1.運動障害の評価法で正しいのはどれか。
1.足関節の基本肢位を90°とするのは誤りである。
2.徒手筋力テストは4段階評価法である。
3.ブルンストロームのステージは末梢性麻痺に対する
評価段階である。
4.長谷川式スケールは関節可動域の評価法である。
解答: 1
2.正常歩行の周期について誤っているのはどれか。
1.歩行周期には立脚期と遊脚期とがある。
2.立脚中期には全体重が一方の足にかかる。
3.立脚期と遊脚期の時間的割合は6対4である。
4.両足が遊脚期になる時がある。
解答: 4
3.筋収縮について誤っているのはどれか。
1.求心性収縮とは張力を発生しながら筋肉の長さが
短くなること。
2.遠心性収縮とは張力発生の一方で筋肉の長さが長くなること。
3.等尺性収縮とは張力を発生するが筋肉の長さは
変わらないこと。
4.等張性収縮とは筋肉の長さの変化に応じて
張力が等しく発生すること。
解答: 4
4.誤っているのはどれか。
1.超音波療法は一種の温熱療法である。
2.紫外線療法は紫外線の化学作用を利用している。
3.低周波療法は低周波の温熱作用を利用している。
4.水治療法は水の温度、浮力、抵抗などを利用する療法である。
解答: 3
5.慢性関節リウマチの理学療法で正しいのはどれか。
1.急性増悪期にも安静は不要である。
2.スプリントを使う場合は自動運動を終日禁じる。
3.慢性期には変形予防が必要である。
4.筋力強化は行わない。
解答: 3
6.脳血管障害で誤っているのはどれか。
1.弛緩性麻痺に始まり次第に痙性麻痺になることが多い。
2.失語症は発声器官の麻痺による。
3.知覚および視覚に障害のない失認症がある。
4.拘縮の予防または治療のために関節可動域訓練が必要である。
解答: 2
7.脳性麻痺で誤っているのはどれか。
1.単なる運動麻痺ではなく運動発達障害の要素が多い。
2.最初は筋緊張が低く次第に異常筋緊張を示すことが多い。
3.四肢麻痺であるから訓練が難しい。
4.けいれんのコントロールが大切である。
解答: 3
8.脊髄損傷患者の訓練で正しいのはどれか。
1.起立時に血圧があがりやすいので注意する。
2.頚髄損傷ではベッドと車椅子との移乗動作は無理である。
3.自動車の運転は勧められない。
4.腰髄損傷では歩行訓練ができる。
解答: 4
9.慢性閉塞性肺疾患の訓練法として誤っているのはどれか。
1.腹式呼吸
2.口ひろげ呼吸
3.排痰訓練
4.全身調整運動
解答: 2
10.手の内在筋はどれか。
1.浅指屈筋
2.深指屈筋
3.指伸筋
4.虫様筋
解答: 4
11.運動療法について正しい記述はどれか。
1.フレンケル体操は慢性関節リウマチのための体操である。
2.等尺性運動は等張性運動より筋力増強効果が大きい。
3.運動によって肺活量は増強しない。
4.松葉杖は片麻痺の歩行訓練に適している。
解答: 2
12.言語障害について誤っている組合せはどれか。
1.運動性失語症 …… ブローカの中枢
2.感覚性失語症 …… ウエルニッケの中枢
3.構音障害 …… 体性感覚野
4.失語症 …… 左側大脳半球損傷
解答: 3
13.脳卒中後片麻痺について正しい記述はどれか。
1.片麻痺からは骨粗しょう症にならない。
2.麻痺の程度と排尿障害の程度とは無関係である。
3.痙性の出現によって内反尖足が起こる。
4.関節可動域訓練によって肩関節の亜脱臼が起こりやすい。
解答: 3
14.脳性麻痺について誤っている記述はどれか。
