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解剖学ノート08「筋系まとめ」

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  1.頭部の筋

  1)浅頭筋(表情筋)   
 (1)頭蓋表筋(後頭前頭筋)
 起始ーー後頭骨の外後頭隆起両側から後頭筋として起こり、頭頂部で帽状腱膜となる。
 停止ーー前頭部で前頭筋となって眉の皮膚に終わる。
 神経ーー顔面神経
 作用ーー眉を吊り上げる。額に横皺をつくる。
 (2)耳介周囲の筋(前耳介筋、上耳介筋、後耳介筋)
 起始ーー帽状腱膜(後耳介筋は側頭骨の乳突部)
 停止ーー耳介軟骨
 神経ーー顔面神経
 作用ーー耳介を上方に引くが、人類では退化している。
 (3)眼瞼周囲の筋(鼻根筋、皺鼻筋、眼輪筋)
 a、鼻根筋
 起始ーー鼻根部、鼻骨の鼻背
 停止ーー前頭(眉間)の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー眉間の皮膚を下に引く。
 b、皺眉筋
 起始ーー前頭骨の鼻部
 停止ーー眉の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー眉を下内方に引き寄せ、眉間に縦皺をつくる。
 c、眼輪筋 
 起始ーー上顎骨の前頭突起
 停止ーー眼裂周囲の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー眼瞼裂を閉じる。 
 (4)鼻筋(鼻孔圧迫筋、鼻孔開大筋、鼻中隔下制筋) 起始ーー上顎骨犬歯・切歯の歯槽隆起
 停止ーー鼻背・鼻翼・鼻中隔
 神経ーー顔面神経
 作用ーー外鼻孔を狭める(鼻孔圧迫筋)。外鼻孔を広げる(鼻甲開大筋)。鼻中隔を下方に引く(鼻中隔下制筋)。
 (5)口周囲の筋(上申鼻翼挙筋、上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋、笑筋、口角下制筋、口角挙筋、下唇下制筋、頬筋、口輪筋、オトガイ筋)
 a、上唇鼻翼挙筋
 起始ーー上顎骨の前頭突起
 停止ーー上唇の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー上唇・鼻翼を引き上げる。
 b、上唇挙筋
 起始ーー上顎骨体の前面
 停止ーー上唇の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー上唇を引き上げる。
 c、小頬骨筋
 起始ーー頬骨外側面
 停止ーー上唇の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー上唇を上後方へ引く。
 d、大頬骨筋
 起始ーー頬骨外側面
 停止ーー口角、上唇・下唇
 神経ーー顔面神経
 作用ーー口角を上外側に引く。
 e、笑筋
 起始ーー咬筋筋膜
 停止ーー口角の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー口角を外側方に引き、えくぼをつくる。
 f、口角下制筋
 起始ーー下顎骨体の下縁
 停止ーー口角
 神経ーー顔面神経
 作用ーー口角を下方に引く
 g、口角挙筋
 起始ーー犬歯窩
 停止ーー口角
 神経ーー顔面神経
 作用ーー口角を上げる。
 h、下唇下制筋
 起始ーー下顎骨体の前面
 停止ーー下唇の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー下唇を外側下方に引く。
 i、頬筋
 起始ーー上顎骨・下顎骨臼歯の歯槽隆起外側面
 停止ーー口角、口輪筋に移行
 神経ーー顔面神経
 作用ーー口角を外側に引き、口裂を閉じる(乳を吸ったり、ラッパを吹く)。
 j、口輪筋
 起始ーー上顎骨・下顎骨外側切歯の歯槽隆起
 停止ーー口裂周囲の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーー口裂を閉じる。口唇をつくる。
 k、オトガイ筋
 起始ーー下顎骨内側切歯の歯槽隆起
 停止ーーオトガイ部の皮膚
 神経ーー顔面神経
 作用ーーオトガイ部の皮膚を上げて隆起をつくる。

  2)深頭筋(咀嚼筋)
 (1)咬筋
 起始ーー頬骨の頬骨弓
 停止ーー下顎骨の咬筋粗面(下顎枝・下顎角外面)
 神経ーー三叉神経第3枝(下顎神経)
 作用ーー下顎骨の挙上
 (2)側頭筋 起始ーー頭頂骨と側頭骨の側頭鱗
 停止ーー下顎骨の筋突起
 神経ーー三叉神経第3枝(下顎神経)
 作用ーー下顎骨の挙上、下顎骨の後方移動
 (3)外側翼突筋 起始ーー蝶形骨の側頭下窩
 停止ーー下顎骨の関節突起・下顎頚
 神経ーー三叉神経第3枝(下顎神経)
 作用ーー下顎骨の前方移動
 (4)内側翼突筋 起始ーー蝶形骨の翼突窩(翼状突起後面)
 停止ーー下顎骨の下顎角内面
 神経ーー三叉神経第3枝(下顎神経)
 作用ーー下顎骨の挙上

  2.頚筋

  1)浅頚筋ーー広頚筋(人体最大の皮筋)
 起始ーー下顎骨の下縁
 停止ーー下方は胸部上部の皮膚、上方は口角周囲の表情筋(下唇下制筋と混じり合う)
 神経ーー顔面神経
 作用ーー頚部の皮膚に皺をつくり、頚部の皮膚を上方に引く。口角・下唇を下方に引く。

