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リハビリ医学ノート03「障害の評価」

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1)機能・形態障害の評価
(1)長さと周径
①四肢長
・上肢長は肩峰から橈骨茎状突起。
・上腕長は肩峰から上腕骨外側上顆。
・前腕長は上腕骨外側上顆から橈骨茎状突起。
・下肢長は上前腸骨棘から脛骨内果(SMD、棘果長)。
・TMD(転子果長)は大転子から腓骨外果。
・大腿長は上前腸骨棘から膝関節外側裂隙。
・下腿長は膝関節外側裂隙から腓骨外果。
②周径
・上腕周径、前腕周径、下腿周径は最大部。
・大腿周径は膝蓋骨上端から10㎝(小児は5㎝)。
(2)関節の動きと動作(重要)
①各関節のROM
・肩関節可動域
 屈曲180度、伸展50度、外転180度、内転0度、
 外旋60度、内旋80度、水平屈曲135度、水平伸展30度
・肘関節可動域
 屈曲145度、伸展5度
・手関節可動域
 屈曲90度、伸展70度、橈屈25度、尺屈55度
・股関節の可動域
 屈曲125度、伸展15度、外転45度、内転20度、内外旋45度
・膝関節可動域
 屈曲130度、伸展0度。
・足関節可動域
 底屈45度、背屈20度、外返し20度、内返し30度、
 外転10度、内転20度。
・頚関節可動域
 屈曲60度、伸展50度、回旋60度、側屈50度
②MMT(徒手筋力検査)(ダニエル法)
・筋力Ⅴ(正常、N、100%)
 強い抵抗に打ち勝って、ROMいっぱいまで動かすことができる。
・筋力Ⅳ(優、G、75%)
 弱い抵抗に打ち勝って、ROMいっぱいまで動かすことができる。
・筋力Ⅲ(良、F、50%)
 重力に打ち勝って、ROMいっぱいまで動かすことができる。
・筋力Ⅱ(可、P、25%)
 重力を取り除けば、ROMいっぱいまで動かすことができる。
・筋力Ⅰ(不可、T、10%)
 関節の自動運動はできないが、筋の収縮は触知できる。
・筋力0(零、Z、0%)
 筋の収縮も触知できない。
※正常、優、良、可、不可、零
※N、G、F、P、T、Z
③粗大運動評価
・個々の関節の機能強化ではなく、目的動作につながる
 複数の関節の総合運動の評価をいう。
・寝返り、立ちあがり、歩行など。
④協調性テスト(重要)
・指鼻テスト、拮抗運動反復テスト、ペグボード、点打ちテスト、
 線引きテスト、片足起立テスト、ロンベルグテストなど。

2)活動および活動制限の評価
(1)日常生活動作(ADL)の評価(重要)
①定義
・日常生活に最小限必要と考えられる動作。
・起居、移動、食事、更衣、整容、トイレの各動作、
 コミュニケーションからなる。
(2)日常生活関連動作(APDL)(重要)
・買い物、外出時の移動、洗濯、食事の支度、家計管理、
 家屋の維持など。

3)参加および参加の制約の評価
(1)家族環境の評価
・障害者との関係(キーパーソン=中心人物は誰・介護者は誰)、
 生計の中心は誰、経済状況は、どうかなど。
(2)住宅環境の評価
・玄関の段差、トイレや浴室の構造、障害者の居住場所の環境など。
(3)職場環境の評価
・障害者自身の準備(職業前評価・職業適性試験など)、
 事業者の協力など。
(4)地域環境の評価
・主に市町村単位でおこなわれている保険・医療・福祉の
 ハードの面の評価。
・教育施設・医療施設・公共交通施設などがバリアフリーで
 あるかというソフト面の評価。

