問題1.心周期の中で房室弁が開放しているのはどれか。
1.等容性弛緩期
2.充満期
3.等容性収縮期
4.駆出期
解答: 2
問題2.静脈還流を促す因子でないのはどれか。
1.静脈弁による逆流防止
2.骨格筋の収縮によるポンプ作用
3.右心房内圧の上昇
4.吸息時の胸腔内圧低下
解答: 3
問題3.リンパ系の働きでないのはどれか。
1.過剰な間質液の吸収
2.間質液の異物の除去
3.間質液の膠質浸透圧の調節
4.間質液のpHの調節
解答: 4
問題4.正常時の呼吸調節で誤っている記述はどれか。
1.呼吸中枢は延髄にある。
2.血液のpHが低下すると呼吸運動は促進する。
3.吸息で肺が伸展すると吸息は抑制される。
4.動脈血酸素分圧が低下すると呼吸運動が抑制される。
解答: 4
問題5.血液のガス運搬について正しい記述はどれか。
1.酸素は主に水酸基として運ばれる。
2.二酸化炭素は主に重炭酸イオンとして運ばれる。
3.肺での酸素の移動は主にろ過による。
4.組織での二酸化炭素の移動は主に能動輸送による。
解答: 2
問題6.胃液分泌を促進するのはどれか。
1.交感神経活動の増加
2.セクレチン分泌の増加
3.食物による胃壁の伸展刺激
4.酸による十二指腸粘膜の刺激
解答: 3
問題7.糸球体におけるろ過に関与しないのはどれか。
1.血漿の膠質浸透圧
2.ボーマン嚢内圧
3.糸球体の血圧
4.膀胱内圧
解答: 4
問題8.糖質コルチコイドの作用で正しいのはどれか。
1.胃酸分泌を抑制する。
2.血糖値を低下させる。
3.アレルギー症状を抑制する。
4.ストレスに対する抵抗力を弱める。
解答: 3
問題9.細胞外液量の減少時に分泌が促進されないのはどれか。
1.バゾプレッシン
2.甲状腺ホルモン
3.アルドステロン
4.レニン
解答: 2
問題10.大脳の機能で誤っている記述はどれか。
1.基底核はホルモン調節に関与する。
2.体性感覚野は頭頂葉中心後回にある。
3.辺縁皮質は本能行動に関与する。
4.連合野は統合機能に関与する。
解答: 1
問題11.「痛い思いをしたので近寄りたくない。」と思うことに
関係が深いのはどれか。
1.大脳辺縁系
2.大脳基底核
3.中脳
4.延髄
解答: 1
問題12.副交感神経の活動亢進で誤っているのはどれか。
1.気管支筋弛緩
2.唾液腺分泌
3.肝臓グリコーゲン合成
4.涙腺分泌
解答: 1
問題13.自律神経の二重支配を受けないのはどれか。
1.瞳孔
2.心臓
3.副腎髄質
4.胃
解答: 3
問題14.筋紡錘について誤っている記述はどれか。
1.γ運動ニューロンが分布する。
2.Ⅰa求心性線維が分布する。
3.筋の張力を検出する。
4.脊髄反射に関与する。
解答: 3
問題15.痛覚について誤っている記述はどれか。
1.受容器は自由神経終末である。
2.Aδ線維は速い痛みを伝える。
3.新脊髄視床路は局在性の乏しい痛みを伝える。
4.侵害刺激によって屈曲反射が起こる。
解答: 3
問題16.ロドプシンを含む細胞はどれか。
1.錐状体細胞
2.杆状体細胞
3.水平細胞
4.神経節細胞
解答: 2
問題17.酸素分圧が最も高いのはどれか。
1.動脈血
2.静脈血
3.リンパ液
4.肺胞気
解答: 4
問題18.血圧の上昇がみられないのはどれか。
1.還流血流量の減少
2.交感神経の緊張の高まり。
3.末梢血管の収縮
4.侵害受容器の興奮
解答: 1
問題19.副交感神経性唾液分泌について誤っている記述はどれか。
1.漿液性唾液が分泌される。
2.耳下腺は分泌器官の1つである。
3.分泌中枢は視床下部にある。
4.条件反射によって分泌亢進が起こる。
解答: 3
問題20.肝臓の働きについて誤っているのはどれか。
1.アルブミンの合成
2.ガンマグロブリンの合成
3.胆汁の生成
4.コレステロールの生成
解答: 2
問題21.呼吸商について正しいのはどれか。
1.換気障害の有無を示す。
2.1以下の値をとる。
3.摂取した栄養素の量を表わす。
4.基礎代謝量を示す。
解答: 2
問題22.暑熱環境での反応について誤っているのはどれか。
1.皮膚血管支配の交感神経活動低下
2.立毛筋支配の交感神経活動亢進
3.汗腺支配の交感神経活動亢進
4.バソプレッシン分泌の増加
解答: 2
問題23.発汗について誤っている記述はどれか。
1.精神性発汗は全身性に起こる。
2.体温調節にはエクリン腺が関与する。
3.交感神経支配を受ける。
4.温熱性発汗の調節は視床下部で行われる。
解答: 1
問題24.尿量を増やすのはどれか。
1.血液の浸透圧の上昇
2.バソプレッシン分泌の増加
3.細胞外液量の増加
