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鍼灸理論ノート08「鍼灸治効の基礎」

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1.神経線維の分類
■1)太さ・伝導速度による分類
種類 直径(μm) 速度(m/s) 髄鞘
Aα 12~20 60~120 有髄
Aβ 8~10 30~80 有髄
Aγ 2~8 15~55 有髄
Aδ 1.5~3 6~30 有髄
B 3 3~15 有髄
C 1 0.3~0.8 無髄

■2)感覚線維の数字式分類
種類 起原となる感覚 直径(μm) 速度 対応する線維
Ⅰa 筋紡錘(螺旋形終末) 12~21 70~120 Aα
Ⅰb 腱紡錘 12~21 70~120 Aα
Ⅱ 筋紡錘(撒形終末) 6~12 30~70 Aβ
触圧受容器
Ⅲ 冷・痛受容器 1~6 12~30 Aδ
Ⅳ 温・痛受容器 1以下 0.5~1 C

2.痛み感覚の受容と伝道
1)痛みの種類
(1)痛みの分類
・侵害受容性疼痛、神経因性疼痛、心因性疼痛に分けられる。
①侵害受容性疼痛
・侵害受容線維には体性痛覚線維と内臓痛覚線維がある。
・内臓痛は局在のはっきりしない持続性のうずくような痛みで、
 嘔気などの自律神経反射を伴う。
・内臓痛は近くの骨格筋の収縮を伴うことが多い。
②神経因性疼痛
・痛覚伝達系のどこかに障害があり、侵害刺激がなくても発生する。
・知覚鈍麻、痛覚過敏などを伴いやすい。
・帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパチー、腕神経叢引抜損傷、
 反射性交感神経ジストロフィー、幻肢痛、視床痛などがある。
※腕神経叢引き抜き損傷
・バイク事故などによる上肢の過伸展などで上肢にいっている神経が
 脊髄から引っこ抜かれてしまうもの。
・視床痛に問題があって全身あちこちが痛むこと
③心因性疼痛
・解剖学的あるいは神経学的に問題がないのに起こる痛みで、
 心理的影響により強さや部位が変化する。
2)痛覚受容器の種類と特徴
・痛覚受容器は特殊な構造を示さない自由神経終末であり、
 高域値機械受容器とポリモーダル侵害受容器とがある
・皮膚痛覚の受容器は両方が存在するが深部痛覚や内臓痛は
 ポリモーダル受容器である。
・高域値機械受容器は機械的刺激にのみ興奮し、
 Aδ線維により伝えられる。
・特徴は局在性のはっきりしたさすような痛みで、一次痛という。
・ポリモーダル受容器はすべての侵害刺激に反応し、
 C線維によって伝えられる
・特徴は局在のはっきりしない、にぶくうずくような遅い痛みで、
 二次痛という。また、中枢性修飾を受けやすい
3)内因性発痛物質
・組織損傷により、組織中に放出される発痛性化学物質で
 痛覚受容器を興奮させたり域値を下げる働きがある。
・発痛物質にはブラジキニン、PG、セロトニン、ヒスタミン、
 K+、H+などがある
・この内、PGは直接的発痛作用を持たない。
4)求心性神経線維の種類と特徴
(1)求心性神経線維の種類
・痛覚の求心性一次線維はAδ線維(Ⅲ群)とC線維(Ⅳ群)の
 2種である。
(2)痛覚の伝導路
①外側脊髄視床路
・一次ニューロン、後根、脊髄内、後角、二次ニューロン、
 対側の前外側索を上行、視床、シナプス、大脳皮質に到達。
・新脊髄視床路(外側系)は、脳幹の外側部を通るもので、
 主に痛みの感覚、識別に関与する。
・古脊髄視床路(内側系)は、脳幹の内側部を通るもので、
 情動行動、自律機能と関係が深く、痛みの制御や調節に関与する。
・脊髄内神経伝達物質であるサブスタンスP(P物質)は、
 痛覚1次ニューロン末端から放出され2次ニューロンの興奮を
 引き起こす。
②脊髄網様体路
・脊髄前外側索を上行した2次ニューロンが、延髄網様体において
 多くのシナプスを形成し、視床や視床下部、大脳辺縁系などに
 情報を送り、様々な反応系を形成する。
5)痛覚投射部位
・感覚の成立するのは大脳皮質であるのに、受容器の
 存在部位において感覚が成立しているように感じる現象。
6)熱痛の発生と特徴
・皮膚が45℃以上に熱せられると、組織破壊により
 ポリモーダル受容器の興奮が起こる。
7)関連痛
・内臓求心性ニューロンと皮膚からの侵害性刺激のニューロンは
 どちらも外側脊髄視床路を上行することで、大脳皮質において
 関連痛が成立すると考えられる。

