1.慢性下痢を起こさない疾患はどれか。
1.過敏性腸症候群
2.十二指腸潰瘍
3.吸収不良症候群
4.潰瘍性大腸炎
解答: 2
2.顔色で誤っているのはどれか。
1.貧血では蒼白になる。
2.低酸素血症ではチアノーゼを生じる。
3.肝硬変では黄色となる。
4.アジソン病では白くなる。
解答: 4
3.血清中のGOTが上昇しないのはどれか。
1.急性肝炎
2.肝癌
3.胃炎
4.心筋梗塞
解答: 3
4.深部腱反射が亢進するのはどれか。
1.神経根障害
2.末梢神経障害
3.錐体路障害
4.脊髄前角障害
解答: 3
5.外転運動で正しいのはどれか。
1.足部を外側方に屈曲する運動
2.肩関節で上肢を正中線から側方に挙げる運動
3.膝関節を伸展させる運動
4.手部を背側方に向ける運動
解答: 2
6.多関節筋はどれか。
1.上腕筋
2.大殿筋
3.外側広筋
4.大腿二頭筋
解答: 4
7.高熱と右季肋部痛を訴える場合にまず疑うべき疾患はどれか。
1.胃癌
2.急性胆嚢炎
3.膵癌
4.大動脈瘤破裂
解答: 2
8.意識喪失の原因疾患となるのはどれか。
1.肺炎
2.ネフローゼ症候群
3.心室細動
4.胃潰瘍
解答: 3
9.心不全患者の処置で誤っているのはどれか。
1.水分の摂取量を減らす。
2.食塩の摂取量を増す。
3.身体を保温する。
4.上半身を高くする。
解答: 2
10.呼吸困難について正しいのはどれか。
1.右心不全では生じることはない。
2.心臓喘息は肺うっ血による。
3.過換気症候群は左心不全による。
4.夜間発作性呼吸困難は心不全とは関係がない。
解答: 2
11.めまい及びめまい感について誤っているのはどれか。
1.めまいは運動性の感覚を伴う。
2.体が不安定な感覚をめまい感という。
3.メニエール病のめまいは小脳性である。
4.自律神経失調症では、しばしばめまい感を伴う。
解答: 3
12.発熱について誤っているのはどれか。
1.体温調節中枢が関与する。
2.脈拍数が増加する。
3.感染症による場合、赤血球数が増加する。
4.膠原病による場合、しばしば皮疹や関節痛を伴う。
解答: 3
13.頻脈となる疾患はどれか。
1.心ブロック
2.脳圧亢進
3.バセドウ病
4.洞不全症候群
解答: 3
14.浮腫の原因となる病態はどれか。
1.低蛋白血症
2.低カリウム血症
3.高脂血症
4.高尿酸血症
解答: 1
15.歩行と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1.間歇性跛行 …… 進行性筋ジストロフィー
2.すくみ足歩行 …… パーキンソン症候群
3.失調性歩行 …… 小脳変性症
4.トレンデレンブルグ歩行 …… 先天性股関節脱臼
解答: 1
16.顔貌と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1.無欲状顔貌 …… うつ病
2.ヒポクラテス様顔貌 …… 癌末期
3.仮面様顔貌 …… 神経症
4.満月様顔貌 …… クッシング症候群
解答: 3
17.問診について正しい記述はどれか。
1.信頼関係が重要である。
2.最初から特定の疾患を推定して行う。
3.訴えは医学専門用語で記載する。
4.患者の職場の上司には問診の内容を話す。
解答: 1
18.心電図検査でわからない病態はどれか。
1.不整脈
2.心肥大
3.心筋梗塞
4.心筋収縮不全
解答: 4
19.WHOの高血圧分類で境界域の拡張期血圧はどれか。
1. 80~89mmHg
