スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ノート・テスト科目一覧
ブログランキング
★にほんブログ村」のランキングに参加中!!
このサイトが役にたったら、1日1クリックの応援をお願いします。

生理学ノート10「生殖・成長と老化」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

1.生殖
■1)男性生殖器の構造と働き
精子を作る精巣、精子を運ぶ管(精巣上体、精管など)、 これらに開口する腺(精嚢、前立腺、尿道球腺)などの内生殖器
陰経、陰嚢などの外生殖器からなる

(1)精子の形成
精子は精巣で作られる
思春期になるとテストステロンの作用により、精祖細胞が成熟し一次精母細胞に、減数分裂して二次精母細胞に、さらに分裂して精子細胞に、そして精子となる
一日に約3千万から2億の精子を産生

(2)精反射
①勃起
ア.反射
陰茎の触受容器
→陰部神経
→仙髄
→副交感神経性血管拡張神経
→陰茎の細動脈の拡張により海綿体の体積増加、陰茎の静脈圧迫、血液流出抑制により陰茎の充血が起こり勃起

イ.情動刺激でも勃起は起こる
ウ.交感神経の血管収縮神経の活動亢進で消失

②射精
ア.精液を尿道まで射出する過程
陰茎の触受容器
→陰部神経
→腰仙髄
→交感神経(下腹神経内)
→精管、精嚢の収縮
→内尿道括約筋の収縮(精液の尿道内への流入防止)
→精液の尿道への射出

イ.尿道から体外に圧出する過程
陰部神経の活動亢進
→陰茎の横紋筋収縮
→精液排出

ウ.一回の射精(約3.5ミリリットル)で、平均4億の精子が放出される
通常1ミリリットるあたりの精液:1.2億
不妊の基準:1ミリリットル中2千万以下

■2)女性生殖器の構造と働き
(1)卵子の形成
①原始卵胞
胎生期で約700万個
出生時で約100万個
思春期で約1万個になる
②卵子
一回の月経周期ごとに成熟して放出される
生殖可能な時期に約400個放出される
(2)性周期
A)卵巣周期
排卵から次の排卵までを一周期とする
①卵胞期(1~14日目ごろ)
FSHの分泌増加により乱歩宇賀成熟、卵胞の発育
→エストロジェンの分泌増加
→子宮内膜の増殖
②排卵(14日目ごろ)
血中エストロジェン濃度が急激に上昇
→LHの一過性の急激な分泌増加(LHサージ)
→排卵
☆正のフィードバックを参照(???)
③黄体期(14~28日目)
LHの作用で排卵後の卵胞から黄体形成
プロジェステロンの作用により子宮内膜から分泌液が増加
受精が行われないと黄体は退化し、プロジェステロンの分泌低下

B)月経周期(子宮内膜周期)
子宮内膜の周期的変化を反映
月経出血の始まりを第1日とする
・月経期と増殖期 → 卵胞期
・分泌期 →黄体期
①月経期(1~5日目)
子宮内膜の脱落によって膣から出血
出血期間は平均5日
出血量:平均35ミリリットル
②増殖期(5~14日目)
月経終了から排卵直後までの約9日間のこと
エストロジェンの作用により、子宮内膜が増殖する
③分泌期(14~28日目)
排卵後から次の月経が始まるまでの時期
プロジェステロンにより、子宮内膜の分泌腺が活発になり受精卵が着床しやすい状態になる
受精が行われないと黄体は退化し、プロジェステロンの分泌低下

■3)妊娠
(1)受精、着床、妊娠
寿命=卵子:約1日、精子:約2日
受精は通常卵管で行われる
受精卵は卵割をしながら子宮内腔に移動し、子宮内膜に着床し、妊娠が始まる
母体と胎児を連絡するのが胎盤
①妊娠
ア.黄体は妊娠黄体になり、プロジェステロンの分泌が継続
→LHの分泌低下(負のフィードバック)、次の排卵が起こらず、月経が停止
イ.妊娠6週後には、胎盤が十分な量のプロジェステロンを産生するようになり、黄体の機能は低下する
ウ.胎盤から分泌されるホルモン
・ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)
黄体機能の維持に働く
・ヒト絨毛性ソマトマンモトロピン(hCS)
成長ホルモンやプロラクチンに似た作用をもつ
・プロジェステロン
・エストロジェン

(2)胎児の発育
胎児は胎盤を通じて物質交換を行う
子宮内で約40週間発育を続ける

(3)分娩
ア.出産が近づくとオキシトシンおよびその受容体の増加
→子宮筋収縮
イ.胎児が産道を降下し始め、子宮頚部が伸展すると、反射性にオキシトシンの分泌が増加
→子宮筋収縮
ウ.オキシトシンは子宮内膜のプロスタグランジンの産生を促進
→子宮筋収縮
エ.プロジェステロンの分泌が急激に低下
→オキシトシンの左葉作用が出やすくなる

ア~エのような反応により陣痛が起こり、胎児およびその付属物が排出されることを分娩という

(4)乳汁分泌
ア.出産後、プロラクチンの分泌が急激に増加
→分娩後1~3日で乳汁の排出が始まる
イ.乳頭に吸引刺激
→オキシトシンの分泌増加により乳汁排出が促進(射乳反射)
ウ.授乳によってプロラクチンの分泌が継続し、乳汁産生の促進
→排卵の抑制

2.成長
成長とは形態的に身体の各単位の重量や大きさがそれぞれ増加したり、機能的に成熟する現象
(1)身長、体重の経時的変化
新生児で比較的高く、児童期に緩徐になり、思春期に再び高くなり、成人で安定

(2)身体各部の成長
教科書を参照

(3)各期間の成長
①脳
出生後急激に成長し、数年で成人のレベルに達する
②骨・筋・内臓
全身の成長にともなって、S字状の成長曲線を示す
③生殖器
ア.胎生時に弾性型または女性型に分化
イ.思春期に急激に成長率が高まり、1~2年で成人のレベルに達する
この際、特有の第二次性徴を伴う
④胸腺
思春期に最大となり、成人になれば退縮する
⑤副腎
出生後、一次重量が減少するが、8歳ごろから急激に増加する

3.老化
■1)細胞の寿命
細胞の寿命は個々の細胞で違う
例)神経細胞はその人の寿命と同じ
腸管上皮などは2~5日

■2)生理的老化の特徴
(1)種々の機能の過齢変化
機能低下の速度は、各機能によって異なる
例)30歳に対する80歳の機能低下率
・神経伝導速度:15%減
・腎血流量:50%減
・最大換気能力:60%減

(2)個体間のばらつきの増大

(3)ホメオスタシス機能の低下

■3)身体機能の過齢変化
(1)高次神経機能
①知能
一般的な知能には85歳まで変化はないが、柔軟性や対処能力は低下する
②記憶
逆順での暗礁などがしにくくなる
③言語
構文能力は維持される、喚語能力は80歳代から低下し言語の流暢さも低下する
④運動機能
比較的早い時期から過齢により低下
(3)感覚機能
すべての感覚機能が衰える
(4)血液循環機能
血圧は一般に過齢により上昇する傾向にある
(5)呼吸機能
通常での一回換気量は成人と比べほとんど差がないが、肺活量は減少する
(6)排尿機能
女性では尿失禁になりやすく
弾性では前立腺肥大などで排尿困難が生じやすい
(7)内分泌機能
性ホルモンは過齢により分泌減少
カテコールアミン、副甲状腺ホルモンは過齢により分泌増加
インスリンや甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンなどはほとんど変化しない
(8)その他の機能
消化吸収、免疫機能も過齢により低下





スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.