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東洋医学臨床論ノート08「脱毛症」

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1.現代医学的な考え方
■1)注意を要するもの
① 全頭脱毛症、蛇行状脱毛症など
頭部全体の抜毛、後頭から側頭部に不整形の境界鮮明な大きな脱毛。
② 壮年性脱毛症
頭頂部と額の側面の頭髪が対称性に薄くなる
③ 抜毛狂(トリコチロマニア)
患者の抜毛の習癖によるもので、10歳前後の小児に多い。

■2)適応となるもの
1) 円形脱毛症
(1)原因
自律神経失調、精神的ストレス等
(2)症状
① 突然、ある部位の毛髪が脱落し、2~3cmの円形ないし楕円形の脱毛斑が生じる。
② 脱毛の境界は鮮明で単発の場合や多発する場合もある。
③ 青年期、学童期に好発。
(3)治療方針
局所の循環改善を目的にその周囲および中心部に施術し、
精神的因子に対して頭部、頸肩部を中心に筋緊張などの反応がみられる経穴、反応点に施術する。
(4)鍼灸治療
・脱毛部周囲
散鍼、梅花鍼、中心部の施灸など。
・頸肩部
天柱、肩井、風池など
☆梅花鍼:集毛鍼の一つで10mmの直径に梅花状に鍼を植えたもの

2.東洋医学的な考え方
「内経」では脱毛を「髪堕・はつだ」として述べている。髪は腎と関係が密接である。また、「血余」ともいわれる。

1)分類
① 血熱による脱毛
精神的刺激により心火が盛んになり、血熱により内風が生じると脱毛が起こる。
②血による脱毛
精神的刺激により気滞血が生じたり
他の原因により血が停滞して血行が悪くなり、毛髪がうまく栄養されなくなると脱毛が起こる
③気血両虚による脱毛
慢性疾患や産後などにより気血が虚し、毛髪がうまく栄養されなくなると脱毛が起こる
④肝腎陰虚による脱毛
肝腎陰虚で陰血が不足し、毛髪がうまく栄養されなくなると脱毛が起こる。

2)鑑別
① 血熱によるもの
 部分的に脱毛するものが多く、全身症状は著明でない。ただし口渇、便秘、尿が黄色い、舌質は紅、舌苔は黄など熱証の症状・所見を伴うものもある。
② 血によるもの
 部分的または全体に脱毛し持続的に経過するものが多い。
③ 気血両虚によるもの
 年齢に関係なく慢性病や産後に発病し、掻痒感はない。
 息切れ、心悸、顔につやがない、舌質は淡、脈は細弱などの気血両虚による症状・所見を伴う。
④ 肝腎陰虚によるもの
 成人に多く、毛髪は細く柔らかくて油状の光沢があり、頭頂部や前額角に起こりやすく、頭皮の油脂が多い。掻痒感を伴う。
※①②は実証であり、精神的刺激により起こるものが多い。 ③④は虚証である。





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