1.けいれん発作のコントロールが必要である。
2.精神発達遅滞と麻痺の程度は無関係である。
3.訓練法としてボバース法、ボイタ法などがある。
4.訓練は学齢期から開始する。
解答: 4
15.脊髄損傷について誤っている記述はどれか。
1.褥瘡の予防が必要である。
2.プッシュアップ訓練が必要である。
3.尿路管理が必要である。
4.頚髄損傷では大振り歩行訓練が必要である。
解答: 4
16.心疾患の運動負荷試験について誤っている記述はどれか。
1.マスター2階段法は段差を次第に高くする。
2.トレッドミルはベルトの傾斜やスピードを変化させる。
3.自転車エルゴメーターは運動量をワット単位で表示できる。
4.負荷が過大になれば心電図異常が出現しやすい。
解答: 1
17.運動の強度メッツ(METS)について正しい組合せはどれか。
1.散歩 …… 1~2
2.ボーリング …… 2~4
3.ジョギング …… 5~6
4.登山 …… 7~8
解答: 2
18.コルセットの作製に関与しない職種はどれか。
1.理学療法士
2.作業療法士
3.義肢装具士
4.臨床工学技士
解答: 4
19.関節運動が重力に抗して全可動域にわたり可能となる
最小の筋力はどれか。
1.筋力1
2.筋力2
3.筋力3
4.筋力4
解答: 3
20.異常歩行について正しい記述はどれか。
1.脚長差が3cm以内であれば異常は目立たない。
2.疼痛性跛行では患側の立脚相の時間が長くなる。
3.脳卒中片麻痺では足の内側から接地する。
4.小きざみ歩行は筋ジストロフィー症にみられる。
解答: 1
21.脳卒中後遺症について正しい記述はどれか。
1.左片麻痺に失語症が起こる。
2.右片麻痺に失認症が起こる。
3.麻痺側肩関節に亜脱臼が起こる。
4.発症初期から強い痙性麻痺が起こる。
解答: 3
22.脳卒中患者の背臥位における良肢位保持について
正しい記述はどれか。
1.マットレスは柔らかいものとする。
2.肩甲帯を後方に引く。
3.股関節は内旋外旋中間位とする。
4.足関節は底屈位とする。
解答: 3
23.上位胸髄の脊髄損傷患者の訓練として適切でないのはどれか。
1.プッシュアップ
2.キャスター上げ
3.移乗動作
4.四点歩行
解答: 4
24.大腿切断について誤っている記述はどれか。
1.閉塞性動脈硬化症が原因となる。
2.実用的義足歩行が可能である。
3.断端浮腫は義足装着の障害となる。
4.幻肢感覚は日常生活動作の障害となる。
解答: 4
25.障害と対応との組合せで正しいのはどれか。
1.能力低下 …… 麻痺肢の筋力回復訓練
2.能力低下 …… 装具の処方
3.機能・形態障害 …… 家屋改造指導
4.機能・形態障害 …… ADL訓練
解答: 2
26.歩行周期の遊脚相に含まれるのはどれか。
1.踵接地
2.足底接地
3.加速期
4.踏み切り
解答: 3
27.異常歩行と原因との組合せで誤っているのはどれか。
1.酩酊歩行 …… 小脳疾患
2.こきざみ歩行 …… パーキンソン病
3.アヒル歩行 …… 筋ジストロフィー
4.鶏歩 …… 股関節脱臼
解答: 4
28.運動療法について誤っているのはどれか。
1.ブルンストローム法:関節可動域訓練
2.デローム法:筋力増強訓練
3.フレンケル体操:協調性訓練
4.ボバース法:神経筋再教育
解答: 1
29.失語症について誤っている記述はどれか。
1.運動性失語は発声器官が正常でも起こる。
2.大脳の劣位半球障害で起こる。
3.言語訓練には家族の協力をも求める。