4.大動脈弓圧受容器活動の低下
解答: 3
問題25.エストロゲンについて誤っているのはどれか。
1.排卵期に増加する。
2.ステロイドホルモンである。
3.卵胞刺激ホルモンにより分泌が亢進する。
4.黄体で産生される。
解答: 4
問題26.女性の性周期においてプロゲステロンの分泌が
最も亢進する時期はどれか。
1.卵胞期
2.排卵期
3.分泌期
4.月経期
解答: 3
問題27.神経組織について誤っている記述はどれか。
1.ニューロンには樹状突起がある。
2.軸索内で物質輸送が行われる。
3.髄鞘は絶縁性が高い。
4.中枢神経内のグリア細胞の数はニューロンより少ない。
解答: 4
問題28.内臓-内臓反射はどれか。
1.頚動脈洞圧受容器反射
2.射乳反射
3.ヘーリング・ブロイエル反射
4.伸張反射
解答: 1
問題29.脊髄における運動調節について誤っている記述はどれか。
1.伸張反射は腱反射とも呼ばれる。
2.腱紡錘は腱の伸張により興奮する。
3.拮抗抑制には介在ニューロンが関与する。
4.誘発筋電図でH波の潜時はM波の潜時より短い。
解答: 4
問題30.大脳の機能で誤っている組合せはどれか。
1.大脳基底核 …… 運動の調節
2.中心後回 …… 体性感覚野
3.中心前回 …… 感覚性言語中枢
4.大脳辺縁系 …… 本能行動
解答: 3
問題31.骨格筋について正しい記述はどれか。
1.ミオシンフィラメントはアクチンフィラメントより細い。
2.カルシウムイオンは筋収縮時に筋小胞体に取り込まれる。
3.単収縮より強縮の方が収縮高が大きい。
4.単一筋線維の単収縮を筋緊張という。
解答: 3
問題32.内耳で回転方向の加速度を検出するのはどれか。
1.卵形嚢
2.球形嚢
3.蝸牛管
4.三半規管
解答: 4
問題33.健康成人の体液について誤っている記述はどれか。
1.体液は体重の約60%を占める。
2.細胞内液は間質液と血漿に区分される。
3.細胞外液にはナトリウムイオンが多い。
4.細胞内液にはカリウムイオンが多い。
解答: 2
問題34.血漿蛋白について正しい記述はどれか。
1.α-グロブリンは抗体として働く。
2.アルブミンが最も多い。
3.フィブリノーゲンはホルモンを運搬する。
4.γ-グロブリンは血液凝固に関与する。
解答: 2
問題35.循環系における圧受容器反射について誤っている記述は
どれか。
1.受容器は頸動脈洞や大動脈弓の血管壁にある。
2.短時間(秒単位)で作動する。
3.遠心路は交感神経および迷走神経である。
4.反射中枢は脊髄にある。
解答: 4
問題36.呼吸の反射性調節について正しい組合せはどれか。
1.動脈血酸素分圧の低下 …… 呼吸促進
2.動脈血二酸化炭素分圧の低下 …… 呼吸促進
3.肺伸展受容器の興奮 …… 呼息抑制
4.脳脊髄液中の水素イオン濃度の上昇 …… 呼吸抑制
解答: 1
問題37.大腸について正しい記述はどれか。
1.水分の約95%が吸収される。
2.盲腸から上行結腸にかけて逆蠕動が起こる。
3.蠕動運動は交感神経によって促進される。
4.大腸液は消化酵素を含む。
解答: 2
問題38.体温調節時の産熱に関与しないのはどれか。
1.副腎髄質ホルモンの分泌増加
2.甲状腺ホルモンの分泌増加
3.皮膚血管の拡張
4.ふるえの増大
解答: 3
問題39.排尿時に起こるのはどれか。
1.膀胱支配の骨盤神経活動の増加
2.膀胱支配の下腹神経活動の増加
3.外尿道括約筋の収縮
4.内尿道括約筋の収縮
解答: 1
問題40.血圧調節に関与するのはどれか。
1.エストロゲン
2.成長ホルモン
3.ノルアドレナリン
4.プロラクチン
解答: 3
問題41.性周期について誤っている記述はどれか。
1.排卵に先立って黄体形成ホルモンの分泌が急激に増加する。
2.プロゲステロンは排卵後に分泌が増加する。
3.黄体は着床が起こると退化する。
4.エストロゲンは子宮内膜を肥厚させる。
解答: 3
問題42.神経伝達物質について誤っている記述はどれか。
1.γ-アミノ酪酸は抑制性である。
2.グリシンは興奮性である。
3.オピオイドペプチドは鎮痛に重要である。
4.P物質は痛覚に重要である。
解答: 2
問題43.脳神経について誤っている記述はどれか。
1.動眼神経は副交感神経を含む。
2.迷走神経は内臓求心性神経を含む。
3.副神経は頸部の運動に関係する。
4.舌下神経は味覚に関係する。
解答: 4
問題44.脳波と現れやすい時期との組合せで正しいのはどれか。
1.α波 …… 安静閉眼時
2.β波 …… 睡眠時
3.δ波 …… 精神活動時
4.θ波 …… 感覚刺激時
解答: 1
問題45.大脳辺縁系について誤っているのはどれか。
