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衛生学ノート08「感染症対策」

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1.感染症対策
■1)感染症の概念
・感染が成立して何らかの症状が現れること
発症(顕性感染)
・感染しても症状が現れない場合
不顕性感染
・感染の成立条件
宿主にその病原体に対する感受性があること
病原体の病原性因子
1)感受性宿主
・感受性宿主とは
宿主がその病原体に対する特異的免疫機能を持たないこと
2)病原性
・病原性とは
菌力、毒力、菌量、抵抗性

■2)病原体の形態と染色
1)主な微生物の大きさ
・大きな微生物
細菌、真菌、原虫
・小さな微生物
クラミジア、ウィルス
2)染色
・グラム陽性、陰性の色
陽性:紫
陰性:赤
・グラム陽性の球菌
ブドウ球菌
連鎖球菌
肺炎球菌
・グラム陰性の球菌
淋菌、髄膜炎菌
・グラム陽性の杆菌
炭疽菌、
破傷風菌
ボツリヌス菌
結核菌
ジフテリア菌
・グラム陰性の桿菌
大腸菌、赤痢菌
チフス菌、腸炎ビブリオ
コレラ菌、百日咳菌
インフルエンザ菌、ペスト菌
・グラム陰性のらせん菌
カンピロバクター
梅毒トレポネーマ
レプトスピラ
・グラム陽性のその他の菌
放線菌、真菌
・グラム陰性のその他
マイコプラズマ、原虫
リケッチア、クラミジア

■3)病原微生物の区分
1)病原微生物の区分
2)病原微生物の正常の相違
・RNAウィルス
麻疹ウィルス、A型肝炎
風疹ウィルス、インフルエンザウィルス
ムンプスウィルス
成人T細胞白血病ウィルス
エイズウィルス
・DNAウィルス
天然痘ウィルス
B型肝炎ウィルス

■4)感染症法による主要病原微生物の分類
・改訂で1類に追加された疾患
重症急性呼吸器症候群(サーズ)
天然痘
・改訂で4類を新4類と新5類に分けた
・新4類に分類される疾患
人畜共通感染症
・1類に含まれる疾患
エボラ出血熱
クリミア・コンゴ出血熱
ペスト
マールブルグ病
ラッサ熱
重症急性呼吸器症候群
天然痘
・2類に含まれる疾患
急性灰白髄炎
コレラ
細菌性赤痢
ジフテリア
腸チフス
パラチフス
・3類に含まれる疾患
腸管出血性大腸菌感染症
・新たに追加された感染症
高病原性鳥インフルエンザ
サル痘、リッサウィルス感染症(狂犬病の一種)
・高病原性鳥インフルエンザと呼ばれるウィルス
H5N1型など

1)主要な病原微生物の種類
(1)ブドウ球菌
・人の皮膚上に常在する主なブドウ球菌
表皮・黄色ブドウ球菌
・抗生物質に抵抗性を獲得したブドウ球菌の例
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
(2)溶血性レンサ球菌
・溶血性レンサ球菌による主な疾患
リウマチ熱
猩紅熱(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)
扁桃腺炎、咽頭炎
・グラム陽性菌

(3)肺炎球菌
・肺炎球菌による主な疾患
大葉性肺炎
中耳炎

(4)淋菌
・グラム陰性の双球菌
・性感染症である
・高温では発育できない

(5)大腸菌
・食中毒の菌
・人に病原性を持つ大腸菌3種
病原大腸菌
毒素原性大腸菌
出血性大腸菌

(6)チフス菌
・サルモネラ菌属。一般のサルモネラ菌よりも毒性が強い
・チフス菌による主な疾患
腸チフス
パラチフス
・胆汁酸に抵抗性を持つ(SS寒天培地で繁殖する)
・血中に入り込んで全身感染を起こすので、尿からも検出される

(7)赤痢菌
・消化器系の感染症

(8)コレラ菌
・検疫法による感染症
・無熱脱水状態を引き起こす

(9)結核菌
・人畜共通感染症
・平成8年以降はやや増加傾向にあったが
現在、患者数は横ばいかやや減少
☆平成15年に小中学校のツベルクリン反応、BCGの予防接種
生後6ヶ月に一度接種を受けるだけ

(10)その他の日和見感染菌
・日和に感染する菌
緑膿菌、セラチア
セパシア菌
レジオネラ菌(肺炎を起こす)

2)芽胞を形成する菌
・好気性菌
枯草菌、セレウス菌
炭疽菌
・嫌気性菌
破傷風菌、ボツリヌス菌

3)スピロヘータ
・スピロヘータの3俗
ボレリア
トレポネーマ
レプトスピラ
・ボレリア属の疾患
回帰熱、ライム病
・トレポネーマ属の疾患
梅毒
・レプトスピラ俗の疾患
ワイル病(黄疸出血性レプトスピラ症)

