眼精疲労解消に筋トレ＆ストレッチ

今日で10月も終わって明日からは11月…、また恒例の健康情報のアクセスランキングの時期やなぁって思ってたんですが、10月にメルマガ、facebook、LINEで配信した健康情報をブログで紹介するのを忘れてました。
10月10日は、あんり治療院の誕生日なんですが、「目の愛護デー」でもあったんです。
「10」という数字を時計回りに90度回転させて、横に２つ並べると、『眉毛と目に見える』ということからきてるらしいです。
…ってことで配信したのが、眼精疲労解消に筋トレ＆ストレッチっていう内容で、カターイ原本を見たい方は…。
⇒http://anry.co/mmb/141010.html
「目」の構造はざっくりと、正面の「角膜」というレンズ、その内側の「水晶体」というしぼりの役割をするレンズ、一番奥の「網膜」という神経線維でできてるんですが、眼精疲労ってどこが疲れてるかわかりますか？
角膜も水晶体も「ただのレンズ」なので疲労することはなく、網膜の神経線維も疲労しないんです。
トランプで「神経衰弱」なんてゲームがありますが、神経は疲労することがないんです。
ではどこが疲労するのかというと、ピントを合わせるために水晶体の分厚さを調節している「毛様体筋」という筋肉があるんですが、この筋肉は疲労します。
近くのものを見ている時、毛様体筋に「ギュ～ッ」とチカラを入れて水晶体を分厚くしてピントを合わせているので、スマホやパソコン、読書などをしている時は毛様体筋でチカラコブを作り続けているのと同じ状態になってるんですね。
ということで、眼精疲労の筋トレ＆ストレッチ法ですが、まず、自分の手の人差し指の指紋を見てください。
次に人差し指をできるかぎり目に近づけます。
両目を寄せて遊ぶという感覚ではなく、できる限り近くで指紋を見るようにしてください。
そして、５ｍ以上離れた場所にある時計の病身などをジィ～ッと見てください。
別に時計じゃなくてもカレンダーでもなんでもいいですが、ボォ～ッと見るんじゃなくてジィ～ッと見てください。
これだけです。
近くを見る、遠くを見る、これだけで眼精疲労の原因となる毛様体筋を筋トレ＆ストレッチすることができます。
この運動は、長時間のパソコン作業などの合間にチョコチョコしてもらうと効果的です。
休憩時間中なども、ボォ～ッとするんじゃなくて、遠くのものをジィ～ッとみるようにしてもらえれば、眼精疲労の解消・予防に効果的です。
また、『老眼』の予防にもなります。
老眼は老化現象の１つですからいつかはなるものなんですが、老眼はどういう状態になってるのかというと、「水晶体が硬くなる」、「毛様体筋が衰える」という２つの原因からなります。
近くを見たり遠くを見たりすることで水晶体の弾力を保つことができますし、近くを見たり遠くを見たりすることで毛様体筋を鍛えてあげると衰えも予防できます。
アンチエイジングは毎日の積み重ねが何よりも大切です。
近くのものを見る作業が続いたら、遠くのものにピントを合わせて毛様体筋をストレッチしてあげてくださいね。