1.性行動への関与
2.自律機能の調節
3.感覚情報の統合
4.摂食行動への関与
解答: 3
問題46.骨格筋の収縮時に短縮するのはどれか。
1.I帯
2.A帯
3.Z帯
4.H帯
解答: 1
問題47.反射中枢が脳幹にないのはどれか。
1.緊張性迷路反射
2.引っかき反射
3.立ち直り反射
4.緊張性頸反射
解答: 2
問題48.運動感覚に含まれないのはどれか。
1.抵抗感
2.位置感
3.重量感
4.遠近感
解答: 4
問題49.細胞膜について正しい記述はどれか。
1.糖脂質分子が規則正しく配列している。
2.イオンに対して選択的な透過性をもつ。
3.蛋白質分子の二重層膜からなる。
4.脂質に溶けやすい物質ほど細胞膜を通りにくい。
解答: 2
問題50.白血球の働きについて誤っているのはどれか。
1.止血作用
2.食作用
3.遊走
4.抗体産生
解答: 1
問題51.心周期で房室弁が開放しているのはどれか。
1.等容性弛緩期
2.駆出期
3.等容性収縮期
4.充満期
解答: 4
問題52.健康成人の呼吸について誤っている記述はどれか。
1.一回換気量は約500mlである。
2.予備呼気量は約1000mlである。
3.機能的残気量は予備呼気量と残気量との差である。
4.肺活量は最大の換気量である。
解答: 3
問題53.消化管ホルモンについて正しい記述はどれか。
1.セクレチンは膵液分泌を抑制する。
2.ガストリンは胃液分泌を抑制する。
3.コレシストキニンは胆嚢を収縮する。
4.ソマトスタチンは胃液分泌を促進する。
解答: 3
問題54.健康成人の体温について誤っている記述はどれか。
1.腋窩温は直腸温より低い。
2.女性では排卵日以降、低温期になる。
3.皮膚温は環境温の影響を受けやすい。
4.夜間から早朝にかけて低い。
解答: 2
問題55.腎臓による体液の調節について正しい記述はどれか。
1.レニン・アンジオテンシン系はバゾプレッシンの分泌を
促進する。
2.アルドステロンは水素イオンの再吸収を高める。
3.バゾプレッシンは尿量を増加させる。
4.ろ液の水分の99%は尿細管で再吸収される。
解答: 4
問題56.オキシトシンについて誤っているのはどれか。
1.ポリペプチド型ホルモンである。
2.子宮筋を収縮させる。
3.射乳反射を生じる。
4.下垂体前葉から分泌される。
解答: 4
問題57.神経の興奮伝導について正しい記述はどれか。
1.活動電位は両方向には伝導しない。
2.活動電位の振幅は減衰する。
3.伝導速度は温度変化に影響されない。
4.伝導速度は軸索の太さに比例する。
解答: 4
問題58.大脳皮質の機能局在について誤っている組合せはどれか。
1.味覚野 …… 体性感覚野上部
2.運動野 …… 前頭葉中心前回
3.聴覚野 …… 側頭葉上部
4.視覚野 …… 後頭葉
解答: 1
問題59.レム睡眠について誤っている記述はどれか。
1.眼球が急速に動く。
2.脳波が徐波になる。
3.自律神経機能が乱れる。
4.逆説睡眠とも呼ばれる。
解答: 2
問題60.自律神経による拮抗支配を受けていないのはどれか。
1.心臓
2.汗腺
3.胃
4.膀胱
解答: 2
問題61.筋の性質について正しい記述はどれか。
1.骨格筋は不随意筋である。
2.骨格筋は機能的合胞体である。
3.心筋は単収縮のみである。
4.平滑筋には横紋構造がみられる。
解答: 3
問題62.腱反射について誤っている記述はどれか。
1.受容器は筋紡錘である。
2.反射潜時は短い。
3.誘発筋電図でM波として記録される。
4.脊髄反射である。
解答: 3
問題63.痛覚に関与しない物質はどれか。
1.カリウムイオン
2.マグネシウムイオン
3.ヒスタミン
4.ブラジキニン
解答: 2
問題64.網膜の視細胞に含まれる物質はどれか。
1.ロドプシン
2.ペプシン
3.トリプシン
4.サイロキシン
解答: 1
問題65.細胞膜を介した物質の移動で浸透にあたる記述はどれか。
1.溶質分子が濃度勾配に沿って移動する。
2.小分子のものが移動する。
3.水の分子が溶質濃度の高い方に移動する。
4.エネルギーを使って移動する。
解答: 3
問題66.赤血球の破壊で生じるのはどれか。
1.グロブリン
2.フィブリノーゲン
3.ウロビリノーゲン
4.プラスミノーゲン
解答: 3
問題67.体内に二酸化炭素が蓄積した場合に起こるのはどれか。
1.呼吸性アシドーシス
2.代謝性アシドーシス
3.呼吸性アルカローシス
4.代謝性アルカローシス
解答: 1
問題68.心臓のスターリングの法則で正しい記述はどれか。
1.心筋は伸展の度合いに応じた収縮力を発生する。
