１年で１番日の長い時期は大変

夏至から７日程度過ぎた頃、もっとも日没時間が遅くなるそうですが、私の視力ではその頃が最も大変です。
暗くもなければ明るくもない……。

いやぁ～、７月に入ってから暑いですねぇ～!!
今日なんて、朝から「真夏」って感じのお日さんが照ってましたねぇ。

朝８時過ぎに家を出た時、暑さと日光で「フラッ」としましたよ!!
昼過ぎはもっと暑かったんでしょうけど、店に入ってから一歩も外に出てないので昼間の暑さは全く知りません♪

なんと贅沢な話なんでしょうか…、明日は休みなので、昼間の暑さ、満喫してみます(汗)

今年の夏至は６月21日でしたっけ…、夏至って昼間の時間は一番長居日なんですが、日没時間が最も遅い日ってわけではないんです。
地球はきれいな丸ではなく楕円形なので、少しだけ時期がズレるんですね。

日没時間が最も遅いのは、夏至から７日ほど過ぎた頃らしいです。
まぁ、その頃は梅雨で天気の悪い日が多いので、今日なんかが最も明るい夜７時過ぎかもしれませんね。

ちなみに…、もっとも日没時間が早いのは、夏至の14日ほど前、12月７日頃らしいです。

…で、問題なのはここからです。

あんり治療院は４月から受付の終了時間が19時になり、30分早くなりました。
ということは、夜19時にお客さんがいなければ帰っちゃうんです。
19時にお客さんがいなければ、ちゃちゃっと片付けて店を出たら、まだ明るいんです。

もちろん、家まで歩いて５分なので、明るいうちに帰宅してキンキンに冷えたビールを飲めるので超幸せです♪

それは嬉しい事なんですが、この時期の19時頃、視覚障碍者の私の目にはなかなか大変な明るさです。
たった30分、帰る時間が早くなっただけで大きな違いが…。

まず、人が多い!!
19時30分に片付けて店を出る頃には、仕事帰りの人がほとんどなんです。
藤井寺駅に電車が到着し、ザァーっと駅から出てくる人の波のタイミングだけスゴイ人で、駅からの人の流れだけなんです。

それが19時だと小学生くらいの子供も多いし、駅の方へ向かう人も多いので人の流れがグチャグチャで歩きにくい…。

次は商店街の店!!
19時って、花屋さんとか団子屋さんとか、そういう店も閉まるタイミングなんでしょうか、あちこちの店の前に軽四のライトバンみたいな車がよく止まってるんです。
そういう車は荷物を積み込もうとしてるので、後ろの荷台のドアが跳ね上がって開いたままになってます。

私の伸張だと、明いたドアにちょうど顔が当たるんです(涙)
白い杖を突きながら歩いてるんですが、車に杖が当たるより前にドアが私の顔に当たります(号泣)

これがメチャ怖い(ﾌﾞﾙｯ)
車が止まってそうな店の前を避けながら歩いてます。

最後は、電気がついていない!!

まず、ヘッドライトをつけていない車が多いですね。
前から車が来ていても全く気付きません。
もちろん、人通りが少なければ車のエンジン音で気付くんですが、子供も大人も人通りが多いので、ガヤガヤとにぎやかな物音で車のエンジン音は聞こえないですね。
しかも、電気自動車やハイブリッドなど、徐行するとほとんど音がしませんしね。

車と同じで、自転車もライトをつけてないですね。
まぁ、普通の人なら何の問題もなく見える明るさなのでつけなくても普通なんでしょうけど、私の目には前から人が来てても全く分かりません。
昔は自転車って「ガッチャン、ガッチャン」と音がしたものですが、最近の自転車は静かなので近付いてきても耳ではなかなか感じれません。

そんな明るさの時間帯ですから、街灯もついてないんです。

私は真っ暗になると、街灯の明かりだけを目印に歩いてます。
あの街灯の光と、あの街灯の光の間をめがけて歩けば溝に落ちない…ってね(笑)
あの街灯の下を左に曲がるんだ…ってね(笑)

その街灯が…、ついてません(汗)

私の目にはこんな明るさでも暗いので、全てのものが暗い灰色に映ってるんですが、街灯という目印もないので、道がどこなのか、それさえわかりません(汗)

そうなったら次は人通りの多いことをチカラに変えて、私を追い越していく自転車の音で進行方向の目算をしています。

いままでは帰る時間は真っ暗だったんで何とも思わなかったんですが、たった30分、帰る時間が早くなっただけで、生活に大きな変化が現れました。
将来的には全盲になる宿命ですから、こんなことも楽しんで経験しとかないといけませんね(笑)