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東洋医学臨床論ノート05「眼精疲労」

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■1)現代医学的な考え方
(1)概念
眼精疲労とは視作業(VDT作業など)を続けることにより容易に眼が疲れ、視力減退・複視・眼痛・頭痛などを起こす状態をいい、健常者では疲労しない程度の視作業でも眼が疲れるものを病的とする。

(2)注意を要するもの
(1)症状
①進行の緩慢な視力障害・視野狭窄
原発性開放偶角緑内障
②異物感・掻痒感を伴い、夕方に強く感じ、起床時には眼脂・結膜の充血
慢性結膜炎
☆眼脂:めやに
③視作業とは無関係で、特に起床時~午前中がひどい
鬱病・ヒステリー等神経症

(3)適応となるもの
①健常者の調節機能低下による眼精疲労
②全身疲労性眼精疲労 … 低血圧症、更年期障害によるもので、夕方にひどい。
③筋性眼精疲労 … 斜位、輻輳不全によるもので、疲労すると物が二重に見える。
☆斜位:筋の脾労によって視軸が合わなくなることがある
④調節性眼精疲労 … 乱視、遠視などによるもので、物がぼやけて見える。

1)健常者の調節機能低下による眼精疲労
(1)病態
視作業における毛様体筋の疲労
(2)症状
ぼやけて見える。近距離視力の減退。眼痛・前頭部の圧迫感、ひどいと悪心・嘔吐。
(3)所見
①疲労すると、調節機能の異常、視力低下。
②但し、眼位・眼圧・視野の異常はみられない。
(4)治療方針
眼の毛様体筋の疲労改善、調節機能の回復
(5)治療法
①マッサージ
・頸部、肩背部に一般的施術をする。
・特に、僧帽筋起始部から胸鎖乳突筋停止部にかけて、軽擦・揉捏・圧迫を入念に施す。
・眼の周囲へ軽く軽擦・揉捏・圧迫を施す。
・ネーゲリーの伸頭法も効果的である。

②鍼灸
攅竹、太陽、風池、天柱

■2)東洋医学的な考え方
1)分類
①肝血虚による眼精疲労
肝は眼に開竅し肝血は眼を栄養する。肝血虚になると目を充分に栄養できなくなるので眼精疲労が起こりやすくなる。
②肝腎陰虚による眼精疲労
遠視・近視・老眼および虚弱者が、眼を使いすぎて気血を消耗すると、肝腎の精血も不足して目を充分に栄養できないためにおこる。

2)鑑別
①、②はともに虚証である。血と精は「同源」といわれ、血の不足は精の不足をひき起こしやすい。①が進行すると②に発展する。

3)症例
肝腎陰虚による眼精疲労
(1)病態
肝血虚の進行 → 肝腎同原 → 精血不足 → 肝腎陰虚へ
(2)主要症状
眼精疲労 
(3)随伴症状
めまい、耳鳴り、健忘、胸脇苦満、手足のしびれ、足腰に力が入らない、盗汗、五心煩熱
(4)舌脈所見
舌質紅、舌苔少、脈細数 
(5)治療方針
精血の不足を補うために腎経・肝経に補法を施す。
(6)治療法
攅竹、瞳子、合谷、太谿、太衝、三陰交、風池、肝兪、腎兪を中心に適宜取穴する。





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