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臨床医学各論ノート11「ペインクリニック」

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  1、概念
 ・疾患の根本治療によっても、あるいはそれが不可能な例で難治性の疼痛を訴える患者に、枯息的ではあるが除痛を施し、恒常心を持って有意義な生活を送らせるためのクリニックである。
 ・難治性疼痛や痛みを主訴とする疾患の治療を行う痛みの他麻痺・痙攣なども扱う。
 方法 = 主には神経ブロック、その他麻薬の使用や鍼治療も行われる。

  2、神経ブロック 
 概念 : 神経に直接またはその周辺に薬剤を注入して神経刺激の伝達を遮断する方法。

 (1)対象疾患
(ア)真性三叉神経痛のように原因不明で、痛みを取ることが唯一の治療法であるもの。
(イ)末期癌のように、原因が明らかでも痛みを取ることが治療法として重要なもの。
(ウ)反射性交感神経性萎縮症・バージャー病・レイノー病・閉塞性後動脈硬化症のように、交感神経節ブロックにより末梢血行が改善して治療効 果のあるもの。
(エ)顔面痙攣のように、運動神経ブロックにより筋肉の不随運動を止めることが出来るもの。

(2)方法 
  局所麻酔薬や神経破壊薬(アルコール・フェノール)を神経線維や神経節の近辺に注射する。

 (3)主な神経ブロック 
(ア)体性神経系ブロック
 ・三叉神経ブロック
三叉神経痛に行う。頭蓋を出るところに局麻剤を注入する.
第1枝 = 眼窩上神経ブロック・滑車上神経ブロック
第2枝 = 上顎神経ブロック・眼窩下神経ブロック
第3枝 = 下顎神経ブロック
 ・後頭神経ブロック
大小後頭神経痛・筋緊張性頭痛・頭部外傷後頭痛等にも行われる。
後頭隆起の側方から薬剤を注入。
 ・肩甲上神経ブロック
五十肩に適応、
肩甲上切痕に向かって鍼を刺し薬剤を注入。
 ・肋間神経ブロック
肋間神経痛に適応、
肋骨下縁において局麻剤を注入。
 ・腰部傍脊椎神経ブロック
坐骨神経痛・変形性股関節痛に適応。
腰椎棘突起の上端を通る水平線と棘突起の3.2~3.8㎝外側を通る垂線の交点で刺入。
 ・仙骨神経ブロック
坐骨神経痛に適応、
中間仙骨陵下端と2個の仙骨角から形成される三角形の凹所が仙骨裂孔に相当するが、ここより薬剤注入。
 ・顔面神経ブロック
顔面麻痺に適応。
茎乳突孔で顔面神経に鍼を当てるか、アルコール注入が行われる。
(イ)交感神経系ブロック 
 ・星状神経節ブロック
顔面の帯状庖疹・片頭痛・頚腕症候群・末梢性顔面神経麻痺・上肢の反射性交感神経萎縮等に適応。
輪状軟骨を目安に第7頸椎横突起に向かって針を進め、至適部位で麻酔薬を注入。
 ・腹腔神経叢ブロック 
上腹部内臓癌(胃・胆嚢・膵)膵炎等の疼痛、腹腔神経叢を完全にブロックするためには両側を行う必要がある。
第1腰椎の高さで正中から約7cm離れたところで刺入し目的の位置に達したら局所麻酔薬を注入する。
 ・腰部交感神経節ブロック
骨盤内癌・バージャー病・レイノー病等、筋・筋膜性腰痛・椎間板ヘルニア・ 変形性脊椎症・脊椎分離症・脊椎すべり症等に適応。
L1~L4の棘突起外側6~7㎝に麻酔薬を刺入。通常第2・3腰部交感神経節で実施。
(ウ)その他のペインクリニック
 ・くも膜下腔フェノールブロック
肺・肝・胆嚢・胃・膵・腎の癌による限極した疼痛に適応。
 ・脳下垂体アルコールブロック 
ホルモン依存性癌(乳癌・前立腺癌・甲状腺癌)・肺癌の骨転移等に適応。





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