4)合併症(廃用性症候群)の評価
(1)定義
・長期臥床または安静による二次障害で臥床後、数日で起こり、
 長く続けば非可逆的な変化になる。
(2)症候
①骨格筋の萎縮
・原因は筋が使われないことによる。
・予防は筋を効果的に使用すること。
②関節拘縮
・原因は関節運動の欠如による。
・予防は正常可動域の維持および副木、良肢位を保持する。
・予防の運動法は他動運動を行う。
・拘縮した時には矯正法を行う。
③骨粗鬆症
・原因は体重負荷および筋活動にによる牽引の欠如による。
・予防は傾斜テーブル、起立訓練を行う。
④尿路結石
・原因は骨の無機塩類(カルシウム)の消失による。
・予防は運動を行う。
⑤起立性低血圧
・原因は臥位による。
・予防は傾斜テーブル、起立訓練を行う。
⑥静脈血栓
・原因は静脈血流の停滞による。
・予防は体位変換を行う。
⑦沈下性肺炎
・原因は胸郭拡張の欠如ないし、体位変換の減少による。
・予防は体位変換(特に腹臥位)を行う。
⑧褥瘡(とこずれ)
・原因は長期の圧迫による。
・予防は体位変換を行う。
⑨尿失禁
・原因は排尿機会の欠如による。
・予防は尿瓶あるいは、差し込み便器を使用する。
⑩便秘
・原因は不適切な食餌、排便機会の欠如による。
・予防は便器の規則的な使用、適切な水分、食餌を取る。
⑪心理的な荒廃
・原因は不活動、慣れた環境からの分離による。
・予防は最大限の活動、柔軟なプログラムを行う。

5)運動麻痺の評価
(1)弛緩性麻痺の評価
・筋力測定が麻痺の評価に最適である。
(2)痙性麻痺の評価
・筋力は麻痺の程度の指標にならない。
①ブルンストロームのステージ(重要)
STAGE Ⅰ
・随意運動は、みられない。
・筋は弛緩性である。
STAGE Ⅱ
・共同運動がわずかに出現した状態。
・痙縮が出始める。
STAGE Ⅲ
:随意的な共同運動として関節の運動が可能。
・痙性が高度である。
STAGE Ⅳ
・共同運動パターンが崩れ、分離運動が可能。
・痙縮が弱くなる。
STAGE Ⅴ
・分離運動が上手になり、複雑な逆共同運動の組み合わせが可能。
STAGE Ⅵ
・分離運動が自由に、速く、協調性をもっておこなえる状態。
・正常に近い運動が可能。
・痙縮は消失、またはほとんど見られない。

6)運動年齢テスト(運動発達テスト)
(1)移動運動
・4ヵ月で首がすわる、7ヶ月で寝返りをする、11か月で這う、
 1歳3ヶ月で一人立ち歩き、1歳6ヶ月で外で一人歩き、
 2歳で走る、5歳でスキップができるようになる。

7)失行・失認テスト(高次脳機能評価)
(1)高次脳機能
・脳の複雑な認知や合目的動作、行為をコントロールする機能。
(2)失語症
・運動性失語症、感覚性失語症、全失語症などがある。
・検査法には標準失語症検査(SLTA)などがある。
(3)失行・失認のテスト
①観念運動性失行
・検者が親指と人差指で輪を作り、それを患者に模倣させる。
②観念失行
・たばこを咥えマッチで火をつける動作をさせる。
③着衣失行
・着物着脱がうまくできるか否か。
④構成失行や半側空間失認
・時計の文字盤を書かせる。
⑤半側空間失認
・絵の模写をさせる。

8)心理的評価
(1)心理テスト
①性格検査(パーソナリティテスト)
・YG(矢田部ギルフォード)性格検査法、
 MMPI(ミネソタ多面的人格検査)、投影法、
 ロールシャッハ法、文章完成テスト(SCT)、作業検査法、
 クレペリンテスト、(内田ークレペリンテスト)。
②知能検査
・コース立方体テスト、田中ービネ知能検査、べクスラー検査法、
 WAIS-R:成人用、WISC-R:児童用。
(2)認知症のスクリーニング
・改訂 長谷川式簡易知能評価スケール
・ミニ・メンタル・ステート検査(MMSE)





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