  2)側頚筋ーー胸鎖乳突筋
 起始ーー胸骨頭は胸骨の胸骨柄上縁、鎖骨頭は鎖骨の内側1/3
 停止ーー側頭骨の乳様突起
 神経ーー副神経外枝、頚神経叢の筋枝(C2・3)
 作用ーー両側同時の作用は頭部の後屈、一側のみの作用は頭部の同側への側屈と反対側への回旋(オトガイが反対方向に上がる)。

  3)前頚筋
 A,舌骨上筋(群)
 (1)顎二腹筋前腹
 起始ーー下顎骨の二腹筋窩(下顎骨体内面)
 停止ーー舌骨
 神経ーー三叉神経第3枝(下顎神経)の顎舌骨筋神経
 作用ーー舌骨の挙上、舌骨が固定されている時は下顎を下後方に引く。
 (2)顎二腹筋後腹
 
 起始ーー側頭骨の乳様突起
 停止ーー舌骨
 神経ーー顔面神経
 作用ーー舌骨の挙上、舌骨が固定されている時は下顎を下後方に引く。 
 (3)茎突舌骨筋  起始ーー側頭骨の茎状突起
 停止ーー舌骨
 神経ーー顔面神経
 作用ーー舌骨を上後方に引き上げる。
 (4)顎舌骨筋
 起始ーー下顎骨の顎舌骨筋線
 停止ーー舌骨
 神経ーー三叉神経第3枝(下顎神経)の顎舌骨筋神経
 作用ーー舌骨を前上方に引く。舌骨が固定されている時は下顎を後方に引く。
 (5)オトガイ舌骨筋
 起始ーー下顎骨のオトガイ棘
 停止ーー舌骨
 神経ーー舌下神経
 作用ーー舌骨を前上方に引く。舌骨が固定されている時は下顎を下後方に引く。

 B,舌骨下筋(群)
 (1)胸骨舌骨筋
 起始ーー胸骨の上端
 停止ーー舌骨
 神経ーー頚神経わな(舌下神経の吻合枝と頚神経叢の枝C1~4がつくるわな)
 作用ーー舌骨を引き下げる。
 (2)肩甲舌骨筋上腹
 起始ーー肩甲骨の上縁から下腹として起こり、中間腱を経て上腹となる。
 停止ーー舌骨
 神経ーー頚神経わな(舌下神経の吻合枝と頚神経叢の枝C1~4がつくるわな)
 作用ーー舌骨を引き下げる。
 (3)肩甲舌骨筋下腹 起始ーー肩甲骨の上縁から下腹として起こり、中間腱を経て上腹となる。
 停止ーー舌骨
 神経ーー頚神経わな(舌下神経の吻合枝と頚神経叢の枝C1~4がつくるわな)
 作用ーー舌骨を引き下げる。 
 (4)胸骨甲状筋 起始ーー胸骨の上端
 停止ーー甲状軟骨
 神経ーー頚神経わな(舌下神経の吻合枝と頚神経叢の枝C1~4がつくるわな)
 作用ーー舌骨を引き下げる。
 (5)甲状舌骨筋 起始ーー甲状軟骨
 停止ーー舌骨
 神経ーー頚神経わな(舌下神経の吻合枝と頚神経叢の枝C1~4がつくるわな)
 作用ーー舌骨を引き下げる。

  4)後頚筋
 A.椎前筋
 (1)頚長筋
 起始ーー頚椎横突起、第1~3胸椎椎体
 停止ーー第2~4頚椎椎体、第6・7頚椎横突起、環椎前結節
 神経ーー頚神経叢の枝、腕神経叢の枝
 作用ーー両側同時の作用は頭部と頚部の前屈、一側のみの作用は頭部と頚部の同側への側屈 
 (2)頭長筋
 起始ーー第3~6頚椎横突起
 停止ーー後頭骨底部下面
 神経ーー頚神経叢の枝
 作用ーー両側同時の作用は頭部と頚部の前屈、一側のみの作用は頭部と頚部の同側への側屈
 (3)前頭直筋 
 起始ーー環椎の横突起
 停止ーー後頭骨底部下面(大後頭孔の前)
 神経ーー頚神経叢の枝
 作用ーー両側同時の作用は頭部と頚部の前屈、一側のみの作用は頭部と頚部の同側への側屈 
 (4)外側頭直筋
 起始ーー環椎の横突起
 停止ーー後頭骨底部下面
 神経ーー頚神経叢の枝
 作用ーー両側同時の作用は頭部と頚部の前屈、一側のみの作用は頭部と頚部の同側への側屈

 B.斜角筋
 (1)前斜角筋
 起始ーー(第3~第6)頚椎横突起
 停止ーー第1肋骨の斜角筋結節(リスフラン結節)
 神経ーー頚神経叢の枝、腕神経叢の枝
 作用ーー第1肋骨の引き上げ、胸郭を保持する。深い吸気時にはさらに胸郭を広げる。
 (2)中斜角筋
 起始ーー(全)頚椎横突起
 停止ーー第1肋骨
 神経ーー頚神経叢の枝、腕神経叢の枝
 作用ーー第1肋骨の引き上げ、胸郭を保持する。深い吸気時にはさらに胸郭を広げる。 
 (3)後斜角筋
 起始ーー(第4~第7)頚椎横突起
 停止ーー第2肋骨
 神経ーー腕神経叢の枝
 作用ーー第2肋骨を引き上げ、胸郭を保持する。深い吸気時にはさらに胸郭を広げる。

