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ノート・テスト科目一覧

リハビリ医学ノート01「理念と方法」

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1)リハビリテーションの概念
(1)定義
①リハビリテーション
・人間らしく生きるための権利の復活。
・障害を持つ人々の機能障害および環境面の制約に対応して、
・身体、精神、社会、職業、趣味、教育の諸側面の潜在能力を
 十分に発揮させること(リハビリテーション医学の立場)。
・REHABILITAREとは再び人間にふさわしい状態に戻す。
②全人的アプローチ
・身体、精神のみならず社会と生活の視点でより質の高い生活が
 送れるようにする上で必要である。
(2)ノーマライゼーション(normalization)
・障害者を特別扱いするのではなく、通常の人々とともに
 一般社会で生活できるようにすること。
・国際障害者年の目標である「完全参加と平等」と相通じるもの。

2)リハビリ医学
(1)医学の体系
①保健医学(第1の医学)
②予防医学(第2の医学)
③治療医学(第③の医学)
④リハビリテーション医学(第4の医学)
(2)沿革
①世界の流れ
・18世紀:視覚障害者の訓練所、その後、肢体不自由児に対する
 教育、収容施設を設置。
・20世紀初め:第一次世界大戦の勃発や、ポリオが流行し、
 多くの傷病者や障害者が生じた。
・1940年代:第二次世界大戦中に米国の空軍軍医◎ラスクが
 傷病兵に対して回復訓練をおこなった。
②我が国の流れ
・1874年国立東京盲学校設立。
・1921年身体障害者施設の柏学園設立。
・1938年厚生省が設立され、傷病軍人に対するリハビリが行われた。
(3)リハビリテーション医学の対象
・障害もしくは、障害者
①身体障害
・肢体不自由、内部障害、視覚障害、聴覚言語障害が含まれる。
・内部障害には、呼吸器障害、心機能障害、腎障害、
 膀胱直腸障害、小腸障害が含まれる。
②精神障害
・精神発達遅滞、精神疾患、癲癇が含まれる。
③対象疾患
・脳卒中、脳外傷、脊髄損傷、切断、リウマチ骨関節疾患、
 脳性麻痺、神経筋疾患、循環器疾患、呼吸器疾患など。
※言語中枢は左にあり、ブローカ野障害は運動性失語症
 ウェルニッケ野障害は感覚性失語症となる。

4)リハビリテーション医学の構造
(1)障害とは
・身体的または、精神的原因により長期間、社会生活や日常生活が
 困難な状態をいう。
(2)WHOによる障害概念の変遷
①国際障害分類(ICIDH)
・1980年にWHOに採択されたものには、機能障害、
 能力障害、社会的不利がある。
②国際生活機能分類(ICF)(重要)
・2001年に採択された。
(3)体験としての障害
・患者本人の主観的な心の世界のことをいう。
①障害の類似体験
・車椅子乗車、介助体験
・松葉杖、各種杖の使用体験
・視覚障害者の体験
(4)リハビリテーション医学の分野(重要)
①医学的リハビリテーション
②教育的リハビリテーション
③職業的リハビリテーション
④社会的リハビリテーション

5)地域ケアーとリハビリテーション
(1)地域リハビリテーションの定義
・障害を持つものが自分の住む地域で家族や地域住民とともに
 安全で質の高い生活を営むためのさまざまなサービスを
 受けることができること。そして、それを支えるさまざまな
 システムや社会的資源の利用を含む活動のこと。
(2)地域リハビリテーションとネットワーク
・障害者のニーズに応じて、効果的なサービスを受けられるように、
 また地域に必要なサービスの開発を促進することを含めて
 調整すること(ケアマネージメント)が必要。





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