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ノート・テスト科目一覧

解剖学ノート02「骨格系」02頭蓋

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1)頭蓋
・脳頭蓋…5種7個
・顔面頭蓋…10種16個

(1)脳頭蓋の構成
<脳頭蓋骨: 5種7個>
・前橈骨:1
・頭頂骨:2
・後頭骨:1
・側頭骨:2
・蝶形骨:1
★側頭骨と頭頂骨の間は鱗状縫合

①前頭骨
・前頭鱗
・眼窩部
・鼻部
<生体観察ポイント?
ア.前頭洞(副鼻腔 内部の空洞)
前頭鱗の下部から眼窩部にかけてある
内部は薄い骨板により左右に分けられる
イ*.眼窩上縁
外面で前頭鱗と眼窩部の境をなす縁
ウ*.眼窩上孔(眼窩上切痕)
眼窩上縁の内側の三分の一にある孔(切痕)
エ*.前頭切痕(前頭孔)
眼窩上孔の内側の切痕
オ.頬骨突起
外側から下方に出る突起

a.前頭鱗:なし
b.眼窩部:
・涙腺窩:下面外側のくぼみ(涙腺がはいる)
c.鼻部
・鼻棘:下方に出る突起
d.前頭洞口
・鼻棘根部の両側に一対あく口。前頭洞の開口部

②頭頂骨
・頭頂結節:外面中央の大きな結節(頭頂骨の一番張り出している部分)
③後頭骨
<分類>
・底部
・外側部
・後頭鱗

a.大後頭孔(大孔):下部正中の大きな穴
★脳(延髄)と脊髄のさかいをなす

<各部の部位>
ア.底部:なし
イ.外側部
a.後頭顆:下面の突出部。環椎後頭関節の関節頭をなす
*関節で、くぼんでいるほうを関節窩、出ている方を関節頭)
*環椎=第1頚椎
b.頸静脈切痕:外側縁の切痕
c.舌下神経管:後内方から前外方 へ走る管で、後頭顆と頸静脈切痕の間に開口する。舌下神経(12脳神経が通る)
★脳神経(参考)
嗅神経、視神経、動眼神経、滑車神経、三叉神経、外転神経、
顔面神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経。

イ.後頭鱗
a.*外後頭隆起:外面正中の隆起
b.*上項線:外後頭隆起から外方へ走る隆起

④側頭骨
・鱗部
・岩様部(錘体乳突部:錘体部と乳突部(=乳様突起)にわけられる)
・鼓室部
★三部が融合して単一の骨となるのは、生後一年ほどたってからである
ア.鱗部
a.*頬骨突起:外面下部で禅法に出る突起
b.下顎窩:頬骨突起根部の下のくぼみ。顎関節の関節窩をなす
イ.岩様部
a.錐体乳突
①錐体部
・三叉神経圧痕:前面で尖近くのくぼみ(とがっているところに近い)。錐体部の先の方に走る溝。S状洞溝の延長線上
・内耳孔(重要):後面やや内側にあく孔(顔面神経、内耳神経が通る)
・内耳道:内耳孔に続く袋小路の道
・頸静脈切痕:後縁にある切痕、
・頸静脈孔(重要):後頭骨の頸静脈切痕と、側頭骨の頸静脈切痕が合わさってできる孔。舌咽神経、迷走神経、副神経、内頸静脈が通る
・頚動脈管外口:下面にあく口
・頚動脈管内口:尖にあく口
・頚動脈管:頚動脈管外口と頚動脈管内口を連ねる管(内頸動脈が通る)
②乳突部
・乳様突起*:乳突部の大部分を占め、前下方に出る突起
・乳突蜂巣(ほうそう):乳様突起内部の空洞。薄い骨板により区切られ、蜂巣状を呈する
・S状洞溝:乳突部内面と錐体部後面境の溝
ウ.鼓室部
上部のかけた円筒状を呈する
・外耳孔*:鼓室部と鱗部が作る孔
・外耳道*:鼓室部と鱗部と錐体部が作る道。外耳孔に続く袋小路の道
・鼓室:外耳道の奥野空洞。生体では鼓膜の内側をいう
★外耳孔→外耳道→鼓膜→中耳(鼓室、鼓膜と外耳道の突き当たりの間)→内耳(迷路:骨迷路と膜迷路)→
・茎状突起:下面から前下方に出る突起。橈骨、尺骨にも茎状突起がある
・茎乳突孔:茎状突起と乳様突起の間の孔、顔面神経の終枝が通る
・顔面神経管:内耳道底と内耳道と茎乳突孔を連ねる管
・耳管:鼓室前壁と錐体部下面を連ねる管。生体では、鼓室前壁と咽頭鼻部外側壁を連ねる管
・乳突洞:鼓室後壁の空洞で鼓室と乳突蜂巣を連ねる(連絡する)

