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解剖学ノート05「脈管系」01血管系の構成

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脈管系は循環系ともいう
・脈管系 - 血管系
- リンパ(管)系
1.血管系の構成
心臓、動脈、静脈、毛細血管(太さ約10μm)
1)血管の構造
(1)一般的構造
三層よりなり、内層より順に内膜、中膜、外膜
ア.内膜
単層扁平上皮の内皮と結合組織の薄い膜よりなる
★血管内日とリンパ管内皮は一般に単層扁平上皮である
イ.中膜
・輪走する平滑筋線維と弾性線維よりなる
・動脈では多量の平滑筋線維と弾性線維を含む
・心臓に近い動脈では、弾性線維が平滑筋線維を量的にしのぐ(弾性動脈)
・太さ1センチ以下の中等度の動脈では、弾性線維は内膜および外膜の近くに集まり、内弾性板、外弾性板を作る(筋性動脈)
ウ.外膜
なし

(2)毛細血管の構造
単層扁平上皮の内皮と、結合組織の薄い基底膜よりなる
小孔を有し血漿、白血球は通過する

(3)動脈と静脈の差異
・動脈の方が血管壁がより厚く、弾力性がある
・静脈には静脈弁がある
静脈弁は内膜の2~3枚のヒダで、ポケット状をていし、凹面を心臓の方に向ける
血液の逆流を防ぐためにある

3)血管の分枝状態
(1)吻合
血管と血管を連絡する枝
(2)側副血行路
一つの動脈が閉塞しても、吻合を経て分布区域に血液が供給される経路
(3)終動脈(重要)
・吻合のない動脈
・終動脈は脳、肺にみられる
・終動脈の決行が遮断されると、限局性の血行障害により臓器や器官の一部が変成し、壊死に陥る
これを梗塞という(p276)
・吻合が細いと血液供給が不十分で、梗塞を生ずることがある。このような動脈を機能的終動脈という
心臓、脾臓、腎臓などに見られる
(4)脈管網(動脈網)
吻合が発達して、網状となったもの
(5)脈管叢(静脈叢)
吻合が発達して叢状になったもの
(6)脈管のの脈管
太い血管ではそれ自体を養う血管を有する
これを脈管の脈管という

4)血管の神経支配
交感神経が収縮を行う
副交感神経の支配はない(実際には拡張作用はある)
骨格筋では1平方ミリメートルあたり、毛細血管は約2000本(非常に多い)
血流速度は0.05ミリメートル/秒(非常に遅い)
☆体重1キログラム増加につき、毛細血管は1キロメートル延長するといわれる

5)心臓
(1)位置と形状
①位置
前縦隔で横隔膜の上にある
②形態
桃の実状
③大きさ
手拳大
長さ:14センチ
幅:10センチ
厚さ:8センチ
⑤心底・心尖
上部の膨大部を心底
下部のとがった部を心尖という
⑥心軸
心底の中央と心尖の中央を連ねる軸で、後上右方から前下左方に向かう

⑦他の器官との肝経
左右の肺に挟まれ、3分の2は正中より左に
3分の1は正中より右にある
前面は前胸壁に、後面は横隔膜に接する

⑧表面の溝
・冠状溝(重要)
上3分の1の部を横に一周する
・前室間溝(重要)
冠状溝より下で前面を縦に走る溝
・後室間溝(重要)
冠状溝より下で後面を縦に走る溝

(2)内腔
心房中隔と心室中隔
房室中隔と房室口により
右心房、右心室、左心房、左心室を区別する
①右心房
・交通
右房室口により右心室と交通する
・入る血管(各1本)
上大静脈
下大静脈
冠状静脈洞
・右心耳
前壁の一部で前左方に膨隆する部
・卵円窩
心房中隔の下部にあるくぼみで、胎生時の卵円孔の痕跡である
②右心室
・交通
右房室口により右心房と交通する
・出る血管
肺動脈(1本)
(心臓を出た後左右に分かれる)
肺動脈が起始する部は、円錐状をていし、これを動脈円錐という
動脈円錐の先端の肺動脈口により肺動脈に移行する
③左心房
・交通
左房室口により左心室と交通する
・入る血管
肺静脈(4本…各肺二本)
・左心耳
前壁の一部で前右方に膨隆する部
④左心室
・交通
左房室口により左心房と交通する
・出る血管
大動脈(1本)
大動脈が起始する部は円錐状をていし、これを動脈円錐という
動脈円錐の大動脈口で大動脈に移行する