2.心筋は太さに応じた収縮力を発生する。
3.心筋は長さと無関係に一定の収縮力を発生する。
4.心筋は静脈還流量が少ない程大きな収縮力を発生する。
解答: 1
問題69.毎分心拍出量が増える直接の原因とならないのはどれか。
1.一回心拍出量の増加
2.静脈還流量の増加
3.血圧の上昇
4.心拍数の増加
解答: 3
問題70.胆汁について誤っている記述はどれか。
1.消化酵素を含む。
2.胆汁酸を含む。
3.胆汁色素はビリルビンである。
4.十二指腸に排出される。
解答: 1
問題71.血糖について誤っているのはどれか。
1.エネルギー源となる。
2.グリコーゲンとして蓄積される。
3.食後急速に上昇する。
4.グルカゴンの作用で減少する。
解答: 4
問題72.血液の浸透圧を感受する部位はどれか。
1.副腎髄質
2.脳幹
3.下垂体前葉
4.視床下部
解答: 4
問題73.ホルモンとその作用との組合せで誤っているのはどれか。
1.プロゲステロン …… 妊娠の維持
2.黄体形成ホルモン …… 排卵の誘発
3.エストロゲン …… 卵胞の発育
4.オキシトシン …… 子宮筋の弛緩
解答: 4
問題74.神経組織の損傷でみられないのはどれか。
1.グリア細胞の増殖
2.神経細胞体の再生
3.神経線維の再生
4.神経線維の逆行変性
解答: 2
問題75.自律神経の二重支配を受けないのはどれか。
1.唾液腺
2.心臓
3.立毛筋
4.膀胱
解答: 3
問題76.心筋の特徴で誤っている記述はどれか。
1.強縮する。
2.絶対不応期は骨格筋より長い。
3.自動性をもつ。
4.自律神経支配を受ける。
解答: 1
問題77.膝蓋腱反射について誤っている記述はどれか。
1.受容器は筋紡錘である。
2.多シナプス反射である。
3.α運動ニューロンが関与する。
4.脊髄反射である。
解答: 2
問題78.受容器と神経線維との組合せで誤っているのはどれか。
1.圧覚受容器 …… Aβ線維
2.腱紡錘 …… Aγ線維
3.冷覚受容器 …… Aδ線維
4.痛覚受容器 …… C線維
解答: 2
問題79.痛覚について誤っている記述はどれか。
1.脊髄視床路を上行する。
2.順応しやすい。
3.関連痛は内臓炎症時に生じやすい。
4.鋭い痛みはAδ線維で伝えられる。
解答: 2
問題80.平衡感覚に関与しないのはどれか。
1.有毛細胞
2.コルチ器官
3.リンパ
4.平衡砂
解答: 2
問題81.解糖について正しい記述はどれか。
1.ミトコンドリアの中で起こる。
2.無酸素的に起こる。
3.ブドウ糖の加水分解の過程である。
4.炭酸ガスが発生する。
解答: 2
問題82.細胞内液について正しいのはどれか。
1.血漿と同じ組成である。
2.体重の約15%を占める。
3.細胞外液に比べ蛋白質が多い。
4.細胞外液に比べ量が少ない。
解答: 3
問題83.ビリルビンについて誤っているのはどれか。
1.胆汁成分である。
2.血漿蛋白である。
3.腸内でウロビリノーゲンになる。
4.ヘモグロビンの分解産物である。
解答: 2
問題84.心臓のスターリングの法則で正しい記述はどれか。
1.心筋が伸展されるほど収縮力は高まる。
2.心筋が伸展されるほど心拍数は増える。
3.流入血液量が少ないほど収縮力は高まる。
4.流入血液量が少ないほど心拍数は増える。
解答: 1
問題85.圧受容器の興奮で起こらないのはどれか。
1.心拍数の低下
2.抵抗血管の拡張
3.心拍出量の減少
4.迷走神経活動の低下
解答: 4
問題86.ヘーリング・ブロイエル反射(肺迷走神経反射)で
正しいのはどれか。
1.咳を起こす反射
2.あくびを誘発する反射
3.吸息を抑制する反射
4.呼息を抑制する反射
解答: 3
問題87.消化管からの吸収の仕組みで誤っているのはどれか。
1.拡散
2.能動輸送
3.受動輸送
4.ろ過
解答: 4
問題88.体熱の放散で人体と接触していない他の物体へ直接熱が
伝達されるのはどれか。
1.放射(輻射)
2.伝導
3.対流
4.蒸発
解答: 1
問題89.糸球体におけるろ過に関与しない圧はどれか。
1.糸球体における血圧
2.尿管内圧
3.血漿の膠質浸透圧
4.ボーマン嚢内圧
解答: 2
問題90.随意運動に関与する下行路はどれか。
1.脊髄視床路
2.脊髄小脳路
3.後索路
4.錐体路
解答: 4
問題91.聴覚情報が投射する部位はどれか。
1.中心前回
2.後頭葉
3.側頭葉
4.頭頂葉
解答: 3
問題92.感覚刺激を受けたときに現れる脳波はどれか。
1.α波
2.β波
3.θ波
4.δ波
解答: 2
問題93.単収縮のみを起こすのはどれか。
1.骨格筋
2.平滑筋
