・下制
僧帽筋下部線維
・内転
僧帽筋中部線維、大小菱形筋
・外転
前鋸筋
・上方回線
僧帽筋上部線維、前鋸筋
・下方回旋
肩甲挙筋、大小菱形筋

<頭・頚の運動に関する主動作筋>
・前方屈曲(前屈):胸鎖乳突筋(頚部の前方屈曲。頭は後屈)
・後方伸展(後屈):僧帽筋上部線維、脊柱起立筋、板状筋
・側方屈曲(側屈):胸鎖乳突筋、板状筋
・右への回旋:左の胸鎖乳突筋、左の僧帽筋上部線維、右の板状筋
・左への回旋:右の胸鎖乳突筋、右の僧帽筋上部線維、左の板状筋

<体幹の運動に関する主動作筋>
・前方屈曲(前屈):腹直筋
・後方伸展(後屈):脊柱起立筋
・側方屈曲(則津):外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、腰方形筋
・右への回旋:左の外腹斜筋、右の内腹斜筋
・左への回旋:右の外腹斜筋、左の内腹斜筋

<聴診三角または打診三角>
僧帽筋と広背筋と大菱形筋とに囲まれた三角
胸郭に直接いたる(間に筋肉がない)
☆外上辺:大菱形筋の下縁
内上辺:僧帽筋の内下縁
下辺:広背筋の上縁(内下方から外上方へ)

6)上肢の筋
・上肢帯筋
・上腕の筋
・前弯の筋
・手の筋
(1)上肢帯筋
①三角筋
・生体観察:視察、触察。肩峰直下
②棘上筋
・生体観察:肩甲棘上部に指をあて肩関節の外転を行うと、僧帽筋中部線維の深部で収縮を触れる
・上腕の外転運動の始動作筋
★棘上筋の滑液包
★肩関節には滑液包がある。棘上筋の腱は、表面側を三角筋下包、深側を肩峰下包にはさまれている
③棘下筋
・作用:上腕骨の外旋
・生体観察:肩甲棘の下に指をあて、肩関節の外旋を行うと棘下筋・小円筋の収縮を触れる。両筋のうち、肩甲棘に近いのが棘下筋、肩甲骨外側縁に近いのが小円筋である
④小円筋
・作用:上腕骨の外旋
・生体観察:肩甲棘の下に指をあて、肩関節の外旋を行うと棘下筋・小円筋の収縮を触れる
⑤大円筋
・停止:小結節稜(広背筋と同じ。作用も広背筋と似ている)
・生体観察:肩甲骨下角背面に指をあて、肩関節の内転・内旋・伸展を行うと収縮を触れる(広背筋との区別が難しい)
⑥肩甲下筋
・生体観察:不可能

<上腕骨の大結節・大結節稜、小結節・小結節稜に停止する筋>
・大結節:棘上筋、棘下筋、小円筋(上から順に)
・大結節稜:大胸筋
・小結節:肩甲下筋
・小結節稜:大円筋、広背筋(前から順に)

<回旋腱板(回旋筋腱板=ローテーターカフ)>
①棘上筋:肩関節を上方から保護
②肩甲下筋:肩関節の前方から保護
③小円筋:肩関節後方から保護
④棘下筋:肩関節後方から保護

<鎖骨胸筋三角(三角胸筋三角、鎖骨下窩)>
鎖骨と大胸筋と三角筋の間のくぼみ

<三角筋胸筋溝>
三角筋と大胸筋の間の溝

<上腕の運動(上腕の外転)>
・第1相:下垂位から水平位
棘上筋(始動作筋)→三角筋(中部線維が主)
※水平位では三角筋がもっとも強力作用する
・第二相:水平位から斜め上方
三角筋、僧帽筋(上部線維が主)、前鋸筋
・第三相:斜め上方から垂直位まで
三角筋、僧帽筋、前鋸筋に加えて反対側の脊柱起立筋