4)肺炎マイコプラズマ
・マイコプラズマ肺炎(異型性肺炎)の病原体
・オリンピックの年に流行

5)リケッチア
・生きた細胞の中でしか増殖できない
・節足動物を介してしか感染しない
・リケッチアによる疾患
ツツガ虫リケッチア
発疹チフスリケッチア
(1)ツツガ虫リケッチア
・ダニの一種
(2)発疹チフスリケッチア
・発疹チフスを媒介する動物
衣じらみ

6)クラミジア
・生きた細胞の中でなければ増殖できない
・媒介動物を必要としない
・クラミジアによる疾患の例
トラコーマ
オウム病
(1)トラコーマクラミジア
・性器クラミジア感染症が問題になっている
(2)オウム病クラミジア
・鳥による感染

7)ウィルス
・生きた細胞の中でなければ増殖できない
・DNA、RNAのいずれかのみを持つ
・抗生物質はほとんど効力を持たない
・ワクチンやインターフェロンで対応
(1)インフルエンザウィルス
・世界的に流行するタイプは
A型
(2)麻疹ウィルス
(3)風疹ウィルス
・妊娠中に感染すると危険
(4)肝炎ウィルス
・A、E型は経口感染
・B、C型は血液感染
・それぞれが人口の約1%の保菌者がいるといわれている
・C型にはワクチンがない、B型にはある

(5)ヘルペスウィルス群
・ヘルペスウィルスの種類
単純ヘルペスウィルス
水痘、帯状疱疹ウィルス
EBウィルス
①単純ヘルペス
・角膜、口唇、性器ヘルペスがある
・性感染症として最近注目されている
②水痘、帯状疱疹ウィルス
③EBウィルス
・EBウィルスによる疾患の例
キス病
バーキットリンパ腫

(6)アデノウィルス
・アデノウィルスの例
咽頭結膜熱
流行性角結膜熱
(俗称プール病)

(7)ウィルス性出血熱
・ウィルス性出血熱の例
ラッサ熱(ラッサ熱ウィルス)
エボラ出血熱(エボラウィルス)
マールブルグ熱(マールブルグウィルス)

(8)レトロウィルス
・レトロウィルスとは
逆転写酵素を持っているもの
・レトロウィルスの例
成人T細胞白血病ウィルス
エイズウィルス(人免疫不全ウィルス)
①成人T細胞白血病(ATLV)
・200万人の保菌者がいる
・垂直感染(母乳感染)することが多い
②ヒト免疫不全ウィルス(HIV)
・日本でも増加傾向にある
・世界でも増加傾向にある

(10)人乳頭腫ウィルス、伝染性軟疣ウィルス
・疣贅(いぼ)ができる疾患
・人乳頭腫ウィルスによる疾患の一つで、若者に多い性感染症
尖圭コンジローム

8)真菌
・真菌症の種類
表在性真菌症
深在性真菌症
皮膚真菌症
(1)表在性真菌症
皮膚や毛髪をおかす
(2)深在性真菌症
・深在性真菌症の原因
菌交代現象、日和見感染
・深在性真菌症の例
カンジダ症
アスペルギルス症
(3)皮膚真菌症
・ミズムシ、タムシなど
・皮膚真菌の例
糸状菌、白癬菌など

9)原虫
・細菌よりも大きい
・原虫の例
赤痢アメーバ
マラリア原虫
トキソプラズマ
(1)赤痢アメーバ
・アメーバ赤痢の原因
(2)マラリア原虫
・マラリアの原因
・マラリア原虫の具体例
マラリアプラスモジュール
(3)トキソプラズマ
・トキソプラズマを媒介する動物

・胎盤感染する

2.感染、発症に関する因子
■1)病原体側の因子
・病原体には細胞外で増殖するものと細胞内で増殖するものとがある
・細胞内で増殖する病原体
結核菌とチフス菌
3)宿主側の防御因子

B.感染症の発生要因
1.感染様式
・潜伏期とは
感染から発症までの期間
・混合感染とは
2種類異常の病原体に同時に感染するもの
・二次管線とは
感染を受けた後に別の種類の微生物が感染すること
・再感染とは
感染を受けた後、また同一の微生物が感染すること
・日和見感染とは(重要)
平常は無害の微生物により、生体側の抵抗力が弱ったとき発症すること
・院内感染とは
病院内で感染を受けること

