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東洋医学臨床論ノート21「頸肩腕痛」

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A.注意を要するもの
① 発熱などの全身症状を伴うもの … 結核等炎症性疾患
② 腫瘍の既往、自発痛、夜間痛を強く訴える … 悪性腫瘍
③ 障害レベルより下位に中枢を持つ深部反射の亢進、病的反射の出現、または膀胱直腸障害を持つもの … 後縦靭帯骨化症、頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアによる脊髄症
④ 原因によらず筋萎縮・麻痺症状が強いもの

【参考】頸椎症について
頸椎症とは、加齢的退行性変化が頸椎支持機構に生じた慢性かつ進行性の変性疾患で、主として椎間板、椎間関節、ルシュカ関節、椎体縁などの変化と、それに伴う神経・血管障害をしばしば合併する疾患である。
髄核や骨棘が脊髄を圧迫すれば脊髄症が、神経根を圧迫すれば神経根症が発現する。

B.適応となるもの
① 頸椎症性神経根症
② 胸郭出口症候群、その他絞扼性神経障害(上肢痛の項参照)

1 頸椎症性神経根症
[病態〕頸椎周辺の退行性変性による神経根への機械的刺激、循環障害→上肢の痛み

〔症状〕頸肩に強いこり・痛み・手指のシビレ感、筋力低下、 障害レベルに一致した上肢デルマトームへの放散痛
〔所見〕神経に沿った圧痛所見、根刺激誘発テスト陽性、上肢深部反射減弱、知覚異常など

[神経根障害にみられる神経学的所見の特徴]
 ① C5神経根障害(障害レベル C4/5間)
  筋力:三角筋、上腕二頭筋の筋力低下
  反射:上腕二頭筋反射減弱
  知覚:上腕外側の鈍麻

 ② C6神経根障害(障害レベル C5/6間)
  筋力:上腕二頭筋などの筋力低下
  反射:上腕二頭筋反射・腕橈骨筋反射減弱
  知覚:前腕外側、母指、示指の鈍麻

 ③ C7神経根障害(障害レベル C6/7間)
  筋力:上腕三頭筋などの筋力低下
  反射:上腕三頭筋反射減弱
  知覚:中指の鈍麻

 ④ C8神経根障害(障害レベル C7/Th1間)
  筋力:指の屈筋群、手内筋の筋力低下
  知覚:前腕内側、薬指、小指の鈍麻

〔治療方針〕障害のある神経根周囲の血流改善、炎症の消退、神経根機能の回復を図る。
〔治療法〕
ア.マッサージ
① 頸肩背部の圧痛・硬結・筋緊張部位(風池・肩井・天鼎・肩貞など)に対して軽擦・揉捏・圧迫・叩打法を施す。
② 上肢の反応点(曲池・手三里・合谷・四?・少海・神門等)に一般施術を行う。
③ 併用療法として、施術前に温熱・水治・電気療法を加え、更に施術後は頭頸部、肩背部、上肢に自・他動運動を粗暴にならないよう注意しながら行うと効果的である。
④ 施術時の患者の姿勢は、側臥位か坐位が適切である。
伏臥位では施術がしにくいだけでなく頸椎の後屈(伸展)が強制されるため注意を要する。

イ.鍼灸 … 風池、大椎、天鼎、肩貞、曲池など

【参考】頸肩腕痛の原因、関連する徒手検査法など
★原因
① 頸髄の病変 … 頸髄腫瘍、頸髄空洞症など
② 頸椎・軟骨・靱帯のいわゆる脊柱部の病変 … 変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、頸椎カリエス、鞭打ち損傷等
③ 胸郭出口の病変 … 頸肋症候群、斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群(小胸筋症候群)など
④ 末梢神経の病変 … 肘部管症候群、尺骨神経管症候群、手根管症候群等

★徒手検査(~テストは~Tと略す)
① 変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア:スパーリングT、ジャクソンT、肩押し下げT、イートンT、頸椎叩打法
② 斜角筋・頸肋症候群:アレンT、アドソンT、モーレイT、 ハルステッドT
③ 肋鎖症候群:エデンT
④ 過外転症候群の検査法:ライトT

★ 深部反射の中枢
上腕二頭筋反射 … C5.6
上腕三頭筋反射 … C7中心
腕橈骨筋反射 … C6中心
膝蓋腱反射 … L2-4
アキレス腱反射 … S1.2

★ 病的反射
 上肢 … ホフマン、トレムナー、ワルテンベルグ
 下肢 … バビンスキー、チャドックなど





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