第3節 温度感覚の受容と伝達
温度刺激の種類
・温度感覚には温覚と冷覚があり、極端な場合、
 熱痛、冷痛を引き起こす。
・20~40℃の範囲では、温覚および冷覚の閾値が低い。
・30~36℃(平均33℃)では、温覚も冷覚も起こりにくいので
 無感温度という。
・45℃付近では温覚とともに冷覚を生ずることがあり、
 矛盾冷覚という。
・45℃以上では熱痛を、15℃以下では冷痛を引き起こす。
温度覚受容器の種類と特徴
・これには温受容器と冷受容器があり、いずれも事由神経終末の
 構造である。
・温受容器は40~45℃、冷受容器は25~30℃の範囲で
 最もインパルスを発生する。
求心性線維
・温受容器からの求心性線維は、C線維(Ⅳ群)である。
・冷受容器からの求心性線維は、Aδ線維(Ⅲ群)である。
温度覚の伝導路
①外側脊髄視床路
・後根から入った一次ニューロンは後角で二次ニューロンへ
 シナプスし、交差して、前外側索(外側脊髄視床路)を通って
 視床に行き、ニューロンを変えて体性感覚野に達する。

第4節 触圧感覚の受容と伝達
1.触圧刺激の種類と受容器
・触覚は皮膚表面に軽く触れたときに感じ、圧覚は圧迫または
 牽引刺激によって感じ、いずれも皮膚の変形によって起こる。
・圧受容器にはメルケル盤とルフィニ終末があり(圧メル)、
 順応が遅く、強度検出器の機能がある。
・触受容器にはマイスナー小体と毛包受容器があり、
 比較的順応しやすく、速度検出器の機能がある。
・振動受容器にはパチニ小体があり、最も順応しやすく
 加速度検出器の機能がある。
2.求心性線維の種類と特徴
・触圧覚を伝える求心性線維は、Aβ線維(Ⅱ群)である。
3.触圧覚の伝導路
・これには後索路と腹側脊髄視床路がある。
①後索路‐内側毛帯経
・後索路‐内側毛帯経は、局在が明瞭な精細触圧覚を伝える。
・後根から脊髄に入った一次ニューロンは同側の後索を上行し、
 延髄に達する。延髄後索核で二次ニューロンに変わって交叉し、
 対側の内側毛帯を上行し、さらに視床でニューロンを変えて
 感覚野に達する。
②腹側脊髄視床路
・腹側脊髄視床路は粗大触圧覚を伝える。
・脊髄に入った一次ニューロンは後角でニューロンを変えて交叉し、
 反対側の前外側索(腹側脊髄視床路)を通り、さらに視床で
 ニューロンを変え、大脳皮質感覚野へ伝える。
4.筋の伸張刺激および筋の振動の受容と伝導
・筋の伸張や張力に応答する受容器を固有受容器(深部受容器)と
 いう。
・筋紡錘は筋の伸張に、腱紡錘(ゴルジ腱器官)は筋の張力に
 対応する。
・これらは後索路を上行する。
・筋膜にはパチニ小体があり振動覚を伝える。
・筋中の血管壁、筋線維間、腱結合組織中に自由神経終末があり、
 痛みを伝える。
5.鍼灸刺激と反射
①体性運動反射
・伸張反射…代表的な単シナプス反射で、腱反射のことをいう。
      腱を打腱槌で叩くことにより筋が伸張され、
      最終的に同一の筋が収縮する反射である。
・逃避反射…屈曲反射とも呼ばれ、体性感覚に侵害刺激が加わると、
