【藤井寺市藤井寺】藤井寺駅南側商店街にある、あん摩マッサージ指圧と鍼の治療院です。首肩こりや腰痛から開放されたい!リラクゼーションや無資格のマッサージは不安、国家資格を持っている人にマッサージして欲しい、そんな方々の為の治療院です。

藤井寺市(藤井寺駅)の鍼灸院・鍼灸治療はお任せ!!

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東洋医学の思想と歴史「鍼」その1本に想いを混めて

どんな鍼?どんな灸?

あんり治療院では、鍼を刺して電気を流して放ったらかし…というような施術はしておりません。
症状のある場所への鍼施術はもちろん、関連する筋肉や経穴(ツボ)、また症状のある場所を流れる経絡などを考えた、東洋医学を基本とした鍼1本1本に意味のある施術を行っております。

鍼を刺す深さについては施術する場所や経穴(ツボ)にもよりますが、2mmから5cmです。
あんり治療院にお越しの方から、最近は鍼を深く刺す鍼灸師が減ったと伺うことがありますが、そういった方から、昔ながらの鍼施術だと喜んでいただいております。

使用している鍼も、施術中に鍼を置く鍼皿も全て使い捨てのものを使用しておりますので、感染症の心配なくご利用いただけます。
鍼施術による感染症では、エイズ(HIV)が感染することはほとんどなく、B型肝炎(HBV)の感染症の恐れがあるとされておりますが、あんり治療院の鍼灸師は年に1回、B型肝炎のウイルス検査をし、B型肝炎を患っておられる方からの感染の予防にB型肝炎ウイルス抗体の予防接種も行っております。
B型肝炎を患っている方でも鍼灸師への感染の恐れはありませんので、安心してご利用ください。

次に灸施術についてですが、あんり治療院では灸施術は行っておりません。
機関紙の弱い方にとっては灸施術の煙が体調に影響するとのことなので、灸施術は行っておりません。

突然ですが、「灸」とは『久』の下に『火』と書きます。
灸には、『久しい火の施術』という意味があり、3日続けて灸施術ををし、1日休んで、また3日というように、毎日の継続で最大の効果が発揮できる施術です。
しかし、そんなに毎日、鍼灸院には通えないのが実際だと思います。

米つぶの半分くらいの大きさの艾(もぐさ)を地肌に直接施術する本来の灸施術は鍼灸師にしてもらわないと難しいですが、最近の鍼灸院や鍼灸整骨院がしている、ストローを短く切ったような筒状の器具に艾(もぐさ)を詰めたインスタントな灸をしてもらうのであれば、薬局で販売している「せんねん灸」を自宅で継続する方が効果的です。
加齢やスポーツで膝に水が溜まったような症状にも、せんねん灸はかなりの効果があります。
あんり治療院では、せんねん灸の選び方や、どの経穴(ツボ)に灸をするといいかなどそういったアドバイスもさせていただきます。

古来よりつたわる伝統的な鍼施術

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古くは遣隋使。遣唐使によって日本に伝わり、西暦984年の文献「医心方」にあん摩とともに鍼も記載されていますが、現在の基本的な鍼の手法は徳川5代将軍綱吉の時代に体系化されました。
その頃より、鍼の発症である中国をはじめ、欧米などでも鍼は研究され発展しておりますが、日本の視覚障碍者の生業とされていたあん摩と鍼施術は、諸外国の「見て刺す鍼」とは異なり、視覚障碍者の手の感覚を重視した『触って刺す鍼』として特異な発展を遂げました。

視覚障碍者が草花を楽しむ時は花や葉に触れて、元気があるか、潤いはどうか、どれくらい咲いているかなどの自然のエネルギーを手で触って楽しみます。
発熱や打撲などで肌が赤くなっているような場合には色調が見れないので、手で触れて熱感を確認したり、腫れているかなども全て手で感じています。

伝統的な鍼施術は、そんな視覚障碍者の手の感覚と、紀元前より積み重ねた経験医学である東洋医学に基づいた施術です。
※近年は中医学という表現をされることもありますが、中医学は第二次世界大戦後に中国が国策として日本で発展した東洋医学と研究結果を中国に逆輸入して独自に体系化したもので、伝統的な東洋医学とは異なり、数十年の歴史しかない医学です。