3.心筋
4.括約筋
解答: 3
問題94.屈曲反射について正しいのはどれか。
1.痛み刺激で起こる反射
2.腱紡錘への刺激で起こる反射
3.単シナプス反射
4.関節の伸展で起こる反射
解答: 1
問題95.刺激と受容器との組合せで誤っているのはどれか。
1.振動刺激 …… パチニ小体
2.回転加速度刺激 …… 三半規管
3.触圧刺激 …… マイスナー小体
4.温度刺激 …… コルチ器官
解答: 4
問題96.視覚について誤っている記述はどれか。
1.眼の屈折力はジオプトリで表す。
2.瞳孔は入射光の量を調節する。
3.近視では像が網膜の後ろに結像する。
4.杆状体細胞にはロドプシンが含まれる。
解答: 3
問題97.細胞膜の構成成分はどれか。
1.無機りん酸
2.リボ核酸
3.りん脂質
4.乳酸
解答: 3
問題98.線維素溶解に働く物質はどれか。
1.プラスミン
2.トロンビン
3.アルブミン
4.カルシウム
解答: 1
問題99.抵抗血管はどれか。
1.大動脈
2.大静脈
3.細動脈
4.細静脈
解答: 3
問題100.平均血圧について正しい記述はどれか。
1.収縮期血圧から脈圧の1/3を引く。
2.拡張期血圧に脈圧の1/3を加える。
3.拡張期血圧に脈圧の1/2を加える。
4.1日の血圧変動を平均する。
解答: 2
問題101.気道を拡張させるのはどれか。
1.気管線毛運動の亢進
2.気管支平滑筋の収縮
3.交感神経活動の亢進
4.副交感神経活動の亢進
解答: 3
問題102.吸気時の胸腔内圧について正しい記述はどれか。
1.大気圧より高い。
2.大気圧より低い。
3.肺胞気圧に等しい。
4.肺胞気圧より高い。
解答: 2
問題103.胃液の塩酸で活性化される消化酵素はどれか。
1.ペプシノーゲン
2.トリプシノーゲン
3.キモトリプシノーゲン
4.ヌクレアーゼ
解答: 1
問題104.水の再吸収を促進するホルモンはどれか。
1.パラソルモン
2.バゾプレッシン
3.グルカゴン
4.カルシトニン
解答: 2
問題105.尿細管で分泌される物質はどれか。
1.アンモニア
2.ブドウ糖
3.アミノ酸
4.ナトリウムイオン
解答: 1
問題106.黄体ホルモンの作用で誤っている記述はどれか。
1.受精卵の着床を容易にする。
2.乳腺の発育を促す。
3.排卵を促す。
4.基礎体温を上げる。
解答: 3
問題107.静止電位を生じる細胞膜内外の違いはどれか。
1.イオン分布
2.水分分布
3.浸透圧
4.pH
解答: 1
問題108.中枢神経系シナプスの化学伝達物質でないのはどれか。
1.ノルアドレナリン
2.アセチルコリン
3.グルタミン酸
4.クエン酸
解答: 4
問題109.大脳について正しい組合せはどれか。
1.大脳基底核 …… 自律機能
2.連合野 …… 統合機能
3.大脳辺縁系 …… 言語機能
4.中心後回 …… 運動機能
解答: 2
問題110.交感神経β受容体が関与する機能はどれか。
1.心拍数の増加
2.血管の収縮
3.腸管の収縮
4.散瞳
解答: 1
問題111.脊髄の運動ニューロンについて誤っている記述はどれか。
1.細胞体は脊髄前角にある。
2.上位中枢からの入力を受ける。
3.伸張反射の反射弓に含まれる。
4.神経支配比はどの筋も同じである。
解答: 4
問題112.物体を注視するときに起こる反射はどれか。
1.眼瞼反射
2.角膜反射
3.対光反射
4.輻輳反射
解答: 4
問題113.リンパ系の機能について正しい記述はどれか。
1.血液凝固に関与する。
2.間質液中の異物を除く。
3.赤血球の産生を促す。
4.好中球を破壊する。
解答: 2
問題114.凝集素をもたない血液型はどれか。
1.A型
2.B型
3.AB型
4.O型
解答: 3
問題115.心電図のQRS波が表す過程はどれか。
1.心房の興奮
2.心房の興奮消退
3.心室の興奮
4.心室の興奮消退
解答: 3
問題116.心臓迷走神経について誤っている記述はどれか。
1.延髄に起始する。
2.洞房結節に分布する。
3.活動が高まると徐脈となる。
4.房室弁の開閉を調節する。
解答: 4
問題117.呼吸調節におけるヘーリング・ブロイエル反射について
正しい記述はどれか。
1.受容器は圧受容器である。
2.求心路は交感神経である。
3.反射中枢は視床にある。
4.吸息中枢が抑制される。
解答: 4
問題118.特異動的作用による産熱が起こるのはいつか。
1.睡眠時
2.早朝空腹時
3.運動時
4.食物摂取時
解答: 4
問題119.発熱について正しい記述はどれか。
1.体温が39℃になると蛋白質が変性する。
2.発熱物質の作用により産熱が高まる。