(3)心臓の弁装置
房室弁、動脈弁
①房室弁
ア.位置
房室口にある
右のものを右房室弁(三尖弁)
左のものを左房室弁(二尖弁、僧帽弁)
イ.構造
弁が折れかえらないように働く
・弁尖:心内膜のヒダである
・腱索:結合組織よりなり、弁尖と乳頭筋を連ねる(直接心室壁から起こるものもある)
・乳頭筋:心筋よりなる。心筋の突起である
②動脈弁
肺動脈弁(右心室)、大動脈弁(左心室)
☆洞脈口を上から見ると、円形を120度ずつで放射状に三等分されている。その三つの扇形のヒダのそれぞれを半月ヒダという
ア.肺動脈弁
・位置
肺動脈口にある
・構造
心内膜のヒダである三個の弁(それぞれを半月弁という)がポケット状をなし
凹面を末梢の法に向ける
イ.大動脈弁
・位置
大動脈口
・構造
肺動脈弁に同じ

(4)心臓の対骨格位置(p277)
①心尖
左第5肋間、乳腺のやや内側
②肺動脈口
胸骨左縁で左第3胸肋関節のあたり
③大動脈口
胸骨の後ろで第3肋間
④右房室口
胸骨の後ろで、右第5胸肋関節と左第3胸肋関節を結ぶ線上
⑤左房室口
左第3・第4胸肋関節の高さ

(5)心臓の構造
心内膜、心筋層、心外膜(漿膜)
①心内膜
血管内皮の続きである
単層扁平上皮の内皮と結合組織の薄い膜よりなる
②心筋層
心筋線維よりなる(横紋筋)
横線または光輝線が見られる
心房の筋と心室の筋は独立している
心房と心室の間には、房室口を取り巻いて線維輪という結合組織の輪状帯がある
心房壁は二層よりなり内層のものは縦走し、外層のものは輪走する(内縦外輪)
心室壁は三層よりなり、内層のものは縦走し、中層のものは輪走し、外層のものは斜走する(内縦中輪外斜)
心房壁より心室壁が厚く、左心室壁は右心室壁より3倍厚い
③心外膜
漿膜である
心膜の臓側葉である(心膜については後述)

(6)刺激伝導系(p279、281)
心拍動を規則正しく行わせるための機構である
・構造
心内膜と心筋層の間にあり、筋形質に富み、筋原線維の少ない特殊心筋線維よりなる
・洞房結節=ペースメーカー
・洞房系と房室系の2系統がある
①洞房系(重要)
心房を収縮させる
洞房結節(キース・フラックの結節)とここから起こる線維よりなる
線維は左右の心房壁に分布する
洞房結節は特殊心筋線維の網状のかたまりで大きさ2.5センチ×0.2センチ
上大静脈開口部と右心耳の間にある
②房室系(重要)
心室を収縮させる
房室結節(田原の結節またはアショッフ・田原の結節)
とここから起こる線維よりなる
線維は房室束(ヒス束)となって線維輪を貫き心室中隔に達し、右脚(1本)と左脚(3本)に分かれ、プルキンエ線維となって心室壁に分布する
房室結節は特殊心筋線維の密なかたまりで
房室結節は大きさ0.5×0.3センチ
・房室結節の場所
冠状静脈洞と下大静脈開口部にある
・期外収縮、房室ブロックについては教科書を参照

(7)心臓の血管(p281、283)
動脈:冠状動脈
静脈:冠状静脈洞
①冠状動脈
一対ある
上行大動脈より起始する
ア.右冠状動脈
上行大動脈起始部前面より起こり、肺動脈と右心耳の間を通り、冠状溝を右に回って心臓後面に達し、
後室間枝となって、後室間溝を通り、心尖に向かって下降する
イ.左冠状動脈
上行大動脈起始部左側より起こり、肺動脈と左心耳の間から冠状溝に達し、
前室間枝と回旋枝に分かれる
前室間枝は前室間溝を通り心尖に向かって下降する
回旋枝は冠状溝を左に回って後面に至り、右冠状動脈と吻合する

②冠状静脈洞(1個)
静脈の大半は冠状溝を走る
冠状静脈洞に集まり、右心房にそそぐ
★狭心症、心筋梗塞(p282)
壊死したものが心筋梗塞

(8)心膜(心嚢)
心臓の表面を覆う漿膜である
壁側葉と臓側葉に分ける
①壁側葉
2層よりなり、内層の漿膜性心膜と外層の線維性心膜よりなる
②臓側葉
壁側葉の内層側、漿膜性心膜の続きである
これを心外膜という
臓側葉の漿膜性心膜が心臓表面を覆った後、心臓から出る大血汗起始部を包む、反転して壁側葉の漿膜性心膜に移行する
③心膜腔、心膜液
壁側葉と臓側葉の間を心膜腔といい、両葉の摩擦を防ぐため、心膜液がある
☆心臓を覆う幕
・内層…心臓表面を直接覆う
臓側葉(漿膜性心膜、心外膜)
臓側葉は血管の根元で折りかえる
・外層内側:
壁側葉の内層(漿膜性心膜)
・外層外側:
壁側葉の外層(線維性心膜)