⑤蝶形骨
・体
・大翼
・小翼
・翼状突起

ア.体
・蝶形骨洞:内部の空洞、薄い骨板により左右に分けられる(副鼻腔の一つ)
・蝶形骨洞口:前面に一対あく口、蝶形骨洞の開孔部
・トルコ鞍:上面のくぼみ、背もたれのあるいすのような形をしている
・下垂体窩:トルコ鞍中央のくぼみ(下垂体が乗っている)、トルコ鞍の座る部分にあるへこみ
★下垂体とは
間脳の視床下部から下垂する内分泌腺
・鞍背:トルコ鞍の後ろの突出部、背もたれの部分
・斜台:鞍背の後上面と後頭骨底部上面で作られる
・視神経交叉:トルコ鞍の前を横走する溝、視神経交叉が伸びる
★視神経交叉:網膜の内側から出ている神経が左右交差する部分
イ.大翼
・上眼窩裂:大翼と小翼との間の裂、動眼神経、滑車神経、外転神経、三叉神経第一枝(眼神経)が通る
・下眼窩裂:大翼と上顎骨(眼窩面)の間の裂、三叉神経第二枝(上顎神経)の(眼窩下神経、頬骨神経が通る
・正円孔:三個あく孔のうち内側(前)のもの、三叉神経第二枝(上顎神経)が通る
・卵円孔:三個あく孔のうち、中央のもの、三叉神経第3枝(下顎神経)
・棘孔:三個あく孔のうち、外側(後ろ)のもの、三叉神経第三枝(下顎神経)の硬膜枝が通る(いったんでたものが入ってくる)
・破裂孔:蝶形骨体と側頭骨底部と側頭骨錐体部が作る孔、生体では線維軟骨で埋められる。
ウ.小翼
・視神経管:根部を前後に貫く管、視神経が通る
エ.翼状突起
内側版と外側板の二枚からなる
・翼突窩:後面で内側板と外側板の間のくぼみ
・翼突管:根部を前後に貫く管

骨の連結
1)線維性の連結
(1)靱帯結合
(2)縫合
シャーピー線維(線維性結合組織)による結合
・冠状縫合
前頭骨と頭頂骨の間の抱合
・矢状縫合:
左右の頭頂骨の間の抱合
・ラムダ縫合(人字縫合)
頭頂骨と後頭骨の間の抱合
・鱗状縫合
頭頂骨と側頭骨の間の抱合
<泉門>
縫合の会合部にある未骨化部をいう
・大泉門:冠状縫合と矢状縫合の会合部にあり、二歳後半で閉じる
・小泉門:矢状縫合とラムダ縫合会合部にあり、生後3ヶ月で閉じる
・前側頭泉門:冠状縫合の外側端の泉門(左右にある)
・後側頭泉門:ラムダ縫合の外側端の泉門(左右にある)

★眼窩を構成する骨(7骨)
上壁:前頭骨の眼窩部、蝶形骨の小翼
下壁:上顎骨の体の眼窩面、口蓋骨の眼窩突起
内壁:篩骨の迷路、涙骨
外壁:頬骨の眼窩面、蝶形骨の大翼

★鼻腔を構成する骨(9骨)
上壁:篩骨の篩板、鼻骨、前頭骨、蝶形骨
下壁:上顎骨の口蓋突起、口蓋骨の水平板
内壁(左右にしきる骨):鋤骨、篩骨の垂直板
外壁:下鼻甲介、涙骨、篩骨、上顎骨の体、口蓋骨の鉛直板、蝶形骨の翼状突起内側板

★副鼻腔と開口部
1.上顎洞:中鼻道に開口
2.前頭洞:中鼻道に開口
3.蝶形骨洞:鼻腔の後上方に開口
4.篩骨洞:大部分は中鼻道(前・中篩骨蜂巣は中鼻道、後篩骨蜂巣は上鼻道)に開口

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