(2)上腕の筋
A.屈筋群
①上腕二頭筋
・生体観察:上腕前部で視察、触察
長頭と短頭との間の溝は上腕前面上部、三角筋の下で触れる
結節間溝(大結節と小結節との間)を通るのは長頭
②烏口腕筋
・生体観察:腋窩から外側に向けて母指を上腕内側上部にあて、肩関節を内転すると収縮を触れる
③上腕筋
・生体観察:上腕二頭筋腱をつかむとその深部で上腕筋を触れる

B.伸筋群
①上腕三頭筋
・生体観察:上腕後部で視察、触察
②肘筋
・生体観察:不可能

<肩関節の運動に関する主動作筋>
・屈曲
三角筋前部線維、烏口腕筋
・伸展
三角筋後部線維、広背筋、大円筋
・内転
大胸筋、広背筋、大円筋、烏口腕筋、肩甲下筋
・外転
三角筋中部線維、棘上筋
・内旋(重要)
大胸筋、広背筋、大円筋、肩甲下筋
・外旋(重要)
棘下筋、小円筋

<内側上腕二頭筋溝・外側上腕二頭筋溝>
上腕の筋全体を包む上腕筋膜は屈筋群と伸筋群の間に隔膜を出す
これを内側上腕筋間中隔、外側上腕筋間中隔という
内側上腕筋間中隔の部は溝となり内側上腕二頭筋溝という
外側上腕筋間中隔も洞様で、外側上腕二頭筋溝という
皮膚面にも同名の溝を生じる

(3)前弯の筋
A屈筋群
(浅層筋)
①円回内筋
・生体観察:
肘関節を少し屈曲し、前弯の回内を行うと肘窩の内側で収縮を触れる
②橈側手根屈筋
③長掌筋
④尺側手根屈筋
⑤浅指屈筋
★その他の筋の生体観察
前腕前面下部で橈側より順に
橈側手根屈筋、長掌筋、浅指屈筋、尺側手根屈筋の4つの腱を触れる
第2~5指の基節の掌面に指を当て、近位指節間関節の屈曲を行うと、浅指屈筋腱にふれる
(深層筋)
⑥深指屈筋
・生体観察:
第2~5指の中節の掌面に指を当て、遠位指節間関節の屈曲を行うと深指屈筋の腱を触れる
⑦長母指屈筋
・生体観察
第1指の基節の掌面に指を当て、指節間関節の屈曲を行うと長母指屈筋の腱を触れる(手根管を通る)
⑧方形回内筋
・生体観察:不可能
★手根管症候群(p147)
絞扼症候群の一つ

B.伸筋群
(外側筋群)
①腕橈骨筋
・生体観察
前腕回内位で抵抗を加えて肘関節の屈曲を行うと収縮を視察・触察
(上腕二頭筋は回外位での屈曲で主に働く)
②長橈側手根伸筋
③短橈側手根伸筋
・長短橈側手根伸筋の生体観察
手関節を伸展したとき、腕橈骨筋の外側で収縮を触れる
しかし両筋を区別することはできない
(浅層筋)
・浅層筋の生体観察
前腕後面の下部、および手関節後面で外側より順に
指伸筋、小指伸筋、尺側手根伸筋の腱を触れる
手背で、第2~5指にいく指伸筋腱を触れる
第2~5指の近位指節間関節の背面で末節骨にいく指伸筋腱を触れる
④指伸筋
⑤小指伸筋
⑥尺側手根伸筋
(深層筋)
⑦回外筋
・生体観察:不可能
⑧長母指外転筋
⑨短母指伸筋
⑩長母指伸筋
・長母指外転筋、短母指伸筋、長母指伸筋の生体観察
手関節の外側において母指の手根中手関節を伸展したとき、3本の腱が緊張する
橈側より順に
長母指外転筋、短母指伸筋、少し離れて長母指伸筋である
短母指伸筋と長母指伸筋の間のくぼみをタバチエール(嗅ぎ煙草入れ(snuff box)、タバコつぼ、橈骨小窩)

⑪示指伸筋
・生体観察
示指にいく指伸筋腱と慈氏伸筋腱をどう区別するか
第2~5指をすべて伸展したときは両筋の腱を区別することができない
第2指のみを伸展し第3~5指を屈曲して指伸筋の作用をなくし、示指伸筋のみ作用させると示指に行く指伸筋腱は緊張した示指伸筋腱の表面で緩む

