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東洋医学臨床論ノート33「小児の症状」

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【1】現代医学的な考え方
A.適応となるもの
・小児神経症、小児夜尿症、小児喘息、扁桃炎など。

1.小児神経症
・子どもが訴える身体的あるいは精神的症状に対して、
 それを説明できる器質的変化が見出せない場合に、
 心因性にそれらが生じたと解釈されるような症候群をいう。   原因
・子供を取りまく環境(過保護、保護不足、拒否)や
 子供の受けとめ方
病態
・心理的に問題があると身体症状を訴えるようになる。
症状
・睡眠障害、夜驚、チック、消化不良、下痢、便秘、嘔吐、頻尿、
 遺尿、指しゃぶり、憤怒痙攣(泣き入りひきつけ)など。
所見
・前額の皮静脈が顕著になったり、眼球結膜が蒼くなったり
 することがある。

2.小児夜尿症
・通常、排尿機構が完成する4才以上になっても、
 夜間の遺尿が続く場合を夜尿症という。
症状
・日中の頻尿、尿意切迫を伴うことが多い。
・睡眠の深度が深く、かつその時間が長い。
分類
・生来、夜尿が続いている一次性夜尿症は
 器質的疾患を伴うことが多い。
・排尿のコントロールが可能となった以降に起こる
 二次性夜尿症は精神的因子の関与が強い。

治療方針
・小児は成長過程でバランスを失いやすいこと、また
 それぞれが成人にもまして適応反応であることに留意した上で、
 定期的な管理治療と、母親への指導を重視する。
・施術は症状に応じて行う。
治療法
①マッサージ
・主治医と連携を取りつつ治療する。
・子供の相談者として些細な訴えにも耳を傾ける。
・症状に応じて頸肩背部、腹部に軽擦法、揉捏法、圧迫法を行う。
・過敏なため、刺激の強度に注意する。
・子供の家族とも密接な連絡をとり、協力を要請する。
②鍼灸
・小児神経症 ……… 天柱、風池
・小児夜尿症 ……… 腎兪、次
・小児喘息 ………… 天突、兪府、霊台
・扁桃炎 ………… 人迎、身柱

【2】 東洋医学的な考え方
A.分類
①腎気虚による夜尿症
・腎気虚のために固摂機能が弱く、そのために膀胱の
 「約束機能」(尿を制約する機能)が弱いと夜尿が起こる。
②脾肺気虚による夜尿症
・肺虚のために「水の上源」の固摂機能が弱く、また
 脾虚のために水を制御できないと、膀胱の約束機能が低下して
 夜尿症が起こる。
B.鑑別
(1)虚実
・この2つはともに虚証である。
(2)症状
・①は夜尿の量が多く、腎虚による症状を伴う。
・②は回数は多いが量が少なく、肺虚、脾虚による症状を伴う。





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