2. 90~94mmHg
3. 95~99mmHg
4. 100~104mmHg
解答: 2
20.臍部の皮膚知覚の支配神経はどれか。
1.第7胸神経
2.第10胸神経
3.第1腰神経
4.第5腰神経
解答: 2
21.意識障害に含まれない症状はどれか。
1.傾眠
2.昏睡
3.抑うつ
4.せん妄
解答: 3
22.膝蓋腱反射について正しい記述はどれか。
1.表在反射の一つである。
2.反射中枢は脊髄にある。
3.ビタミンD欠乏症で亢進する。
4.坐骨神経の疾患で減弱する。
解答: 2
23.腋窩温と直腸温との比較で正しい記述はどれか。
1.腋窩温が約2℃低い。
2.腋窩温が約1℃低い。
3.直腸温が約1℃低い。
4.直腸温が約2℃低い。
解答: 2
24.次の文は何の障害を示すか。
「うとうと眠っているようにみえるが、比較的軽い刺激に反応し、
質問にも答えられる。」
1.記憶
2.感情
3.意識
4.知能
解答: 3
25.心不全の徴候でないのはどれか。
1.頚静脈拡張
2.肝臓腫大
3.起立性低血圧
4.腹水
解答: 3
26.脈拍のリズムについて正しい記述はどれか。
1.期外収縮とは脈が1拍欠けるものをいう。
2.心房細動は絶対性不整脈を示す。
3.完全房室ブロックでは脈が速くなる。
4.洞性不整脈と呼吸のリズムとは無関係である。
解答: 2
27.低比重尿をきたす疾患はどれか。
1.尿崩症
2.うっ血性心不全
3.糖尿病
4.ネフローゼ症候群
解答: 1
28.出血傾向がみられない疾患はどれか。
1.急性骨髄性白血病
2.鉄欠乏性貧血
3.壊血病
4.肝硬変
解答: 2
29.やせをきたさない疾患はどれか。
1.甲状腺機能亢進症
2.糖尿病
3.クッシング症候群
4.褐色細胞腫
解答: 3
30.圧痛を特徴とするリンパ節腫脹がみられる疾患はどれか。
1.化膿性リンパ節炎
2.結核性リンパ節炎
3.悪性リンパ腫
4.転移性悪性腫瘍
解答: 1
31.浮腫と原因との組合せで正しいのはどれか。
1.粘液水腫 …… 腎機能低下
2.肝性浮腫 …… 低蛋白血症
3.腎性浮腫 …… 副腎機能低下
4.心性浮腫 …… 静脈圧低下
解答: 2
32.高次脳機能障害と症状の組合せで誤っているのはどれか。
1.ブローカ失語症 …… 音読障害
2.ウエルニッケ失語症 …… 理解障害
3.失行症 …… 情緒障害
4.失認症 …… 認識障害
解答: 3
33.アキレス腱反射が消失する椎間板ヘルニアの部位はどれか。
1.L2-L3間
2.L3-L4間
3.L4-L5間
4.L5-S1間
解答: 4
34.反射と病態との組合せで誤っているのはどれか。
1.深部反射亢進 …… 多発性神経炎
2.病的反射 …… 錐体路障害
3.深部反射減弱 …… 筋ジストロフィー
4.姿勢反射異常 …… 脳性麻痺
解答: 1
35.疾患と痛みが放散する部位との組合せで誤っているのはどれか。
1.胆石症 …… 右肩
2.尿管結石 …… 鼠径部
3.狭心症 …… 左肩
4.十二指腸潰瘍 …… 右肩
解答: 4
36.急性腹症を起こしにくい疾患はどれか。
1.胃潰瘍
2.胆石症
3.卵巣嚢腫
4.子宮筋腫
解答: 4
37.心電図検査で判定できる病態はどれか。
1.高尿酸血症
2.耐糖能異常
3.脂質異常
4.電解質異常
解答: 4
38.呼吸器を介して感染する疾患はどれか。
1.風疹
2.A型肝炎
3.マラリア
4.日本脳炎
解答: 1
39.浮腫の原因でないのはどれか。
1.静脈圧の上昇
2.血漿浸透圧の低下
