以下の問いに対し、適切なものを選びなさい。
1.母指を用いる手技はどれか。
1.指頭振戦法
2.指頭叩打法
3.三指の術
4.指軽擦法
解答 1
2.体幹部に行わない手技はどれか。
1.艪盪揉捏法
2.母指揉捏法
3.きりもみ揉捏法
4.四指揉捏法
解答 3
3.頭部に行う手技はどれか。
1.牽引振戦法
2.拳摩振戦法
3.把握振戦法
4.肘頭振戦法
解答 2
4.小指側で叩かないのはどれか。
1.切打法
2.合掌打法
3.宿気打法
4.拳打法
解答 3
5.左右交互に動かさない手技はどれか。
1.柳手
2.耳鐘の術
3.車手
4.突き手
解答 2
6.肩甲間部の手掌軽擦はどれか。
1.墨規矩の一
2.墨規矩の二
3.墨規矩の三
4.墨規矩の四
解答 2
7.腹全体に力がなく皮膚のざらつくのはどれか。
1.食痞の腹
2.苦労の腹
3.難治の腹
4.虚人の腹
解答 4
8.結合織マッサージについて誤っているのはどれか。
1.エリザベート・ディッケが創始した。
2.頚部や腰仙部を重視する。
3.皮化結合組織に牽引刺激を加える。
4.基本手技にはかぎ型軽擦と揉捏とがある。
解答 4
9.体幹部以外にだけ行うのはどれか。
1.拍打法
2.指頭叩打法
3.環状叩打法
4.切打法
解答 3
10.強擦法について誤っているのはどれか。
1.屋瓦状強擦法とらせん状強擦法とがある。
2.軽擦法と揉捏法との複合手技である。
3.主に指頭を用いて施術する。
4.主に関節部に応用する。
解答 1
11.筋力と運動法との組み合わせで誤っているのは℃絵rか。
1.筋力0 ー 他動運動法
2.筋力良 ー 自動運動法
3.筋力2 ー 自動介助運動法
4.筋力可 ー 抵抗運動法
解答 4
12.金属プレート挿入者に使用できないのはどれか。
1.超音波療法
2.パラフィン浴
3.赤外線療法
4.マイクロ波療法
解答 4
13.ホットパックについて適切でないのはどれか。
1.湿熱を与える。
2.輻射熱を利用する。
3.加湿する装置をハイドロコレーターという。
4.温度は70~80℃とする。
解答 2
14.結合織マッサージについて誤っているのはどれか。
1.基本手技はカギ形軽擦と揉捏である。
2.頚部や仙骨部を重視する。
3.皮下結合組織に牽引刺激を与える。
4.創始者はディッケである。
解答 1
15.五十肩の体操法でないのはどれか。
1.棒体操
2.アイロン体操
3.はしご体操
4.ウイリアムズ体操
解答 4
16.カイロプラクティックについて誤っているのはどれか。
1.ラトレッジ法は横突起矯正をいう。
2.ナショナル法は棘突起矯正をいう。
3.椎骨矯正には緩圧法を用いる。
4.ストラト法は頚椎矯正をいう。
解答 3
17.指圧の沿革について正しいのはどれか。
1.あん摩や柔道の活法との関連が深い。
2.江戸時代に特に発展した。
3.フランスからの療術が多く取り入れられている。
4.中国を中心に発達した。
解答 1
18.顔面部には行わないのはどれか。
1.母指圧法
2.四肢圧法
3.挟圧法
4.持続圧法
解答 3
19.比較的高い周波数の陰極通電を行うのはどれか。
1.知覚鈍麻
2.こむら返り
3.弛緩性麻痺
4.知覚脱失
解答 2
20.骨膜マッサージについて誤っているのはどれか。
1.フォグラーが創始した。
2.骨芽皮下に触れる部を重視する。
3.骨の上をできるだけ強く円運動を行う。
4.施術時間は1局所3~5分とする。
解答 3
21.リンパマッサージについて誤っているのはどれか。
1.遠心性に施術する。
2.主義には擦法と揉捏がある。