(9)心臓の神経
交感神経と副交感神経(迷走神経の中を通る)の二重支配を受ける
・交感神経:心拍動を促進(亢進)
・副交感神経:心拍動を抑制

6)肺循環(小循環)と体循環(大循環)
(1)肺循環
肺呼吸を行う
右心室→肺動脈→肺胞の毛細血管→肺静脈→左心房
(2)体循環
組織呼吸を行う
左心室→大動脈→全身組織の毛細血管→大静脈→右心房

7)肺循環の動脈
(1)肺動脈(1本)
・肺動脈の経過
肺動脈口(胸骨左縁で左第3胸肋関節のあたり)
→上行大動脈の前を上左後方をねじれてのぼり
→大動脈弓の下で左右に分かれ
→肺門に入る
(2)肺静脈(各側2本合計4本)
・肺静脈の経過
肺門を出て
→左心房

8)体循環の動脈
動脈系の本幹
太さ:2~3センチ
・上行大動脈
・大動脈弓
・下行大動脈
胸大動脈、腹大動脈
(1)上行大動脈
・上行大動脈の経過
左心室の大動脈口(第3肋間で胸骨の後ろ)から起こり
右第2胸肋関節の後ろで大動脈弓に続く
・長さ:5~6センチ
・枝
左右の冠状動脈が分枝する
(2)大動脈弓
・大動脈弓の経過
右第2胸肋関節の後ろで上行大動脈より続き
第4胸椎前左で下行大動脈(胸大動脈)に続く
・枝(重要)
前から順に(分枝する順に)
腕頭動脈、左総頸動脈、左鎖骨下動脈

(3)動脈管(ボタロー管)
大動脈弓の下面から肺動脈にかけて
胎児では動脈管(ボタロー管)がある
生後は動脈管索(ボタロー索)となる

(4)腕頭動脈
・腕頭動脈の経過
大動脈弓から起こり
右胸鎖関節の後ろで
右総頸動脈と右鎖骨下動脈に分かれる
(5)総頸動脈
・総頸動脈の経過
右総頸動脈は右胸鎖関節の後ろで
腕頭動脈より分かれ
左総頸動脈は大動脈弓より起こり
気管・喉頭の外側を上行し、
甲状軟骨上縁の高さで外頸動脈と内頸動脈に分かれる
・生体観察
頸動脈三角で拍動を触れる
(6)外頸動脈
・分布
前頸部、顔面部
・経過
甲状軟骨上縁の高さで総頸動脈より分かれ
顎二腹筋後腹、茎突舌骨筋、の内側
→下顎枝の後内側を通り
→下顎頸の高さで浅側頭動脈と顎動脈の2終枝に分かれる
・枝
①上甲状浅動脈
②上行咽頭動脈
③舌動脈
④顔面動脈(重要)
・生体観察
下顎角の前2センチで拍動を触れる(大迎)
顔面動脈の枝の眼角動脈、上唇動脈、下唇動脈の拍動も触れる
眼角動脈は内眼角で
上唇動脈は上唇で、下唇動脈は下唇で触れる
⑤胸鎖乳突筋動脈
⑥後頭動脈
・生体観察
外後頭隆起の外側3センチで拍動を触れる
⑦後耳介動脈
・生体観察
乳様突起の表面で拍動を触れる
⑧浅側頭動脈
・生体観察
耳珠の前で拍動を触れる
⑨顎動脈

(7)内頸動脈
・分布
脳、眼窩(眼球)
・内頸動脈の経過
甲状軟骨上縁の高さで総頸動脈より分かれ
→咽頭の外側
→頸動脈管外口
→頸動脈管
→頸動脈管内口
→頸動脈溝
→視神経管の後ろで眼動脈を出す
→後方に走り、前大脳動脈と中大脳動脈に分かれる
★頸動脈洞(p286参照)
内頸動脈の起始部にある
圧受容器
★頸動脈小体(p288)
内外頚動脈の分岐部
化学受容器
・枝
①眼動脈
・枝
網膜中心動脈
②前大脳動脈(重要)
③中大脳動脈(重要)
④前交通動脈
左右の前大脳動脈の間を水平に走って二本の血管をつなぐ
⑤後交通動脈
後大脳動脈と中大脳動脈をつなぐ(左右1本ずつある)

★ウィリスの動脈輪
前交通動脈、前大脳動脈、後交通動脈、後大脳動脈
で構成される7角形
中大脳動脈は含まない

(8)鎖骨下動脈
・分布
脳、頚部、胸壁
・鎖骨下動脈の経過
右鎖骨下動脈は右胸鎖関節の後ろで腕頭動脈より分かれ
左鎖骨下動脈は大動脈弓より起こり
→肺尖の上を外方に向かい
→斜角筋隙の中、第1肋骨上面の鎖骨下動脈溝を通り
その外側で腋窩動脈に続く
・枝
①椎骨動脈
・分布