      屈筋の収縮と伸筋の弛緩が起こる反射で、
      多シナプス反射である。
・交叉性伸展反射…1側の下肢に侵害刺激が加わると同側に
      屈曲反射が起こると共に、他側の下肢が
      伸展される反射である。
②自律神経反射
・内部環境を恒常性に維持するための調節機構の大部分は
 自律神経反射によるものである。
・内臓内臓反射…受容器が内臓にあり、求心路が内臓求心性線維で
        遠心路が自律神経で、効果器が内臓内にある反射。
        頸動脈洞反射、排尿反射、排便反射など。
・内臓体表反射…内臓の病変が体表部の知覚異常として現れるものに
        関連痛やヘッド帯がある。
        脳の感覚受容に際し、内臓病変による求心性線維の        介在によって、皮膚からの求心性線維についても
        皮膚上に痛みという知覚異常を感じてしまうもの。
        その機序は、集束促通説と集束投射説によって
        説明されている。
        デファンスは内臓体性運動反射の1つで、
        内臓に異常があるときに関連する部の骨格筋に
        収縮を起こさせるものである。
・ヘッド帯は、内臓に異常があると一定の皮膚領域に知覚過敏帯が
 現れるというもので、ラングが唱えてロスが研究し、ヘッドが
 これを確証した。
・マッケンジー帯は、内臓に異常があるとき、それに関連する
 深部の筋、結合組織に知覚過敏が現れるというものである。
・ヘッド帯で過敏度の最も強い点を最高点と名づけた。
・各内臓に関与する過敏帯として、心臓はC3C4、T2~T8、
 肺はC3C4、T2~T9、胃はT6~T12(両側、左)、
 肝はC3C4、T7~T10(右)、胆嚢はT7~T11、
 腸はT9~T12、腎尿道はT12L1、子宮はT10~L1、
 前立腺はT2~T8、S1~S3
自律系反射
・皮膚にある汗腺、皮脂腺、立毛筋、末梢血管系を支配する
 交感神経性皮膚分節領域にあらわれる反射である。
・皮脂腺反射は中谷義雄が提唱した良導絡の理論に、
 皮膚血管反射は石川太刀雄が提唱した皮電点の理論に、
 汗腺反射は高木健太郎が提唱した圧発汗反射の理論に用いられた。体性内臓反射
・一定の体壁を刺激すると、その興奮は脊髄後根に伝えられ、
 脊髄の同じ高さの神経支配を受けている内蔵に反射的に影響を
 与える。
・その影響としては、内臓の運動、知覚、分泌、代謝、
 血管運動などである。

鍼灸刺激と反射
体性自律神経反射
・西條一止は、刺鍼と自律神経機能の関連を心拍数を視標として
 研究した。
・鍼刺激は心臓においては交感神経抑制方向に、末梢血管は
 交感神経緊張方向に反応する。
・心臓の収縮力、心拍数は、鍼灸刺激直後で、灸で増加し、
 鍼で減少する。
・刺鍼刺激は交感神経機能抑制、副交感神経機能亢進の両方が
 生じる場合と、どちらかのみの反応が生じる場合、および、
 どちらも起こらない場合が認められ、逆の反応は起こらない。