4.言語訓練の内容は失語症の種類により異なる。
解答: 2
30.第6頚髄節まで機能残存の脊髄損傷患者が可能な動作で
誤っているのはどれか。
1.肩の外転
2.肘の屈曲
3.手関節の背屈
4.手指の屈曲
解答: 4
31.慢性関節リウマチで正しい記述はどれか。
1.関節炎は、大関節に起こりやすい。
2.進行しても関節強直は起こさない。
3.手指の尺側偏位を起こしやすい。
4.内臓病変を伴わない。
解答: 3
32.変形性膝関節症について誤っている記述はどれか。
1.関節組織の退行変性による。
2.肥満は進行を助長する。
3.膝の外反変形を生じやすい。
4.大腿四頭筋の萎縮が起こる。
解答: 3
33.障害とそのアプローチとの組合せで誤っているのはどれか。
1.機能障害 …… 合併症の予防
2.機能障害 …… 装具による歩行訓練
3.能力低下 …… 利き手交換訓練
4.社会的不利 …… 家屋改造
解答: 2
34.筋収縮について正しい記述はどれか。
1.等張性収縮は等尺性収縮より筋持久力の増大効果がある。
2.等張性収縮は等尺性収縮より循環器系へ負担がかかる。
3.等張性収縮はギプス固定中の関節の運動に適している。
4.等尺性収縮は遠心性収縮と求心性収縮とに分けられる。
解答: 1
35.脳卒中患者の動作について正しい記述はどれか。
1.衣服を脱ぐときは健側から行う。
2.ベッドから起きるときは患側を下にして行う。
3.ベッドからの移乗では車椅子を患側に置く。
4.階段は健側から降りる。
解答: 1
36.正しい立位で重心線が通る身体部位で誤っているのはどれか。
1.肩峰
2.大転子
3.膝関節後面
4.外果
解答: 3
37.トレンデレンブルグ歩行の原因となる筋はどれか。
1.中殿筋
2.大殿筋
3.大腿四頭筋
4.前脛骨筋
解答: 1
38.慢性閉塞性肺疾患の理学療法で誤っているのはどれか。
1.リラクセーション
2.胸式呼吸
3.体位排痰
4.歩行訓練
解答: 2
39.脳卒中患者の合併症はどれか。
1.けいれん
2.視床痛
3.肩手症候群
4.失語症
解答: 3
40.末梢神経損傷で誤っている記述はどれか。
1.神経伝導速度検査で異常を示す。
2.支配領域の発汗障害をきたす。
3.損傷軸索の再生時にチネル徴候がみられる。
4.ニューラプラキシアは神経の完全切断である。
解答: 4
41.内部障害に含まれないのはどれか。
1.聴覚障害
2.腎障害
3.呼吸器障害
4.循環器障害
解答: 1
42.弛緩性麻痺の評価で適切でないのはどれか。
1.ブルンストロームのステージ
2.日常生活動作テスト
3.徒手筋力テスト
4.四肢周径の測定
解答: 1
43.正常立位姿勢のとき矢状面で人体の重心線が通過する部位として
誤っているのはどれか。
1.乳様突起付近
2.第2仙椎の少し前方
3.股関節の前方
4.膝関節の前方
解答: 3
44.歩行について誤っている記述はどれか。
1.1サイクルは2歩に相当する。
2.二重支持期がない場合は走行となる。
3.重心の軌跡はサインカーブを描く。
4.バランスの悪い人は歩隔が狭くなる。
解答: 4
45.脳卒中の障害で誤っている記述はどれか。
1.多発性梗塞は痴呆の原因となる。
2.舌、口唇の麻痺は失語症の原因となる。
3.嚥下障害は肺炎の原因となる。
4.肩手症候群は上肢痛の原因となる。
解答: 2
46.脊髄損傷患者の排尿について誤っている記述はどれか。
1.脊髄排尿中枢は仙髄にある。
2.残尿は尿路感染の原因となる。