  3.胸筋

  1)浅胸筋
 (1)大胸筋
 起始ーー鎖骨(内側1/2)、胸骨と第2~7肋軟骨、腹直筋鞘前葉
 停止ーー上腕骨の大結節稜
 神経ーー内側胸筋神経、外側胸筋神経
 作用ーー上腕の内転・内旋。上腕を固定すると胸骨と肋骨を挙上させる。
 (2)小胸筋
 起始ーー第2~5肋骨前面
 停止ーー肩甲骨の烏口突起
 神経ーー内側胸筋神経
 作用ーー肩甲骨を内下方に引く。肩甲骨を固定すると肋骨を挙上させ、胸郭を広げる(呼吸補助筋)。
 (3)鎖骨下筋 
 起始ーー第1肋骨の上前面
 停止ーー鎖骨の下面
 神経ーー鎖骨下筋神経
 作用ーー鎖骨を下内方へ引き、胸鎖関節を保護する。
 (4)前鋸筋 
 起始ーー第1~9肋骨
 停止ーー肩甲骨内側縁
 神経ーー長胸神経
 作用ーー肩甲骨の外転・上方回旋

  2)深胸筋
 (1)外肋間筋 
 起始・停止ーー肋間隙の最表層筋。筋束は前下方へ斜めに走る。前方は腱膜様となり、外肋間膜という。
 神経ーー肋間神経
 作用ーー肋骨を引き上げ、胸郭を広げる。(吸気筋)
 (2)内肋間筋 
 起始・停止ーー肋間隙の中層筋。筋束は後下方へ斜めに走る。後方は腱膜様となり、内肋間膜という。
 神経ーー肋間神経
 作用ーー肋骨を引き下げ、胸郭を狭める。(呼気筋)
 (3)最内肋間筋 
 起始・停止ーー肋間隙の最内層筋。内肋間筋の内面で同じ走行をもつ筋束であるが、肋間神経と肋間動脈・静脈が両者を分ける。
 神経ーー肋間神経
 作用ーー肋骨を引き下げ、胸郭を狭める。(呼気筋)
 (4)肋下筋 
 起始・停止ーー胸郭後壁の内面にある。内肋間筋の分束で2肋間にまたがる。
 神経ーー肋間神経
 作用ーー肋骨を引き下げ、胸郭を狭める。(呼気筋)
 (5)胸横筋 
 起始・停止ーー胸郭前壁の内面にある。胸骨から斜め上方へ、第2~6肋軟骨へ至る。
 神経ーー肋間神経
 作用ーー肋骨を引き下げ、胸郭を狭める。(呼気筋)
 (6)肋骨挙筋 
 起始・停止ーー胸郭後壁の外面にある。各胸椎の横突起より斜め下外側に扇状に広がり、1つまたは2つ下の肋骨に付く。
 神経ーー脊髄神経後枝(第8頚神経後枝)
 作用ーー肋骨を引き上げ、胸郭を広げる。(吸気筋) 

  3)横隔膜
 起始ーー腰椎部は第1~4腰椎の椎体前面、第12肋骨尖端。肋骨部は第7~12肋軟骨内面(肋骨弓)。胸骨部は剣状突起の後面、腹直筋鞘後葉
 停止ーー腱中心(膜状腱板は円蓋状に集まり、中心部は腱膜化しクローバー状を呈する。)
 神経ーー横隔神経(頚神経叢)
 作用ーー収縮すると胸腔は広がり、弛緩すれば胸腔は狭まる。(呼吸筋)

  4.腹筋

  1)前腹筋
 (1)腹直筋
 起始ーー恥骨結合前面、恥骨結節上縁
 停止ーー第5~第7肋軟骨前面、剣状突起前面
 神経ーー肋間神経(第5~第12胸神経前枝) 
 作用ーー体幹の前屈
 (2)錐体筋
 起始ーー恥骨上縁
 停止ーー白線の下部、腹直筋鞘
 神経ーー肋間神経(第12胸神経前枝)、腸骨下腹神経(第1腰神経)
 作用ーー白線を緊張させ、腹直筋の働きを助ける。

  2)側腹筋
 (1)外腹斜筋  
 起始ーー第5~第12肋骨の外面
 停止ーー腹直筋鞘・白線、鼡径靭帯、腸骨稜
 神経ーー肋間神経(第5~第12胸神経)、腸骨下腹神経、腸骨鼡経神経
 作用ーー両側同時の作用は肋骨を引き下げ、脊柱を前屈する。また、骨盤を引き上げて腹圧を高める。一側のみの作用は体幹の側屈と反対側への回旋をする。
 (2)内腹斜筋 起始ーー胸腰筋膜、腸骨稜、鼡径靭帯
 停止ーー第10~第12肋骨の下縁、腹直筋鞘・白線 神経ーー肋間神経(第10~第12胸神経)、腸骨下腹神経、腸骨鼡経神経
 作用ーー両側同時の作用は肋骨を引き下げ、体幹を前屈する。また、骨盤を引き上げて腹圧を高める。一側のみの作用は体幹の側屈と同側への回旋をする。
 (3)腹横筋
 起始ーー第7~第12肋軟骨内面、胸腰筋膜、腸骨稜、鼡径靭帯
 停止ーー腹直筋鞘
 神経ーー肋間神経(第5~第12胸神経)、腸骨下腹神経、腸骨鼡経神経
 作用ーー肋骨を引き下げ、腹圧を高める。

  3)後腹筋ーー腰方形筋
 起始ーー下位腰椎の肋骨突起、腸骨稜
 停止ーー第12肋骨、上位腰椎の肋骨突起
 神経ーー肋間神経の枝(第12胸神経)、腰神経叢の枝
 作用ーー両側同時の作用は腰椎の後屈、一側のみの作用は腰椎の側屈と骨盤の引き上げ

