歌詞「みちのく一人旅」山本譲二」
ここでいっしょに
死ねたらいいと
すがる涙のいじらしさ
その場しのぎの
なぐさめ言って
みちのくひとり旅
うしろ髪ひくかなしい声を
せなでたちきる道しるべ
生きていたなら
いつかは会える
夢でも。会えるだろう
時の流れに
逆らいながら
ひとりゆく身の胸のうち
俺は男と
つぶやきながら
みちのくひとり旅
月の松島、しぐれの白河
昨日と明日はちがうけど
遠くなるほど、いとしさつのる
未練が、つのるだけ
たとえ、どんなに恨んでいても
たとえ、どんなにアカリがほしくても
お前が俺には最後の女
俺には。お前が最後の、女
たとえ、どんなにつめたく別れても
お前が俺には最後の女
たとえ、どんなに流れていても
お前が、俺には最後の。女
みちのくひとり旅 / 山本 譲二