・椎骨動脈の経過
鎖骨下動脈の起始部より上方に向かって起こり
→第6から第1頚椎の横突孔
→環椎の椎骨動脈孔
→大後頭孔
→左右の椎骨動脈は合して一本の脳底動脈となり
橋の脳底溝を上行し
→左右の後大脳動脈に分かれる
②内胸動脈
・分布
前胸壁、前腹壁
・内胸動脈の経過
椎骨動脈の起始部の反対側より下に向かって起こり
→前斜角筋の内側
→胸鎖関節の後ろ
→胸骨の外側1センチを下る
→第7肋骨の高さで、上腹壁動脈と筋横隔動脈に分かれる
・枝
ア.前肋間枝
上位6個の肋間に分布する
イ.上腹壁動脈
腹直筋の中または後面で外腸骨動脈の枝である下腹壁動脈と吻合する
ウ.筋横隔動脈
・筋横隔動脈の枝
横隔膜に行く枝
前肋間枝;下位5個の肋間に行く
★内胸動脈の前肋間枝、内胸動脈の筋横隔動脈の前肋間枝は第1・第2肋間に行く鎖骨下動脈の肋頚動脈の最上肋間動脈と、第3から第11肋間に行く胸大動脈の肋間動脈と吻合して「動脈の胸郭」をつくる
☆最上肋間動脈と肋間動脈は肋骨に沿って横走し、
前肋間枝は縦に走る、縦横が交わってかご状をていする

③甲状頸動脈
④肋頚動脈
・枝
最上肋間動脈:第1第2肋間に行く
深頸動脈
⑤頸横動脈

(9)腋窩動脈
・分布
胸壁、肩、上腕
・経過
斜角筋隙の外側、第1肋骨上面の鎖骨下動脈溝の外側で、鎖骨下動脈より続き
→腋窩外側壁、大胸筋腱の高さで上腕動脈に続く
・生体観察
腋窩外側壁で搏動をふれる
・腋窩動脈の枝
①最上胸動脈
②胸肩峰動脈
③外側胸動脈
④肩甲下動脈
⑤前上腕回旋動脈
⑥後上腕回旋動脈

(10)上腕動脈
・分布
上腕、前腕、手
・上腕動脈の経過
腋窩外側壁、大胸筋腱の高さで腋窩動脈より続き
→内側上腕二頭筋溝をとおり
→上腕二頭筋腱の内側
→肘窩で橈骨動脈と尺骨動脈に分かれる
・生体観察
内側上腕二頭筋溝から肘窩にかけて拍動を触れる
・上腕動脈の枝
①筋枝
②上腕深動脈
③肘関節動脈網に行く枝

(11)橈骨動脈
・分布
前腕、手
・橈骨動脈の経過
肘窩で上腕動脈より分かれ
→腕橈骨筋の内側
→腕橈骨筋と橈側手根屈筋の間
→橈骨茎状突起の下
→手背
→第1背側骨間筋の2頭の間
→手掌に達し、母指主動脈と深掌動脈弓に分かれる
・生体観察
腕橈骨筋腱と橈側手根屈筋腱の間で拍動を触れる(太淵)
・枝
①筋枝
②浅掌枝
☆尺骨動脈の浅掌動脈弓と吻合
③第1背側中手動脈
④母指主動脈
⑤深掌動脈弓
☆尺骨動脈の深掌枝と吻合
⑥肘関節動脈網に行く枝(重要じゃない)
⑦背側手根動脈網に行く枝(重要じゃない)
掌側手根動脈網に行く枝(重要じゃない)

(12)尺骨動脈
・分布
前腕、手
・尺骨動脈の経過
肘窩で上腕動脈より分かれ、円回内筋の後ろ
→浅指屈筋と深指屈筋の間
→尺側手根屈筋の外側を通り
→豆状骨の外側
→手掌に達し浅掌動脈弓と深掌枝に分かれる
・生体観察
尺側手根屈筋の外側で拍動を触れる
・枝
①筋枝
②総骨間動脈
・枝
ア.前骨間動脈
イ.後骨間動脈
③浅掌動脈弓
④深掌枝
⑤小指背面尺側に行く枝
⑥肘関節動脈網に行く枝
⑦背側手根動脈網に行く枝
掌側手根動脈網に行く枝

★手掌の動脈の特徴
・尺骨動脈の浅掌動脈弓と橈骨動脈の浅掌枝は吻合する
浅掌動脈弓から第1から第3総掌側指動脈が出て、第2~5指の対向縁に行く固有掌側指導脈(6本)となる
・浅掌動脈弓から第5指尺側に行く枝が出る
・橈骨動脈の母指主動脈の枝は、母趾の外側、母趾・示指対向縁に行く
・橈骨動脈の深掌動脈弓と深掌枝は吻合する
深掌動脈弓から第1~第3掌側中手動脈が出て、第1~3総掌側指動脈に加わる

