入浴で体が変わる?HSP入浴法の美容効果と免疫アップ効果

入浴で体が変わる?HSP入浴法の美容効果と免疫アップ効果

おはようございます。あんり治療院の藤井です。

今日は母の日なので皆さんにカーネーションをお贈りしたいところですが、そういう訳にもいきませんので、いつもの【健康情報】とは少し違う、『美容情報』を今日はお伝えさせて頂きます。

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美容の強い味方「熱刺激タンパク質(HSP:Heat Shock Protein)」

すがすがしい日が続く5月ですが、美容の点滴「紫外線」が猛威を振るっています。
1年間の紫外線量をみると、5月から8月が最も多く、夏に比べて日傘や日焼け止めを使用することの少ないこの時期は、最も注意しないといけない時期でもあります。
しっかりと対策していても日焼けしてしまったときの対処法に、『熱刺激タンパク質(HSP:Heat Shock Protein)』というものがあります。

熱刺激タンパク質(HSP)とは、1974年に発見された人体に存在するタンパク質の一種で、『美容』『健康』『免疫UP』に重要な役割を持つと注目されています。
熱刺激タンパク質を増加させることで様々な効果が期待できるのですが、効果を説明する前に、何度も見直してもらいやすいように、先に熱刺激タンパク質の増やし方を説明させて頂きます。

熱刺激タンパク質(HSP:Heat Shock Protein)の増やし方

加圧トレーニングや低酸素トレーニング、ウォーキングなどの負荷トレーニングなどでも熱刺激タンパク質は増加するのですが、最も効果的なのがお風呂です。
熱刺激タンパク質を増加させることを目的として考えられた入浴法で、『HSP入浴法』というのがありますのでご紹介します。
これは汗腺を活性化する作用もあるので、熱中症の予防にも役立ちます。

[check!]熱中症予防・汗腺を活性化してサラサラ汗をかこう

HSP入浴法の手順

では、順にお伝えします。

0.HSP入浴法を実践する前の注意

HSP入浴法は数十分間の入浴で汗をたくさんかきますので、「入浴前」に「しっかりと水分補給」しておいてください。
また、入浴中に体温を測れると、より確実なHSP入浴法を実践できますので、口の中(舌下温)で体温を計測できる体温計があればご用意ください。

1.入浴の方法

40度のお湯なら20分、41度のお湯なら15分、42度のお湯なら10分浸かります。
入浴で体温が38度くらいまで上昇すると理想的です。
この時、お風呂の温度が下がらないように注意してください。
また、入浴時間は「合計」ですので、湯船から上がって休んでいただいても構いませんが、体温が下がらないように注意してください。

2.入浴後はしっかり保温

1のHSP入浴法で上昇した体温を、入浴後も保温します。
パジャマやバスタオル、バスローブなどを使用して、10~20分間しっかりと保温します。
※この時、冷たい飲み物などを飲んで体温を下げないでください。

3.保温後は普段通りに

2の10~20分間の保温が終了したら、自然に体温を下げて終了です。
冷水を浴びたりはダメですが、冷たい飲み物を飲んでも結構です。

4.HSP入浴法の頻度

熱刺激タンパク質を増加させるHSP入浴法には即効性がなく、HSP入浴法の最大の効果が表れるのが2日後といわれていますので、「週2回」程度実践して頂くのが効果的です。
長く実践していくと、常に熱刺激タンパク質が多い状態を維持できますので、少しずつ体質が改善されてくるかと思います。

5.効果が出にくくなったら

継続していくと、身体を温めるという刺激に対して「耐性」が現れます。
1でお伝えしたHSP入浴法で体温が38度まで上がりにくくなったら、1~2週間、HSP入浴法をお休みして、再度、実践してみてください。

6.注意事項

入浴で体温を上げると、思っている以上に体力を消耗し、心臓に思わぬ負担をかけてしまうことがありますので、HSP入浴法は週2回程度の目安で行ってください。
他にも、のぼせてふらついたり、血栓ができやすくなったり、熱中症になることもありますので、十分にご注意ください。

熱刺激タンパク質の作用

上記のHSP入浴法で熱刺激タンパク質を増加させると、様々な効果が期待できます。

0.医学的・科学的な作用

熱刺激タンパク質は、破壊されたタンパク質を修復したり、タンパク質の変性を抑制する機能があります。
卵の白身を加熱すると白く変色するのもタンパク質の変性なのですが、熱刺激タンパク質を加えた卵の白身を加熱しても、なかなか白く変色(変性)しないという実験結果もあります。
皮膚も筋肉も内臓も、人体から水分を除くと、ほとんどがタンパク質で形成されていますので、熱刺激タンパク質の作用は人体にとって非常に重要といえます。

1.美容効果

熱刺激タンパク質はコラーゲン生成にも大きく関わるため、シワの形成を抑制したり、後述の紫外線から細胞を保護する働きにより、シミの形成を抑制することもできるとされています。
また、破壊されたタンパク質の修復が活発になって基礎代謝が向上し、入浴で発汗を促すことで老廃物を排泄し、新陳代謝も高まるため、ダイエット効果も期待できます。

2.健康効果

熱刺激タンパク質と入浴による体を温める効果により、年齢や動脈硬化によって硬くなった血管が、柔らかく若返ることが確かめられています。
また、熱刺激タンパク質には抗細胞死作用や抗炎症作用もあり、アルコールや紫外線など、種々のストレスに対して細胞を保護することも報告されています。
さらに、破壊されたタンパク質の修復が活発になることで、怪我などの治癒も早まるといわれています。

3.免疫UP効果

熱刺激タンパク質は、ウイルスやガン細胞を攻撃する白血球に働きかけ、外敵を退治する能力を飛躍的に高めることが確かめられています。
アメリカでは、この働きを利用してガン細胞を破壊する治療も行われています。
また、欧米諸国では「風邪をひくと風呂に入る」という習慣があるように、風邪の早期回復にも効果があるとされています。

4.その他の効果

熱刺激タンパク質が増えると、疲労物質である乳酸の産生が遅くなり、疲労しにくくなることに加え、入浴で身体が温まることでエンドルフィンという物質が分泌され、疲労や痛みも緩和されます。
また、このHSP入浴法は、うつ病などの治療にも用いられており、精神的に安定し、行動力が向上して気持ちが前向きになるとされています。

HSP入浴法には様々な良い効果がありますので、熱刺激タンパク質を増やすことで、肩こりや腰痛の改善も期待できます。
いつまでも『美しく』、いつまでも『健康』に過ごせるよう、ぜひ一度、挑戦してみてください。

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この記事の著者

藤井 理宇(ふじい りゅう)

あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の 厚生労働大臣認定 国家資格を有する施術者。

2007年よりマッサージの仕事に携わり、
2011年に藤井寺市で「あんり治療院」を開業。
以降、施術現場に立ち続けながら、
身体の不調と向き合ってきました。

肩こりや腰痛といった身近な悩みだけでなく、
鍼灸マッサージ治療院には足を運ばない方にも役立つよう、
日常生活やセルフケアの視点を含めた
健康情報の発信を行っています。

実際の施術経験と国家資格に基づく知識をもとに、
専門的な内容も分かりやすく伝えることを
大切にしています。

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