3.腎のナトリウム再吸収の増加
4.バゾプレッシンの分泌低下
解答: 4
40.検査と疾患との組合せで適切でないのはどれか。
1.リウマチ因子 …… リウマチ熱
2.抗核抗体 …… 全身性エリテマトーデス
3.クームス試験 …… 自己免疫性溶血性貧血
4.ASO値 …… 急性糸球体腎炎
解答: 1
41.反射について誤っている組合せはどれか。
1.バビンスキー反射 …… 病的反射
2.膝蓋腱反射 …… 深部反射
3.挙睾筋反射 …… 表在反射
4.トレムナー反射 …… 自律神経反射
解答: 4
42.検査法で誤っている組合せはどれか。
1.スパーリングテスト …… 椎間孔圧迫テスト
2.ブラガードサイン …… 神経伸展テスト
3.アレンテスト …… 胸郭出口部圧迫テスト
4.ファレンテスト …… 末梢血管圧迫テスト
解答: 4
43.髄膜刺激症状で誤っているのはどれか。
1.項部硬直
2.ケルニッヒ徴候
3.トレンデレンブルグ徴候
4.ラセーグ徴候
解答: 3
44.脳神経と症状との組合せで正しいのはどれか。
1.動眼神経 …… アーガイル・ロバートソン徴候
2.三叉神経 …… ベル麻痺
3.顔面神経 …… 舌萎縮
4.迷走神経 …… 味覚障害
解答: 1
45.分回し歩行を示すのはどれか。
1.ギラン・バレー症侯群
2.脳卒中
3.脊髄小脳変性症
4.慢性関節リウマチ
解答: 2
46.気道確保の方法で最も適切な記述はどれか。
1.頭部を前屈させる。
2.顔をできるだけ横に向ける。
3.頭部を後屈してオトガイを挙上する。
4.口を大きく開く。
解答: 3
47.物理療法について誤っている記述はどれか。
1.低周波療法は鎮痛に用いられる。
2.温熱療法を行う際には知覚障害に注意する。
3.間欠牽引は骨折の治療に用いられる。
4.水治療法は運動療法に応用される。
解答: 3
48.骨髄移植の適応となる疾患はどれか。
1.悪性貧血
2.白血病
3.血友病
4.エイズ
解答: 2
49.過換気症候群の誘因で正しいのはどれか。
1.気管支喘息
2.うっ血性心不全
3.精神的興奮
4.過食
解答: 3
50.白血球が増えない疾患はどれか。
1.急性腎盂腎炎
2.急性虫垂炎
3.急性白血病
4.インフルエンザ
解答: 4
51.低蛋白血症を特徴とする疾患はどれか。
1.クインケ浮腫
2.うっ血性心不全
3.ネフローゼ症候群
4.慢性糸球体腎炎
解答: 3
52.反射と徴候との組合せで適切でないのはどれか。
1.バビンスキー反射 …… 痙性歩行
2.頚動脈洞反射 …… 徐脈
3.輻輳反射 …… 散瞳
4.対光反射 …… 縮瞳
解答: 3
53.頸肩腕痛の原因とならない疾患はどれか。
1.胸郭出口症候群
2.後縦靭帯骨化症
3.頸椎椎間板ヘルニア
4.手根管症候群
解答: 4
54.スポーツ障害と障害部位との組合せで適切でないのはどれか。
1.野球肘 …… 上腕骨内側上顆骨端線
2.野球肩 …… 肩鎖関節
3.ジャンパー膝 …… 膝蓋靭帯
4.疲労骨折 …… 脛骨骨幹部
解答: 2
55.創傷治癒を促進するのはどれか。
1.安静
2.感染
3.異物
4.低蛋白血症
解答: 1
56.運動神経をブロックする目的で利用されるのはどれか。
1.大後頭神経ブロック
2.顔面神経ブロック
3.三叉神経ブロック
4.肋間神経ブロック
解答: 2
57.機械的止血法でないのはどれか。
1.圧迫
2.結紮
3.縫合
4.電気凝固
解答: 4
58.神経症はどれか。
1.心気症
2.狭心症
3.過換気症候群