  5.背筋

  1)浅背筋
 (1)僧帽筋
 起始ーー外後頭隆起・上項線、項靭帯・第7頚椎棘突起、第1~第12胸椎棘突起・棘上靭帯
 停止ーー肩甲骨の肩甲棘、肩甲骨の肩峰、鎖骨の外側1/3
 神経ーー副神経外枝、頚神経叢の筋枝(C3・4)
 作用ーー上部線維は頭頚部の後屈と反対側への回旋、肩甲骨の挙上と上方回旋、鎖骨の挙上、中部繊維は肩甲骨の内転、下部線維は肩甲骨の下制と上方回旋
 (2)広背筋
 起始ーー棘突起(第7胸椎以下の胸椎、全腰椎、仙骨)、腸骨稜、肩甲骨の下角、第9~第12肋骨
 停止ーー上腕骨の小結節稜
 神経ーー胸背神経
 作用ーー上腕の内転・内旋・伸展(上腕を内側後方に引く。)
 (3)肩甲挙筋
 起始ーー第1~第4頚椎横突起
 停止ーー肩甲骨の上角
 神経ーー肩甲背神経
 作用ーー肩甲骨の挙上と下方回旋
 (4)小菱形筋
 起始ーー第6・7頚椎棘突起と項靭帯
 停止ーー肩甲骨の内側縁上部
 神経ーー肩甲背神経
 作用ーー肩甲骨の内転と下方回旋(上内方に引く。)
 (5)大菱形筋
 起始ーー第1~第4胸椎棘突起と棘間靭帯
 停止ーー肩甲骨の内側縁
 神経ーー肩甲背神経
 作用ーー肩甲骨の内転と下方回旋(上内方に引く。)

  2)深背筋
 A.第1層(棘肋筋)
 (1)上後鋸筋 
 起始ーー第5頚椎~第2胸椎棘突起
 停止ーー第2~第5肋骨の肋骨角
 神経ーー肋間神経(第2~第4胸神経)
 作用ーー第2~第5肋骨を引き上げる。(吸息の補助筋)
 (2)下後鋸筋 起始ーー第10胸椎~第2腰椎棘突起
 停止ーー第9~第12肋骨の外側下縁
 神経ーー肋間神経(第9~第12胸神経)
 作用ーー肋骨を引き下げる。(呼息の補助筋)

 B.第2層(固有背筋)
 (1)板状筋(頭板状筋、頚板状筋)
 起始ーー頭板状筋は項靭帯、第1~第3胸椎棘突起、頚板状筋は第3~第6胸椎棘突起
 停止ーー頭板状筋は側頭骨の乳様突起、頚板状筋は第1~第2頚椎横突起
 神経ーー脊髄神経後枝
 作用ーー両側同時の作用は頭頚部の後屈、一側のみの作用は頭頚部の側屈と同側への回旋、頚板状筋は頭部への作用はない。
 (2)脊柱起立筋ーー腸肋筋(頚・胸・腰)、最長筋(頭・頚・胸)、棘筋(頭・頚・胸)
 起始ーー仙骨背面、下部腰椎棘突起、腸骨稜から共通の起始として起こる。
 停止ーー腸肋筋は第1~第12肋骨、第4~第6頚椎横突起、最長筋は側頭骨の乳様突起、頚椎・胸椎横突起、棘筋は上位椎骨の棘突起
 神経ーー脊髄神経後枝
 作用ーー両側同時の作用は頭頚部・脊柱の後屈、一側のみの作用は頭頚部・脊柱の側屈 
 (3)横突棘筋ーー半棘筋(頭・頚・胸)、多裂筋、回旋筋
 起始ーー全椎骨の横突起
 停止ーー後頭骨の上項線下部、全椎骨(起始部より上位の椎骨)の棘突起
 神経ーー脊髄神経後枝
 作用ーー両側同時の作用は頭頚部・脊柱の後屈、一側のみの作用は頭頚部・脊柱の反対側への回転、回旋筋は脊柱の回転を補助する。

  6.上肢の筋

  1)上肢帯筋
 (1)三角筋
 起始ーー鎖骨の外側1/3、肩甲骨の肩峰、肩甲骨の肩甲棘
 停止ーー上腕骨の三角筋粗面
 神経ーー腋窩神経
 作用ーー前部繊維は上腕の屈曲(前方挙上)、中部繊維は上腕の外転(側方挙上)、後部繊維は上腕の伸展(後方挙上)
 (2)棘上筋
 起始ーー肩甲骨の棘上窩
 停止ーー上腕骨の大結節
 神経ーー肩甲上神経
 作用ーー上腕の外転
 (3)棘下筋
 起始ーー肩甲骨の棘下窩
 停止ーー上腕骨の大結節
 神経ーー肩甲上神経
 作用ーー上腕の外旋
 (4)小円筋 
 起始ーー肩甲骨の外側縁
 停止ーー上腕骨の大結節
 神経ーー腋窩神経
 作用ーー上腕の外旋
 (5)大円筋
 起始ーー肩甲骨の下角
 停止ーー上腕骨の小結節稜
 神経ーー肩甲下神経
 作用ーー上腕の内転・内旋・伸展
 (6)肩甲下筋
 起始ーー肩甲骨の肩甲下窩(肋骨面)
 停止ーー上腕骨の小結節
 神経ーー肩甲下神経
 作用ーー上腕の内転・内旋