★手背の動脈の特徴
・背側手根動脈網から、第2~第4背側中手動脈が出て、その枝は第2~第5指対向縁に行く
・尺骨動脈の小指背面尺側に行く枝は同じ部(小指背面尺側)に行く
・橈骨動脈の第1背側中手動脈の枝は、母指外側、母指・示指対向縁に行く

・手掌・手背の動脈の生体観察
母指基節掌面外側で母指・示指の基節掌面対向縁、母指主動脈の枝の拍動を触れる
第2~第5指基節掌面対向縁で固有掌側指導脈の拍動を触れる
長母指伸筋腱の内側で第1背側中手動脈の拍動を触れる

(13)胸大動脈
・経過
 第4胸椎の前左側で大動脈弓より続き
 次第に正中に向かい食道の後ろをこれと交叉して
 第12(11)胸椎の前、横隔膜の大動脈裂孔の部で腹大動脈へ続く
・分布
 胸壁、胸部内臓
・枝
 壁側枝と臓側枝に大別される
 <壁側枝>
 ①肋間動脈
  9対ある
  第3~11肋間
  (第1・2肋間へは鎖骨下動脈の肋頚動脈の最上肋間動脈が分布する)
②肋下動脈
1対
第12肋骨の下を通る
 ★第2肋間に行く最上肋間動脈と、第3~11肋間に行く肋間動脈は第2~第11肋骨の肋骨溝を走る
③上横隔動脈
1対
<臓側枝>
①気管支動脈(数本)
②食道動脈(数本)
③縦隔枝(数本)

(14)腹大動脈
・経過
第12(11)胸椎の前、横隔膜の大動脈裂孔の部で胸大動脈より続き
第4腰椎の前で左右の総腸骨動脈と正中仙骨動脈とに分かれる
・分布
腹壁と腹部内臓
・枝
壁側枝と臓側枝に大別される
<壁側枝>
①腰動脈
4対
②下横隔動脈
1対
<臓側枝>(重要)
★消化器系に行く動脈は消化管が一本の管から発生したため、無対である
泌尿生殖器系に行く動脈は泌尿生殖器系が左右別々に発生したため、有対である
①腹腔動脈
1本(無対)
・起始
腹大動脈起始部(第12胸椎の高さ)
・分布
胃、十二指腸、膵臓、脾臓、肝臓、胆嚢(p290参照)
左胃動脈、総肝動脈、脾動脈などに枝分かれしてそれぞれの臓器へ
②上腸間膜動脈
1本
・起始
腹腔動脈起始部の下1センチ
・分布
十二指腸、膵臓、空腸、回腸、盲腸、上行結腸、横行結腸
大膵十二指腸動脈、中結腸動脈などに分枝する(重要でない)
③下腸間膜動脈
1本
・起始
第3腰椎の高さ
・分布
下行結腸、S状結腸、直腸上部
左結腸動脈、S状結腸動脈、上直腸動脈などに分枝
④中副腎動脈
2本(有対)
・分布
副腎
⑤腎動脈
・分布
腎臓
⑥精巣動脈、卵巣動脈
2本
<腹大動脈から出る動脈(直接枝)>(上から)(重要)
腹腔動脈
上腸間膜動脈
中副腎動脈
腎動脈
精巣、卵巣動脈
下腸間膜動脈

(15)総腸骨動脈
・経過
第4腰椎の前で腹大動脈よりわかれ、外下方に進み
仙腸関節の前で内腸骨動脈と外腸骨動脈に分かれる
☆腹大動脈からYの字型に左右の総腸骨動脈が出る。正中仙骨動脈はそのYの字またの間から正中を真下に下りる細い動脈

(16)内腸骨動脈
・経過
仙腸関節の前で総腸骨動脈より分かれ骨盤腔内に入り
前枝と後枝に分かれる
・分布
骨盤壁、骨盤内臓
・枝
<前枝 壁側枝>
①閉鎖動脈
②下殿動脈
<前枝 臓側枝>
①上膀胱動脈
②下膀胱動脈
③精管動脈、子宮動脈
④中直腸動脈
⑤内陰部動脈
<後枝>
①腸腰動脈
②外側仙骨動脈
③上殿動脈

(17)外腸骨動脈
・経過
仙腸関節の前で総腸骨動脈より分かれ
大腰筋の内側を下り、
鼡径靭帯の下、血管裂孔の部で大腿動脈に続く
・分布
腹壁、骨盤壁、大腿、下腿
・枝
①下腹壁動脈
腹直筋の中または後面を上行し、鎖骨下動脈の内胸動脈の上腹壁動脈と吻合する
上腹壁動脈と下腹壁動脈は下肢に行く動脈の側副血行路となる
②深腸骨回旋動脈