3.持続カテーテル管理を第一目標とする。
4.弛緩性膀胱では用手圧迫により行う。
解答: 3
47.脳性麻痺について正しい記述はどれか。
1.障害は1歳ころまで現れてこない。
2.知的能力と機能障害とは一致しない。
3.呼吸障害は伴わない。
4.感覚障害は伴わない。
解答: 2
48.腰痛の治療について誤っている記述はどれか。
1.運動療法により姿勢の改善を図る。
2.ウイリアムス体操は腰椎の伸展訓練である。
3.間欠牽引はマッサージ効果を期待する。
4.軟性コルセットは腹圧を高め症状を軽減する。
解答: 2
49.障害のうち能力低下への対応で誤っているのはどれか。
1.車椅子処方
2.ADL訓練
3.利き手交換
4.家屋改造
解答: 4
50.障害の評価の目的で適切でないのはどれか。
1.疾患原因の検討
2.障害原因の検討
3.治療目標の設定
4.治療方法の検討
解答: 1
51.効率の良い歩き方の特徴はどれか。
1.立脚中期で膝関節は屈曲しない。
2.重心は水平に移動する。
3.骨盤は左右に移動する。
4.骨盤は回旋しない。
解答: 3
52.日常生活動作として適切でないのはどれか。
1.歩行
2.買物
3.食事
4.更衣
解答: 2
53.脳卒中の回復に関して誤っている記述はどれか。
1.ブルンストロームのステージに従って回復する。
2.発症後6か月ころから回復が著明となる。
3.上肢の回復予後は一般に悪い。
4.ホームプログラムは機能維持に有用である。
解答: 2
54.下肢の切断について誤っている記述はどれか。
1.循環障害に起因する切断は減少している。
2.拘縮の予防に腹臥位をとらせる。
3.断端浮腫に対して弾性包帯をまく。
4.幻肢は失われた部位が残っている感覚である。
解答: 1
55.C6損傷(第7頚髄節以下の損傷)でできない動作はどれか。
1.寝返り動作
2.坐位保持
3.移乗動作
4.起立動作
解答: 4
56.慢性閉塞性肺疾患のリハビリで適切でないのはどれか。
1.気道の清浄化
2.胸郭のストレッチ
3.呼吸補助筋を使った呼吸
4.口すぼめ呼吸訓練
解答: 3
57.社会的不利について正しい記述はどれか。
1.一人で服を着替えることができない。
2.麻痺のため手が動かない。
3.車椅子の操作ができない。
4.段差があり車椅子で公園に入れない。
解答: 4
58.股関節について誤っている記述はどれか。
1.大腿骨頭の約2/3は寛骨臼の中にある。
2.正常の頚体角は約120~130度である。
3.ハムストリングスは屈曲に作用する。
4.屈曲角度は膝の伸展時より屈曲時の方が大きい。
解答: 3
59.正常歩行において遊脚期に活動がみられない筋はどれか。
1.前脛骨筋
2.ヒラメ筋
3.大腿四頭筋
4.腸腰筋
解答: 2
60.関節可動域測定で誤っている記述はどれか。
1.肩の屈曲は肩峰を通る床への垂直線を基本軸とする。
2.手関節の屈曲は橈骨と第5中手骨との角度を測る。
3.股関節の外転は大腿中央線を移動軸とする。
4.膝の屈曲は大腿骨と腓骨との角度を測る。
解答: 2
61.脳卒中片麻痺患者のリハビリテーションについて
誤っている記述はどれか。
1.家屋の構造を知る必要がある。
2.介助の軽減は目的の一つとなる。
3.発症後6か月で完結させる。
4.弛緩性麻痺の期間が長いと到達レベルは低い。
解答: 3
62.脊髄損傷の理学療法で誤っているのはどれか。
1. 1日2回の体位変換を行う。
2.呼吸訓練を行う。
3.褥瘡予防にプッシュアップを行う。