3.滑剤を使用する。
4.老廃物をリンパ系に速やかに吸収させることが目的である。
解答 1
22.看護マッサージはどれか。
1.乳汁うっ滞に対するマッサージ
2.内反足の矯正を目的とするマッサージ
3.褥瘡の予防を目的とするマッサージ
4.胎仔の位置異常に対するマッサージ
解答 3
23.スポーツマッサージについて誤っているのはどれか。
1.競技後マッサージはアイシングを併用することが多い。
2.目的はスポーツ障害の予防と記録の向上である。
3.競技前マッサージは神経興奮を抑制させるため、
強刺激を与える。
4.スウェーデン式、フィンランド式、ドイツ式などがある。
解答 3
24.産業マッサージの目的でないのはどれか。
1.眼精疲労の回復
2.労働災害の防止
3.健康の増進
4.疾病の治療
解答 4
25.物理療法について正しいのはどれか。
1.パラフィン浴は65℃で行う。
2.マイクロ波の波長は6mである。
3.頚椎牽引は体重の1/6を上限の強さとする。
4.赤外線にはメラニン色素沈着作用がある。
解答 3
26.刺激量を決定する要因でないのはどれか。
1.術者の体格
2.手技の種類
3.施術時間の長短
4.患者の感受性
解答 1
27.もみ返しの予防について誤っているのはどれか。
1.皮膚の移動性の範囲で揉捏する。
2.痛みをこらえさせるような強い施術をする。
3.筋をしっかりとらえて圧迫する。
4.初診時から患者の体調の把握に努める。
解答 2
28.骨折の原因として適切なのはどれか。
1.エアロバイク
2.鍼治療
3.低周波通電
4.室内の移動
解答 4
29.推拿の按法に相当するのはどれか。
1.軽擦法
2.揉捏法
3.運動法
4.圧迫法
解答 4
30.圧発汗反射の学説で圧迫側の変化として適切でないのはどれか。
1.発汗の減少
2.皮膚温の低下
3.血圧の上昇
4.鼻粘膜の毛細血管の拡張
解答 3
31.ギリシャ語で「舵取り」を意味するのはどれか。
1.ホメオスタシス
2.サイバネティックス
3.ストレッサー
4.フィードバック
解答 2
32.治療的作用の組み合わせで誤っているのはどれか。
1.鎮静作用 ー 肋間神経痛
2.興奮作用 ー 顔面神経麻痺
3.誘導作用 ー 易痙攣
4.転調作用 ー アトピー性皮膚炎
解答 3
33.レイリー現象の四大特性で誤っているのはどれか。
1.血管運動性の障害が起こる。
2.刺激の種類は何でもよい。
3.同じ反応がみられる。
4.障害が離れた部位に出現する。
解答 3
34.古代九鍼についての記述で誤っているのはどれか。
1.破る鍼、刺入する鍼、接触・摩擦する鍼に大別される。
2.刺絡と関係が深いのは鋒鍼である。
3.長鍼の長さは7寸である。
4.記載のある最も古い書物は黄帝内経の難経である。
解答 4
35.皮内鍼について正しい記述はどれか。
1.長さ3~7㎜の鍼を使用する。
2.鍼は直刺で刺入する。
3.良導絡と関係が深い。
4.耳鍼療法に多く用いられる。
解答 1
37.灸頭鍼について正しい記述はどれか。
1.良質艾を使用する。
2.銀鍼を使用する。
3.熱は輻射により伝えられる。
4.血管収縮作用が著しい。
解答 3
38.刺鍼中の手技で、鍼を深く刺入していくのはどれか。
1.屋漏術
2.管散術
3.軽打術
4.鍼尖転移術
解答 1
39.後揉法の目的で誤っているのはどれか。
1.鍼の異感覚を防止する。
2.筋を弛緩させ抜鍼を容易にする。
3.出血を予防する。
4.気が漏れないようにする。
解答 2
40.ステンレス鍼について誤っているのはどれか。