☆手関節後面で触れられる腱
橈側から
長母指外転筋、短母指伸筋、長母指伸筋
指伸筋、小指伸筋、尺側手根伸筋

<肘関節の運動に関する主動作筋>
・屈曲
上腕二頭筋(回外位で主に)
上腕筋
腕橈骨筋(回内位で主に)
・伸展
上腕三頭筋

<肘窩の構成>
内側は円回内筋
外側は腕橈骨筋
底には、上腕二頭筋権(上)、上腕筋権(下)がある(上=浅、下=深)

<前腕の回内・回外の主動作筋>
・回内
円回内筋、方形回内筋
・回外
上腕二頭筋、回外筋

<テニス肘>(p152)
外側上顆の外傷性の骨膜炎

<手関節の運動に関する主動作筋>
・屈曲(掌屈)
橈側手根屈筋、尺側手根屈筋
・伸展(背屈)
長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋
・内転(尺屈)
尺側手根屈筋、尺側手根伸筋
・外転(橈屈)
橈側手根屈筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋
<伸筋支帯>(p153)
伸筋支帯により、六つの区画を分ける(腱区画)
外側から順に
1:長母指外転筋腱、短母指伸筋腱
=橈骨茎状突起部
2:長橈側手根伸筋腱、短橈側手根伸筋腱
3:長母指伸筋腱
4:指伸筋腱(×4)、示指伸筋腱
5:小指伸筋権
6:尺側手根伸筋腱

★ケルバン病(p153)
パチンコをはじきすぎてなる腱鞘炎
★前腕の運動(p154)

<共動屈筋腱>(屈筋群の共同権)
前腕の屈筋群浅層の筋で、円回内筋を除くすべての筋は上腕骨内側上顆より共同の腱として起こる
<共同伸筋腱>(伸筋群の共同権)
上腕骨外側上顆より起始する筋のうち、長橈側手根伸筋と回外筋を除くすべての筋(4つ)は共同の腱として起こる

<手根管を通るもの>
橈側手根屈筋、浅指屈筋、深指屈筋、長母指屈筋、正中神経

(4)手の筋
A.母指球筋(橈側より順に)
・母指球筋の生体観察
全体として母指球を作るので、母指球として触れる
①短母指外転筋
・生体観察
母指を外転したとき、第1中手骨の前で収縮を触れる
②母指対立筋
③短母指屈筋
④母指内転筋
・生体観察
第1・2中手骨間に指をあて、母指の内転を行うと腱を触れる
☆母指球筋の支配神経は重要(起始停止はさほど重要ではない)
B.小指球筋(尺側より順に)
・小指球筋の生体観察
全体として小指球を作るので、小指球で触れる
①小指外転筋
・生体観察
第5指を外転したとき、第5中手骨の前で収縮を触れる
②短小指屈筋
③短掌筋
・生体観察
豆状骨の橈側を指で押し、尺骨神経を圧迫すると収縮して手掌の皮膚が尺側に引かれるため、手の内側縁にしわを見る
④小指対立筋

C.中手筋群
①虫様筋(第1~第4)
②掌側骨間筋
③背側骨間筋
・生体観察
第2~4指を外転したとき、手背の中手骨間隙深部で収縮を触れる
中手筋群の生体観察は背側骨間筋のみできる
☆中手筋群の起始・停止は必要ないが、支配神経と作用はやや体節

<手の筋膜>
手掌は手掌腱膜
手背は手背筋膜
指腹のもの:指筋膜
指背のもの:指背腱膜

<手の指の運動に関する主動作筋>
・母指の手根中手関節の屈曲
短母指外転筋、母指対立筋、短母指屈筋、母指内転筋
・母指の手根中手関節の伸展
長母指外転筋、短母指伸筋、長母指伸筋
・母指の中手指節関節の屈曲
短母指屈筋
・母指の中手指節関節の伸展
短母指伸筋
・母指の指節間関節の屈曲
長母指屈筋
・母指の指節間関節の伸展
長母指伸筋