4.下位腰髄損傷では実用的な歩行を目指す。
解答: 1
63.末梢神経損傷におけるリハビリテーションと
その目的との組合せで誤っているのはどれか。
1.関節可動域訓練 …… 拘縮の予防
2.自動介助運動 …… 筋の再教育
3.装具の装着 …… 変形の予防
4.自助具の使用 …… 筋力の強化
解答: 4
64.心疾患における運動強度の指標として適切でないのはどれか。
1. 6分間歩行テスト
2.メッツ(METS)
3.脈拍数
4.血圧
解答: 1
65.内部障害はどれか。
1.視覚障害
2.聴覚言語障害
3.肢体不自由
4.膀胱直腸障害
解答: 4
66.手根管を通過しないのはどれか。
1.浅指屈筋腱
2.深指屈筋腱
3.正中神経
4.尺骨神経
解答: 4
67.正常歩行周期について誤っている記述はどれか。
1.立脚期と遊脚期の比率は6対4である。
2.重心が最も低くなるのは立脚中期である。
3.骨盤の回旋は重心の上下動を小さくする。
4.一側の膝関節は屈曲と伸展をそれぞれ2回行う。
解答: 2
68.片麻痺の理学療法で正しい記述はどれか。
1.マット上で膝立ち訓練を行う。
2.立位保持は膝の過伸展を利用する。
3.杖歩行では杖の次に健側下肢を前に出す。
4.浴槽へは患側下肢から入る。
解答: 1
69.脳性麻痺について正しい記述はどれか。
1.痙直型は腱反射が低下する。
2.アテトーゼ型は不随意運動がみられない。
3.失調型は平衡機能が保たれる。
4.弛緩型は抗重力姿勢が保てない。
解答: 4
70.頚髄損傷患者の障害でないのはどれか。
1.四肢麻痺
2.失禁
3.嚥下障害
4.肺活量低下
解答: 3
71.慢性関節リウマチの理学療法で適切でない記述はどれか。
1.全身訓練により呼吸運動の維持を図る。
2.関節可動域訓練は愛護的に行う。
3.筋力維持増強訓練は他動運動を中心に行う。
4.疼痛を軽減する目的でホットパックを用いる。
解答: 3
72.変形性膝関節症について誤っている記述はどれか。
1.肥満は悪化要因になる。
2.進行すると外反変形を生じやすい。
3.大腿四頭筋の徒手抵抗運動を行う。
4.側方不安定性には装具を用いる。
解答: 2
73.関節運動で伸展40°が可能な関節はどれか。
1.肩関節
2.肘関節
3.股関節
4.膝関節
解答: 1
74.肩の腱板を形成しない筋はどれか。
1.大円筋
2.肩甲下筋
3.棘上筋
4.小円筋
解答: 1
75.廃用症候群に含まれないのはどれか。
1.筋萎縮
2.麻痺
3.関節拘縮
4.褥瘡
解答: 2
76.慢性閉塞性肺疾患に対する肺理学療法で誤っているのはどれか。
1.深い呼吸
2.ゆっくりとした呼吸
3.呼吸補助筋を使った呼吸
4.横隔膜を使った呼吸
解答: 3
77.末梢神経麻痺と装具との組合せで適切でないのはどれか。
1.正中神経麻痺 …… 短対立副子
2.尺骨神経麻痺 …… ナックルベンダー
3.総腓骨神経麻痺 …… 短下肢装具
4.脛骨神経麻痺 …… 長下肢装具
解答: 4
78.温熱療法の効果で誤っているのはどれか。
1.血液循環の改善
2.新陳代謝の抑制
3.痛みの軽減
4.痙性の抑制
解答: 2
79.脳卒中急性期の背臥位での良肢位として誤っているのはどれか。
1.枕を高めにする。
2.患側肩甲帯を前に出す。
3.両骨盤を水平にする。
4.股関節を内外旋中間位にする。
解答: 1
80.トーマステストの目的はどれか。
1.腰部神経根圧迫の有無
2.背筋の緊張の有無
3.腸腰筋拘縮の有無