3.深部体温は変化しない。
4.中脳が関与する。
解答: 2
問題120.射乳反射を起こすホルモンはどれか。
1.オキシトシン
2.エストロゲン
3.グルカゴン
4.プロゲステロン
解答: 1
問題121.糖質コルチコイドの作用で正しい記述はどれか。
1.血糖値を低下させる。
2.アレルギー症状を抑制する。
3.胃酸分泌を抑制する。
4.ストレスに対する抵抗を弱める。
解答: 2
問題122.出生後数年間で成人の重量水準に達する器官はどれか。
1.脳
2.心臓
3.肝臓
4.腎臓
解答: 1
問題123.ナトリウムポンプで正しいのはどれか。
1.拡散による輸送
2.圧勾配による輸送
3.濃度勾配による輸送
4.能動的輸送
解答: 4
問題124.心筋の特徴として正しい記述はどれか。
1.骨格筋より不応期が長い。
2.強縮する。
3.体性神経により支配されている。
4.絶縁伝導する。
解答: 1
問題125.γ運動ニューロンの特徴として正しい記述はどれか。
1.大脳皮質運動野に存在する。
2.自律神経である。
3.筋紡錘の感度を調節する。
4.錘外筋を支配している。
解答: 3
問題126.随意運動の伝導路はどれか。
1.皮質脊髄路
2.後索路
3.脊髄視床路
4.網様体脊髄路
解答: 1
問題127.脳脊髄液について誤っている記述はどれか。
1.脳室を満たしている。
2.クモ膜下腔を循環する。
3.脈絡叢で吸収される。
4.外的衝撃から脳・脊髄を保護する。
解答: 3
問題128.痛覚に関与しないのはどれか。
1.自由神経終末
2.C線維
3.後索路
4.視床
解答: 3
問題129.解糖系で生成される高エネルギー化合物はどれか。
1.ピルビン酸
2.ATP
3.グリコーゲン
4.乳酸
解答: 2
問題130.第1心音が発生する心周期の時期はどれか。
1.拡張期の始め
2.拡張期の終わり
3.収縮期の始め
4.収縮期の終わり
解答: 3
問題131.脳循環の特徴で正しい記述はどれか。
1.脳血流量は絶えず大きく変動している。
2.心拍出量の約30%を占める。
3.脳動脈は二酸化炭素の増加で収縮する。
4.毛細血管には血液-脳関門がある。
解答: 4
問題132.呼吸の化学受容器反射を起こすのはどれか。
1.動脈血中の酸素分圧増加
2.動脈血中の炭酸ガス分圧増加
3.静脈血中の酸素分圧増加
4.静脈血中の炭酸ガス分圧増加
解答: 2
問題133.酸素化ヘモグロビンが最も増加する酸素分圧はどれか。
1. 25mmHg
2. 45mmHg
3. 65mmHg
4. 95mmHg
解答: 4
問題134.胃液の分泌を促進する消化管ホルモンはどれか。
1.コレシストキニン
2.セクレチン
3.ガストリン
4.ソマトスタチン
解答: 3
問題135.小腸での吸収に適した構造はどれか。
1.絨毛
2.十二指腸腺
3.腸腺
4.回盲弁
解答: 1
問題136.腎臓でナトリウムイオンを再吸収する部位はどれか。
1.糸球体
2.ボーマン嚢
3.尿細管
4.集合管
解答: 3
問題137.内分泌腺とホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。
1.下垂体後葉 …… バゾプレッシン
2.甲状腺 …… サイロキシン
3.膵臓 …… インスリン
4.副腎皮質 …… アドレナリン
解答: 4
問題138.神経筋接合部の特徴として誤っている記述はどれか。
1.インパルスは両方向性に伝達される。
2.伝達物質はアセチルコリンである。
3.クラーレにより遮断される。
4.興奮性シナプスである。
解答: 1
問題139.大脳辺縁系の機能はどれか。
1.言語機能
2.本能行動
3.感覚統合
4.平衡保持
解答: 2
問題140.カテコールアミンα受容体の興奮で生じる効果はどれか。
1.心拍数増加
2.気管支拡張
3.心収縮力増大
4.血管収縮
解答: 4
問題141.筋収縮について誤っている記述はどれか。
1.エネルギーとしてATPを用いる。
2.筋収縮に伴って熱が発生する。
3.運動の多くは単収縮による。
4.強縮が続くと筋の疲労が起こる。
解答: 3
問題142.視覚の情報伝達に関係ない細胞はどれか。
1.視細胞
2.双極細胞
3.水平細胞
4.グリア細胞
解答: 4
問題143.内臓痛の特徴について誤っている記述はどれか。
1.局在が明らかである。
2.持続性のうずく痛みである。
3.吐き気を伴うことが多い。
4.腸間膜を伸展した際に痛みが起こる。
解答: 1
問題144.ヒスタミンを遊離する細胞はどれか。
1.単球
2.肥満細胞
3.好中球
4.リンパ球
解答: 2
問題145.分解酵素を含む細胞小器官はどれか。