・第2~5指の中手指節関節の屈曲
虫様筋、掌側骨間筋
・第2~5指の中手指節関節の伸展
指伸筋、小指伸筋(第5指のみ)、示指伸筋(第2指のみ)
・第2~5指のPIPの屈曲
浅指屈筋
・第2~5指のPIPの伸展
指伸筋、小指伸筋(第5指のみ)、示指伸筋(第2指のみ)、虫様筋、掌側骨間筋
・第2~5指のDIPの九曲
深指屈筋
・第2~5指のDIPの伸展
指伸筋、小指伸筋(第5指のみ)、示指伸筋(第2指のみ)、虫様筋、掌側骨間筋

・母指の内転
母指内転筋
・母指の外転
長母指外転筋、短母指外転筋
・第2・4・5指の内転(第3指に近づく運動)
掌側骨間筋
・第2・3・4の外転(2・3指が橈側へ、3・4指が尺側へ)
背側骨間筋
・第5指の外転
小指外転筋

7)下肢筋
(1)下肢帯筋
A.内寛骨筋(腸腰筋)
★作用が重要
・内寛骨筋の生体観察
不可能
①腸骨筋
②大腰筋
③ 小腰筋
(50%の人に欠ける
・起始;第12胸椎、第1腰椎の椎体外側面
・停止:腸恥隆起
B.外寛骨筋
①大殿筋
・生体観察
殿部で視察触察、最表層にある
②中殿筋(※重要)
・生体観察
腸骨稜と大転子との間に指をあて、股関節の外転を行うと収縮を触れる
③小殿筋
中殿筋の補佐的役割
・生体観察
不可能
④大腿筋膜張筋
股関節の内旋筋(外旋筋である縫工筋とセットで覚える)
・生体観察
後述の縫工筋を参照
⑤梨状筋
⑥内閉鎖筋
⑦双子筋
⑧大腿方形筋
・梨状筋、内閉鎖筋、(上下)双子筋、大腿方形筋
不可能

<大殿筋を除くと、次の筋が見られる>
上から順に
梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、大腿方形筋
外閉鎖筋は下双子筋と大腿方形筋を除くと両筋の前にある

☆大転子につく外寛骨筋
大転子を側面から見ると
後やや上方から梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、大腿方形筋という順番につく
下位の筋になるにつれて、後やや下包から走るようになる

<小転子・大転子・転子窩・転子間稜に停止する筋>
小転子:腸骨筋と大腰筋(腸腰筋)
大転子内側面:小殿筋
大転子外側面:中殿筋
大転子上縁:梨状筋
転子窩:上双子筋・内閉鎖筋・下双子筋・外閉鎖筋
転子間稜:大腿方形筋

<梨状筋上孔と梨状筋下孔「重要」>
梨状筋は仙骨前面外側より起こり、大転子上縁に停止する。
この間、大坐骨孔を通り2分し上の梨状筋上孔と下の梨状筋下孔に分ける。
梨状筋上孔を通るもの:上殿神経
梨状筋下孔を通るもの:下殿神経・坐骨神経・後大腿皮神経・陰部神経

<骨盤部の筋膜>
①腸骨筋膜
内寛骨筋の前面を覆う筋膜で下部は鼠径靱帯と癒合する。
その内側で鼠径靱帯から腸恥隆起に貼る靱帯を腸恥靱帯といい、
これによって鼠径靱帯と寛骨(腸骨・恥骨)の間を
内側の血管裂孔と外側の筋裂孔に分ける。
血管裂孔を大腿動脈・大腿静脈が通る。
筋裂孔を内寛骨筋(腸腰筋)・大腿神経が通る
血管裂孔の内側に裂孔人体がありその内側を大腿輪という。
大腿輪はリンパ管が通る。

★臀筋膜
大殿筋の全部(すべて)と
中殿筋の一部を多い
上は腸骨稜、内側は仙骨後面に付着し下は大腿筋膜に続く。

8)大腿筋
★大腿の内転筋群を更に細かく分けると
浅層:薄筋・長内転筋・恥骨筋
深層:短内転筋・大内転筋・外閉鎖筋
★大腿の屈筋群は膝屈曲筋群(ハムストリングス)ともいう。