4.ハムストリングス短縮の有無
解答: 3
81.身体障害者手帳の交付が最も多いのはどれか。
1.視覚障害
2.聴覚・言語障害
3.肢体不自由
4.内部障害
解答: 3
82.種々の手段を用い、応用動作の向上や社会適応能力の
回復を目的として行われるのはどれか。
1.理学療法
2.作業療法
3.心理療法
4.ソーシャルワーク
解答: 2
83.関節リウマチのリハビリテーションで誤っている記述はどれか。
1.運動時痛を伴う間は関節の安静を保つ。
2.筋力強化は等尺性運動を基本とする。
3.関節可動域訓練は可動範囲いっぱいに動かす。
4.疼痛を軽減する目的で温熱療法を併用する。
解答: 2
84.歩行時の重心移動を滑らかにする身体の仕組みで
誤っている記述はどれか。
1.立脚中期に膝関節が屈曲する。
2.遊脚側の骨盤が前方に回旋する。
3.骨盤が立脚側に側方移動する。
4.遊脚側の骨盤が挙上する。
解答: 4
85.脳性麻痺について誤っている組合せはどれか。
1.痙直型 …… 腱反射亢進
2.弛緩型 …… 抗重力姿勢保持困難
3.強剛型 …… 関節拘縮
4.アテトーゼ型 …… 鉛管現象
解答: 4
86.脳卒中による右片麻痺患者にみられる症状で
誤っているのはどれか。
1.失語症
2.左半側空間失認
3.両眼での右側視野の欠損
4.右上下肢の知覚障害
解答: 2
87.頚髄損傷急性期にみられない症状はどれか。
1.腸閉塞
2.弛緩性運動麻痺
3.反射性排尿
4.発汗障害
解答: 3
88.慢性閉塞性肺疾患に対する理学療法の目的で
誤っているのはどれか。
1.残気量の増大
2.換気量の増大
3.1秒率の増大
4.気道分泌物の排出
解答: 1
89.IL運動(自立生活運動)の思想で正しいのはどれか。
1.身の回りのことで他人の助けを借りてはならない。
2.障害者の自己決定には責任と義務を伴う。
3.職業を身につけることを最高の目標とする。
4.障害者だけが住む施設内で生活する。
解答: 2
90.改訂長谷川式簡易知能評価スケールの質問内容で
誤っているのはどれか。
1.年齢
2.言葉の記憶
3.数字の逆唱
4.漢字の読み
解答: 4
91.正常歩行の立脚中期から後期にかけて強く収縮する筋はどれか。
1.大腿四頭筋
2.ハムストリングス
3.前脛骨筋
4.下腿三頭筋
解答: 4
92.脳卒中のリハビリテーションで正しい記述はどれか。
1.意識障害が強い患者では関節可動域訓練は禁忌である。
2.坐位が安定していなくても歩行訓練を開始する。
3.歩行が自立していなくてもセルフケア訓練を開始する。
4.下肢麻痺が共同運動レベルでは装具歩行ができない。
解答: 3
93.母指と示指で輪を作ることが模倣できない患者で
疑われるのはどれか。
1.半側空間無視
2.構成失行
3.観念失行
4.観念運動失行
解答: 4
94.脊髄損傷による膀胱直腸障害でないのはどれか。
1.無尿
2.失禁
3.尿閉
4.便秘
解答: 1
95.下肢切断と起こりやすい関節拘縮との組合せで
誤っているのはどれか。
1.大腿切断 …… 股関節屈曲拘縮
2.下腿切断 …… 膝関節屈曲拘縮
3.サイム切断 …… 膝関節伸展拘縮
4.リスフラン関節離断 …… 足関節屈曲拘縮
解答: 3
96.神経麻痺と装具との組合せで正しいのはどれか。
1.正中神経麻痺 …… 長対立副子
2.尺骨神経麻痺 …… コックアップスプリント
3.大腿神経麻痺 …… 短下肢装具
4.総腓骨神経麻痺 …… PTB免荷装具
解答: 1