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解剖学ノート04「内臓系」06内分泌系

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6.内分泌系
・標的器官・標的細胞
特定のホルモンにより、機能に影響を受ける特定の器官・細胞
<内分泌腺に属する器官>
・下垂体
・松果体
・甲状腺
・上皮小体(副甲状腺)
・胸腺
・副腎
・ランゲルハンス島(省略)
・精巣(省略)
・卵巣(省略)
・パラガングリオン

1)下垂体(脳下垂体とも)
(1)位置
間脳の視床下部から下垂し、蝶形骨の下垂体窩に乗る
(2)形態
楕円体
(3)大きさ
小指頭大
(4)重さ
0.5グラム
(5)区分
前葉、中間部、後葉
(6)発生
前葉と中間部は咽頭粘膜から発生する
前葉を腺性下垂体という
後葉は間脳から発生する
後葉を神経性下垂体という
(7)構造
①前葉
被膜と実質よりなる
ア.被膜
結合組織よりなる
表面を覆った後、内部に入り内部を網の目状に区切る
イ.実質
腺細胞が索状または塊状に配列する
腺細胞の多くは細胞質内に分泌顆粒を蓄えている
分泌顆粒の染色性により、腺細胞を3種に分ける
・酸好性細胞
成長ホルモンを分泌する細胞とプロラクチンを分泌する細胞が含まれる
・塩基好性細胞
甲状腺刺激ホルモンを分泌する細胞と、性腺刺激ホルモンを分泌する細胞が含まれる
・色素嫌性細胞
副腎皮質刺激ホルモンを分泌する細胞と濾胞細胞が含まれる
*濾胞細胞は小さな腔を囲んで細胞が球状に集まる
これらの細胞は分泌顆粒を持たず、どの細胞にも分化しうる予備細胞である

②中間部
甲状腺に似る
③後葉
被膜と実質からなる
ア.被膜
結合組織よりなる
表面を覆った後内部に入り、内部を網の目状に区切る
ウ.実質
神経膠細胞、神経膠線維、無髄神経線維よりなる
後葉ホルモンは視床下部の視索上核、室傍核の神経細胞で前駆物質が産生され、この物質が神経線維の中を通って下垂体後葉に運ばれ、神経線維末端から血液中に放出される
このような神経分泌経路を視床下部下垂体系(路)
*視索上核、室傍核=神経核(神経細胞の集合)

(8)分泌の方式(p265)
・視床下部下垂体系(路)
神経細胞が分泌物を産生し輸送し、放出(分泌)する現象をいう
下垂体後葉に見られる

・視床下部漏斗系
下垂体柄の付け根近くにある視床下部の神経細胞体である隆起核で、前葉ホルモン放出因子が産生され、この物質が神経線維の中を通って、下垂体柄の漏斗部の血液中に放出される
このような神経分泌経路を、視床下部漏斗系という
・下垂体門脈系
下垂体柄(漏斗部)の毛細血管中に吸収された全容ホルモン放出因子は、特殊な血管ループである細静脈を介して、前葉ホルモン分泌細胞周囲の毛細血管まで運ばれ、前葉ホルモン分泌の調整を行う
この、前葉ホルモン放出因子を運ぶ細静脈(下垂体門脈)は、前葉で再び毛細血管になる特異な血管系であり、これを下垂体門脈系という
☆上下垂体動脈(前葉)=ウィリスの動脈輪の枝
☆下下垂体道脈(後葉)=内頸動脈の枝
☆下垂体の漏斗部にある毛細血管のかたまりに、視床下部の神経細胞が放出因子を分泌
上下垂体動脈は、二股に分かれて漏斗部の毛細血管と本体部の毛細血管両方に流れ込む
下垂体門脈は漏斗部の毛細血管と本体部の毛細血管を結ぶ細静脈で、漏斗部の毛細血管に分泌された放出因子を本体部の毛細血管に運ぶ
下垂体前葉の本体部分にも毛細血管のかたまりがあり、放出因子が流れ込むとそこで前葉ホルモンが分泌される

(9)分泌物
<前葉>
・成長ホルモン(GH)
・プロラクチン(PRL、乳腺刺激ホルモン)
・甲状腺刺激ホルモン(TSH)
・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
・性腺刺激ホルモン(GnH)
<後葉>
・バゾプレッシン(ADH、抗利尿ホルモン)
・オキシトシン