A.伸筋群
①縫工筋
・生体観察
(縫工筋と大腿筋膜張筋をどう区別するか)
いすに腰をかけ、足底を浮かせて上前腸骨棘の下に指をあて、股関節を外旋した時収縮を触れるのが縫工筋(内側より)
内旋したとき、収縮を触れるのが大腿筋膜張筋である(外側より)
②大腿四頭筋
・生体観察
大腿前面中央に大腿直筋
大腿直筋の内側に内側広筋
大腿直筋の外側に外側広筋を触れる
中間広筋は触れない
膝蓋靱帯は脛骨粗面上部で触れる
★膝蓋腱反射(p174)
③膝関節筋
・生体観察
不可能

B.屈筋群
・屈筋群の生体観察
下腿後面の下部、外側より順に
大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の腱を触れる
膝窩は大腿二頭筋腱と半膜様筋腱との間
①大腿二頭筋
②半腱様筋
③半膜様筋
★ハムストリング筋(ハムストリングス、膝屈曲筋群)
内側ハムストリングス:半腱様筋、半膜様筋
外側ハムストリングス:大腿二頭筋

C.内転筋群
・内転筋群の生体観察
長内転筋、薄筋のみできる
長内転筋は抵抗を加えて股関節を内転したとき大腿の前面と内側面のさかいで収縮を触れる
薄筋権は半膜様筋腱の内側で触れる

<鵞足>
縫工筋、薄筋、半腱様筋の三つの腱は合して脛骨粗面内側部に停止する
停止する腱の状態が鵞鳥の足に似るので鵞足という
まず、縫工筋と薄筋が合し、これに半腱様筋の腱が加わる
縫工筋と薄筋が合したものは大腿骨内側上顆の後ろで触れる

<腸脛靱帯>
大腿筋膜が外側で発達したもので、大殿筋、大腿筋膜張筋停止部より脛骨外側顆にいたる

<伏在裂孔>
大腿筋膜において鼠径靱帯の下で内側を欠く縁を鎌状縁という
鎌状縁と恥骨筋膜がつくる穴を伏在裂孔という
伏在裂孔と大腿輪を連ねる部を大腿管といい、大伏在静脈とリンパ管が通る

<大腿三角(スカルパ参画)>(重要)
上は鼠径靱帯、内側は長内転筋
外側は縫工筋に囲まれた三角
底には大腿動脈、大腿静脈、大腿神経、深鼠径リンパ節がある

<腸恥窩>
大腿三角の底にあり、腸腰筋と恥骨筋の間のくぼみで上は血管裂孔、下は内転筋管に続く

<内転筋管>
長内転筋と大内転筋から内側広筋に腱膜が張ってできた管で、大腿動脈、大腿静脈、伏在神経が通る
内転筋管の下部は内転筋腱裂孔となって、膝窩に続く

<トレンデレンブルグ症候(トレンデレンブルグ歩行)>(p164)
異常歩行の一つ
先天性股関節脱臼(女児に多い)
中殿筋麻痺
大腿骨頭骨節
などが原因

<股関節の運動に関する主動作筋>
・屈曲:腸腰筋
・伸展:大殿筋、大腿二頭筋長頭、半腱様筋、半膜様筋
・内転:薄筋、長内転筋、恥骨筋、短内転筋、大内転筋
・外転:中殿筋
・内旋:小殿筋、大腿筋膜張筋
・外旋:大殿筋、梨状筋、内閉鎖筋、上下双子筋、大腿方形筋、外閉鎖筋

<膝関節の運動に関する主動作筋>
・屈曲
大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋
・伸展
大腿四頭筋、

(3)下腿の筋
☆支配神経がポイント
A.伸筋群
・前脛骨筋、長母指伸筋、長指伸筋の生体観察
①前脛骨筋の筋腹は脛骨の内側で触れる
長指伸筋の筋腹は前脛骨筋の外側で触れる
②足関節の前面で内側より順に前脛骨筋、長母指伸筋、長指伸筋の腱を触れる
③足背で長母指伸筋腱と第2~5指に行く長指伸筋腱を触れる
①前脛骨筋
②長母指伸筋
③長指伸筋
④第3腓骨筋
・生体観察
不可能