1.鉄にニッケルとクロムとを加えた合金である。
2.灸頭鍼やパルス鍼に使用される。
3.柔軟性・弾力性に優れ、組織になじみやすい。
4.腐食しにくく高圧滅菌にも耐える。
解答 3
41.打鍼法を創始したのは誰か。
1.御園意斎
2.芹澤勝助
3.太田晋斎
4.藤井秀二
解答 1
42.鍼の規格について誤っているのはどれか。
1.竜頭の長さは約20㎜である。
2.長さの規格は10種類ある。
3.太さの規格は21種類ある。
4.鍼管は鍼より約4㎜短い。
解答 2
43.蓬について誤っているのはどれか。
1.山野に自生するキク科の多年生植物である。
2.保健剤や異調剤としても用いられる。
3.中国の湖南省や熱帯地方などに多く群生している。
4.滋賀県が艾の全生産量の80%を占めている。
解答 4
44.艾の製造過程で正しいのはどれか。
1.初夏に熟した実を刈り取る。
2.蒸気で加熱して水分をとばす。
3.唐箕を用いて精製する。
4.漂白剤でよく晒す。
解答 3
45.腺毛について誤っているのはどれか。
1.T字形したものが多い。
2.多く含む艾ほど熱くなく気持ちいい。
3.主成分はチネオールである。
4.艾独特の芳香を発する。
解答 1
46.良質艾について正しいのはどれか。
1.線維が粗く夾雑物が多い。
2.湿気をおびている。
3.点火しにくく途中で消えやすい。
4.皮下への熱の滲達度が深い。
解答 4
47.学説のうち、非特異的症候群の研究でないのはどれか。
1.緊急反応
2.サイバネティックス
3.ストレス学説
4.過剰刺激症候群
解答 2
48.レイリー現象について誤っているのはどれか。
1.血管運動性の障害
2.刺激の種類は何でもよい。
3.反応の再現性がある。
4.障害は拡散する。
解答 3
以下の問いの「 」内に対し○か×で答えなさい。また、
×の場合は「 」の言葉を適切な語句に訂正しなさい。
1.「手掌」軽擦法は背部や腹部などの比較的広い部位に応用する。
解答 ○
2.「母指」軽擦法は手指や中手骨間のような狭い部位に応用する。
解答 ○
3.二指軽擦法は示指と「中指」との間に施術部を挟んで軽擦する。
解答 × 母指
4.「四指」軽擦法は手足の指に応用する。
解答 × 二指
5.指軽擦法は「腹部」に応用する。
解答 × 足底
6.「母指」軽擦法は輪状に動かしても線状に動かしても良い。
解答 ○
7.二指軽擦法は「胸鎖乳突筋」やアキレス腱を輪状に
揉捏する手技である。
解答 ○
8.「四指」圧迫法は肩背部の特にコリの強い部に行う。
解答 × 母指
9.手根揉捏法よりも手掌揉捏法の方が圧が「強い」。
解答 × 弱い
10.筋をつかんだまま、わずかに引き上げるか加圧する手技を
「把握法」という。
解答 ○
11.あん摩の運動法は主に「他動」運動法を用いる。
解答 ○
12.女子供などの三絃を弾くが如くなす術を「利関の術」という。
解答 × 解釈の術
13.叩打法には神経や筋の興奮性を「亢進」する作用がある。
解答 ○
14.腹部への振戦法は消化吸収を「促進」する作用がある。
解答 ○
15.他動運動法の目的は関節可動域の「拡大」である。
解答 × 維持
16.徒手筋力検査法は筋力を「5段階」で評価する。
解答 × 6段階
17.骨膜マッサージはは「フォッファー」により創始された。
解答 × フォグラー
18.リンパマッサージは「遠心性」に施術する。
解答 × 求心性
19.腹部に対する「弱い」軽擦法は直接便通を促す。
解答 × 強い
20.「母指」軽擦法は骨幹部や顔面部などに応用する。
解答 ○