4.十二指腸潰瘍
解答: 1
59.錐体路障害の症状で適切なのはどれか。
1.病的反射の出現
2.ロンベルグ徴候
3.線維束性攣縮
4.深部反射の減弱
解答: 1
60.深部反射とその中枢との組合せで誤っているのはどれか。
1.上腕二頭筋反射 …… C5~C6
2.上腕三頭筋反射 …… Th1~Th2
3.膝蓋腱反射 …… L2~L4
4.アキレス腱反射 …… S1~S2
解答: 2
61.スプーン状爪のみられるのはどれか。
1.細菌性食中毒
2.糸球体腎炎
3.血友病
4.鉄欠乏性貧血
解答: 4
62.眼球運動に関与しない神経はどれか。
1.視神経
2.動眼神経
3.滑車神経
4.外転神経
解答: 1
63.下位運動ニューロン障害で正しいのはどれか。
1.腱反射の亢進
2.筋萎縮
3.不随意運動
4.感覚障害
解答: 2
64.自律神経症状はどれか。
1.ラセーグ徴候
2.バビンスキー徴侯
3.ホルネル症候
4.ブラウンセカール症候
解答: 3
65.反射と徴候との組合せで誤っているのはどれか。
1.病的反射 …… 錐体路徴候
2.頸動脈反射 …… 血圧下降
3.輻輳反射 …… 瞳孔散大
4.対光反射 …… 瞳孔縮小
解答: 3
66.髄膜刺激症候でないのはどれか。
1.項部硬直
2.ロンベルグ徴候
3.ブルジンスキー徴候
4.ケルニッヒ徴候
解答: 2
67.心電図が診断上有用でない疾患はどれか。
1.解離性大動脈瘤
2.期外収縮
3.狭心症
4.心筋梗塞
解答: 1
68.三叉神経痛を発症しやすい疾患はどれか。
1.上顎洞炎
2.扁桃炎
3.喉頭炎
4.内耳炎
解答: 1
69.手指の変形と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
1.ヘバーデン結節 …… 変形性関節症
2.ボタン穴変形 …… 慢性関節リウマチ
3.クモ状指 …… マルファン症候群
4.デュプイトレン拘縮 …… 感染症
解答: 4
70.乏血性ショックの症状でないのはどれか。
1.頻脈
2.血圧下降
3.中心静脈圧上昇
4.尿量減少
解答: 3
71.ウイルス感染症でないのはどれか。
1.急性灰白髄炎(ポリオ)
2.脊髄癆
3.ヘルペス脳炎
4.日本脳炎
解答: 2
72.鶏歩を示すのはどれか。
1.腓骨神経麻痺
2.進行性筋ジストロフィー症
3.片麻痺
4.パーキンソン病
解答: 1
73.皮疹の分類で続発疹はどれか。
1.膿瘍
2.結節
3.丘疹
4.水疱
解答: 1
74.手指振戦をきたす疾患はどれか。
1.アジソン病
2.バセドウ病
3.尿崩症
4.粘液水腫
解答: 2
75.多発性神経炎の感覚障害はどれか。
1.分節性
2.解離性
3.手袋靴下型
4.片側性
解答: 3
76.下位運動ニューロン障害で誤っている徴候はどれか。
1.弛緩性麻痺
2.深部反射の低下
3.筋萎縮
4.病的反射
解答: 4
77.橈骨動脈の脈拍について正しいのはどれか。
1.示指で触診する。
2.右より左が大きい。
3.大動脈炎症候群では右が大きい。
4.ショック時には触れにくくなる。
解答: 4
78.腰下肢痛患者に行うテストはどれか。
1.ジャクソンテスト
2.ラセーグテスト
3.ヤーガソンテスト
4.ライトテスト
解答: 2
79.関節可動域検査の原則で誤っているのはどれか。
1.測定には角度計を用いる。
2.直立したときの関節の肢位を基本とする。
3.自動的可動域で表示する。
4.健側と患側とを測定する。
解答: 3