2.発生要因
・感染症流行の3つの要因
感染源
感染経路
感染精宿主
・主な人畜共通感染症
結核:牛
ブルセラ症:ネズミ
ワイル病:牛など
■1)感染源
・感染源の例
寒邪、保菌者
摂食者、保菌動物
保菌節足動物、土(病原体を保有する)など
■2)感染経路
1)感染経路の種類
・ウィルス学的分類
垂直感染、水平感染
・細菌学的分類
直接感染、間接感染
・公衆衛生では水系感染症を区別している
(1)垂直感染
・垂直感染の種類
胎盤感染、産道感染、母乳感染
(2)水平感染
(3)直接感染
・直接感染の種類
接触感染
飛沫感染
血液観戦
経皮感染
母乳感染
①接触感染
・接触感染の種類
胎盤感染
性交、キス
咬傷
・胎盤感染症の例
梅毒、風疹、エイズ、トキソプラズマなど
・性交による感染症の例
淋病、梅毒、
軟性下疳、第4性病
エイズ、B型肝炎、性器ヘルペス
トラコーマ
・キスによる感染症の例(重要でない)
結核、百日咳
猩紅熱、マイコプラズマなど
・咬傷による感染症の例
狂犬病、鼡咬症
②飛沫感染
・10μm以上の飛まつによる
・飛沫感染する疾患の例
結核、インフルエンザなど
③血液
・輸血や注射針など
・血液感染する疾患の例
エイズ、B型肝炎
成人T細胞白血病、梅毒など
④経皮感染
・経皮感染する疾患の例
いぼ、水頭、皮膚真菌症
⑤母乳感染
・母乳感染する疾患の例
ATL、エイズ
(4)間接感染
・間接感染の種類
経口感染
空気感染
経皮感染
①経口感染
・経口感染する疾患の例
赤痢、腸チフス
コレラ、ポリオ、、A型肝炎
・水系感染症も含まれる
②空気感染
・10μm以下の飛まつによる感染
・空気感染する疾患の例
結核、ジフテリア
レジオネラ、インフルエンザ
麻疹
③経皮感染
・経皮感染(傷や皮膚から感染)による疾患の例
化膿、炭疽
野兎病、水頭
イボなど
・経皮感染(節足動物から)による疾患の例
日本脳炎、マラリア
ツツガムシ病、発疹チフス
ペストなど
2)感染性宿主

C.防疫(感染症の予防対策)
・検疫法による寒栓症1類
エボラ出血熱
クリミア・コンゴ出血熱
ペスト、マールブルグ熱
ラッサ熱
サーズ、天然痘
・検疫法による寒栓症2類
コレラ
・検疫法による寒栓症4類
黄熱
マラリア、デング熱
■2)国内感染症
1)届出を必要とする感染症の種類
2)学校保険法による出席停止基準
・3種に分けられている
・1種には1類と2類が含まれている

2.感染経路に対する対策
■1)呼吸器系を侵す病原体に対する対策
・うがい、手洗いなどの励行
■2)消化器系を侵す病原体に対する対策
・上下水道の消毒、手洗いなど
■3)血液系を侵す疾患に対する対策
■4)生殖器系疾患に対する対策

3.感受性宿主に対する対策
■1)宿主の健康保持
■2)宿主の予防手段
・抗菌薬による予防など

4.免疫
※免疫に関して関しては割愛。病理学で

5.ワクチン(重要)
・ワクチンとは
人工獲得免疫の能動免疫
・ワクチンの種類
弱毒生菌ワクチン(弱毒生ワクチン)
死菌ワクチン(不活性ワクチン)
コンポーネントワクチン
トキソイド(無毒化毒素)
抗毒素血清
■1)弱毒生菌ワクチン(弱毒生ワクチン)
・病原細菌の菌力(毒力)を失わせて接種する(重要)
・生ワクチンを用いる病原体の例
BCG(結核)、ポリオ
風疹、麻疹
ムンプス、水痘
■2)死菌ワクチン(不活性ワクチン)
・死滅させた菌や不活化したウィルスを接種
・死菌ワクチンを用いる例
百日咳、コレラ
日本脳炎、インフルエンザ
A、B型肝炎、狂犬病
■3)コンポーネントワクチン
・死菌ワクチンの一つ
・観戦防衛抗原の部分を精製してワクチンかしたもの
・コンポーネントワクチンを用いる例
百日咳
■4)トキソイド(無毒化毒素)
・トキソイドとは
毒素を処理して無毒化し抗原性を持つもの
・トキソイドを用いる例
ジフテリア、破傷風
■5)抗毒素血清
・感受性の低い動物に毒素を接種して得た抗毒素血清を緊急時に人に接種して一次的に免疫状態にする
・抗毒素血清を用いる例
ジフテリア、破傷風
ハブ毒

6.予防接種
・法律の改定により義務接種から任意奨励接種に変わった
・予防接種の分類
定期予防接種と任意予防接種
■1)定期予防接種
・定期予防接種5種
DPT、ポリオ
麻疹、風疹
日本脳炎
BCGは結核予防法に従う
・DPTとは
三趣混合ワクチン
・DPTに含まれる疾患
ジフテリア
百日咳
破傷風

■2)任意予防接種
・任意予防接種の主なもの
インフルエンザ
流行性耳下腺炎、水痘
B型肝炎、ワイル病

1)予防接種実施不適当者
(1)予防接種を行ってはならない者
・発熱、妊娠、アレルギーなどがある者
(2)接種の判断を行う際に注意を要する者

7.感染症サーベイランス
・サーベイランスに含まれるもの
感染症流行予測事業
感染症発生動向調査事業
■1)感染症流行予測事業
■2)感染症発生動向調査事業





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