プロ野球選手の藤浪晋太郎が新型コロナに感染・発症したらしいですね。
日本人トップクラスの体力があっても感染するとは……。
いやはや…、新型コロナはどうなっていくんでしょうねぇ…。
日本で流行し出したころ、和歌山の病院で医者と看護師が感染しましたよね。
医者と看護師って、感染予防・消毒のスペシャリストなわけですよ。
勤務中は常にマスクして事あるごとに消毒して…、コロナ以外の感染症にも常に気を配ってる…のに感染した。
マスクや消毒では防ぎきれないってことですね。
…で、プロ野球選手の藤浪晋太郎が感染したでしょ。
彼は身長197cmで体重100kgの日本トップレベルの体力を持ち合わせるアスリートですよ。
アスリートのような体力のスペシャリストでも感染・発症しちゃうって、大変だよ…。
医者レベルの予防でも防ぎきれない、アスリート級の体力でも勝てない…、どないしましょ(汗)
そうそう、「感染」と「発症」って違うものです。
ウイルスや菌が身体に入ってきた上体を「感染」といって、体内でウイルスや菌が増殖して様々な症状が現れたら「発症」っていいます。
感染しても自然治癒力で増殖を抑えて発症する前に死滅させれば発症とは言わないんですね。
新型コロナの初期症状として嗅覚異常や味覚異常が現れるって数日前から言われてましたから、藤浪晋太郎の場合は初期症状が現れてるってことで『発症』してるってことになっちゃいますね。
ただ、発熱や咳、肺炎所見が診られなかったということみたいですから、軽い症状であるってことなんでしょうね。
アスリート級の体力があったからここで抑えることができたのなら、やっぱり体力付けておかなきゃダメですね。
藤浪晋太郎はね、「臭いがしない」って思って病院に行ったんですって。
この「臭いがしない」っていうことに気付けるのはホントにスゴイんですよ。
ニオイがするかしないかなんて誰でも分かるじゃんって思うでしょ、それがちょっと違うんです。
今は３月中旬、突然臭いを感じなくなったら…、花粉症かな？って思いません？
初めて花粉症かな？って思ったら、耳鼻科は混んでるからとりあえず市販の薬をしばらく飲みますよね。
もし新型コロナの倦怠感が現れても花粉症って身体がだるくて頭がボォ～ってするらしいし…って思いますよね。
しかも、ニオイが「する」ってのは誰でも分かるけど、「しない」って難しい感覚なんです。
カレー屋さんの前を通ったらカレーのニオイが「した」って、実際に臭いがしてるんだから分かりますよね。
でも、カレー屋さんの前を通ってカレーのニオイが「しない」場合、今日は休みなのかな？、まだカレーの仕込みをしてないのかな？って思っちゃいません？
実際に臭いがしていたとしても感じてないから存在しないって思っちゃうんです。
藤浪晋太郎はワインとコーヒーのニオイがしないからと病院に行ったんですって。
臭いがしないワイン…、悪いワインなのかも奈…とか、店の保存状態が悪いんじゃないか…とか、先にそういう意識になっちゃうと思うんです、私なら。
コーヒーでも同じ、この店のコーヒーは香りが弱いなぁ…とか、家のコーヒーでも古くなってニオイが無くなっちゃったかなって思います。
嗅覚異常も「10が0」になるなら気付くかもしれませんが、『10が3』になった…とかなら今日は疲れてるのかな？とかなりそうですし、肩こり持ちの人だと肩がこりすぎて臭いも分かりにくいわぁとか思っちゃうかも(汗)
味覚異常も同じようなもので、何か今日の味付け薄くない？とか、この店は美味しくないなぁ味しないとか思っちゃうんじゃないかな。
そんな不確かな「感覚」の異常に気付いて病院に行ったのはスゴイです。
アスリートの「自分の身体を見るチカラ」はさすがですね。
ちょっと違う話ですが、私は視覚障碍者で「視覚異常」なんですが、スーパーで商品探すときとか大変なんですよ。
例えばお好み焼きの青海苔を買いに行ったとして、商品を見付けれた時は「あった」という事実があるのでそれだけなんですが、商品がないときは大変。
自分が見付けられてないだけなのか、違うところに置いてあるのか、いつもの所にあるんだけど品切れで並んでないだけなのか、そもそも店に存在しないのか、「ない」という事実を確信できないからずっと探して回らないといけないんです。
昔ね、青のりを買いに行って味付け海苔とか売ってる棚をずっと探してたけど見つからなくてね、探し洩らしかなって思って何度も何度もそこら辺を探し回ってまして、どうしても見つけられなかったんで店員さんを探して尋ねたんです。
こちらです…って案内されたところにあったんですが、そこは海苔コーナーとは全く違うところで、「お好み焼きコーナー」でした(笑)
お好み焼き粉、小さいエビ、鰹節、青のり、お好み焼きソース数種類がまとめられてました(笑)
なんしか…、「ない」ことに気付けるってすごいなって話でした。