80.母指球に萎縮がみられるのはどれか。
1.筋皮神経麻痺
2.尺骨神経麻痺
3.橈骨神経麻痺
4.正中神経麻痺
解答: 4
81.呼吸音の強さに左右差が起こる疾患はどれか。
1.慢性気管支炎
2.肺気腫
3.自然気胸
4.気管支喘息
解答: 3
82.突然卒倒した人で最初に確認すべきことはどれか。
1.意識
2.呼吸
3.脈拍
4.気道異物
解答: 1
83.錐体路障害の症候で適切でないのはどれか。
1.筋緊張亢進
2.痙性麻痺
3.病的反射出現
4.深部反射減弱
解答: 4
84.所見と障害との組合せで誤っているのはどれか。
1.ロンベルグ徴候 …… 脊髄後索障害
2.バビンスキー徴候 …… 末梢神経障害
3.レイノー症候 …… 自律神経障害
4.ブラウンセカール症候 …… 脊髄半側障害
解答: 2
85.低身長を起こさない疾患はどれか。
1.下垂体前葉機能不全症
2.ターナー症候群
3.クレチン病
4.クラインフェルター症候群
解答: 4
86.湿疹の症候でないのはどれか。
1.膨疹
2.紅斑
3.小水疱
4.鱗屑
解答: 1
87.表在反射でないのはどれか。
1.角膜反射
2.咽頭反射
3.下顎反射
4.挙睾筋反射
解答: 3
88.下痢を主訴としない疾患はどれか。
1.十二指腸憩室
2.胃切除後症候群
3.過敏性腸症候群
4.潰瘍性大腸炎
解答: 1
89.随時血圧測定で誤っている記述はどれか。
1.坐位で測定する。
2.収縮期血圧はスワン第5点で判定する。
3.収縮期血圧は触診法で測定できる。
4.収縮期血圧は触診法よりも聴診法で高値を示す。
解答: 2
90.脱臼直後の処置として適切でないのはどれか。
1.整復
2.固定
3.冷却
4.関節穿刺
解答: 4
91.骨粗鬆症で骨折しにくい部位はどれか。
1.脊椎椎体
2.頭蓋骨
3.大腿骨頚部
4.橈骨遠位端
解答: 2
92.細菌が原因となる感染症はどれか。
1.インフルエンザ
2.C型肝炎
3.カンジダ症
4.腸チフス
解答: 4
93.一次救命処置に含まれないのはどれか。
1.気道確保
2.口-口式人工呼吸
3.バッグ・マスク式人工呼吸
4.胸骨圧迫心臓マッサージ
解答: 3
94.言語を理解できないのはどれか。
1.ブローカ失語
2.ウェルニッケ失語
3.健忘失語
4.伝導失語
解答: 2
95.歩行について誤っている組合せはどれか。
1.鶏歩 …… 下位運動ニューロン障害
2.痙性歩行 …… 上位運動ニューロン障害
3.アヒル歩行 …… 錐体外路障害
4.失調性歩行 …… 小脳障害
解答: 3
96.正しい組合せはどれか。
1.痙性麻痺 …… 折りたたみナイフ現象
2.弛緩性麻痺 …… 鉛管現象
3.筋強剛(固縮) …… 反射亢進
4.痙直 …… 振り子様運動
解答: 1
97.聴診で呼吸音が減弱しないのはどれか。
1.気胸
2.肺水腫
3.肺気腫
4.無気肺
解答: 2
98.日和見感染の原因でないのはどれか。
1.インフルエンザウイルス
2.ニューモシスチス・カリニ
3.カンジダ
4.緑膿菌
解答: 1
99.障害により下垂手をきたすのはどれか。
1.橈骨神経
2.正中神経
3.尺骨神経
4.腋窩神経
解答: 1
100.脳腫瘍でみられる頭痛はどれか。
1.筋収縮性頭痛
2.牽引性頭痛
3.片頭痛
4.群発頭痛
解答: 2
101.誤っている組合せはどれか。
1.脊柱側弯 …… 坐骨神経痛
2.亀背 …… くる病
3.前傾位 …… パーキンソン病
4.腰椎後弯 …… 進行性筋ジストロフィー症
解答: 4
