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東洋医学臨床論ノート09「めまい」

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1.現代医学的な考え方
1)分類
(1)回転性と非回転性
①回転性めまい
自分や周囲がぐるぐる回る。
②非回転性めまい
・めまい感(動揺型)
周囲や自分がまわる感じはなく、ふらふらする感じ
・失神性めまい
目の前が暗くなり倒れそうになったり、実際に失神する。
★回転性か非回転性かだけでは原因が末梢性か中枢性かは区別できない。めまい以外の随伴症状の把握が重要。

(2)末梢性と中枢性
①末梢性めまい(耳性めまい)
耳や内耳に問題があるもの(回転性のものが多い)
→メニエール病、突発性難聴、良性頭位性めまい、内耳炎など
②中枢性めまい
脳幹部や小脳の疾患で起こることが多い
脳腫瘍(特に聴神経腫瘍・小脳腫瘍)、脳血管障害、脊髄小脳変性症など
③その他
大量の消化管出血、起立性低血圧、自律神経失調、過換気症候群、過労、
降圧剤など薬剤によるもの
(これらは非回転性が多い)

■1)注意を要するもの
①持続時間が長く、運動感を伴わず、障害部位に対応する神経症状(手足のシビレ、複視、嚥下障害)がみられるもの
 中枢神経障害
②回転性めまいで眼振があり、起立・歩行などに平衡障害があるもの
★眼振は末梢性では急性期だけ、中枢性では慢性期になっても残る。

■2)適応となるもの
めまい感、程度によりメニエル病などの耳性めまい
1)めまい感
(!)病態
眼・内耳・深部感覚からの情報の入力・統合に障害
(2)症状
浮動性感覚、眼前暗黒感。肩こり、頭痛、高血圧、
眼精疲労、更年期障害、自律神経機能障害などに伴う。
(3)所見
① 脳・脊髄神経の異常はない。
② 眼振・平衡機能障害(起立・歩行障害)はない
(4)治療方針
椎骨動脈、内頸・外頸動脈の循環改善を通じて、内耳や脳内の循環改善を図る。
(5)治療法
ア.マッサージ
① 全身調整を図るため、軽く全身に一般的施術を行う。
② その後、頭部(耳周囲)・頸部・肩部の反応点を中心に一般的施術。
★特に高齢者では、内頸動脈の動脈硬化のため、頸動脈洞の圧受容器反射が亢進していることがあり、そのために頸部のマッサージで失神性めまいを来すことがあるので注意する
イ.鍼灸
耳周囲(和・完骨・頭竅陰など)、後頸部(風池など)、肩背部(肩井など)

2.東洋医学的な考え方
目がかすんで目の前が暗くなるのを「眩(げん)」
ぐるぐる物が回ってみえたり、物が揺れ動いてみえるものを「暈(うん)」
といい、この2つは同時に起こるので「眩暈」と称す。
1)分類
① 肝陽の亢進による眩暈
・怒りやストレスなどにより肝の疏泄機能が失調
→肝鬱
→熱化(肝火)して肝陰を損傷→肝陽が亢進し、頭目に影響すると眩暈が起こる。
・房事過多などにより腎陰が不足
→肝陰も次第に不足
→肝陽が亢進
→眩暈
②痰濁による眩暈
・飲食不節で脾胃を損傷
→痰湿が生じ中焦に阻滞し清陽が頭部に昇らず、また濁陰が降りないと眩暈が起こる。
③気血両虚による眩暈
・脾胃虚弱、慢性疾患、種々の出血などで気血両虚
→気虚のために清陽が頭部にうまく到達できない、また血虚のために脳をうまく栄養できなくなって眩暈が起こる。
④・腎精不足による眩暈
・先天的に腎精が不足している者、老化や房事過多などにより腎精が不足している者は、「髄海不足」となり、眩暈が起こる。

2)鑑別
①肝陽の亢進による眩暈
頭部の脹痛、イライラする、怒りっぽいなどの症状を伴い、舌質は紅、脈は弦数。
②痰濁による眩暈
頭が重くぼんやりする特徴があり、舌苔は厚膩、脈は滑。
③気血両虚による眩暈
横になると軽減し疲労により誘発または増強する特徴がある。
④腎精不足による眩暈
精神疲労、健忘、耳鳴りを伴いやすい。
※①は虚実挟雑証である。
 ②は実証である。
 ③と④は虚証である。





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