1.小胞体
2.ミトコンドリア
3.リソソーム
4.中心体
解答: 3
問題146.細胞外液について正しい記述はどれか。
1.体重の約5%を占める。
2.細胞内液より蛋白質が多い。
3.細胞内液よりカリウムが多い。
4.海水と似たイオン構成である。
解答: 4
問題147.血液の酸塩基平衡を保つのに重要なイオンはどれか。
1.重炭酸イオン
2.マグネシウムイオン
3.カリウムイオン
4.カルシウムイオン
解答: 1
問題148.心周期での等容性収縮期について正しい記述はどれか。
1.心室内圧は動脈圧より高い。
2.大動脈弁が閉じている。
3.心室内容積が増加する。
4.心室内に血液が流入する。
解答: 2
問題149.ペプシノーゲンを分泌する胃腺の細胞はどれか。
1.主細胞
2.副細胞(粘液細胞)
3.内分泌細胞
4.壁細胞(傍細胞)
解答: 1
問題150.胆汁酸の作用はどれか。
1.糖質分解
2.脂肪乳化
3.ビリルビン生成
4.蛋白質分解
解答: 2
問題151.安静時の腎血流量は心拍出量の約何%か。
1. 5%
2. 10%
3. 25%
4. 50%
解答: 3
問題152.排卵後に血中濃度が急速に高まるホルモンはどれか。
1.プロゲステロン
2.黄体形成ホルモン
3.卵胞刺激ホルモン
4.エストロゲン
解答: 1
問題153.神経線維の興奮伝導について正しい記述はどれか。
1.興奮伝導は一方向性に起こる。
2.無髄線維は有髄線維より伝導速度が速い。
3.興奮の大きさは伝導の途中で減衰する。
4.有髄線維では跳躍伝導が起こる。
解答: 4
問題154.感覚性言語中枢のある部位はどれか。
1.前頭葉
2.後頭葉
3.側頭葉
4.頭頂葉
解答: 3
問題155.レム睡眠について誤っている記述はどれか。
1.急速眼球運動が起こる。
2.夢を見ていることが多い。
3.呼吸が乱れることが多い。
4.睡眠時間の75%を占める。
解答: 4
問題156.筋紡錘について正しい記述はどれか。
1.遠心路はα運動神経線維である。
2.γ運動ニューロンの支配を受ける。
3.求心路はⅣ群求心性線維である。
4.錘外筋線維は錘内筋線維より細い。
解答: 2
問題157.錐体路系に属する伝導路はどれか。
1.皮質脊髄路
2.皮質赤核路
3.赤核脊髄路
4.網様体脊髄路
解答: 1
問題158.皮膚反射でないのはどれか。
1.腹壁反射
2.挙睾筋反射
3.足底反射
4.咬筋反射
解答: 4
問題159.網膜で明暗を感じる細胞はどれか。
1.錐状体細胞
2.杆状体細胞
3.双極細胞
4.アマクリン細胞
解答: 2
問題160.体液性免疫に関与するリンパ球はどれか。
1.B細胞
2.好中球
3.単球
4.T細胞
解答: 1
問題161.DNAについて正しい記述はどれか。
1.小胞体にある。
2.1本のラセン構造である。
3.遺伝情報をもつ。
4.2種類の塩基で構成される。
解答: 3
問題162.血漿中のアルブミンについて誤っている記述はどれか。
1.血漿中に最も多く含まれる蛋白質である。
2.細胞へのアミノ酸供給源である。
3.抗体として働く。
4.血漿の浸透圧維持に関与する。
解答: 3
問題163.血圧を上昇させる要因はどれか。
1.抵抗血管の拡張
2.迷走神経活動の亢進
3.心拍出量の増加
4.圧受容器活動の亢進
解答: 3
問題164.心臓でスターリングの法則を示す記述はどれか。
1.右心房に流入する血液が多くなると心拍数が増える。
2.右心房に流入する血液が多くなると心拍出量が増える。
3.左心室から流出する血液が多くなると心拍数が増える。
4.左心室から流出する血液が多くなると心拍出量が増える。
解答: 2
問題165.呼吸について正しい記述はどれか。
1.1回換気量は呼気量と残気量との和である。
2.肺活量は最大の吸気量である。
3.安静呼気時に残気量はゼロになる。
4.吸気時に胸腔内圧が更に陰圧となる。
解答: 4
問題166.小腸粘膜で吸収される物質はどれか。
1.でんぷん
2.麦芽糖
3.ブドウ糖
4.庶糖
解答: 3
問題167.血糖を下げるホルモンはどれか。
1.グルカゴン
2.ガストリン
3.アドレナリン
4.インスリン
解答: 4
問題168.外気温が著しく低下した時体温を維持する機能はどれか。
1.皮膚血管の収縮
2.不感蒸散の増加
3.交感神経活動の低下
4.抗利尿ホルモン分泌の増加
解答: 1
問題169.尿細管で起こる現象のうち体液の浸透圧を下げる要因は
どれか。
1.ナトリウムイオンの再吸収
2.水の再吸収
3.水素イオンの分泌
4.ブドウ糖の再吸収
解答: 2
問題170.サイロキシンの作用で誤っているのはどれか。
