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ノート・テスト科目一覧

あん摩マッサージ指圧理論06「あん摩マッサージ指圧の基礎理論」

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5.治療的作用と生体反応
あん摩マッサージ指圧の効果は、患者に対し適量刺激を与え適切な生体反応を引き起こすことにより期待できる
(1)刺激強度と神経筋の興奮性との関係
これにプリューゲル・アルントシュルツの刺激法則がある
弱い刺激は神経、筋の機能を喚起し、中等度の刺激では興奮させ、強い刺激は抑制させ、最強度の刺激は制止する
☆神経痛などでは強い刺激を加えて機能を抑制するなど

2.あん摩マッサージ指圧の治療的作用
■1)鎮静作用
①神経痛や痙攣のように異常に機能が亢進している際、その興奮性を抑制する作用
②鎮静作用を目的とするときは強刺激を与える。しかし異常興奮を示している神経や筋は感受性が高まっているので、それを考慮する必要がある
③鎮静作用は圧迫法、強めの叩打法や振戦法、揉捏法などを持続的に圧痛点や電気運動点などに加えるとよい

■2)興奮作用
①知覚鈍麻や神経筋の麻痺、弛緩性便秘のように異常に機能が低下している際、、その興奮性を高める作用
②興奮作用には比較的弱い刺激が適している
③手技として軽擦法や弱い揉捏法などを圧痛点や電気運動点に短時間行うと良い

■3)誘導作用
①誘導作用とは患部または遠隔部に施術を施し、患部の循環に影響し、血液・リンパ・病的滲出物を誘導、調整することである
②患部誘導作用
筋萎縮、麻痺、局所貧血、冷えなど患部の循環が低下している際、直接施術を施し、血液・リンパの循環を促進する作用
③健部誘導作用
患部に発赤、腫脹、疼痛、充血、出血、炎症などがあり、直接の施術が困難な場合、健部(身体の中心部など)に施術し、患部より血液リンパを誘導子患部の状態を改善する作用
例えば脳充血に対する頚部、膝関節腫脹に対する大腿部など

■4)鎮痛作用
①鎮痛作用とは、疼痛局所に施術し、患部の循環を促進し、発痛物質を除去したり、施術による刺激がAβ線維から脊髄後角に伝わり、痛みの伝達を抑制したりして鎮痛をはかるものである
例えば、神経痛、筋肉痛、緊張性頭痛など
すなわち鎮痛作用は、あん摩マッサージ指圧の刺激による直接的な物理作用、間接的な神経反射を介する作用や中枢からの痛みの抑制機構などによる

■5)反射作用
①反射作用とは患部から離れたところに施術し、反射機転を介して機能を改善することをいう
例えば尿管結石疝痛発作に対する腰部、新形成胃痛に対する背部などへの持続圧迫など

■6)防御作用
防御作用とはあん摩マッサージ指圧を施すことにより、ストレスを解消し免疫機能を高めることである

■7)矯正作用
矯正作用とは、徒手による機械的な刺激で身体の形態的、帰納的、異常を正常に戻すことをいう

■8)調整作用
あん摩マッサージ指圧により、生体全体としての協調性や統合性を高めることを言う

■9)転調作用
自律神経失徴症やアレルギーなどで、体質を改善し強壮する作用である





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