102.神経伸展テストはどれか。
1.マクマレーテスト
2.ラセーグテスト
3.ライトテスト
4.スパーリングテスト
解答: 2
103.嗄声に関与するのはどれか。
1.顔面神経
2.舌咽神経
3.迷走神経
4.舌下神経
解答: 3
104.誤っている組合せはどれか。
1.テニス肘 …… 上腕骨外側上顆炎
2.野球肘 …… 離断性骨軟骨炎
3.ジャンパー膝 …… 膝蓋靭帯炎
4.平泳ぎ膝 …… 外側側副靭帯炎
解答: 4
105.急性炎症の徴候でないのはどれか。
1.発熱
2.腫脹
3.出血
4.疼痛
解答: 3
106.胸郭出口症候群の診断テストでないのはどれか。
1.ライトテスト
2.アドソンテスト
3.モーレイテスト
4.ファレンテスト
解答: 4
107.ショックを起こしやすい疾患はどれか。
1.脳出血
2.狭心症
3.重症熱傷
4.腎結石症
解答: 3
108.緊急手術を要するのはどれか。
1.卵巣嚢腫茎捻転
2.心臓弁膜症
3.胃潰瘍
4.気胸
解答: 1
109.高齢者が餅で窒息を起こしやすい原因で誤りはどれか。
1.歯の喪失
2.咳嗽反射の亢進
3.嚥下筋の筋力低下
4.唾液分泌の減少
解答: 2
110.副交感神経が関与しないのはどれか。
1.角膜反射
2.対光反射
3.輻輳調節反射
4.アシュネル反射
解答: 1
111.筋原性筋萎縮でみられるのはどれか。
1.線維束攣縮
2.深部反射の亢進
3.血清クレアチンキナーゼの上昇
4.深部感覚障害
解答: 3
112.浮腫について誤っている組合せはどれか。
1.心臓性浮腫 …… 朝方に増強
2.腎性浮腫 …… 顔面から出現
3.肝性浮腫 …… 腹水を伴う。
4.栄養性浮腫 …… 全身に出現
解答: 1
113.脾腫をきたさない疾患はどれか。
1.慢性骨髄性白血病
2.悪性リンパ腫
3.自己免疫性溶血性貧血
4.血友病
解答: 4
114.ウィルヒョウのリンパ節の部位はどれか。
1.右腋窩
2.左腋窩
3.右鎖骨上窩
4.左鎖骨上窩
解答: 4
115.股関節の運動方向でないのはどれか。
1.屈曲
2.伸展
3.回内
4.外旋
解答: 3
116.腰部脊柱管狭窄症にみられるのはどれか。
1.間欠跛行
2.麻痺性跛行
3.失調性跛行
4.墜落跛行
解答: 1
117.拍動性の頭痛を起こすのはどれか。
1.くも膜下出血
2.筋収縮性頭痛
3.片頭痛
4.髄膜炎
解答: 3
118.両手で触診する臓器はどれか。
1.胃
2.肝臓
3.胆嚢
4.腎臓
解答: 4
119.ネフローゼ症候群にみられないのはどれか。
1.高度の蛋白尿
2.高蛋白血症
3.高脂血症
4.浮腫
解答: 2
120.触診で推測できないのはどれか。
1.呼吸性不整脈
2.期外収縮
3.完全左脚ブロック
4.心房細動
解答: 3
121.ペースメーカーを装着した患者に禁忌となるのはどれか。
1.指圧
2.マッサージ
3.灸
4.低周波鍼通電
解答: 4
122.疲労の所見でないのはどれか。
1.注意集中力の低下
2.倦怠感の自覚
3.作業能率の低下
4.反射閾値の低下
解答: 4
123.次の文で示す患者で最も考えられる疾患はどれか。
「56歳の女性。2か月で5kgの体重増加。体温が低く、
寒さに敏感となってきた。」
1.甲状腺機能低下症
2.クッシング症候群
3.2型糖尿病
4.先端肥大症
解答: 1
124.血圧測定で誤っている記述はどれか。
1.触診法は聴診法より測定値が高くなる。
2.血圧は通常上腕で測定する。