(18)大腿動脈
・経過
鼡径靭帯の下、血管裂孔の部で外腸骨動脈より続き
腸恥窩→内転筋管→内転筋腱裂孔の部(膝窩)で膝窩動脈に続く
・分布
大腿、(下腿、足)
・生体観察
大腿三角で拍動を触れる
・枝
①浅腹壁動脈
②大腿深動脈
③下行膝動脈

(19)膝窩動脈
・経過
膝窩、内転筋腱裂孔の部で大腿動脈より続き
ヒラメ筋腱弓の前で前脛骨動脈と後脛骨動脈に分かれる
・分布
下腿、足
・生体観察
膝窩中央で拍動を触れる
・枝
①筋枝
②膝関節動脈網に行く枝

(20)前脛骨動脈
・経過
ヒラメ筋腱弓の前で膝窩動脈より分かれ
下腿骨間膜上部を貫き
下腿骨間膜前面に出て
下腿骨間膜前面をくだり
前脛骨筋の外側を経て
前脛骨筋と長母指伸筋の間を下り
下伸筋支帯の下を下り
その下縁で足背動脈となる
・分布
下腿、足
・生体観察
足関節の上3センチで前脛骨筋腱と長母指伸筋腱の間で拍動を触れる
・枝
①筋枝
②足背動脈
③膝関節動脈網に行く枝
④内果動脈網に行く枝
外果動脈網に行く枝

(21)足背動脈
・経過
下伸筋支帯の下縁で前脛骨動脈より続き
長母指伸筋腱の外側を通って第1中足骨間隙に達し、第1背側中足動脈と深足底枝に分かれる
・分布

・生体観察
足背後部、長母指伸筋腱の外側で拍動を触れる
・枝
①弓状動脈
・経過
足根中足関節上を外方へ走る
②第1背側中足動脈
③深足底枝

(22)後脛骨動脈
・経過
ヒラメ筋腱弓の前で膝窩動脈より分かれ
下腿屈筋群浅層と深層との間から
内果の後ろを経て、屈筋支帯の下
足底に出て内側足底動脈と外側足底動脈に分かれる
・分布
下腿と足
・生体観察
内果の後ろで拍動を触れる
・枝
①筋枝
②内側足底動脈
③外側足底動脈
④腓骨動脈
⑤内果動脈網に行く枝
外果動脈網に行く枝

<足底の動脈>
後脛骨動脈の外側足底動脈は内方に向かい足底動脈弓となり
前脛骨動脈の足背動脈の深足底枝と吻合する
足底動脈弓からは第1~4総底側指動脈が出て、母趾内側~母指から第5指対向縁に行く固有底側指動脈となる
第5指外側に行く固有底側指動脈も出る

<足背の動脈>
前脛骨動脈の足背動脈の第1背側中足動脈の背側枝動脈は
母指内側と母指・第2指対向縁に行く
前脛骨動脈の足背動脈の弓状動脈から第2~第4背側中足動脈が出て
第2~5指の対向縁に行く背側指動脈となる
弓状動脈から第5指外側に行く背側指動脈も出る
☆前脛骨動脈の枝のうち足背に行くのは足背動脈
足背動脈は足首から親指に向かって内側を走る
そのまま前に進んで第1背側中足動脈になる
第1背側中足動脈から3又に分かれて、母指外側、内側、第2指内側へ行く背側枝動脈となる
弓状動脈は背側の途中で背側動脈から分かれて足背にアーチを描く
そのアーチからそれぞれ中足動脈が出て行く

9)体循環の静脈
(1)体循環における動脈と静脈の差異
・心臓に出入りする本幹は、上行大動脈のみであるが、
静脈は上大静脈と下大静脈の二本ある
・深在の細い動脈に相当する静脈は動脈に沿い、しかも二本ある
これを伴行静脈という
☆動脈の両サイドに静脈がくっついて走る。3本セットになっている
・動脈は深部を走るが静脈は比較的浅いところを走る
皮下を走る静脈を皮静脈(浅静脈)という
深いところを走る静脈を深静脈という
動脈の末梢を枝
静脈の源を根という
動脈→枝→毛細血管→根→静脈

(2)上肢の静脈
深静脈と皮静脈からなる
①深静脈
橈骨静脈と尺骨静脈→上腕静脈→腋窩静脈→鎖骨下静脈
②浅静脈(皮静脈)
ア.橈側皮静脈
・経過
手背静脈網から起こり
→前腕橈側
→外側上腕二頭筋溝
→鎖骨胸筋三角
→腋窩静脈に入る(合流する)