軸索反射
・皮膚を鍼などで刺激すると紅斑が起こるが、これは受容器からの
 インパルスが求心性に伝達される途中で枝分かれした部分から
 逆行して抹消へインパルスが伝えられ、神経末端からP物質などの
 神経伝達物質が遊離され、血管拡張が生じると考えられる。
・木下晴都は交差刺鍼により、筋疲労が改善されるのは
 軸索反射によって血管が拡張されるものと考えている。

6.鍼鎮痛
1)鍼麻酔
・1958年上海の病院で初めて鍼麻酔による扁桃摘出術が行われた。
・日本では1954年赤羽幸兵衛が鍼による無痛分娩を試みた後、
 産婦人科領域で鍼麻酔の応用が増えた。
・鍼麻酔は特定の経穴を連続的に刺激する必要があり、
 低周波鍼通電が行われるようになった。
・刺鍼の深さは筋肉層に達する必要があり、患者に、
 酸、麻、重、脹などの得気(ひびき)が感じられることが重要で、
 通常10~20分で目的の鎮痛が得られる。
(1)鍼麻酔の適応
・薬剤による麻酔が使えない場合の麻酔。
・頚部より上部の麻酔。
・ショック状態にあるときの麻酔。
・産婦人科領域における麻酔。
・簡易で麻酔科医を必要としない麻酔。
2)鍼麻酔の長所と短所
①長所
・患者の意識がはっきりしているので、手術に積極的に
 協力してもらえる。
・重病患者、体質の弱いものなど麻酔薬の使用が不可能な患者にも
 使用できる。
・術後の痛みが軽く、術中の出欠量も少ない。
・操作が簡単で、経済的である。
②短所
・鎮痛効果の発現が一定でなく、個人差や精神的影響を受ける。
・鎮痛効果が発現するまでに時間がかかる。
・十分な筋の弛緩が得られない。
・皮膚切開が知覚される。
・内臓のけん引痛が除去できない。