  2)上腕の筋
 A.屈筋群
 (1)上腕二頭筋
 起始ーー長頭は肩甲骨の関節上結節、短頭は肩甲骨の烏口突起
 停止ーー橈骨の橈骨粗面
 神経ーー筋皮神経
 作用ーー前腕の屈曲・回外
 (2)烏口腕筋
 起始ーー肩甲骨の烏口突起
 停止ーー上腕骨の上腕骨体中央(小結節稜の下方)
 神経ーー筋皮神経
 作用ーー上腕の屈曲・内転
 (3)上腕筋 
 起始ーー上腕骨前面の下半部
 停止ーー尺骨の鉤状突起と尺骨粗面
 神経ーー筋皮神経
 作用ーー前腕の屈曲

 B.伸筋群
 (1)上腕三頭筋 
 起始ーー長頭は肩甲骨の関節下結節、外側頭は上腕骨の外側面(橈骨神経溝の上外側)、内側頭は上腕骨の後面(橈骨神経溝の下内側)
 停止ーー尺骨の肘頭
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー前腕の伸展
 (2)肘筋
 起始ーー上腕骨の外側上顆
 停止ーー尺骨の上部後面(肘頭の外側面)
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー前腕の伸展

  3)前腕の筋
 A.屈筋群 (1)~(5)は浅層、(6)~(8)は深層
 
(1)円回内筋

  起始ーー上腕頭は上腕骨の内側上顆、尺骨頭は尺骨の鉤状突起
 停止ーー橈骨の円回内筋粗面
 神経ーー正中神経
 作用ーー前腕の回内・屈曲
 (2)橈側手根屈筋
 起始ーー上腕骨の内側上顆
 停止ーー第2・3中手骨底
 神経ーー正中神経
 作用ーー手関節の屈曲(掌屈)・外転(橈屈)
 (3)長掌筋

 起始ーー上腕骨の内側上顆
 停止ーー手掌腱膜
 神経ーー正中神経
 作用ーー手関節の屈曲(掌屈)
 (4)尺側手根屈筋
 起始ーー上腕頭は上腕骨の内側上顆、尺骨頭は尺骨の上半部後縁
 停止ーー豆状骨・有鉤骨・第5中手骨底 神経ーー尺骨神経
 作用ーー手関節の屈曲(掌屈)・内転(尺屈)
 (5)浅指屈筋
  起始ーー上腕尺骨頭は上腕骨の内側上顆と尺骨の尺骨粗面、橈骨頭は橈骨の上部前面
 停止ーー第2~第5中節骨底 神経ーー正中神経
 作用ーー第2~第5指の中節の屈曲(PIP屈曲)
 (6)深指屈筋
  起始ーー尺骨の前面上方、前腕骨間膜
 停止ーー第2~第5末節骨底 神経ーー橈側半は正中神経、尺側半は尺骨神経
 作用ーー第2~第5指の末節の屈曲(DIP屈曲)
 
(7)長母指屈筋
 
 
  起始ーー橈骨の前面、前腕骨間膜
 停止ーー第1末節骨底
 神経ーー正中神経
 作用ーー母指の末節の屈曲(IP屈曲)   (8)方形回内筋
 
  
 起始ーー尺骨の下部前面
 停止ーー橈骨の下部前面
 神経ーー正中神経
 作用ーー前腕の回内

 B.伸筋群 (1)~(3)は外側筋群、(4)~(6)は浅層、(7)~(11)は深層
 (1)腕橈骨筋
 
 
  起始ーー上腕骨の下部外側縁
 停止ーー橈骨の茎状突起
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー前腕の屈曲
 (2)長橈側手根伸筋
 
 起始ーー上腕骨の外側上顆
 停止ーー第2中手骨底
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー手関節の伸展(背屈)・外転(橈屈)
 
(3)短橈側手根伸筋
 起始ーー上腕骨の外側上顆
 停止ーー第3中手骨底
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー手関節の伸展(背屈)・外転(橈屈)
 (4)(総)指伸筋

 
 手関節の伸展(背屈)
 起始ーー上腕骨の外側上顆
 停止ーー第2~第5指の中節骨底と末節骨底
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー第2~第5指の基節・中節・末節の伸展(MP・PIP・DIP伸展) 
 
(5)小指伸筋

 起始ーー上腕骨の外側上顆
 停止ーー第5指の指背腱膜
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー第5指の基節・中節・末節の伸展(MP・PIP・DIP伸展)
 (6)尺側手根伸筋
 
 起始ーー上腕骨の外側上顆、尺骨の後面
 停止ーー第5中手骨底 神経ーー橈骨神経
 作用ーー手関節の伸展(背屈)・内転(尺屈) 
 
(7)回外筋
  起始ーー上腕骨の外側上顆、尺骨の回外筋稜 停止ーー橈骨の上部外側面
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー前腕の回外 
 (8)長母指外転筋
 
 手関節の外転(橈屈) 起始ーー橈骨の後面、尺骨の骨間縁、前腕骨間膜
 停止ーー第1中手骨底
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー母指の外転 
 (9)短母指伸筋
 起始ーー橈骨の下部後面、前腕骨間膜 停止ーー第1基節骨底
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー母指の基節の伸展(MP伸展)
 
(10)長母指伸筋
 
 起始ーー尺骨の後面、前腕骨間膜
 停止ーー第1末節骨底
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー母指の末節の伸展(IP伸展)
 
(11)示指伸筋
 
 起始ーー尺骨の下部後面、前腕骨間膜
 停止ーー第2指の背側腱膜
 神経ーー橈骨神経
 作用ーー示指の基節・中節・末節の伸展(MP・PIP・DIP伸展)

