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ノート・テスト科目一覧

東洋医学臨床論ノート22「上肢痛」

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注意を要するもの
①前胸部痛、胸内苦悶を伴うもの
・狭心症など
②麻痺症状が強いもの
・重度の末梢神経障害
③症状が頑固なもの
適応となるもの
①胸郭出口症候群
②上肢絞扼性神経障害
 (注) ①と②はエントラップメント症候群にあたる。
③テニス肘(スポーツ障害の項参照)
④腱炎、腱鞘炎

1 胸郭出口症候群
・胸郭出口部の組織肥厚・筋スパズム・異常形成による
 血管神経束の圧迫により起こる。
①斜角筋症候群は、斜角筋三角部での絞扼。
②肋鎖症候群は、肋鎖間隙部での絞扼
③過外転症候群は、鎖骨下筋か小胸筋と胸郭との間隙部での絞扼
症状
・上肢の疼痛、冷感、シビレ感、脱力感
治療方針
・神経血管束が絞扼されている部位の筋緊張の緩解。
・頸肩部の筋のスパズムの緩解。
治療法
①マッサージ
・頸肩腕痛同様の施術をする。
・前頸部、側頸部は神経、血管束があるため、
 変調を起こしやすいので注意を要する。
②鍼灸
・天鼎、屋翳、中府、天柱、肩井など

2 上肢絞扼性神経障害
・上肢の神経が走行中に圧迫される。
病型分類
①手根管症候群は正中神経の絞扼
②肘部管症候群は尺骨神経の絞扼
③ギオン管症候群は尺骨神経の絞扼
※ギオン管とは、豆状骨と有鈎骨とその上の靱帯でつくられた管。
④円回内筋症候群は正中神経の絞扼
症状
・神経支配領域の痛み、シビレ感
所見
・絞扼部位の圧痛、支配領域の手指の知覚鈍麻
治療方針
・絞扼部位の疼痛の緩解
治療法
・絞扼部位を中心に施術する。

神経痛と疼痛部位
①橈骨神経痛
・上腕の後外側部、前腕の後外側部、手背の橈側半分
②尺骨神経痛
・上腕の後内側部、前腕の前内側部、手掌と手背の尺側半分
③正中神経痛
・上腕の前内側部、前腕の前側部、手掌の橈側半分
圧痛点
①橈骨神経痛の圧痛点(大腸経の経路)
・橈骨神経溝上点(消)、橈骨神経溝下点(手五里)、
 橈骨頭点(曲池)、母指球背点(合谷)
②尺骨神経痛の圧痛点(心経小腸経の経路)
・尺骨神経溝点(小海)、豆状骨点(神門)、
 豆状骨上方点(霊道、通里、陰の三穴)
③正中神経痛の圧痛点(心包経)
・前腕前側中央点(門)、手関節掌側中央点(大陵)、
 手関節掌側上方点(内関)





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