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東洋医学概論ノート05「治療論」

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古代鍼灸法
古代九鍼
・約2000年前の中国で治療に用いられていた9種類の鍼である。
・九鍼は、破る鍼、刺入する鍼、刺入しない鍼に分けられる。
①破る鍼
・破る鍼には鍼、鋒鍼、鍼(鍼)がある。
・鍼は、頭身の皮膚に熱があるとき、陽の熱を瀉す。
・鋒鍼は三稜鍼ともいい、頑固な痛みや痺れに対して
 刺絡して瀉血する。
・鍼は、瘍や大膿を切り開く。
②刺入する鍼
・刺入する鍼には、毫鍼、員利鍼(円利鍼)、長鍼、大鍼がある。
・毫鍼は生気を補い、痺をとり、現在最も多く用いられている。
・員利鍼は、急激な痺に深く刺してこれをとる。
・長鍼は、深部にある慢性の邪や痺をとる。
・大唇は、関節に水がたまっているときに水を抜き取る。
③刺入しない鍼
・刺入せずに接触、摩擦する鍼として、円鍼(員鍼)、鍼がある。
・円鍼は、分肉の間のごく浅い所をこすって、気を瀉す。
・鍼は、手足の末端近くの穴所の脈を按じて、気を補ったり
 邪を出したりする。
古代九鍼の刺法
・古代の刺法には、九刺、12刺、5刺、3刺などがある。

九刺(九変に応ずる刺法)
・古代九鍼のうちの幾種類かを用いる九種の刺法があり、
 それらの刺鍼、取穴の原則が定められている。
・輸刺、遠道刺、経刺、絡刺、毛刺、大瀉刺、分刺、巨刺、刺の
 9種類がある(ゆえんけいらくもうだいぶんこさい)。
①輸刺
・五臓の病のとき手足の末端近くの栄穴、兪穴、原穴を刺すもので、
 毫鍼、鍼を用いる。
②遠道刺
・病が上にある時は下に刺し、下合穴に刺すこともある
・下合穴(六腑の合穴)とは、胃は足三里、大腸は上巨虚、
 小腸は下巨虚、膀胱は委中、三焦は委陽、胆は陽陵泉である。
③経刺
・経脈に病がある時には、経脈に刺す。
④絡刺
・絡脈に病があるときには、血絡を瀉して刺絡する。
⑤分刺
・分肉の間を刺す
⑥大瀉刺
・大膿を鍼で瀉す。
⑦毛刺
・表在性の知覚異常や神経痛に対してごく浅く刺す
⑧巨刺
・経脈に病がある時、右にあれば左に、左にあれば右に刺す。
⑨刺
・筋がひきつるとき、大鍼を熱したもの(ばん鍼)を用いて刺す。
・その変法として灸頭鍼がある
※ばん鍼:火へんに番

十二刺(主に豪信を用いる刺法)
・偶刺、報刺、斉刺、恢刺、揚刺、直鍼刺、輸刺、短刺、
 陰刺、浮刺、傍刺、賛刺がある
①偶刺
・心痺のときには、前後から二本刺す。
・前後配穴、兪募配穴へと発展した
②報刺
・痛む所を追いかけて次々刺していく方法。
・痛みを追いかけて煮付けると前の鍼を抜いて次に刺す。
③恢刺
・筋の病に対して刺鍼転向法を行う方法。
④斉刺(三刺)
・寒邪が入ったとき、一直線上に3本並べて刺す方法。
・中心部に1本刺し、その両直側にも刺鍼する。
⑤揚刺
・寒邪が入ったとき中心部に1本刺し、さらに四方から
 中心部に向けて水平刺する方法。
⑥直鍼刺
・寒邪が浅いときに、皮膚を摘み上げて浅く刺す方法。
⑦輸刺
・深部に熱があるとき、真っ直ぐ深く刺して直ちに抜く方法。
⑧短刺
・骨痺に深く刺して骨に達する方法。
⑨浮刺
・肌肉の病に傍らに浅く斜刺する方法。
⑩陰刺
・冷えに対して、両太谿に刺鍼する方法。
⑪傍鍼刺
・慢性の病に痛む部に直刺し、傍らに斜刺する方法。
⑫賛刺
・出来物や腫れ物に浅く刺して出血させてしぼませる方法。
五刺(五臓に応ずる刺法)
・五刺には、関刺、豹紋刺、合谷刺、半刺、輸刺がある。
・それぞれは、五主(筋、血脈、肌肉、皮毛、骨髄)に対して刺す。
①関刺
・肝の病に用い、関節部の筋に深く刺す。
②豹紋刺
・心の病に用い、血の滞りに対して浅くたくさん刺す。
③合谷刺
・脾の病に用い、肌肉に3本の鍼で谷間を作るように斜刺する。
④半刺
・肺の病に用い、皮膚表面に浅く素早く刺す。
⑤輸刺
・腎の病に用い、最も深く刺して骨に至らせるように刺す。
三刺
・陰陽の邪気を出し、水穀の気のめぐりを浴する方法である。
・初めは浅く刺して陽邪を出し、次に深く刺して陰邪を出し、
 さらに深く刺して水穀の気を招く。
反対側の刺法
・反対側刺法で経絡に対する刺を巨刺という。
・反対側刺法で絡脈に対する指法をびゅう刺という。
※びゅうは、いとへんに膠の右

