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東洋医学臨床論ノート10「耳鳴り・難聴」

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1.現代医学的な考え方
■1)分類
(1)音源の有無による耳鳴り
① 他覚的耳鳴(有音源性)…血管雑音など(稀)
② 自覚的耳鳴(無音源性)
(2)難聴
① 伝音性難聴…外耳・中耳の障害
② 感音性難聴…蝸牛より中枢側の障害
③ 混合性難聴
(3)難聴との関係による分類(難聴と耳鳴は随伴しやすい)
① 伝音難聴性の耳鳴り
② 感音難聴性の耳鳴り…難聴の高低域と耳鳴の高低音とは一致していることが多い。
③ 混合難聴性の耳鳴り
④ 無難聴(単独)性の耳鳴り

1)注意を要するもの
(1)症状
① 音は聴こえるが何を言っているか理解できない
…中枢性難聴
② 片側の耳閉感を伴う耳鳴…耳垢栓塞・外耳異物
③ 急性に発症した難聴で早期には原因・障害部位の不明なもの…中耳炎、突発性難聴

2)適応となるもの
無難聴性耳鳴、慢性症例で難聴に伴う耳鳴(中耳炎後遺症、メニエール病、突発性難聴)
A) 無難聴性耳鳴
(1)病態
検査で聴力障害のない耳鳴
(2)症状
① キーンまたはジーンという表現の耳鳴
② 自覚的な聴力低下はなく、耳鳴のみある。
③ 頸肩のこり、後頭部の重圧感あり。
④ 疲労、睡眠不足、精神的興奮により悪化、睡眠・安静で改善
(3)治療方針
自律神経機能を調整し内耳の血流改善を図る。
(4)治療法
ア.マッサージ
① 後頸部の筋緊張・圧痛・硬結などの反応点を中心に軽擦・揉捏・圧迫を施す。
② 特に、分界項線部の風府、天柱、風池、完骨には入念に圧迫揉捏を施す。さらに翳風へ持続的圧迫を加える。
③ 肩こりの緩解を目的とした施術で、罹患部の循環改善を図る。
イ.鍼灸
① 耳周囲や後頸部の圧痛・硬結・筋緊張などの反応点に刺鍼する。
② 耳門、聴会、聴宮、完骨、風池、翳風

2.東洋医学的な考え方
■1)分類
① 肝火によるもの
情志失調により肝気鬱結となり、それが化火すると清竅に影響して耳鳴り難聴が起こる
また、激怒して肝を損傷し、逆気して起こる場合もある。
② 痰火によるもの
飲食不節や思慮過度、労倦などにより脾胃を損傷し、運化機能が低下すると水湿が停滞して痰が生じる
痰鬱となり長期にわたって改善され ないと化火し、痰火となって清竅を閉塞すると耳鳴り、難聴が起こる。
③ 脾胃虚弱によるもの
脾胃虚弱のため気血の生成が悪く、そのために経脈が空虚となり清竅がうまく栄養されないと耳鳴り・難聴が起こる。
④ 腎精不足によるもの
腎精不足のため髄海が空虚になると耳鳴り、難聴が起こる。

■2)鑑別
①肝火と②痰火による耳鳴り
難聴は実証であり
耳鳴りの音が大きくまたは聴力の低下が突然起こるという特徴がある
耳を按じると症状が増強する。
③脾胃虚弱と④腎虚による耳鳴り
難聴は虚証であり
次第に耳鳴りとなり
音は細く聴力も次第に低下するという特徴がある
耳を按じると症状が軽減または消失する。

1)音による鑑別
① 肝火
潮のような音や風や雷のように聞こえる。
② 痰火
両耳にヒューヒューといった音がし、重い濁った音がする
時に蝋のように閉塞し音がはっきり聞こえない。
③ 脾胃虚弱
耳鳴は疲労すると増悪
かがんだり立ち上がったりするときに激しくなる
耳の中が突然、空虚となったり冷えを感じる。
④ 腎精不足
耳の中にいつも蝉の声がする
鳴き声は低く細い
しだいに重くなる
夜間とくにひどい。





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