1.代謝亢進
2.体温上昇
3.発育促進
4.体液量増加
解答: 4
問題171.α運動ニューロンについて誤っている記述はどれか。
1.起始部は脊髄または脳幹にある。
2.軸索は髄鞘に囲まれている。
3.軸索末端部には伝達物質がある。
4.錘内筋を支配する。
解答: 4
問題172.脊髄反射でないのはどれか。
1.屈曲反射
2.交叉性伸展反射
3.腹壁反射
4.立ち直り反射
解答: 4
問題173.視床下部に調節中枢がないのはどれか。
1.体温
2.摂食
3.姿勢
4.体液量
解答: 3
問題174.大脳皮質の機能局在について正しい組合せはどれか。
1.体性感覚野 …… 中心後回
2.運動野 …… 側頭葉
3.聴覚野 …… 後頭葉
4.視覚野 …… 中心前回
解答: 1
問題175.味覚について正しい記述はどれか。
1.苦味は基本味の一つである。
2.舌の部位による味覚の差はない。
3.受容器細胞は味蕾の基底細胞である。
4.舌の前方3分の2は迷走神経が支配する。
解答: 1
問題176.痛みについて誤っている記述はどれか。
1.鋭い痛みと鈍い痛みとがある。
2.深部痛覚は局在性が明確である。
3.受容器は自由神経終末である。
4.エンドルフィンは内因性鎮痛物質である。
解答: 2
問題177.半透膜を介して水が溶質濃度の低い側から高い側へ
移動する現象はどれか。
1.拡散
2.能動輸送
3.ろ過
4.浸透
解答: 4
問題178.赤血球の産生を促進する因子はどれか。
1.ビリルビン
2.エリスロポイエチン
3.トロンビン
4.フィブリン
解答: 2
問題179.正常成人の安静時1回心拍出量で正しいのはどれか。
1.約30ml
2.約70ml
3.約150ml
4.約300ml
解答: 2
問題180.呼吸調節で正しいのはどれか。
1.延髄の呼吸中枢には呼息中枢と吸息中枢とがある。
2.吸息で肺が伸展すると呼息が抑制される。
3.血液のpHが低下すると呼吸運動が抑制される。
4.動脈血酸素分圧が低下すると呼吸運動が抑制される。
解答: 1
問題181.消化管ホルモンが消化液分泌に及ぼす作用で正しいのは
どれか。
1.ガストリンは胃液分泌を抑制する。
2.コレシストキニンは膵液分泌を抑制する。
3.セクレチンは膵液分泌を促進する。
4.ソマトスタチンは胃液分泌を促進する。
解答: 3
問題182.肝機能で正しいのはどれか。
1.ムチンの分泌
2.セクレチンの合成
3.ガストリンの分泌
4.グリコーゲンの合成
解答: 4
問題183.生体内で熱産生を起こす現象はどれか。
1.発汗
2.カテコールアミンの増加
3.皮膚血管の拡張
4.不感蒸散
解答: 2
問題184.健康成人の尿細管に分泌される物質はどれか。
1.ブドウ糖
2.蛋白質
3.赤血球
4.アンモニア
解答: 4
問題185.下垂体後葉ホルモンはどれか。
1.成長ホルモン
2.カルシトニン
3.オキシトシン
4.アルドステロン
解答: 3
問題186.化学シナプスで誤っているのはどれか。
1.シナプス前ニューロンの興奮は両方向性に伝達される。
2.高頻度の刺激でシナプスの機能は疲労する。
3.シナプス前ニューロンの興奮によって伝達物質が
シナプス間隙に放出される。
4.興奮性シナプスと抑制性シナプスとがある。
解答: 1
問題187.中枢神経系で正しいのはどれか。
1.ブローカの領域は視覚中枢である。
2.ウェルニッケの領域は味覚中枢である。
3.言語中枢は、通常左半球優位である。
4.膝蓋腱反射の中枢は脳幹にある。
解答: 3
問題188.脳神経で誤っている組合わせはどれか。
1.三叉神経 …… 顔面の皮膚感覚
2.顔面神経 …… 表情筋の運動
3.外転神経 …… 舌筋の運動
4.内耳神経 …… 聴覚と平衡感覚
解答: 3
問題189.脳波でα波が最もよく現れるのはどれか。
1.精神活動中
2.安静閉眼時
3.レム睡眠時
4.ノンレム睡眠時
解答: 2
問題190.交感神経興奮によって起こる現象で誤っているのは
どれか。
1.瞳孔散大
2.心拍数増大
3.気管支筋収縮
4.胃液分泌抑制
解答: 3
問題191.骨格筋で誤っているのはどれか。
1.骨格筋には横紋構造が認められる。
2.白筋線維は疲労しにくく赤筋線維は疲労しやすい。
3.筋収縮のエネルギーはATPの分解によって得られる。
4.筋収縮に伴って熱が発生する。
解答: 2
問題192.視覚について誤っているのはどれか。
1.水晶体の厚みを変えて遠近の調節を行う。
2.瞳孔の大きさを変えて明るさの調節を行う。
3.硝子体の働きによって明暗順応を行う。
4.視細胞は色の識別に関与する。
解答: 3