2)鍼鎮痛
・一般に鍼麻酔という言葉を使うが、意識レベルは乱れず、
 無痛にもならないことから、鍼鎮痛と呼ぶほうがより適切である。
・鍼通電により反復的に刺激し、特定領域の閾値の上昇が
 起こるものである。
①内因性モルヒネ様物質
・1970年代、脳内にモルヒネと立体特異的に結合する受容体が
 存在すると証明され、さらに脳内モルヒネ様物質も証明された。
・脳内モルヒネ様物質には、エンケファリン、エンドルフィン、
 ダイノルフィンなどがあり、それらは2個以上の
 アミノ酸からなるペプチドである。
②オピオイド受容体(レセプター)
・内因性オピオイド(内因性モルヒネ様物質)や麻薬性鎮痛薬などと
 特異的に結合する受容体をオピオイド受容体と呼ぶ。
・オピオイドレ受容体には3種類あり、エンケファリンはδ受容体、
 βエンドルフィンはμ受容体、ダイノルフィンはκ受容体と
 結合する。
・これらのオピオイド受容体は、脳、脊髄をはじめ、
 消化管などにも存在する。
③オピオイド拮抗物質
・1961年に発見されたナロキソンは、麻薬性作用物質の全てに対して
 拮抗的に作用し、しかも、それ以外の薬理作用はない。
・前もってナロキソンを投与した動物では、モルヒネによる
 鎮痛効果は得られない。
④SPA
・SPAの研究はラットの中脳中心灰白質の電気刺激により
 鎮痛が得られるというものである。
・鍼鎮痛は鍼通電による筋収縮で、鎮痛効果が出現するもので
 両者にはいくつかの類似点がある。
・効果の持続が長い、刺激中止後も効果が持続、ナロキソンによって
 鎮痛効果が起こらないなどがある。
・すなわち、鍼鎮痛は内因性モルヒネ様物質により
 得られるものであるということがいえる。
鍼鎮痛の発現機構
①末梢経路
・ラットの足三里穴と合谷穴に相等する部に、筋収縮を起こす強度で
 1Hzで電気刺激を与えると、徐々に鎮痛が出現し、刺激終了後も
 しばらく持続する。
・この現象はナロキソン投与群では起こらない。
・鍼沈痛に関わる受容器はポリモーダル受容器で、
 神経線維は細径のAδ線維である。
②中枢経路
・経穴部に発生した求心性インパルスは後根を経て脊髄後角に入り、
 反対側の前側索を上行し、中脳中心灰白質背側部を通って
 視床下部に至る。
・視床下部内でインパルスは弓状核中央部を経て弓状核後部に達し、
 個々から脊髄へ下行する下行性痛覚抑制系を作動させる。
・弓状核中央部から上位の情動を支配する大脳辺縁系を経由し、
 弓状核へ戻ってくる経路もある。
・武重は便宜上、経穴部から弓状核中央部までを鍼鎮痛の求心路、
 下行性痛覚抑制系を鍼鎮痛の遠心路といった。
・これらに関与するものには、ドーパミンニューロンや
 下垂体からのβエンドルフィンなどがある。
・求心路の刺激によって起こる鎮痛は発現までに時間がかかること、
 刺激終了後も鎮痛が持続すること、個体差があること、
 ナロキソンにより鎮痛が消失すること、下垂体摘出により
 鎮痛が起こらなくなることなど鍼鎮痛の特徴を有している。
・遠心路を刺激して起こる鎮痛は鍼鎮痛の特徴を有しない。
③下行性痛覚抑制系
・下行性痛覚抑制系は視床下部の弓状核後部から始まり、
 ドーパミンニューロンを介して視床下部腹内側角に至り、
 2つの経路に分かれる。
・縫線核を経て脊髄に下行するセロトニン系と、傍巨大神経細胞核を
 経て脊髄に下行するノルアドレナリン系の下行性抑制系がある。
・両抑制系とも脊髄後索を下行し、脊髄後角で痛覚情報を遮断する。
④鍼鎮痛発現と内因性モルヒネ様物質
・鍼鎮痛発現にはβエンドルフィンニューロンが深く関与している。
・脊髄においては鍼鎮痛の求心路としてメチオニンエンケファリンが
 深く関与している。
⑤鍼鎮痛の有孔性の個体差
・エンケファリン分解酵素の阻害剤であるDフェニルアラニンを
 投与すると鍼鎮痛が有効になることから、鍼鎮痛の発現の個体差は
 脊髄内のメチオニンエンケファリンの分解酵素の活性の違いと
 考えられている。

3)ゲートコントロール説
・1965年、メルザックとウォールにより提唱された学説である。
・脊髄内において、触圧覚を伝える太い神経線維からの入力は
 痛覚を伝える細い神経線維からの入力を調整している。
・太い神経線維からの入力は脊髄後角Ⅱ層の膠様質にあるSG細胞の
 興奮を起こさせ、細い線維からの入力に対しシナプス前性に抑制し
 痛覚からのゲートを閉じるという説である。
・最近の生理学者の実験により、SG細胞の興奮はシナプス前細胞の
 興奮を引き起こし、痛覚の伝達を遮断していることがわかった。

7.刺激と反応
鍼灸施術の治療的作用
①調整作用
・興奮作用、鎮静作用がある。
②誘導作用
・患部誘導作用、健部誘導作用がある。
③鎮痛作用
④防衛作用
・白血球や大食細胞を増加させ、生体の防衛能力を高める。
⑤免疫作用
・免疫機能を高める作用。
⑦消炎作用
・局所の白血球の増加や遊走、血流改善による病的滲出物の
 吸収促進により、生体の防衛能力を高める。
⑧転調作用
・自律神経失調症やアレルギー体質などを改善し、
 体質を強壮にする。
⑨反射作用
・施術により反射機転を介して、組織や臓器の機能を
 鼓舞、抑制する。
特に灸施術の治療的作用
・増血作用、止血作用、強心作用がある。

2.自律神経に及ぼす影響
1)自律神経の概要
(1)自律神経の構成





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