問題 次の文中の( )に適切な語句を記入しなさい。
1.天の法則を人にあてはめ、自然界を大宇宙、
人体を小宇宙とする考え方を( )思想という。
正解 天人合一
2.天の陽気と地の陰気とが調和することによって人の気が
生成されるという思想で、三焦理論の考え方に関係するものを
( )思想という。
正解 天地人三才
3.心と体は一体のものとして相互に影響しあうという考え方を
( )という。
正解 心身一如
4.中国の原始的な医療は、痛いところに石を用いて治療した。
この石針を( )という。
正解 石
5.中国において痛いところを撫ぜる、さするなどの医療行為は、
( )に発展した。
正解 導引按
6.中国において薬になる食べ物を摂取する行為から、
やがて( )療法が発展した。
正解 湯液
7.東洋医学の最古で体系的な医学書である( )は、
鍼灸医学の基礎をきずいた。
正解 黄帝内経
8.秦越人は、鍼灸の解説書である( )を著した。
正解 難経
9.宇宙の始まりで、まだ形もなく混沌とした状態を
( )という。
正解 太極
10.陰陽は相互に( )しあうことによって、相手の活動を
妨げて統一を保つ。
正解 制約
11.陰陽論の特徴で相手の存在を必要とし、支え協力し合う関係を
相互に( )する陰陽という。
正解 依存
12.陰陽の消長平衡でみれば、冬から春へ変化するのは
( )の過程である。
正解 陰消陽長
13.食べ物が消化されてすぐにつくり出される陽の気を
( )といい、外からの侵襲を防ぐ。
正解 衛気
14.陰陽の偏衰で( )するときは内熱する。
正解 陰虚
15.陰陽の失調があるとき、その有余を( )ことにより、
陰陽の平衡を回復させる。
正解 瀉す
16.手足の三陰経のうちで、腎経は( )に区分される。
正解 少陰経
17.事物の五行特性で、木は( )をいう。
正解 曲直
18.事物の五行特性で、火は( )をいう。
正解 炎上
19.寒涼、滋潤、向下性などの作用は、五行のうちの
( )に属する。
正解 水
20.腎は五神のうちの( )を蔵す。
正解 精志
21.心の液は、五液のうちの( )である。
正解 汗
22.肺にあたる体臭は、五臭のうちの( )である。
正解 腥
23.五行の水に当たる五色は( )である。
正解 黒
24.五行の相生関係では、水は( )を生じる。
正解 木
25.相生関係において、木は( )の母である。
正解 火
26.相生関係において、金は( )の子である。
正解 土
27.五行の相克関係kでは、火は( )を克する。
正解 金
28.五臓の相生関係において、( )は肺を生じる。
正解 脾
29.五臓の相克関係において、腎は( )を克する。
正解 心
30.五行の異常な関係には、相乗関係と( )関係がある。
正解 相侮
31.難経六十九難による治療では、虚するときは
その( )を補う。
正解 母
32、難経六十九難による治療では、肝虚証には
肝経の( )穴を用いる、
正解 曲泉
33.難経六十九難による治療では、肝実証には
肝経の( )穴を用いる。
正解 行間
34.血を除く体内の正常な水分を総称して( )という。
正解 津液
35.天の陽気と地の陰気からつくられる気には、
宗気、営気、( )がある。
正解 衛気
36.先天の精は、五臓のうちの( )に宿る。
正解 腎
37.後天の精とは飲食物より得られる精のことで、
臓腑のうちの( )でつくられる
正解 脾と胃
38.髪の色艶や状態の変化によって五臓のうちの
( )の様子を診る。
正解 腎
39.肝は神気のうちの( )を蔵す。
正常 魂
40.脾は五主のうちの( )を主る。
正解 肌肉
41.両親から受け継いだ先天の精から変化生成した気を
( )といい、臍下丹田に集まる。
正解 原気
42.肺において後天の精と天の気が交わってつくられる気を
( )といい、胸中に集まる。
正解 宗気
43.血と共に脈中を巡る陰性の気を( )という。
正解 営気
44.水穀から血を生成するのに深く関わっている五臓は
( )である。
正解 脾
45.血を蔵する五臓は( )である。
正解 肝
46.血が不足すると腎が蔵する( )を血に変えて補充する。
正解 精
47.血脈を主る五臓は( )である。
正解 心
48.肝の( )作用によって血の流れを円滑にし、
臓腑の機能や精神活動を活発にする。
正解 疏泄
50.脾でつくられた津液は、脾の( )作用によって
上焦の肺に運ばれる。
正解 昇清
51.心は( )の官、神明出づといわれる。
正解 君主
52.心は( )に開竅する。
正解 舌
53.肝は将軍の官、( )出づといわれる。
正解 謀慮
54.爪は( )の余りであり、肝の状態を反映する。
正解 筋
55.脾胃は( )の官、五味出づといわれる。
正解 倉廩
56.脾は五主のうちの( )を主る。
正解 肌肉
57.肺は( )の官、知節出づといわれる。
正解 相傅
58.肺の液は( )である。
正解 涕
59.津液を全身に散布し、理を開いて汗を皮膚から
放散させる肺の働きを( )という。
正解 宣発
60.腎は耳と( )に開竅する。
正解 二陰
61.陣の状態は、五華のうちの( )に反映される。
正解 髪
62.胆は( )の官、決断出づといわれる。
正解 中正
63.胃を働かせる気、及び脾胃の働きによって得た後天の気を
総称して( )という。
正解 胃気
64.小腸は上で( )門に連なって胃と通じる。
正解 幽
65.小腸は( )の官、化物出づといわれる。
正解 受盛
66.人体内に取り入れられた水分は全身を巡った後、
( )作用によって膀胱に集め貯えられ、やがて
( )作用によって尿となって排泄される。
正解 粛降 気化
67.三焦は( )の官、水道出づといわれる。
正解 決涜
68.六腑のうちで体温調節作用があるのは( )である。
正解 三焦
69.奇恒の腑のうちで( )は髄海といわれる。
正解 脳
70.女子胞とは女性生殖器の働きを持つもので、
( )の影響を受けて機能する。
正解 腎気(腎精)
71.女子胞からは、奇経のうちの任脈と( )が起こる。
正解 衝脈
72.経絡の内で、縦方向に走り臓腑と連なるものを
( )という。
正解 経脈
73.表裏関係にある経脈を連ね、経脈から分かれて走行する
大きな絡脈を( )という。
正解 十五別絡
74.正経を気血が巡る順は、手少陰心経の次に( )がっくる。
正解 手太陽小腸経
75.経脈のうちで常に気血が共に多いのは( )経である。
正解 陽明
76.外界の変化である外因により、生体の機能に障害を
生じた場合を( )と呼ぶ
正解 外感病
77.六淫のうち陰に属するのは、( )と寒邪である。
正解 湿邪