蚊に刺されにくくなる裏技!?靴下を裏返しに脱いで洗濯するだけ♪

おはようございます。あんり治療院の藤井です。

ジメジメと蒸し暑くて不快な季節がやって来ました。
この時期から飛び回る蚊が耳元をプンプン、あちこちカイカイ、不快の極みですよね。
昨今の夏の厳しい暑さとインバウンドの増加から、「蚊に刺されるだけで命を落とす…」という可能性もあるので、今日は「蚊に刺されにくくなる裏技」についてお伝えします。

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蚊は世界で最も多くの人を殺してきた生物

戦争もたくさんの人がなくなりますが、歴史上、ペストや天然痘、スペイン風邪、新型コロナなど、様々な感染症でも多くの人が命を落としています。
その中でも蚊が媒介する感染症で毎年100万人が命を落としているとか…、蚊は歴史上、最も多くの人を殺してきた生物だとも言われています。

蚊が媒介する感染症

蚊が媒介する感染症には、マラリア、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱などがあります。
これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。

インバウンドと猛暑で蚊も大移動

熱帯、亜熱帯地域からの旅行客の荷物の中に現地の蚊が紛れ込んでいて、日本で荷物を開いたときに「プゥ～ン」なんてことも考えられます。
また、昨今の猛暑が熱帯や亜熱帯地域の気候に近ければその蚊が日本で繁殖する…なんてことも考えられます。
2014年にはデング熱が国内で発見されて代々木公園を封鎖して蚊の駆除をしてましたね。

命もあるけどかゆいしね、蚊に刺されにくいに越したことはないってことで、具体的な対策をお伝えします。

蚊が好きなにおいの元を除去

近年の研究で、足の裏の常在菌の数が多いと蚊に刺されやすいということがいわれています。
足裏の常在菌は汗や皮脂、垢を餌にして食べ、分解することによって発生する『イソ吉草酸』という成分に蚊が寄ってくるそうです。
つまり、足裏の常在菌を減らして「イソ吉草酸」が増えないようにすると蚊に刺されにくくなるということのようです。

靴下を裏返しに脱いで洗濯する

靴下の構造は入口が１つしかありませんよね。
靴下を不通に脱いで洗濯すると、足を入れるところから入ってきた水が流れ出ていくところがないので足裏の常在菌のエサとなる汗、皮脂、垢、古い角質が靴下の中に留まり、靴下の中にくっついていた常在菌もそのまま靴下に残っちゃうんだそうです。
餌と雑菌が残ったままの靴下を履くとさらにさらに菌が増殖…(ｷｬｧｧｧｧｰ)

でも大丈夫、靴下を裏返しに脱いで洗濯すると餌と雑菌が洗い流されるので、たったこれだけで蚊に刺されにくくなる♪
また、「イソ吉草酸」は足のニオイの原因物質でもあるので靴下を裏返して洗濯して餌と雑菌を減らすことで足のニオイも軽減します♪

雑菌が原因なら消毒しちゃえばいいじゃん

手指消毒液や除菌シートを使うのも効果的です。
外出先で靴を脱ぐときに除菌シートでササッと吹くだけでも「イソ吉草酸」を除去できて足のニオイが軽減すると言われてるので、同じことで蚊に刺されにくくもなるかと思います。

足を洗って乾かした後にアルコール消毒するのも効果的ではありますが、皮膚常在菌が減り過ぎてバランスが崩れると肌トラブルの原因になってしまいます。
皮膚常在菌である表皮ブドウ球菌は皮膚表面を弱酸性に保ち病原菌の侵入を防いでくれているので、減り過ぎると皮膚表面がアルカリ性に傾いて皮膚トラブルの原因になってしまいます。
というように、常在菌のバランスが健康に大きく影響するので消毒はほどほどに。

はい。今日は靴下を裏返しに脱いで洗濯するだけで蚊に刺されにくくなって、さらに足のニオイも軽減するというお話でした。

今日からは靴下を裏返しに脱いでるお父さんに「だらしない!!」と怒らず、お父さんの靴下のニオイが軽減するから裏返しのまま洗濯しちゃいましょう♪
お父さんのところにだけ蚊が寄っていくように…なんて逆裏技に使わないでくださいね(笑)

もちろん、いろいろな虫よけグッズも販売されてるのでうまく使ってくださいね。