  4)手の筋
 A.母指球筋
 
(1)短母指外転筋 起始ーー舟状骨・屈筋支帯 停止ーー第1基節骨底
 神経ーー正中神経
 作用ーー
母指の外転
 
(2)短母指屈筋
 起始ーー浅頭は屈筋支帯、深頭は大菱形骨・小菱形骨、第2中手骨底
 停止ーー第1基節骨底
 神経ーー浅頭は正中神経、深頭は尺骨神経
 作用ーー母指の基節の屈曲(MP)
 (3)母指対立筋

 
  起始ーー大菱形骨・屈筋支帯 
 停止ーー第1中手骨体の橈側縁
 神経ーー正中神経
 作用ーー母指の対立
 (4)母指内転筋
    起始ーー横頭は第3中手骨の手掌面、斜頭は有頭骨 停止ーー第1基節骨底 神経ーー尺骨神経
 作用ーー母指の内転

 B.小指球筋
 (1)短掌筋
 起始ーー手掌腱膜の尺側縁 停止ーー手掌尺側縁の皮膚
 神経ーー尺骨神経
 作用ーー手掌腱膜を緊張させ、小指球の皮膚にしわをつくる。
 (2)小指外転筋
  起始ーー豆状骨・屈筋支帯
 停止ーー第5基節骨底
 神経ーー尺骨神経
 作用ーー小指の外転
 (3)短小指屈筋
 
 起始ーー有鉤骨・屈筋支帯
 停止ーー第5基節骨底
 神経ーー尺骨神経
 作用ーー小指基節の屈曲(MP屈曲)
 (4)小指対立筋
 
 起始ーー有鉤骨・屈筋支帯
 停止ーー第5中手骨の尺側縁
 神経ーー尺骨神経
 作用ーー小指の対立(小指が母指と向かい合うよう第5中手骨を曲げる。)

 C.中手筋
 (1)虫様筋
  
 起始ーー第2~第5指に向かう個々の深指屈筋腱の橈側より起こる。
 停止ーー第2~第5指の個々の基節骨の橈側を通り指伸筋腱に入る。
 神経ーー第1・第2虫様筋は正中神経、第3・第4虫様筋は尺骨神経
 作用ーー第2~第5指の基節の屈曲(MP屈曲)、第2~第5指の中節・末節の伸展(PIP・DIP伸展)
 (2)掌側骨間筋
 
 起始ーー3筋あり、第2中手骨の尺側と第4・第5中手骨の橈側より、各1頭をもって起こる。
 停止ーーそれぞれ第2指の基節骨底の尺側と第4・第5指の基節骨底の橈側に終わる。
 神経ーー尺骨神経
 作用ーー第2・第4・第5指の内転(第2・第4・第5指を第3指に近づける。)、第2・第4・第5指の基節の屈曲(MP屈曲)、第2・第4・第5指の中節・末節の伸展(PIP・DIP伸展)
 (3)背側骨間筋
 
 起始ーー4筋あり、2頭をもって第1~第5中手骨底の対向面(相対する側面)より起こる。
 停止ーー第1・第2背側骨間筋はそれぞれ第2・第3指の基節骨底の橈側に、第3・第4背側骨間筋はそれぞれ第3・第4指の基節骨底の尺側に終わる。
 神経ーー尺骨神経
 作用ーー第2・第3・第4指の外転(第2・第3指を橈側に、第3・第4指を尺側に引く。)

  7.下肢の筋

 1)下肢帯筋
 A.内寛骨筋ーー腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)
 起始ーー寛骨の腸骨窩、腰椎の椎体・肋骨突起
 停止ーー大腿骨の小転子
 神経ーー大腿神経
 作用ーー股関節の屈曲(大腿の挙上)、下半身を固定すると上半身(体幹)は前屈する。

 B.外寛骨筋
 
(1)大殿筋
 
 起始ーー腸骨の後面(後殿筋線の後方)、仙骨・尾骨の外側縁、仙結節靭帯
 停止ーー大腿骨の殿筋粗面、腸脛靭帯
 神経ーー下殿神経
 作用ーー大腿の伸展(大腿を後方に引く。)、腸脛靭帯の緊張により膝関節を伸展し、直立姿勢を保つ。
 (2)中殿筋
 
 
  
 起始ーー腸骨の外面(前殿筋線と後殿筋線の間)
 停止ーー大腿骨の大転子外側面
 神経ーー上殿神経
 作用ーー大腿の外転(側方挙上)
 (3)小殿筋
 
 起始ーー 腸骨の外面(前殿筋線と下殿筋線の間)
 停止ーー大腿骨の大転子内側面(中殿筋停止部の内側)
 神経ーー上殿神経
 作用ーー大腿の外転(側方挙上)
 
(4)大腿筋膜張筋
 起始ーー腸骨の上前腸骨棘
 停止ーー腸脛靭帯に移行し、脛骨の外側顆に終わる。
 神経ーー上殿神経
 作用ーー大腿の屈曲、下腿の伸展、股関節の内旋、膝関節の外旋
 (5)梨状筋

 起始ーー仙骨前面
 停止ーー大腿骨の大転子上縁
 神経ーー仙骨神経叢の枝
 作用ーー大腿の外旋

 (6)内閉鎖筋 起始ーー閉鎖膜の内面(寛骨内面)
 停止ーー大腿骨の転子窩
 神経ーー仙骨神経叢の枝
 作用ーー大腿の外旋
 (7)双子筋(上双子筋、下双子筋) 
 起始ーー坐骨の坐骨棘、坐骨の坐骨結節
 停止ーー大腿骨の転子窩
 神経ーー仙骨神経叢の枝
 作用ーー大腿の外旋
 
