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この「痛み」は冷やす?温める?揉む?安静?病院?にお応え

おはようございます。あんり治療院の藤井です。

スポーツの秋、行楽の秋、10月になって動き出したくなる季節になりました。
久しぶりに動いたから「イタタタタ…」ってあちこち痛い…、そんな痛みの見分け方を「サラッと」簡単にですがお伝えします。

[あんりさんから一言] このページの内容は自由にコピペしていただいて構いませんが、お役にたちましたら[いいね!]やコメント、Googleレビューを一言残していただければ嬉しいです。※本コンテンツにはPR広告が含まれています。




「痛み」とは身体からの赤信号

「痛み」とは身体各部に異常が起こっていることを脳につたえる『赤信号』『危険信号』です。
激しい痛みや長期間続く痛みは病院できちんと検査してくださいね。

そこまでの痛みじゃない…という場合の痛み型に着いて説明します。

安静時の痛みの有無

じっと寝転んでても痛い、こういう場合は骨折、捻挫、打撲など、強い炎症による痛みなことが多いです。
タンスの角で足の小指をぶつけた時なんかは、じっとしててもジンジンと痛いですよね、こういう場合は安静にして炎症を抑えるために冷やします。

[check]怪我した時の応急処置法「RICE(ライス)」

痛みの持続時間

安静にしてても痛い場合、痛みの持続時間でも少し違いがあります。
ずっと「ジーン」と痛い場合は強い炎症によるものが多いですが、痛みが強くなったり痛くなくなったり、増悪と緩解を繰り返す場合は内臓の痛みの可能性があります。

お腹が痛いときなどは痛みの山を越えると痛くなくなったりしますよね、こういう痛みは内臓による場合が多いので病院で診てもらいましょう。

増悪と緩解を繰り替えすものでも、ひどい肩凝りからの頭痛などはマッサージが有効です。

[check]頭痛の種類と簡単ツボ療法

骨に響く痛みの有無

手足や背骨など、骨に異常がある場合は「響く痛み」が特徴です。
痛みのある局所ではなく、すこし離れた場所の骨を指先で「トントントン」と叩いて、局所に響く痛みがある場合は骨折している可能性があります。
肋骨の骨折などは咳をすると骨に響く痛みが合ったりもします。

響く痛みがある場合はレントゲンのある整形外科で診てもらいましょう。

お風呂に入ったときの痛みの増減

お風呂で温めるとズキズキ痛む、ジンジンする、こういう痛みが出る場合は強い炎症によるものなので、冷やしたり湿布薬で炎症が収まるまで安静にしましょう。

[ポイント]お風呂などで温めると痛い場合は「冷やす」「湿布」「安静」です。

[check]怪我した時の応急処置法「RICE(ライス)」

血行不良や筋肉が硬くなって痛みが出ている場合はお風呂で温めると血流が改善して痛みが軽減します。

[ポイント]温めると軽減する痛みは「適度に動かす」「マッサージ」です。

[check]温泉でなくてもお風呂でも立派な温熱治療

動作時に痛むもの

動かすと痛むもの、筋肉や関節の痛みはあんり治療院の出番です♪

動き始めが痛い

歩きだして最初は痛いけど歩いてると痛みがマシになってくる、こういう痛みは身体が温まって痛みが軽減してるのでマッサージがいいですね。

[ポイント]加齢による膝の痛み「変形性膝関節症」などは動き始めに痛むので、マッサージや鍼で痛みを軽減させたのち、しっかり歩いて筋肉をつけるようにするのがおすすめです。

[check]朝起きて一歩目で踵に激痛!!そんな『足底筋膜炎』の改善方法

長い時間動いていると痛くなってくる

これは疲労の蓄積による痛みであることが多いです。
山登りの後やゴルフの後、お出かけから帰ってからとか、夜になると痛くなるなどがこのタイプです。

長時間座っていると腰が痛くなってくる…というのも同じで、座った姿勢を長時間保持し続ける筋肉運動でもあります。
また、悪い姿勢のために関節周囲の組織の血行不良などによるものもあります。

[ポイント]極度の疲労や硬くなった身体を翌日に持ち越さないよう、その日のうちにマッサージしたり、お風呂でしっかり温もったり、ラジオ体操のような身体を大きくいろんな方向に動かす体操がおすすめです。

[check]健康増進の最初の第一歩「ゆ~っくりなラジオ体操」から始めよう

首や腰をこの角度にするとシビレや痛みが出る

神経痛の特徴として「これをすると痛む」という再現性があります。

首を右後ろに傾けると腕のこの部分にシビレがでる…。
横向きに寝転んでここを触るとピリピリと痛みが出る…。
この角度でかがむと太もも裏からふくらはぎに痛みが走る…。

こういう痛みは頚椎症や腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症のような「背骨に異常」がある場合があるのでレントゲンのある整形外科で診てもらいましょう。
注射1本打ってもらったら治った…なんてことも少なくないので、整形外科に行っても電気当てるだけ…と思わず、まずは見てもらってください。

[ポイント]整形外科での診断結果を教えていただければマッサージや鍼を安全に施術できるので助かります。

以上、簡単にと言いながらかなりのボリュームになってしまいましたが痛みについてのお話でした。

繰り返しますが、痛みは身体からの「赤信号」「危険信号」です。
激しい痛みや長期間続く痛みは大きな体の異常の場合がありますので必ず病院を受診するようにしてください。

病院を受診するにも何科がいいのか、どういう風に言えばいいのか分からない、そんなときはマッサージ中にでも相談してくださいね。

それでは、短い貴重な『秋』をこれからも満喫しましょう!!

最後に……

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