B.髀骨筋群
①長腓骨筋
・生体観察
長腓骨筋の筋腹は髀骨上で触れる
長腓骨筋腱は外果の後ろで触れる
②短腓骨筋
・生体観察
短腓骨筋腱は外果の下から第5中足骨粗面にかけて触れる

C.屈筋群
①下腿三頭筋
1:腓腹筋
2:ヒラメ筋
・腓腹筋とヒラメ筋を生体観察で区別
いすに腰をかけて膝関節を屈曲すると下腿の後面で腓腹筋の収縮を触れる
ついで、つま先立ちをして足関節に抵抗を加えると腓腹筋の両側でヒラメ筋(の外縁)を触れる
ヒラメ筋は内側より外側の方が触れやすい
②足底筋
・生体観察
不可能
③膝窩筋
・生体観察
不可能
④後脛骨筋
・生体観察
内果の後ろに指を当て、足関節の底屈・足の内反を行うと舟状骨・内側楔状骨に向かう腱を触れる
⑤長指屈筋
・生体観察
第2~5指の中節の足底面に指を当て、DIPの屈曲を行うと腱を触れる
⑥長母指屈筋
・生体観察
母指の基節の底面に指をあて、指節間関節の屈曲を行うと腱を触れる

<膝窩の構成>
上半部外側:大腿二頭筋
上半部内束:半腱様筋、半膜様筋
下半部外側:腓腹筋外側頭
下半部外側:腓腹筋内側頭

<尖足、掌足>
・尖足(下垂足):深腓骨神経麻痺(前脛骨筋麻痺)でみられる
内反をともなうことが多い
・掌足:脛骨神経麻痺(下腿三頭筋麻痺)でみられる
外反をともなうことが多い

<膝関節の内旋・外旋を行う主動作筋>
・内旋
縫工筋、薄筋、半腱様筋、半膜様筋、膝窩筋
・外旋
大腿二頭筋、大腿筋膜張筋、

<足関節(距腿関節)の運動に関する主動作筋>
・背屈(伸展)
前脛骨筋
・底屈(屈曲)
下腿三頭筋
・足の内反(重要)
前脛骨筋、後脛骨筋
・外反(重要)
長腓骨筋、短腓骨筋