(8)大腿方形筋
 
 起始ーー坐骨の坐骨結節
 停止ーー大腿骨の転子間稜
 神経ーー仙骨神経叢の枝
 作用ーー大腿の外旋

  2)大腿筋
 A.伸筋群
 
(1)縫工筋
 
 下腿の屈曲・内転
 起始ーー腸骨の上前腸骨棘
 停止ーー脛骨の脛骨粗面内側(鵞足の形成)
 神経ーー大腿神経
 作用ーー大腿の屈曲・外転・外旋
 
(2)大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)
 起始ーー大腿直筋は腸骨の下前腸骨棘、外側広筋は大腿骨の大腿骨粗線外側唇、中間広筋は大腿骨の大腿骨体前面、内側広筋は大腿骨の大腿骨粗線内側唇
 停止ーー四筋は合して膝蓋骨を包み、膝蓋靭帯を経て脛骨の脛骨粗面に付く。
 神経ーー大腿神経
 作用ーー下腿の伸展、大腿直筋は股関節の屈曲を行う。
 
(3)膝関節筋
 
 起始ーー大腿骨の下部前面
 停止ーー膝関節の関節包
 神経ーー大腿神経
 作用ーー関節包を上方に引く。

 B.屈筋群
 
(1)大腿二頭筋
 
 

 
 起始ーー長頭は坐骨の坐骨結節、短頭は大腿骨の大腿骨粗線外側唇の下部
 停止ーー腓骨の腓骨頭
 神経ーー長頭は脛骨神経、短頭は総腓骨神経
 作用ーー股関節の伸展(大腿の後方挙上)、膝関節における下腿の屈曲と外旋
 (2)半腱様筋
  膝関節における下腿の屈曲と内旋
 起始ーー坐骨の坐骨結節
 停止ーー脛骨の脛骨粗面内側部(鵞足の形成)
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー股関節の伸展 
 
(3)半膜様筋

 起始ーー坐骨の坐骨結節
 停止ーー脛骨の内側顆の後面
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー股関節の伸展 

 C.内転筋群
 (1)恥骨筋
 
 起始ーー恥骨の恥骨櫛
 停止ーー大腿骨の恥骨筋線
 神経ーー大腿神経
 作用ーー大腿の屈曲・内転
 (2)長内転筋
 
 起始ーー恥骨の恥骨体前面(恥骨結合前面と恥骨結節の間)
 停止ーー大腿骨の大腿骨粗線内側唇
 神経ーー閉鎖神経
 作用ーー大腿の内転
 (3)短内転筋

 起始ーー恥骨の恥骨下枝前面
 停止ーー大腿骨の大腿骨粗線内側唇
 神経ーー閉鎖神経
 作用ーー大腿の内転
 (4)大内転筋(小内転筋)
 起始ーー大内転筋は坐骨の坐骨結節・坐骨枝、小内転筋は恥骨の恥骨下枝前面
 停止ーー大腿骨の大腿骨粗線内側唇
 神経ーー閉鎖神経
 作用ーー大腿の内転  
 (5)薄筋
 
 起始ーー恥骨の恥骨下枝前面
 停止ーー脛骨の脛骨粗面内側(鵞足の形成)
 神経ーー閉鎖神経
 作用ーー股関節の屈曲・内転、膝関節における下腿の屈曲と内旋
 (6)外閉鎖筋
 
 起始ーー閉鎖膜の外面(寛骨外面)
 停止ーー大腿骨の転子窩
 神経ーー閉鎖神経
 作用ーー大腿の外旋と内転

  3)下腿筋
 A.伸筋群 
 (1)前脛骨筋
 起始ーー脛骨の外側面上部、下腿骨間膜
 停止ーー内側楔状骨、第1中足骨の足底面
 神経ーー深腓骨神経
 作用ーー足関節の伸展(背屈)、足の内反

 (2)長母指伸筋
 
 起始ーー腓骨の前面上部、下腿骨間膜
 停止ーー足背の第1末節骨底
 神経ーー深腓骨神経
 作用ーー母指の基節・末節の伸展(MP・IP伸展)、足関節の伸展(背屈)

 (3)長指伸筋
 
 起始ーー腓骨の前面、脛骨の外側顆、下腿骨間膜
 停止ーー第2~第5指の指背腱膜に移行し、中節骨と末節骨に付く。
 神経ーー深腓骨神経
 作用ーー第2~第5指の基節・中節・末節の伸展(MP・PIP・DIP伸展)、足関節の伸展(背屈)

 (4)第3腓骨筋
 
 起始ーー長指伸筋の分束
 停止ーー第5中足骨底の足背面
 神経ーー深腓骨神経
 作用ーー足の外反、足関節の伸展(背屈)

 B.腓骨筋群
 (1)長腓骨筋
 
 起始ーー腓骨の腓骨頭、腓骨の上部外側面
 停止ーー内側楔状骨、第1中足骨底
 神経ーー浅腓骨神経
 作用ーー足の外反、足関節の屈曲(底屈)
 (2)短腓骨筋

 起始ーー腓骨の下部外側面
 停止ーー第5中足骨粗面
 神経ーー浅腓骨神経
 作用ーー足の外反、足関節の屈曲(底屈)