3.大動脈閉鎖不全症では拡張期血圧をスワン4点で判定する。
4.触診法では収縮期血圧のみ測定できる。
解答: 1
125.運動時血流が最も減少するのはどれか。
1.皮膚
2.腸管
3.筋肉
4.脳
解答: 2
126.手関節の運動方向に含まれないのはどれか。
1.屈曲
2.伸展
3.回内
4.橈屈
解答: 3
127.検査と疾患との組合せで正しいのはどれか。
1.トーマステスト …… 膝外側側副靭帯損傷
2.下肢伸展挙上テスト …… 頚部脊椎症
3.パトリックテスト …… 腰椎分離すべり症
4.前方引き出しテスト …… 前十字靭帯損傷
解答: 4
128.成分輸血で用いられないのはどれか。
1.赤血球
2.白血球
3.血小板
4.血漿
解答: 2
129.高齢者が異物による窒息を起こしやすい部位はどれか。
1.鼻腔
2.口腔
3.咽頭
4.気管
解答: 3
130.筋萎縮が近位に偏るのはどれか。
1.デュシェンヌ型筋ジストロフィー症
2.筋緊張性筋ジストロフィー症
3.多発神経炎
4.筋萎縮性側索硬化症
解答: 1
131.反射について正しい組合せはどれか。
1.足底反射 …… 深部反射
2.腹壁反射 …… 皮膚反射
3.アシュネル反射 …… 病的反射
4.下顎反射 …… 粘膜反射
解答: 2
132.爆発性発語がみられるのはどれか。
1.重症筋無力症
2.筋萎縮性側索硬化症
3.オリーブ橋小脳萎縮症
4.パーキンソン病
解答: 3
133.テタニーをきたさないのはどれか。
1.過換気症候群
2.副甲状腺機能低下症
3.原発性アルドステロン症
4.アジソン病
解答: 4
134.腹水貯留の原因とならないのはどれか。
1.肝硬変
2.腸閉塞
3.うっ血性心不全
4.ネフローゼ症候群
解答: 2
135.両耳側半盲が出現する障害部位はどれか。
1.外側膝状体
2.視交叉
3.視索
4.視放線
解答: 2
136.失明する可能性のない疾患はどれか。
1.糖尿病網膜症
2.緑内障
3.網膜色素変性症
4.翼状片
解答: 4
137.鍼治療後24時間で刺鍼部位に小膿疱がみられた。
最も考えられるのはどれか。
1.全身性エリテマトーデス
2.全身性皮膚硬化症
3.関節リウマチ
4.ベーチェット病
解答: 4
138.アセトン臭がする意識のない人が搬送されてきた。
最も考えられるのはどれか。
1.急性アルコール中毒
2.肝性昏睡
3.糖尿病性昏睡
4.尿毒症
解答: 3
139.熱射病の症状で誤っているのはどれか。
1.呼吸促迫
2.意識清明
3.皮膚乾燥
4.体温上昇
解答: 2
140.妊娠中毒症の危険因子でないのはどれか。
1.高年齢
2.つわり
3.肥満
4.多胎
解答: 2
141.原発性骨粗鬆症で誤っている記述はどれか。
1.閉経後の女性に多い。
2.椎体の圧迫骨折が多い。
3.血中カルシウム値は低下する。
4.骨の化学的成分は正常である。
解答: 3
142.敗血症性ショックの初期にみられないのはどれか。
1.四肢末梢の冷感
2.血圧下降
3.頻脈
4.尿量減少
解答: 1
143.疾患と臨床所見との組合せで誤っているのはどれか。
1.狭心症 …… 胸痛は30分以上持続
2.解離性大動脈瘤 …… 背部の激痛
3.自然気胸 …… 呼吸困難
4.気管支拡張症 …… 血痰
解答: 1
144.体位とその目的との組合せで誤っているのはどれか。
1.ファウラー位 …… 横隔膜の下降
2.トレンデレンブルグ体位 …… 脳血流の増加
3.起坐位 …… 静脈還流の増加
4.側臥位 …… 誤嚥の防止
解答: 3