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ノート・テスト科目一覧

リハビリ医学ノート10「脳性麻痺のリハビリ」

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1)脳性麻痺とは
(1)定義
・受胎から新生児までの間に生じた脳の非進行性病変に基づく
 永続的障害で、2歳までの間に発病するもの。
(2)分類
①痙直型
・筋緊張が強く腱反射が亢進し、関節の変形、拘縮が起こりやすい。
・脳性麻痺全体の約50%を占める。
②緊張型(強剛型)
・腹筋、伸筋、屈筋の筋緊張が強く、関節を他動的に動かすと
 鉛管現象、歯車現象を示すタイプ。
・変形、拘縮が極めて起こりやすい。
③アテトーゼ型
・四肢および体幹に不随意的な運動を呈するタイプ。
・脳性麻痺全体の約20%を占める。
④失調型
・身体の平衡、バランスの障害が特徴。
⑤弛緩型
・常に筋緊張が低く、抗重力姿勢(直立姿勢)が保てないタイプ。
⑥混合型
・①~⑤の混合
(3)早期診断・早期治療の原則
・乳児の脳は可逆性、順応性が強く、早期の訓練や学習によって
 正しい運動パターンを獲得できる。
・運動発達障害から起こる二次的な機能の発達遅滞の予防。
(4)療育の原則
(5)脳性麻痺による障害
・運動障害、精神発達遅滞、痙攣、行動障害、情緒障害、
 聴覚障害、言語障害、視覚障害、歯の障害などが起こる。
※情緒障害とは、夜尿や指しゃぶりなど。

2)脳性麻痺児
(1)筋緊張の異常
(2)姿勢反射と基本的な自律反応
・把握反射の異常、迷路から起こる立直り反射がうまくいかない。
(3)正常発達との比較
・6ヶ月でおもちゃに矯味を示す、12ヶ月で簡単な意思の表示。
(4)感覚障害と認知障害の把握
・正常では外部の刺激を受け止め認知できるが、
 脳の発達、運動発達への障害。

3)リハビリテーション
(1)原則
・正常児の運動発達を踏まえて異常な姿勢反射、筋緊張を抑制し、
 より正常な姿勢反射、運動パターンを獲得すること。
(2)方法
・関節の変形や拘縮の予防、筋力強化、装具や訓練器具を使っての
 訓練などを行う。





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