イ.尺側皮静脈
・経過
手背静脈網から起こり
→前腕尺側
→内側上腕二頭筋溝
→上腕静脈に入る

ウ.前腕正中皮静脈
手掌静脈網より起こり
→前腕前面正中を上行し次の2パターンの経路をとる(人によって違う)
1→橈側皮静脈か尺側皮静脈のいずれかに入る
2→二分し、一本は橈側正中皮静脈となって橈側皮静脈に入る
一本は尺側正中皮静脈となって尺側皮静脈へ入る(確実に二股に分かれる)
★橈側正中皮静脈と尺側正中皮静脈のなす角が鈍角となり、
両者が直線上を呈するものを肘正中皮静脈という

(3)腕頭静脈(p294の図参照)
胸鎖関節の後ろで、上肢の血液を集める鎖骨下静脈と
頭頚部の血液を集める内頚静脈が合して起こり
右第1肋軟骨内側端の後ろで左右のものが合して上大静脈となる
鎖骨下静脈と内頚静脈の合流部を静脈角という(リンパが入るところ)

(4上大静脈
・経過
右第1肋軟骨内端側の後ろで左右の腕頭静脈が合して起こり
→上行大動脈の右側で右気管支と右肺動脈の前を下り
→右心房に入る
・長さ:7センチ

(5)下肢の静脈
深静脈と浅静脈
①深静脈
前脛骨静脈→膝窩静脈→大腿静脈→外腸骨静脈
後脛骨静脈
②浅静脈(皮静脈)
ア.大伏在静脈
・経過
足背静脈網から起こり
→内果の前
→下腿内側
→大腿内側
→伏在裂孔
→大腿静脈に合流する
イ.小伏在静脈
足背静脈網から起こり
→外果の後ろ
→下腿後面中央
→膝窩静脈に合流数r

(6)総腸骨静脈
仙腸関節の前で下肢の血液を集める外腸骨静脈と
骨盤部の血液を集める内腸骨静脈が合して起こり
第4腰椎前右側で左右の総腸骨静脈が合し
下大静脈となる

(7)下大静脈
第4腰椎の前右側で左右の総腸骨静脈が合して起こり
→肝臓の大静脈溝
→横隔膜の大静脈孔
→右心房に終わる
途中、腰静脈、腎静脈、肝静脈が入る
☆腰静脈は四対平衡に走り、下大静脈に直接入る
奇静脈は腰静脈と垂直に交わり、それぞれと交通する

(7)門脈(門静脈)p297
腹腔動脈、上腸間膜動脈、下腸間膜動脈の支配区域(支配臓器)から血液を集める
・経過
下腸間膜静脈(下行結腸静脈、S状結腸静脈、上直腸静脈が合したもの)、
脾静脈が合し、これに膵頭の後ろで上腸間膜静脈(上腸間膜動脈が分布する臓器の静脈が合したもの)が合して起こり
肝十二刺腸間膜の中を上行する途中に、左右の胃静脈や胃大網静脈などの腹腔動脈の分布する臓器の静脈が合流しながら肝門より肝臓内に入る
・長さ:6.5せんち
・門脈の主静脈
脾静脈、下腸間膜静脈、上腸間膜静脈
☆門脈系あるいは門脈循環、門脈圧亢進については教科書

(9)奇静脈、半奇静脈
下大静脈と上大静脈を結ぶ静脈
・経過
総腸骨静脈より上行腰静脈として起こり
下大静脈に入る腰静脈を縦に連ね
右は奇静脈、左は半奇静脈となる
☆奇静脈は右総腸骨動脈と下大静脈を結び、
半奇静脈は左総腸骨動脈と奇静脈を結ぶ
半奇静脈は、奇静脈の方(右方)に向かう途中で枝を出し、左腕頭動脈に合流する。これを副半奇静脈という
肋間静脈も腰静脈と同様平行に走り、垂直に奇静脈、半奇静脈に入る
①奇静脈
横隔膜の腰肋三角を通り
上行して第3胸椎の高さで上大静脈に入る
??奇静脈は大動脈裂孔を通る?
②半奇静脈
横隔膜の腰肋三角を通り
上行して第7~9胸椎の高さで右に向かい
奇静脈に合流する
左腕頭静脈と奇静脈または半奇静脈を連ねる静脈を
副半奇静脈という
奇静脈、半奇静脈、副半奇静脈の根は肋間静脈である
★胸肋三角および腰肋三角は、横隔膜の起始部にできる三角である
☆横隔膜が起こる部分で、筋線維のすきまができる
胸肋三角では頬骨と肋骨のつなぎ目、腰肋三角では椎体と肋骨のつなぎ目で隙間ができ、腱中心に向かって細くなる三角形を作る