補瀉法
・補とは、不足している人体の正常な気を鍼灸を用いて補い、
 充実させることである。
・瀉とは、邪気や余分な気血を漏らしたり、あるいは
 他の箇所へ移すことである。
・補瀉の方法には、用鍼の補瀉、手法の補瀉、取穴の補瀉がある。
用鍼の補瀉
・補瀉の目的にあった九鍼を用いる。
手法の補瀉
①呼吸
・補法は患者の呼気時に刺入し、吸気時に抜鍼する。
・瀉法は患者の吸気時に刺入し、呼気時に抜鍼する。
②迎随
・補法は鍼を経絡の流注方向に沿って刺入する。
・瀉法は鍼を経絡の流注方向に逆らって刺入する。
③提按・開闔
・補法は経穴を良く按じてから刺鍼し、抜鍼後は鍼孔を閉じる。
・瀉法は経穴を良く案じてから刺鍼し、抜鍼後に鍼孔を開く。
④除疾・出内・遅速
・補法は徐々に刺痛なく刺入し、徐々に抜鍼する。
・瀉法ははやく刺入し、はやく抜鍼する。
⑤細太
・補法は細い鍼を用い、瀉法は太い鍼を用いる。
⑥浅深
・補法は浅く刺入した後に深く刺入する。
・瀉法は深く刺入した後に浅くする。
⑦寒熱
・補法は刺入した鍼下が熱し、瀉法は刺入した鍼下が寒する。
・補法は熱するまで待ち、瀉法はすぐに抜く。
⑧さ転(さは手偏に差)
・補法は、患側の左側では右回転、患側の右側では左回転させ、
 瀉法はその逆とする。
⑨揺動
・補法は、鍼を刺入した後に刺し手を震わせて気を促す。
・瀉法は、鍼を刺した後に押し手を揺るがせて気をもらす。
取穴の補瀉
①難経六十九難
・虚すればその母を補い、実すればその子を謝す。
②難経七十五難
・東方実し西方虚せば、南方を瀉し北方を補う。

灸法
・陥下、つまり虚している所へ灸をすれば効果がある。
灸法の補瀉
①艾質
・補法は良質艾を用い、瀉法は粗悪艾を用いる。
②硬軟
・補法は軟らかく捻り、瀉法は硬く捻る。
③密着度
・補法は皮膚に軽く乗せ、瀉法は皮膚に密着させる。
④底面
・補法は底面を小さくし、瀉法は底面を大きくする。
⑤燃焼
・補法は火を吹かずに自然に燃やし、瀉法は火を吹いてよく燃やす。
⑥熱さ
・補法は熱さを緩やかにし、瀉法は熱さを激しくする。
⑦艾の大きさ
・補法は艾を小さくし、瀉法は艾を大きくする。
⑧続行
・補法は灸灰の上に重ね、瀉法は灸灰を取り除いて置く。

治療原則
・現在、重要視されている治療原則には、虚実に応ずる原則、
 寒熱に応ずる原則、本標に応ずる原則、病位に応ずる原則の
 4つがある。
①虚実に応ずる原則
・先補後瀉の原則で、虚に対して補を行い、実に対して瀉を行う。
・虚実は全体的な現れでもあるが、部分的な気や脈の現れでもある。
・補瀉を行うには、患者の年齢や体質を考慮しながら、
 経絡の虚実や症状の虚実を捉えて行う。
②寒熱に応ずる原則
・気が実すると発熱しやすくなり、気が虚すと冷えやすくなる。
・暑いときは速刺速抜して熱気を発散させ、冷たいときは
 鍼をしばらく留め、気を集めて刺入部が熱するのを待つ。
③本標に応ずる原則
・病人の証には本と標があり、まず本の治療を行う(治病求本)。
・生命に関する症状であるときは、標の治療を先に行う。
④病位に応ずる原則
・病位とは、病邪が主として存在する部位であり、
 陰陽、経絡、臓腑、五支などがある。
・病位を陰陽で分けると、陽の部(体表)に刺すときは浅く刺し、
 陰の部(体内)に指すときは深く刺す
・経脈に対しては、経脈や絡脈の虚実をみて補瀉する。
・臓腑においては五臓の病には原穴を取り、六腑は下合穴を取る。
・五支は、皮膚、肌肉、血脈、筋、骨で構成され目的の深さに刺す。

※太極療法
・太極療法は全体調整を目的としたもので澤田健が命名した。
・基本穴は、百会、身柱、肝兪、脾兪、腎兪、志室、次、
 中、気海、曲池、左陽池、足三里、照海である。





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