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臨床医学各論ノート17「精神科疾患」

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  1、神経症
  概念 ー 一定の性格傾向の人に心因が作用して発症する機能的な疾患であり、心因性精神障害の代表的な疾患である。
  心因 = 心理的原因のことで、急に発生した心理的衝撃・持続するストレス・対人的葛藤などが挙げられる。
  神経症の診断
 ①精神身体症状を説明する身体所見が認められない。
 ②精神病、人格障害、心身症を除外できる。
 ③ヒステリーの身体化は機能的なものであり、器質的なものではない。
 ④準備状態(素質、生活史)に心因が加わって生じるのが神経症であり、その発症のプロセスを解明する。
 ⑤単に不安があるのではなく、一定の精神身体症状がある。
 注)神経症を起こしやすい性格 ー 神経質・小心・気にし易い・未成熟・完全欲・依存的等が挙げられる。
好発年齢 : 思春期・青年期・初老期
神経症の種類
(ア)不安神経症
 ・過度の不安を主徴とする神経症である。不安というのは対象が漠然としている情動である、これは内的な葛藤や欲求不満があって自我が破局すると不安を生じてくる、この不安が認識されるものが不安神経症である。
・不安発作 = 急激な激しい不安・苦悶・焦燥が起こり、自律神経症状を伴う、過呼吸から呼吸停止意識混濁の起こることもある。
 ・急性の不安状態はパニック障害に相当し、不安発作はパニック発作に相当する。
(イ)恐怖症(恐怖症性不安障害)
 特定の対象や事物に不釣合いな恐怖心を抱き、自分では不合理であると自覚しながらも恐怖にとらわれてしまう精神状態。
 例 : 広場恐怖症(一人になること等を怖がる)、対人(=社会)恐怖症(赤面・吃音視線恐怖症等)、個別的恐怖症(尖端・高所・不潔恐怖症等)
(ウ)強迫神経症(強迫性障害)
 ・自分でもばかばかしいと気付いているが、ある特定の観念や行為を止めることが出来ない状態である。止めると不安になるため止められない。
・強迫観念(詮索壁・質問壁)と強迫行為(洗浄強迫・確認強迫・睡眠儀式等)がある。
 ・強迫性格 = 堅苦しい、杓子定規、小心。
・セロトニンの調節障害関与。
(エ)心気症
・自分の健康に過剰に配慮する結果、かえって身体各部の異常感に捕らわれ、執拗にそれを訴える神経症である。 正常に診断されると不満を持つ。
 ・心気症の4要素
①自分の健康を病的に気遣う。
 ②自分が病気に罹っている(病名が解らないを含む)という確信。
 ③内的・外的疾病利得獲得傾向。
 ④執拗な患者と治療者の関係
(オ)解離性・転換性障害(ヒステリー)
 ・心因によって、意識野の狭搾、或は運動系や感覚系の障害がもたされた状態。これらの障害は、患者にとって疾病への逃避としての側面があり、それにより利得が得られる場合や、象徴的意味を有する場合があるものである。
また、防衛的反応でもある。
 ・ヒステリー性性格 = 顕示欲・自己中心・未熟性・感情異変性などの特徴を持つ。
①転換性障害(転換ヒステリー)
 ・運動や感覚の障害を主症状とするもの。失立・失歩の出現。
 特徴1 = てんかん様痙攣を見るが、てんかんと異なり、発作は他人のいるところで起こりやすく、発作の型が不規則多彩であり、舌咬傷や外傷がなく尿失禁もない、発作後の終末睡眠もない。
 特徴2 = 表在感覚の消失は、その領域が神経支配に一致せず境界が鮮明なことが多い。
 注)ヒステリー性クラーブス = 釘を頭に打ち込んだような激しい限局性頭痛。
ヒステリー球 = 球が腹部から喉頭へあがってくるような感じ。
②解離性障害(解離性ヒステリー)
・解離とは強い情動体験により意識の狭搾が起こったり、人格の統合が一次的に失われた状態。
情景的幻視、全生活史健忘、ガンサー症候群(質問に対して即座にでたらめな答えをする)、幼稚症等の出現。
 ・小児から若年成人に好発、女性に多い。
(カ)離人神経症(離人症候群)
・外界の対象物や自己の身体の一部が、非現実的なもの、遠いもののように感じられる精神状態。本人はそれが主観的なものであるという自覚あり。
・本症は、分裂病・うつ病・不安神経症・強迫神経症でも出現する。
(キ)抑うつ神経症(神経症抑鬱)
 心因によって誘発された抑うつ状態(悲哀感・気分変動・意欲低下等)を主な症状とする神経症。
(ク)神経衰弱症
慢性の身体的衰弱感と精神的無力感を主徴とする。心的疲労を示す神経症である。





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