毎年10月に行われるプロ野球のドラフト会議ってどこかおかしくない?
就職先を自分で決められないなんて何か変だよ……。
2019年のプロ野球のドラフト会議も終わりましたね。
今年は高校生の佐々木くんが騒がれてましたね。
私はネェ、ドラフト会議が嫌いなんですよ…。
ホテルの会議場で年寄りがテーブル囲んでメニューみたいな名簿見ながら『どれにしようか』ニヤニヤしながら考えてさ、何なんだこの状況は!!ってね。
前菜はどうするか…、メインは魚か肉か…、ワインはどれにするか選んでるオッサンたちっぽくないですか?
同じワインを注文した人がいたらくじ引きでアタリを引いた人が飲めるルール、これを人でするか?普通。
Jリーグはドラフト制度みたいなのが泣くって、選手が入団したいチームを選べるらしいんです。
もちろん、チーム側がいらないって判断したら入団できないんですけど、これは一般企業の入社試験も同じですよね。
エントリーシートを持って行っても書類だけで落とされたり面接まで言って落とされたり、内定貰ったとしてももっといい所から内定貰えたら気持ちの少ない方を断れたり…。
仕事って人生そのものじゃないですか、就職先を自分で選べないなんてちょっとおかしいと思うんですよ。
プロ野球なんて入団したくもないところがアタリを引いて交渉にきたりするでしょ、それを断れば次の1年はプロ野球への道が絶たれちゃう。
我慢して入団してもFAとかいうこれまた意味の分からない制度で決められた年数までは他チームへの移籍も認められない。
就職先も選べない、他チームへの転職も認められない、何かおかしいでしょ。
夏の甲子園で優勝した高校のピッチャーで全く活躍できてない選手もいるでしょ、阪神にも日ハムにも、他にもいっぱいいるのかな?
その選手たちも別のチームの指導なら劇的に変わるかもしれないんですよ、でも自分の意思では移れない…。
ドラフト制度何てやめてさ、選手側も球団側も自由にアピールして選手側に選んでもらうようにはできないのかね。
一般企業が会社説明会するみたいにさ、球団独自の設備とか育成マニュアルとか指導法とかを選手それぞれにアピールする。
もちろん有能な選手のみ個別対応ね、そうでもない選手は大部屋で一般説明会でいいじゃん。
有能な選手は自分から売り込みもありね、メジャー乗船の意思とか待遇の希望とかも球団に伝えようよ。
もちろん、何球団に話を持って行ってもOKでさ、内定貰った中から最もいい球団を選ぼうよ。
でも、やっぱり決まりごとは作った方がいいと思う。
新人の年俸と契約金は12球団一律にして、新人契約は5人までで育成契約は7人までとかね。
こうすると人気のない球団には希望者が減るけどさ、人気がないなら育成システムを強化するとか、いろいろ企業努力すればいいと思う。
だって、一般企業だってそうして就職希望者を募ってるじゃん。
こうしたらどの球団に新人選手は集まるんだろうね。
ピッチャーはどう?、実績のある球団に殺到するだろうし、やっぱりDH制があるパリーグに集まるかなぁ。
長距離バッターはどうだろう、ホームランが入りやすい東京ドームとか神宮があるセリーグに集まるかなぁ。
守備と走塁が得意なバッターなら阪神とか?、土と天然芝の休場はいいとかあるのかな。
自分より少し年上に鉄壁の選手がいてたら自分は出場機会がないから他のチームを選んだり、そんな考え方とかもあるよね。
めちゃ面白いと思いません?
監督の采配も先を読まないといけないとかなってさ、将棋のプロ騎士とか人工知能のAIとかなってくるかも。
そこまでなったら…、人気は上がるのか下がるのかどっちだろうね。