 C.屈筋群 (1)~(3)は浅層、(4)~(6)は深層
 (1)下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)
 起始ーー腓腹筋内側頭は大腿骨の内側上顆、腓腹筋外側頭は大腿骨の外側上顆、ヒラメ筋は腓骨の腓骨頭と脛骨のヒラメ筋線
 停止ーー浅層の2頭をもつ腓腹筋と深層のヒラメ筋の腱が合して踵骨腱(アキレス腱)をつくり、踵骨の踵骨隆起に終わる。
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー足関節の屈曲(底屈)、腓腹筋は膝関節の屈曲を行う。
 
(2)足底筋
 
 起始ーー大腿骨の外側上顆
 停止ーー踵骨腱の内側縁に癒合する。
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー下腿三頭筋の働きを助ける。
 (3)膝窩筋
 
 起始ーー大腿骨の外側顆
 停止ーー脛骨の上部後面
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー膝関節の屈曲、脛骨の内旋
 (4)後脛骨筋
 
 起始ーー脛骨後面、下腿骨間膜
 停止ーー舟状骨粗面・内側楔状骨
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー
足関節の屈曲(底屈)、足の内反
 (5)長指屈筋
 
 起始ーー脛骨の中央後面、下腿骨間膜 停止ーー第2~第5末節骨底
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー
第2~第5指の末節の屈曲(DIP屈曲)、足関節の屈曲(底屈)
 
(6)長母指屈筋
 
 起始ーー腓骨の下部後面、下腿骨間膜の下部
 停止ーー第1末節骨底
 神経ーー脛骨神経
 作用ーー
母指末節の屈曲(IP屈曲)、足関節の屈曲(底屈)
 
  4)足の筋
 A.足背筋
 (1)短母指伸筋
 起始ーー踵骨の上面・外側面
 停止ーー第1基節骨底
 神経ーー深腓骨神経
 作用ーー母指の基節の伸展(MP伸展)
 
(2)短指伸筋

  
 起始ーー踵骨の上面・外側面
 停止ーー第2~第4指に行く3腱に分かれ、長指伸筋腱に癒合する。
 神経ーー深腓骨神経
 作用ーー第2~第4指の伸展

 B.母指球筋
 
(1)母指外転筋
 
 起始ーー踵骨の踵骨隆起(内側)
 停止ーー第1基節骨底(第1中足骨頭の内側種子骨)
 神経ーー内側足底神経
 作用ーー母指の外転・底屈(MP屈曲)
 
(2)短母指屈筋
 
 起始ーー外側楔状骨
 停止ーー第1基節骨底(第1中足骨頭の内側・外側種子骨)
 神経ーー内側足底神経
 作用ーー母指の基節の屈曲(MP屈曲)
 
(3)母指内転筋
 
 起始ーー斜頭は第2~第5中足骨、横頭は第2~第5中足指節関節の関節包
 停止ーー第1基節骨底(第1中足骨頭の外側種子骨)
 神経ーー外側足底神経
 作用ーー母指の内転(第2指に近づける。)

 C.小指球筋
 
(1)小指外転筋
 
 
 起始ーー踵骨の踵骨隆起(外側)
 停止ーー第5中足骨粗面、第5基節骨底
 神経ーー外側足底神経
 作用ーー小指の外転
 (2)短小指屈筋
  
 起始ーー長足底靭帯、第5中足骨底
 停止ーー第5基節骨底
 神経ーー外側足底神経
 作用ーー小指の基節の屈曲(MP屈曲) 
 (3)小指対立筋
 起始ーー長足底靭帯、第5中足骨底
 停止ーー第5中足骨外側縁前部
 神経ーー外側足底神経
 作用ーー小指の対立

 D.中足筋
 
(1)短指屈筋
 
 
 
 
 起始ーー踵骨の踵骨隆起(内側)
 停止ーー第2~第5中節骨底(停止する手前で各腱は2分し、その間を長指屈筋腱が通る。)
 神経ーー内側足底神経
 作用ーー第2~第5指の中節の屈曲(PIP屈曲)
 (2)足底方形筋
 
 起始ーー踵骨の内側面・下面
 停止ーー長指屈筋の共通腱の外側縁
 神経ーー外側足底神経
 作用ーー長指屈筋の斜め方向に向かう力を矯正して指の屈曲(底屈)を助ける。
 
(3)虫様筋
  
 起始ーー第2~第5指に向かう長指屈筋の個々の腱の内側縁より起こる。
 停止ーー第2~第5指の個々の基節骨の内側を通り、指背腱膜に入る。
 神経ーー第1・第2虫様筋は内側足底神経、第3・第4虫様筋は外側足底神経
 作用ーー第2~第5指の基節の屈曲(MP屈曲)、第2~第5指の中越・末節の伸展(PIP・DIP伸展)
 (4)底側骨間筋
   
 
 起始ーー第3~第5中足骨の内側縁(3筋あり、各1頭をもって起こる。)
 停止ーー第3~第5基節骨底(内側)
 神経ーー外側足底神経
 作用ーー第3~第4指の内転(第3~5指を内側に引く。)、第3~第5指の基節の屈曲(MP屈曲)、第3~第5指の中越・末節の伸展(PIP・DIP伸展)
 (5)背側骨間筋
 
 起始ーー第1~第5中足骨の対向面(4筋あり、各々2頭をもって起こる。)
 停止ーー第2~第4基節骨(第1背側骨間筋は第2基節骨の内側、第2~第4背側骨間筋は第2~第4基節骨の外側に終わる。)
 神経ーー外側足底神経
 作用ーー第2~第4指の外転(第1背側骨間筋は第2指を内側に引き、第2~第4背側骨間筋は第2~第4指を外側に引く。)、母指側外転と小指側外転





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