<脳に分布する動脈・静脈>
10)脳の動脈系
脳は内頚動脈と鎖骨下動脈の椎骨動脈に栄養される
(1)内頚動脈
・経過
頚動脈管外口→頚動脈管→頚動脈管内口(以上側頭骨)→
蝶形骨の頚動脈口→蝶形骨の視神経管の後ろで眼動脈を出す
★ 眼動脈は網膜に分布する網膜中心動脈を出す(視神経とともに視神経管を通って眼球に入る)
・枝
前大脳動脈と中大脳動脈
①前大脳動脈
大脳半球内側面に分布
②中大脳動脈
大脳半球外側面に分布
③前交通動脈
左右の前大脳動脈を連ねる
④後交通動脈
同側の中大脳動脈と後大脳動脈を連ねる

(2)椎骨動脈
・経過
第6~1頚椎の横突孔
→第1頚椎の椎骨動脈溝
→後頭骨の大後頭孔
→左右の椎骨動脈が合して一本の脳底動脈となり橋の脳底溝
→左右の後大脳動脈に分かれる

・枝および分布
①後大脳動脈
大脳半球後部に分布

★脳に行く内頚動脈や椎骨動脈がこのように複雑に迂曲しているのは、心臓の拍動により脳が受ける血液の衝撃を和らげ、平均した血液量を脳に送るためである

★ウィリスの大脳動脈輪(大脳動脈輪)
前交通動脈:1対
前大脳動脈:1本
後交通動脈:1対
後大脳動脈:1対
以上の7本の動脈は脳底で7角形の動脈の輪を作る
これをウィリスの大脳動脈輪という
なお、ウィリスの大脳動脈輪の構成には中大脳動脈も含まれる
・機能((p338参照)
動脈の相互補償と血圧の調整

11)脳の静脈系
脳の静脈は大大脳静脈と硬膜静脈洞に集まる
・経過
大大脳静脈・下矢状静脈洞(硬膜静脈洞の一つ)
→直静脈洞(硬膜静脈洞の一つ)
→上矢状静脈洞と合して静脈洞交会
→左右横静脈洞
→S状静脈洞
→(脛静脈孔を出て)内頚静脈
☆上下矢状静脈洞は大脳の表面側と間脳側とを、正中(左右の大脳半球のはざま)で二重のアーチを描くように走る
上のアーチが上矢状静脈洞
下のアーチが下矢状静脈洞
大大脳静脈は脳の中心部(陥凹とか)をめぐって後部で下矢状動脈洞と合する
下矢状動脈洞は脳の後部で第大脳静脈と合流する
この二本が合わさったものが直静脈洞となる
直静脈洞と上矢状静脈洞がさらに後部で合する。その部分を静脈洞交会という
交会から左右に横静脈洞が出て、S字に前方へ進み、内頚静脈となって大静脈孔から頭蓋を出る

①大大脳静脈
中脳蓋と脳梁の間を後方に走る
②上矢状静脈洞
大脳鎌の中、上縁にある
前頭骨、頭頂骨、後頭骨の上矢状洞溝を通る
③下矢状静脈洞
大脳鎌の中、下縁にある
④直静脈洞
大脳鎌の中、下縁にあり、①と③が合したもの
⑤横静脈洞
後頭骨の横洞溝を通る
⑥S状静脈洞
側頭骨のS状洞溝を通る
⑦内頚静脈
脛静脈孔から頭蓋底を出る

12)胎児の循環(p360)
(1)特徴
・母体の胎盤を通じて酸素、二酸化炭素、栄養素、老廃物の交換が行われる
・肺呼吸がない
(2)循環の実際
①臍静脈(1本)
・経過
胎盤→臍→前腹壁後面正中
→肝門で門脈に合流する
・生後は臍静脈索となる
肝臓の下面にある部を肝円索ともいう
★名前は「静脈」だが動脈血が流れる

②静脈管(アランチウス管)一本
・経過
門脈に入る手前で臍静脈より分かれ
肝臓の下面を通り、下大静脈に入る
(肝臓を経由しない血管→母体で行っているので解毒する必要がない)
・生後は静脈管索(アランチウス索)となる

③卵円孔(1個)
・部位
心房中隔にあき、右心房と左心房を連ねる
(肺循環の必要性がないので、左右の心房で血液が流れる)
・生後は閉鎖して卵円窩となる
④動脈管(ボタロー管)(1本)
・経過
肺動脈より起こり、大動脈弓下面に入る
(肺循環の必要性がないため)
・生後は動脈管索(ボタロー索)となる

⑤臍動脈(2本)
・経過
内腸骨動脈より起こり
→前腹壁後面正中
→胎児の臍
→母体の胎盤
★名前は「動脈」だが静脈血が流れる
・生後、膀胱上部までは上膀胱動脈として残るそれより末梢は、臍動脈索となる

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