2)松果体
(1)位置
間脳の後上部(重要)
(2)形態
松笠状
(3)大きさ
小豆大
(4)構造
被膜と実質からなる
①被膜
結合組織よりなり、表面を覆った後、内部を小葉に分ける
②実質
松果体細胞、神経膠細胞、脳砂(カルシウム、マグネシウムを含む桑の実状の凝固物)よりなる
(5)分泌物
メラトニン

3)甲状腺
(1)位置
前頸部で喉頭および気管上部に接する
甲状軟骨の前面下部をU字状に囲む
(2)形態
U字形(兜状)、またはH字形
(3)重さ
18グラム
(4)区分()p266
右葉、左葉、峡部に分ける
峡部が上方に伸び、錐体葉となることがある
(5)大きさ
右葉、左葉の大きさは栗の実大
(6)発生
舌粘膜から
(7)構造
被膜と実質よりなる
①被膜
被膜は結合組織よりなる
表面を覆ったのち内部に入り、内部を小葉にわける
②実質
単層立方上皮よりなる濾胞(甲状腺小胞)と呼ばれる、直系約0.2ミリメートル前後の無数の袋の集まりで、濾胞内部は膠様質で満たされる
★濾胞の表面に並ぶ細胞:濾胞上皮細胞
濾胞腔には甲状腺ホルモンが分泌される
濾胞は毛細血管と結合している
・傍濾胞細胞
カルシトニンを分泌する
濾胞上皮近傍にある
(8)分泌物
・サイロキシン(T4)
・トリヨードサイロニン(T3)

4)上皮小体(傍甲状腺)
(1)位置
甲状腺の後外側縁(背面)で食道両側にある
上下一対ずつある(上上皮小体、下上皮小体)
(2)形態
球状または楕円退場
(3)大きさ
米粒大
(4)数
各側2個(計4個)
(5)構造
被膜と実質よりなる
①被膜
結合組織よりなり、表面を覆ったのち内部に入り、内部を小葉に分ける
②実質
立方形の上皮細胞が列をなして並び、互いに連なって網状を呈する
(6)分泌物
パラソルモン

5)胸腺
(1)位置
胸骨の後ろで心臓の前上方(前縦隔)にある
(3)形態
扁平三角状
(4)区分
右葉と左葉
(5)大きさ
新生児:8~15グラム
2~3歳:さかんに発育
その後:ゆっくりと発育
思春期:30~40グラム
思春期以後:退化し、脂肪組織となる
(5)胸腺リンパ体質
胸腺の退化が抑制され、リンパ性器官が肥大し、刺激に対して特異な過敏症を示す異常体質のこと
(6)構造
被膜と実質からなる
①被膜
結合組織よりなり、表面を覆ったのち内部に入り、内部を小葉に分ける
②実質
細網組織、胸腺細胞、ハッサル小体(上皮細胞が集まったたまねぎ状の塊)よりなる
(7)分泌物
Tリンパ球

6)副腎(腎上体)
(1)位置
腎臓の上端にのる
腎臓と結合組織線維で結合する
(結合組織とは線維被膜の続き)
(2)形態(p268)
右は扁平三角状(幅広く高さが短い)
左は半月状
(3)重さ
7グラム
(4)発生
皮質は腹膜から髄質は交感神経から発生する
(5)構造
被膜と実質よりなる
①被膜
結合組織よりなり、表面を覆う
②実質
皮質と髄質からなる
ア皮質.
結合組織よりなる
脂肪滴を含む大型の上皮細胞が
外層より順に球状帯、束状帯、網状帯を作る
イ.髄質
クロム酸塩で褐色と黄色に染まる二種類のクローム親性(親和性、好性)細胞と、交感神経細胞が存在する
(6)分泌物
①皮質
電解質コルチコイド(アルドステロン)
糖質コルチコイド(コルチゾル、コルチコステロン)
副腎アンドロジェン
②具区腎髄質
アドレナリン
ノルアドレナリン
ドパミン

7)膵臓ランゲルハンス島
消化器の膵臓で前述

8)精巣
男性生殖器で前述

9)卵巣
女性生殖器で前述

10)パラガングリオン(傍神経節、傍節)
パラ:傍ら
グリオン:神経節
パラガングリオンとは、クロム親和性細胞と交感神経要素(交感神経細胞および交感神経線維)が合わさったもの
例)
・副腎髄質:
アドレナリン、ノルアドレナリンを分泌
・大動脈傍体(腰部パラガングリオン)
腹大動脈の周囲に数個ある
・尾骨小体
正中仙骨動脈の周囲に数個ある
・頸動脈小体
総頸動脈が内頸動脈と外頸動脈に分かれる部に一個ある

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