<伸筋支帯・屈筋支帯・腓骨筋支帯> 下腿筋膜が下部で厚くなったもの 内果と外果の間(前面)には上伸筋支帯・下伸筋支帯があり 伸の腱を支持している 内果と踵骨の間(内面)には屈筋支帯があり屈筋深層の腱を支持している 外果と踵骨の間(外面)上腓骨筋支帯・下腓骨筋支帯があり、長短腓骨筋の腱を支持している ☆下伸筋支帯は内果から出て二股に分かれて外果につくYの字) (4)足の筋 ★内側足底神経、外側足底神経は脛骨神経の枝 A.足背筋 ①短母指伸筋 ・生体観察 不可能 ②短指伸筋 ・生体観察 不可能 B.母指球筋 ①母指外転筋 ・生体観察 第1中足骨の下で足の内側縁に指をあて母指の外転を行うと収縮を触れる ②短母指屈筋 ・生体観察 第1中足骨の下で足底に指をあて、母指の中足指節関節の屈曲を行うと腱を触れる ③母指内転筋 ・生体観察 不可能 C..小指球筋 ①小指外転筋 ・生体観察 第5中足骨の下で足の外側縁に指をあて、第5指の外転を行うと収縮を触れる ②短小指屈筋③小指対立筋 ・生体観察 不可能 D中足筋 ・中足筋の生体観察 短指屈筋のみできる 足底に指をあて、第2~5指の中足指節関節・指節間関節の屈曲を行うと収縮を触れる 第2~5指の基節底面に指をあて、第2~5指のPIPの屈曲を行うと収縮を触れる <足底の筋> (表層より順に) 皮膚 短指屈筋 長指屈筋・虫様筋 足底方形筋 母指内転筋 底側骨間筋 ★底側の筋は生体観察できない <足の筋膜> 足底腱膜 足背筋膜 指筋膜 指背腱膜 <足の指の運動に関する主動作筋> ・母趾のMPの屈曲 短母指屈筋 ・母趾のMPの伸展 短母指伸筋 ・母趾のIPの屈曲 長母指屈筋 母趾のIPの伸展 長母指伸筋 ・第2~5指のMPの屈曲 虫様筋 ・第2~5指のMPの伸展 長指伸筋、短指伸筋(第2~4指) ・第2~5指のPIPの屈曲 短指屈筋 ・第2~5指のPIPの伸展 長指伸筋、短指伸筋(第2~4指) ・第2~5指のDIPの屈曲 長指屈筋 ・第2~5指のDIPの伸展 長指伸筋、短指伸筋(第2~4指) ・母趾の内転 母指内転筋 ・母趾の外転 母指外転筋 ・第3~5指の内転 底側骨間筋 ・第2~4指の外転 背側骨間筋 ・第5指の外転 小指外転筋 【まとめ】 <骨の各部から起始または停止する筋> 1:側頭骨の乳様突起 ・起始:顎二腹筋後腹 ・停止:胸鎖乳突筋、頭板状筋、最長筋 2:肩甲骨の烏口突起 ・起始 烏口腕筋、上腕二頭筋短頭 ・停止 小胸筋 3:肩甲骨関節上結節 ・起始 上腕二頭筋長頭 4:肩甲骨関節下結節 上腕三頭筋長頭 5:上腕骨大結節 ・停止 棘上筋、棘下筋、小円筋 6:上腕骨大結節稜 ・停止 大胸筋 7:上腕骨小結節 ・停止 肩甲下筋 8:上腕骨小結節稜 ・停止 広背筋、大円筋 9:上腕骨内側上顆 ・起始 円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋、浅指屈筋 10:上腕骨外側上顆 ・起始 長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、指伸筋、小指伸筋、尺側手根伸筋、回外筋 11:尺骨の肘頭 ・停止 上腕三頭筋 12:尺骨の尺骨粗面 ・起始 浅指屈筋 ・停止 上腕筋 13:橈骨の橈骨粗面 ・停止 上腕二頭筋 14:橈骨の茎状突起 ・停止 腕橈骨筋 15:豆状骨 ・停止 尺側手根屈筋 16:腸骨の上前腸骨棘 ・起始 縫工筋、大腿筋膜張筋 17:腸骨の下前腸骨棘 ・起始 大腿四頭筋の大腿直筋 18:坐骨の坐骨結節 ・起始 下双子筋、大腿方形筋、大腿二頭筋長頭、半腱様筋、半膜様筋、大内転筋 19:大腿骨の大転子 ・停止 前面:小殿筋 外側面:中殿筋 上縁:梨状筋 20:大腿骨小転子 ・停止 腸腰筋(腸骨筋と大腰筋) 21:大腿骨転子窩 上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、外閉鎖筋 22:大腿骨転子間稜 ・停止 大腿方形筋 23:大腿骨粗線の内側唇 ・起始 大腿四頭筋の内側広筋 ・停止 長内転筋、短内転筋、大内転筋 24:大腿骨粗線の外側唇 ・起始 大腿四頭筋の外側広筋、大腿二頭筋短頭 25:脛骨の脛骨粗面 ・停止 大腿四頭筋 26:脛骨粗面の内側部 ・停止(鵞足の形成) 縫工筋、半腱様筋、薄筋 27:髀骨の腓骨頭 ・起始 長腓骨筋、ヒラメ筋 ・停止 大腿二頭筋 28:踵骨の踵骨隆起 ・停止 下腿三頭筋(アキレス腱、踵骨腱を形成) ??小殿筋の作用に大腿の内旋はないけど、主動作筋? ??大殿筋の作用に大腿の外旋はないけど主動作筋? 穴埋め20問 4問 筋の起始停止3問、筋の神経支配5問、主動作筋5問、三角3問 四択5問





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