鍼を施術するスタッフ

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私たち2人、はり師、きゅう師の国家資格を取得したスタッフが担当させていただきます。あんり治療院の鍼を施術するスタッフ

鍼灸師が鍼灸施術をする際、経絡や経穴(ツボ)、関連する筋肉を考えて診察する箇所、施術する箇所を予測して身体に触れますので、いろんな症状の方の全身をくまなく触る、診察する、施術するという経験は積みません。
しかし、あんり治療院の私たち鍼灸師は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格も取得してマッサージ施術もしておりますので、様々な症状の方の全身に触れて、診察して、施術するという経験も積んでおります。
症状によっては鍼灸施術が適しているものや、マッサージ施術が適しているものがありますが、あんり治療院では鍼灸師としての経験、あん摩マッサージ指圧師としての経験を生かした施術をさせていただきます。

あんり治療院の鍼灸師は2人とも視覚障碍者で、大阪府立視覚支援学校(盲学校)を卒業して、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得しております。
創立100年を超える大阪府立視覚支援学校(盲学校)で教え伝えられてきた伝統的な鍼灸施術は東洋医学を基本としたもので、就学中から脈を診察する「脈診」やお腹を診察する「腹診」といった視覚障碍者の手の感覚を重視した診察、経絡や経穴を考えた刺鍼法、東洋医学独特の刺鍼法が普通の鍼灸施術だと教わり、今もその伝統的な鍼灸施術をしております。

私どもの鍼施術にご満足頂いている方がおっしゃるには、最近は鍼を刺して電気を流すという施術や、中医学鍼灸といって脈を診てチョンチョンと数か所に浅く鍼を刺すという施術が多いようですね。
それはそれで正真正銘の鍼施術なのですが、私どもは電気を流しませんし、チョンチョンどころかブスブス鍼を刺します(笑)

鍼が初めてという方は「怖い」「痛い」といったイメージがあるかと思いますので、初めての方はスタッフまでお気軽にご相談ください。

「気」って信じますか?

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「気」というと、気候をイメージする方が多いと思いますが、「気」って信じておられますか?
私は気候の専門家ではないので気候について細かいことはわかりませんが、東洋医学の「気」は気候とは別のものだと思います。

「気」とはヒトの身体の中にあるエネルギー(チカラ)で、健康な時の気の状態は「元気」で「気が元の状態」になっているものをいいます。
気が病んでいる時は「病気」、気が強くなっている時は「強気」、逆は「弱気」、ノホホ~ンとしている時は「のん気」、イライラしてる時は「短気」、行動力を表す「やる気」、他にも、「正気じゃない」、「気疲れ」など、いろんな「気」が付く言葉があります。
こういったエネルギー(チカラ)が気持ちにも筋肉にも内臓にも、身体のあらゆる器官に存在して生命が維持されているというのが東洋医学の「気の思想」です。

経穴(ツボ)というのも不思議なもので、五十肩で腕が上がらないという症状の方に対して、手首近くの経穴(ツボ)を刺激すると腕が上がるようになったり、胃の調子が悪い方に対して、スネにある経穴(ツボ)を刺激すると胃の調子がよくなったりします。
刺激した経穴(ツボ)から影響のあった局所まで離れているのに効果があったということは、この経穴(ツボ)の経絡がこういう風に通っていてその経絡を気が流れて行って生体反応が現れたんだろうといった経験をまとめたものが東洋医学であり、東洋医学は「経験医学」とも言われています。
※現在では、スネの経穴(ツボ)に鍼施術をすると、胃酸がでたことが確認されています。

気や経絡、経穴(ツボ)といった東洋医学の基本となる考え方を元に、伝統的なあん摩施術、鍼灸施術は体系化されて現代にまで受け継がれています。

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予約制(当日・直前予約可) TEL 0120-989-524 [受付]9時~19時(20時閉店)日曜定休

– あんり治療院概要 –

【治療院名称】
あんり治療院
【所在地】
藤井寺市藤井寺1-17-37
【アクセス】
近鉄南大阪線藤井寺駅から南東へ徒歩3分
藤井寺駅南側商店街(藤井寺一番街商店街)中央
藤井寺(葛井寺)西門より北へ約50m
【受付時間】
午前9時~午後7時
※午後8時閉店
【定休日】
日曜日(祝日営業)
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