薬に頼らない花粉症対策|食事とツボで症状を和らげる方法

薬に頼らない花粉症対策|食事とツボで症状を和らげる方法

おはようございます。あんり治療院の藤井です。

毎年この時期になると、あちこちから聞こえてくるクシャミ…。花粉症のシーズンがやってきましたね。
クシャミ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状だけではなく、窓を開けられない、洗濯物や布団を外に干せない…など、悩みの多い時期ですね。

そこで今日は「花粉症」についてお伝えさせて頂きます。

[あんりさんからひとこと]
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一般的な花粉症対策

花粉症対策としては、医療機関で注射や鼻の粘膜を焼いたり、抗アレルギー薬や市販薬の服用、マスクや眼鏡、花粉の付きにくい服の着用などが一般的ですね。
上記の花粉症対策は確かに有効な手段だとは思いますが、注射やレーザーで焼くというのはちょっと抵抗があるし、花粉症の薬を飲むと頭がボォ~ッとするし、マスクや眼鏡は見た目や職業柄できないし…。

そんな方には、飛んでくる花粉を何とかするよりも、ひと工夫した食生活で身体の内側からの花粉症対策がオススメです。

花粉症を軽減させる食生活のポイント

花粉症の薬には「抗炎症作用」と「抗アレルギー作用」がありますが、食品に含まれる栄養素にも同じ働きをするものがあります。

それは、「ビタミンC」「ビタミンA」「DHA」です。

ビタミンC

ビタミンCは、アレルギーを引き起こす化学伝達物質の一つである「ヒスタミン」を分解して症状を和らげる働きがあります。

ビタミンCが豊富に含まれているのは、果物や野菜です。
野菜では、ピーマン(特に赤と黄)、ゴーヤ、キャベツ、モロヘイヤ、レンコンなど、果物では、レモン、柿、イチゴ、キウイ、パパイヤなどです。

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や喉、鼻、消化器官などの粘膜を強化して免疫力を高める働きがあります。

ビタミンAが豊富に含まれているのは、レバーや緑黄色野菜です。
レバーでも、鶏>豚>アンコウ>ウナギ>牛の順に多く含まれています。
野菜では、モロヘイヤ、ニンジン、ほうれん草、春菊などです。

DHA

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、アレルギーの原因になる化学伝達物質の生成を制御する働きがあります。

DHAが豊富に含まれているのは魚です。
特に魚の脂の部分に多く含まれていますので、こってりした魚です。
イワシやサバなどの青魚、マグロならトロの部分、眼の裏の脂肪、青魚以外ではウナギ、サケ、筋子などにも豊富に含まれています。

ウナギや筋子はビタミンAとDHAが多く含まれていますし、モロヘイヤやキャベツはビタミンCとAを多く含みます。
料理ができない方にも可能な方法としては、アセロラジュースを飲む、ウナギやサバの缶詰を買ってくる、あとは栄養補助食品、サプリメントなどで補給するなどなど。
もし、栄養補助食品やサプリメントなどで補給する場合、ビタミンAの過剰摂取は他の病気の発症につながりますので、用法・用量にご注意ください。

花粉症を軽減させる食生活改善のポイント

上記に挙げたようなビタミンや栄養の摂取、腸内環境の活性化、適度な運動、十分な休養などで免疫力を高めると、花粉症の症状を最小限に抑えることができると言われていますので、全身のマッサージで疲労の除去や健康を増進することも効果的です。

ちょっと役に立つ家庭の東洋医学

前回の「頭痛」から始まりました、ちょっと役に立つ家庭の東洋医学です。
テーマに効果的な経穴(ツボ)をお伝えさせて頂きます。

今日の経穴(ツボ)は『合谷(ごうこく)』です。

「なぁ~んやぁ!? やっぱり合谷かいなっ!!」

そんな声が聞こえてきそうなほど、超有名な経穴(ツボ)ですが、合谷は面目(顔)の病に効果がある代表的な経穴(ツボ)です。

手のひらを広げて手の甲を見てください。
人差し指と親指の間の水かきの部分を、反対の手の指で触ってください。
そのまま手首の方へ指を滑らせていくと、人差し指と親指の根元の骨がV字に交わるところがあります。
そこが『合谷』です。

水かきの部分の筋肉のことを「合谷」だと思っておられる方が多いですが、水かきの部分の筋肉は「母指内転筋(ぼしないてんきん)」というただの筋肉で、正確な「合谷」ではありませんのでご注意ください。

水かきの根元の部分の骨がV字に交わっているところが合谷だということは、いろんな番組や本でも言われていますが、より臨床的(実践的)な合谷は少し違う位置にあります。

水かきの根元の骨がV字に交わっているところに指を当ててください。
そこから少し人差し指の方へ指を動かしたところで、骨と筋肉の隙間に指を当てて、小指の方向に押してください。
ジィ~ンとしたところが本当の「合谷」です。
経穴「合谷」の場所
※参考までに写真を添付しておきますね。

合谷は、目のかゆみや鼻水、鼻づまりなどの面目(顔)の病に効果がありますが、それだけではありません。

合谷は大腸の経絡に属する重要な経穴(ツボ)なので、腸内環境の活性化、それによる便秘や下痢の改善にも効果があります。
さらにさらに、大腸の経絡は肺の経絡と表裏一体の関係ですので、花粉によるクシャミや、鼻が詰まって口で息をすることによる喉の痛みや咳などにも効果があります。

スギとヒノキが終われば、次はカモガヤにブタクサにイネ…。
一年中私たちを悩ませる花粉症やアレルギーにお困りの時は、「合谷」をうまく利用して元気に乗り切ってくださいね。

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この記事の著者

藤井 理宇(ふじい りゅう)

あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の 厚生労働大臣認定 国家資格を有する施術者。

2007年よりマッサージの仕事に携わり、
2011年に藤井寺市で「あんり治療院」を開業。
以降、施術現場に立ち続けながら、
身体の不調と向き合ってきました。

肩こりや腰痛といった身近な悩みだけでなく、
鍼灸マッサージ治療院には足を運ばない方にも役立つよう、
日常生活やセルフケアの視点を含めた
健康情報の発信を行っています。

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